【レジェンド&バタフライ】原作ネタバレ!信長と濃姫の愛に涙する読者多数!

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出典:映画【レジェンド&バタフライ】公式HP

2023年1月27日(金)に映画【レジェンド&バタフライ】が公開されました。
織田信長を演じた木村拓哉さんは、多数のバラエティ番組などに出演され、ニュースでもたくさん話題になっています。
岐阜県では、大きな経済効果もあり、まさにキムタクフィーバーとなっています。
ただの歴史映画ではなく、信長と濃姫の絆について焦点を当てたラブストーリーとも言えます。

信長を演じたキムタクは本当にレジェンドだね!

信長と濃姫の愛に泣けるらしいよ!

本記事では、【レジェンド&バタフライ】の原作ネタバレについて書いていきます。

【レジェンド&バタフライ】の原作は?

原作者 矢野隆
出版社 角川文庫
発売日 2022年12月22日

原作者は、今まで多数の歴史小説を書き、多くの賞を受賞してきた、矢野隆さんです。
映画公開前に、小沢良太さんの脚本をもとに書かれた作品です。

【レジェンド&バタフライ】の原作ネタバレ!

レジェバタ原作ネタバレ

出典:映画【レジェンド&バタフライ】公式HP

ここからは【レジェンド&バタフライ】原作のあらすじを整理していきます!
(※ネタバレ注意!)

信長と濃の出会い

那古野城に客が来る。
織田信長(木村拓哉)は、前田犬千代 / 前田利家(和田正人)池田勝三郎 / 池田恒興(高橋努)長谷川橋介(レイニ)ら、幼いころから一緒にいる家臣たちと妻を迎え入れる準備をしていた。
髪を結ったり、腰に縄を巻いたり、身支度を整える。
そこへ、教育係の平手政秀(尾美としのり)が来て、ついに妻となる人が来たと知らされ急いで櫓から見る信長。

数日前、父・信秀(本田博太郎)から、自分はもう長くないから美濃の斎藤道三(北大路欣也)と和議を結び、その娘を妻として迎え入れると告げられた信長。

妻・濃姫(綾瀬はるか)と結婚の儀で三々九度を終え、家臣たちが綺麗な姫だと喜び、信長もまんざらではない。
しかしその夜、信長と濃はお互いに切り合おうとするほど大喧嘩をする。
濃が信長の足を組み、最後には濃の侍女・各務野(中谷美紀)も入ってその場を落ち着かせた。

狩りの勝負

尾張に来て3年。
濃は刀を振るい、闘う練習をする。
自分が男だったら、父のように戦場を駆け回りたかった。

そこへ信長が来て、自慢げに鷹を差し出し、鍋の用意でもしろと濃に伝える。
濃は反抗し、山鳥を狩るなら負けないと言い勝負をする。
結果、濃がたくさん山鳥をとり、信長は全く獲れなかった。
諦められない信長は山奥に入り、崖から落ちてしまう。
それに気づいた濃はなんとか信長を助ける。
崖から海を見た濃は、いつか異国に行ってみたいと語った。

父の死

それから3年。清洲城の改修が行われていた。
今川義元が甲斐の武田と相模の北条と手を組んだため、尾張に向かってくるかもしれない。

そんな中、信長の側室・生駒吉乃(見上愛)が子を授かったと報告してくる。
笑顔で祝福した濃だが、実は悔しかった。

そこへ、信長が美濃へ出陣するという知らせが入る。
急いで止めようとする濃。
森可成(武田幸三)佐久間信盛(浜田学)林秀貞(本田大輔)丹羽長秀(橋本じゅん)柴田勝家(池内万作)らと急いで出陣しようとする信長の元へ、濃が来た。
父とは戦っても負けると止めに来たが、時すでに遅し、父と兄が対立し、父が討ち死にしたと信長の元へ知らせが来た。
信長は父を守るため出陣しようとしていたのだ。

父が死んだと知り、濃は自室へ走りだす。
みんなが追いかけると、自分の役目はもうないと、首を切って自害しようとしていた。
濃に仕える、福富平太郎貞家(伊藤英明)や各務野や信長も追いかける。
信長は、自分の妻であることが役目だと濃の自害をとどまらせた。

2人で勝ちとった戦

父が死んでから4年。今川義元が多数の軍を引き連れて攻めてくることが分かる。
どうしたらいいか分からない信長に、濃は雨の中で桶狭間あたりで疲れた今川の軍勢を襲うことを提案。
信長がこの戦で死んだら自害するつもりだった濃だが、信長は奇跡的に戦に勝って帰ってきた。
濃の顔を見て信長は照れ臭そうに笑った。

桶狭間での勝利から7年。信長はついに美濃を制した。
稲葉山の城に戻ってきた濃と信長。
信長は、自分のものになったこの城を、岐阜城と名付けた。
濃のことを思って、鷺山で気ごころ知れた各務野たちと一緒に暮らすよう伝えるが、濃は怒り、離縁だと言い出す。

