映画【ドクター・デスの遺産】医師のモデルは実在する!だが、実際は本人の話ではない?

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出典:ドクター・デスの遺産公式HP

11月13日(金)に公開される、映画【ドクター・デスの遺産】。「安楽死」を題材とした映画で、実在する医師をモデルとしています。

しかし・・

「この映画はその医師の話ではない」

というのです。

本記事ではこの映画の犯人「ドクター・デス」のモデル、人物像、そして作品名【ドクター・デスの遺産】の意味について書いていきます。

映画【ドクター・デスの遺産】の実在するモデルとは?

ジャック

出典:サブカルチャーの百科事典

アメリカの、「ジャック・ケヴォーキアン」という医師です。ケヴォーキアンは、1980年代から安楽死についての研究を進め1989年に自作の自殺装置を開発して末期病患者の自殺幇助の活動を開始、その後、総計130人に及ぶ患者を自殺装置で尊厳死させ、「殺人医師」「死の医師」などと呼ばれました。
1998年にALS患者を自殺装置で死亡させました。自殺装置は、通常患者自身が装置を作動させるが、このケースでは患者が自力で装置を作動させることが不可能なため、ケヴォーキアンが装置を作動させました。このため第一級殺人罪で告訴された。
1999年、ケヴォーキアンに対して10から25年の不定期刑とする有罪判決が下され、2007年に健康状態の悪化のため仮釈放されるまで収監されました。釈放後は、自殺幇助は行わず、積極的安楽死についての啓蒙活動を行いました。
2011年、腎臓疾患で83歳で亡くなりました。

 

映画の真犯人『ドクター・デス』とは、どんな人物か?

ドクターデス新カット

出典:公式HP

「人には生きる権利と、死ぬ権利が平等にあるのです」

「死にたいあなたへ 最期は楽に 殺して差し上げます」

これが映画の中での『ドクター・デス』の言葉です。
予告やあらすじなどを見る限り、単純に安楽死で人を殺してしまうので、刑事からは、殺人鬼扱いされています。ですが、患者や家族からしたら、この苦しみから救ってくれる、神とさえ思われるような、上記のセリフのような、優しい言葉をかけていたりするのかもしれません。さらに、本人は自分を犯罪とさえ思っていないと思われます。救いを与えてあげているんだと…。
患者や家族は警察が捜査しても、かばう人が多いです。
筆者は、犯人はとてもやさしい人なんだけど、それが安楽死殺人という違う方向に向いてしまったのかなと感じました。自分が患者や家族の立場だったら、もう苦しまなくていいと感謝さえするのかもしれません。
上の写真の中央部分に顔を消した医師らしき写真があるので、それが真犯人?とも思われます。ただ、原作者の中山七里さんは『どんでん返しの帝王』と呼ばれているので、どんな衝撃の展開で、真犯人が誰なのか気になるところです。

映画の中での『ドクター・デス』の俳優は誰か?

これは原作を読んでいない、筆者の完全な予想ですが、誰が合うかと予想してみました。
医師役といえば、筆者が真っ先に浮かぶのが、ドラマ『ドクターズ』の沢村一樹。今までたくさんの難しい病気の患者さんを救ってきた医師役の人が殺人となると話題性ありそうです。
また『MIU404』で共演した星野源。バディで刑事役だったが今度は敵対する立場になると、こちらも面白そうです。特別出演的な感じでしょうか?
ドラマ『恋つづ』で循環器の医師を演じた、佐藤健。これは筆者が好きなので観たいだけです(笑)普段はツンツンしてても、患者さんにはめちゃくちゃ優しい。そんな人柄もあってるかなと思いました。

映画【ドクター・デスの遺産】は、なぜ【遺産】なのか?

映画の中のドクター・デス(真犯人)は、上記の『ドクター・デス』と呼ばれた医師、『ジャック・ケヴォーキアン』を敬愛しています。亡くなった、ケヴォーキアンの意思を継いだと思われます。そのためドクターデスが遺した【遺産】をもとに、「安楽死」という名の殺人を繰り返しています。ことから、『ジャック・ケヴォーキアン』の話ではなく、彼を敬愛する真犯人の医師の話ということが分かります。筆者もこの事実を知ったときはびっくりしました!

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