ディズニー・プラスで配信されている、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の第24作品目であり、フェイズ4の幕開けを告げる作品『ワンダヴィジョン』。
『ワンダヴィジョン』の各エピソードとなる、全話解説をしていきます!
毎週金曜日に新エピソードが追加となる『ワンダヴィジョン』、本記事では各話解説記事が更新され次第、本記事でもまとめを更新!
これまでの展開を、おさらいするための記事になっています。
『ワンダヴィジョン』について
『ワンダヴィジョン』は、ディズニー・プラスで配信されている、マーベル作品です。
2019年までは劇場公開作品として、のべ23作品が公開しているMCUの初となるドラマ形式での作品、それが『ワンダヴィジョン』。
2021年1月15日に配信がスタートすると、ディズニー・プラスにアクセスが集中し、サーバーダウンとなるなど、大きな注目を集めています。
監督は、マット・シャクマン。
人気ドラマを手がけるなど、実力は折り紙付き。
脚本や原案、製作を手がけるのは、ジャック・シェイファー。
ジャック・シェイファーは、2021年4月に公開予定のMCU作品『ブラック・ウィドウ』でも原案を手がけるなど、近年はディズニーやマーベルと深い関係にある人物です。
主演は、映画でも同役を演じ続けてきたエリザベス・オルセンとポール・ベタニー。
『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』で本格参戦を果たした、ワンダ・マキシモフとヴィジョンを引き続き演じます。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』の後のストーリーがついに動き出す作品として、シットコムで描かれる作品として常に注目を集める『ワンダヴィジョン』。
そんな本作は、2021年1月15日に1話と2話が配信され、それ以降は毎週金曜日の17時に新エピソードが追加。
1話あたり30分ほどで、全9話からなる。
2021年3月に全エピソードが配信され、その後『ファルコン&ウィンターソルジャー』が始まる。
『ワンダヴィジョン』の物語としては、この後にドクター・ストレンジの続編やスパイダーマンの3作目に繋がるストーリーだと言われています。
『ワンダヴィジョン』を観る前に?
『ワンダヴィジョン』に登場するこれまでのMCUキャラクターたちや、ワンダとヴィジョン、彼らをより理解するためにはどの映画を観れば良いのか…
『ワンダヴィジョン』を楽しむために観ておくべき映画を、紹介します。
それは上記リンク先の記事を読めば、完璧です!
是非、チェックしてみてはいかがでしょうか?
『ワンダヴィジョン』の作品情報
原題:Wandavision
監督:マット・シャクマン
脚本:ジャック・シェイファー
原案:ジャック・シェイファー
出演:エリザベス・オルセン、ポール・ベタニー、テヨナ・パリス、カット・デニングス、ランドール・パークン
公開:2021年1月15日
時間:1話あたり約30分
配信:ディズニー・プラス
『ワンダヴィジョン』全話解説!
ここからは、各話解説になります。
本記事は、毎週新エピソードが配信になる度、増やしていきます。
各エピソードの詳しい情報は、各個別の解説記事にてご覧ください。
本記事では、簡単なあらすじと概要のみになりますので、悪しからず。
1話「公開収録でお送りします」
『ワンダヴィジョン』第1話は、シットコム”ワンダヴィジョン”の一幕。
郊外の街に越してきた、人造人間のヴィジョンと魔法使いのワンダ。
そんな2人が正体を隠して、夫婦として過ごす。
1950年代のシットコムをモチーフに、ヴィジョンの職場の上司を招いての食事会の様子を描いていきます。
物語の最後に、この”ワンダヴィジョン”を観ていた人がおり、何が何だかわからないまま終わる、というのが第一話の概要です。
2話「チャンネルはそのまま」
第2話は、いくつか鍵となる伏線が登場。
詳しくは、リンク先の記事にて解説をしていますので、ぜひチェックしてみてください。
この第2話でも、1話目と同様にシットコムの様子が主軸。
この世界が、現実なのか、過去なのか、何も情報がない中で進みますが、とりあえずワンダとヴィジョンのストーリーがあるので、気になりつつもシットコムの世界観が進行していくといった感じ。
3話「カラー放送」
第2話のラストで、いきなり色がカラーになって終わるという更なる謎展開を迎えていた『ワンダヴィジョン』。
第3話では、その謎の正体などは一切明かされずに、カラー放送としてシットコム”ワンダヴィジョン”が描かれていきます。
第3話では、ワンダの妊娠が描かれていました。
ここにもいくつもの伏線が登場するので、重要な展開を示唆するような第3話です。
4話「番組を中断します」
第4話では、シットコム”ワンダヴィジョン”の放送はお休み。
第2話で登場したジェラルディンらしき、黒人女性の視点でオープニングが始まります。
第4話では、これまでの第1話から第4話に登場したほとんどの伏線が回収されていく、驚愕の展開。
そして本作『ワンダヴィジョン』の時系列も判明。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』から3週間後、というのがこの第4話で判明し、『マイティ・ソー』シリーズのダーシー、『アントマン&ワスプ』のFBI捜査官ジミー・ウーが登場し、いよいよMCUらしさが出てきています。
5話『問題エピソード』
時系列的に言えば、第3話の直後から始まる第5話。
第4話では、第1話から3話の間を描いていました。
今回は、モニカ・ランボーやダーシーたちの視点と、シットコム”ワンダヴィジョン”が同時進行で進んでいき、1980年代が舞台となっています。
今後の物語の鍵を握るのがヴィジョンとなっており、ワンダとの間に生まれる軋轢をどう改善していくのか…
大きく揺れ動く展開に。
そして衝撃のラストは、必見です!