お互いに言いあいをしているところへ丹羽が走ってくる。
足利義昭が、京に上り将軍となる手助けを信長に頼んできた。
最初は受け入れない信長だが、濃が美濃だけではなく京も手に入れるよう提案し、それに従う。
しかし、途中には浅井や六角などの敵がいる。
濃は、その敵たちを倒し従わせ兵に組み入れることも提案し、それを信長は受け入れた。
まず、浅井長政には妹を差し出すことで同盟を結ぶ。
濃と信長は今後の戦について朝まで語り合った。

笑顔の再会

信長が京に向かっている間、濃は美濃で過ごした。
提案通りに戦は上手くいき、京で将軍となった足利義昭は信長に涙を流し感謝し、彼を父と呼んだ。

その期間1年ほど、濃はついに信長から京に来ることを命じられた。
清水寺には織田家の旗がひるがえる。
信長に仕える、木下藤吉郎/ 豊臣秀吉(音尾琢真)の案内で本尊へ向かう。
1年ぶりに信長に会う濃は、化粧をした。
しかし、それが白塗りに太眉で信長たちは大爆笑した。

大切な宝物

その後、藤吉郎に後を頼み、信長と濃は2人で京の都へ出かけた。
そこで、濃がかえるの置物を見つけ、信長に似ていると思って見ていると、信長が買ってくれた。
道を進むと、南蛮人が楽器で音楽を奏で、踊っているのを見つけ、2人も回りながら笑顔で踊った。

音楽が終わり、歩いて行くと、今度はスリにあう。
急いで子供を追いかけるとそこは屍があり、異臭が漂った。
男たちが濃を襲おうとしたため、信長が守り、一緒に逃げた。
逃げた御堂の中で、2人は口と口を触れ合わせ、結ばれた。
濃が初めて愛したの織田信長だった。

義弟の裏切り

義理の弟、浅井長政が裏切った。
事の発端は、信長が自分に従わない者を探し出し、越前の朝倉を攻めることにした。
徳川家康(斎藤工)の援軍も招き入れた。
しかし、同盟を結んだ時に、朝倉には手を出さないと約束していたが信長がそれを破った。
だから浅井長政は謀反を起こし、信長は多数の兵を失う。
傷を負い、岐阜城に戻ったが言葉を失い、怒りに震える信長。
そこへ、藤吉郎と明智光秀(宮沢氷魚)が入ってくる。
光秀は冷静に、今すぐ兵を立て直すべきだと訴え、浅井長政を打ち取るよう命じる信長。

濃の流産

そこへ、知らせを受け、横になる濃のもとへ信長は向かった。
濃と信長の子が流れたのだ。
胸を刺す痛みをこらえ、濃に語り掛けるが、「子はまた作ればいい」という信長の言葉に自分はもう年だから産めないと反抗する濃。
濃は、「他にも子がいるからいいんだろう。」信長は、「戦で赤子どころじゃない。」とお互いに厳しい言葉を言い合ってしまう。
濃は子を産めなかったことを謝るつもりだったが、お互い素直になれなかった。
貞家がもう少し心あるお言葉を…と信長に言うも、いまのわしに心などない…と答えその場を去った。
信長は光秀を濃の話し相手として与えるだけが精いっぱいだった。
光秀はおなごごときが戦の足を引っ張ってはなりません。と濃に話した。怒りに震えるが、反抗する体力は濃にはなかった。

我人にあらず!

信長は延暦寺を焼き払えと命じた。
女や子供も焼き払えと言う信長に、戸惑う家臣たち。

1年ほど前、延暦寺の僧たちに信長の味方になるか、静観してほしいと頼んだが、僧たちは朝倉の味方をした。それを背信行為としたのだ。

人のすることでしょうか?と戸惑う家臣たちに、信長は「我人にあらず!」と叫び、家臣や濃の言葉も聞き入れず、延暦寺を焼き払った。
光秀だけが信長に忠実に動いた。

夫婦のかたち

正月早々、久しぶりに会う各務野が、夫と一緒にたくさんの干し柿を持ってやってきた。
幸せそうな夫婦を見てうらやましく思う濃。

信長や家臣たちが酒を飲んで盛り上がる中、冷めた目で見つめる濃。
飲めない酒を無理に飲んだ信長が、廊下で倒れていると濃がそれを起こそうとする。
顔を近づけようとすると濃は信長の顔を叩いた。
怖い顔になった。何人殺せば気が済むのか?と濃は信長に問う。
各務野が干し柿をたくさんくれた話をするも、それを信長は聞かない。
濃は夫婦の話しがしたかっただけなのに。
信長は濃が京へ上れと言うからそれに従ったのに。と思った。

城を出る濃

自室へ戻った濃は苦しいと各務野に打ち明ける。
すると各務野はそれは姫が殿に恋をしているからです。と答えた。
自分でも分かっていたがそれを初めて自覚した。
しかし、信長の気持ちが自分に向いてないと思い、濃は城を出ることを決めた。

信長は貞家に濃を妻として2人で生きて欲しいと頼む。
そんなことは知らず、濃は出ていくことを伝え、信長は濃を離縁した。
信長は引き止めたかったが素直になれなかった。