最早、なんでもありな展開が、今後予想もできないものになっていく予感…!?
6話「ハロウィーンの不気味な夜に」
衝撃の5話から続くストーリーとなるも…
至って何事も無かったかの様に、1980年代から当たり前のように1990年代と時代が移り変わり展開するシットコム”ワンダヴィジョン”。
いよいよ折り返しを迎え、ラストに向けての伏線がいくつも登場!
細かい部分も見逃さないための、深まっていくいくつかの謎。
ワンダとヴィジョン、彼らに幸せな結末はあるのか…
事態は、ついに佳境を迎える!!
7話「第4の壁を破って」
遂にヘックスの中に入ったダーシー。
モニカの行動、ワンダの力の強大さなど、続々と明らかになっていき、佳境を迎える第7話。
これまでのいくつかの伏線も回収され、その謎に大きな進展が明かされる。
大注目で、衝撃のラストは見逃すべからず!
8話「前回までは」
8話は、『ワンダヴィジョン』だけではなく、これまでのMCUにおけるワンダの存在、その謎が遂に明かされる展開。
遂に明らかになったヴィラン。
そのヴィランがワンダの能力の秘密を解き明かすため、ワンダの記憶の中に入る展開が肝となる。
これまでMCUではセリフでしか明かされなかった、ワンダがトニー・スタークを恨んでいた理由が判明。
さらには、なぜワンダは幸せの象徴にシットコムを選んでいたのか…
その秘密が、暴かれます!
最終話「シリーズ最終回」
いよいよ、『ワンダヴィジョン』のヴィランと直接対決となる最終話。
これまでワンダは、超能力者としてアベンジャーズの一員でしたが、このエピソードで遂にMCUとして初めてスカーレット・ウィッチの名を手に入れることになります。
その経緯が描かれていきます。
そしてここから、ヴィジョン、モニカ、ダーシー、ジミー・ウー、S.W.O.R.D.など、更なる派生をしていくだろう、終わりにして始まりを告げるエピソード。
そして、次につながるポスト・クレジットシーンは見逃すべからず!
『ワンダヴィジョン』各話解説・まとめ
以上、『ワンダヴィジョン』の各話解説でした。
3月5日に遂に物語が完結した『ワンダヴィジョン』。
すでにシーズン2への期待の声も挙がっていましたが、今後は『ワンダヴィジョン』としてではなく、スカーレット・ウィッチとして単独作の可能性も十分にあるでしょう。
ここからは、とりあえず再登場となるのはドクター・ストレンジの続編と言われているワンダ・マキシモフ。
ここから1週間の間を開けて、3月19日にMCUフェイズ4第2弾となる『ファルコン&ウィンターソルジャー』へと、物語は切り替わっていきます。
もはや、衝撃の展開で一気に観客を虜にした『ワンダヴィジョン』。
期待を超えてくる展開に、MCUからはいっときも目が離せません!
関連記事
上記記事は、『ワンダヴィジョン』における、ワンダ・マキシモフの行動について過去作から紐解いたものになります。
『ワンダヴィジョン』だけではなく、MCUにおけるワンダのポジションを理解してこそ、このドラマを120%楽しめるものになります。
なので、是非とも合わせて読んでいただけると、より理解を踏めることができる、そんな内容になっています。
『ワンダヴィジョン』には、2人のサプライズキャストが存在することが判明。
その内の1人は第5話にて登場。
もう1人、知られざるサプライズキャストを予想しました。
配信前の段階で執筆したものになります。