濃は美濃の鷺山で、貞家や各務野たちとおだやかに暮らした。
貞家は濃のすぐ近くに住み、2人で時々子供たちに字を教えた。
あるとき、胸が痛み、濃は倒れこんでしまう。

7年後の再会

濃が信長のもとを去ってから7年。
信長のもとに貞家が来て、濃の体調が良くないことを知らせる。
急いで信長が濃のところへやってくる。

濃はそこで初めて信長が貞家に夫になるよう頼んでいたことを知る。
貞家がもし自分に好意を持っていたとしたら申し訳なくいたたまれない気持ちになった。
濃は夫を背ける。信長にはきれいな姿の自分を覚えていてほしかった。
年をとりやせこけた姿は見せたくなかった。
信長は安土へ来るよう言い、病気も自分が治すと言った。
だが、濃は自分が信長の戦の邪魔になるのは嫌だった。
断り続けると、各務野が濃に信長の顔を見るよう促す。
すると信長は頬はこけて地獄の底にひきずりこまれそうな顔をしていた。
助けが必要なのは殿のほうにござります。と各務野が言う。
信長も、膝をついてわしのそばにおってくれ…。と頭を下げた。

信長の献身

安土城の天守に濃を背負って信長は登ってきた。
琵琶湖を見渡せる景色に、自慢げな信長だが、濃は憎まれ口をたたいて2人で笑った。
お互い顔色が良くなったようだ。
それから信長は寝たきりの濃のもとへよく顔を出した。
薬草を手に入れ、自分で薬を煎じて濃に飲ませてくれた。

光秀の失望

濃が安土に来て1年。かなり体調が悪くなっていた。
信長は濃が死んでしまうのではないかと心配で、戦どころではない。
家臣たちの前でも心ここにあらずで、信長の前であくびをする家臣すら出てきた。
魔王に惚れこんでいた光秀は、家康が来てもてなす際に、徳川にも家臣たちにも強さを見せつけるための提案をした。
家康が到着し食事をする中、魚が臭うと言い出す信長。
客人に対して失礼だと、光秀を殴った。しかし何をしているのかと情けなくなり、信長は涙が出てしまいその場を離れた。
うまくできなかった。と光秀に謝る信長。
光秀は心では失望していた。

かえるとリュート

ある日、信長はリュートという弦楽器を持って濃のもとへ行く。
南蛮人から譲り受けたと言う。
これから京へ向かうが、戻ったら2人で誰も知らない南蛮船に乗って異国へ行こうと約束した。
濃は信長が買ってくれたかえるの置物を持ち、必ず帰るようまじないをした。
信長はかえるを持ち代わりにリュートを置いていった。
その間、この楽器を練習しておくようにと濃に伝える。

本能寺の変

本能寺で眠る信長。
そこへ光秀の軍勢が攻め込む。
光秀は、「魔王」であった信長を尊敬していたが、今はやる気もなく、そのかけらもない。「人」になってしまった信長に世は統一できないと考えた。
信長の側近・森蘭丸(市川染五郎)が部屋に入り、明智の軍勢が来たと知らせる。
蘭丸と一緒に戦うも、目の前で蘭丸は殺される。

一方、なんとか必死で起き上がった濃は、リュートを弾いてみるが音は聞こえない。

2人の夢

なんとか一番奥の部屋へ逃げ込んだ信長は、自分で腹を切ろうとする。
しかし、かえるの置物が当たって切れなかった。

取りだしてみると、下に転がり、そこから床下につながった。
信長は急いで逃げ出し、馬で濃のもとへ向かった。

目が覚めて、リュートを弾いていた濃は、上手に弾けていると自分でも嬉しかった。
すると信長が帰ってきた。

信長は濃を連れ出し、南蛮へ行く船に乗る。
信長がリュートを弾き、濃は目の前で楽しく踊った。
嵐が来て、2人は他の船員と船に入った水を出し、疲れて座って眠ってしまう。
目が覚めると、朝で南蛮がもう見えていた。
甲板で信長が膨らんだ濃のおなかを笑顔で触った。

朝になり、濃姫の侍女・すみ(森田想)が部屋に入ると、リュートを抱えたまま壁にもたれた濃は動かなかった。笑顔だった。

夢から目が覚めた信長は本能寺にいて、その手には、かえるもなかった。
信長は刀を持ち、首にあて「ずっと好いておった」と言いながら刀を引いて倒れた。

信長と濃姫の愛に涙する読者多数!

1月27日に、映画【レジェンド&バタフライ】を見に行ってきました。
その後、すぐに小説も読み終えました。
あの時、実はこう思ってたんだ。とか、信長と濃姫がお互いをより思いあっていたことが小説を読むと、より分かります。
信長が病気になった濃を迎えに行ったときの各務野の言葉や、南蛮に行く船の夢が2人にとって幸せすぎて、夢から覚めた後が切なすぎて辛すぎて泣けました。

私と同じように小説読んだだけで、涙した方も多かったようです。
個人的には、映画を観てから小説を読んで、また映画を観に行くことをお勧めします(笑)

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