【ワンダヴィジョン】3話レビュー!遂にシットコムの謎が明らかに!?

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MCUドラマ『ワンダヴィジョン』は、ディズニーの月額ストリーミングサービス、「ディズニー・プラス」で配信している連続ドラマです。
毎週金曜日の17時に最新エピソードが配信され、2021年1月27日時点では、第3話まで配信されています。
MCUのフェイズ4の1作目となり、これまでにないシットコム形式のドラマで、異様なスタイルを辿っていることでも話題の本作。
その第3話の謎を解説!

これまでの『ワンダヴィジョン』

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これまでの『ワンダヴィジョン』は、モノクロでストーリーが展開。
そして物語のラストに、このシットコムの世界ではなく、現代の何かが数秒描かれて終わるというのが通例となっています。
まず、この『ワンダヴィジョン』で題材となっているシットコム。
1話目と2話目がモノクロということは、時代的には1950年代から1960年代の初期がベースになっています。
アメリカでは、1965年以降に爆発的に普及したので、『ワンダヴィジョン』の1話目と2話目は1950年代から60年代にかけて、時代背景が設定されていると見る事ができます。
この年代を投影するというのは、ストーリーに関係するのかは今はまだわかりませんが、今のところはシットコムを用いるということで、製作側がオマージュを捧げているものと思われます。
アメリカのテレビにおいて、シットコムは歴史の一部分でもあり、敬意を評して。
事実同じモノクロの1話目と2話目でも、オープニングの凝り方などで、時代が進んでいることなどがはっきりと見て取れます。
内容については、下記関連記事にて詳しく書いているので、そちらを。
1話目と2話目を経た段階では、まだこのシットコムがなんなのか、現在ワンダはどんな状況なのか…
ということは一切わからず。
謎に満ちたまま、ということになります。

関連記事

『ワンダヴィジョン』の他のエピソードのレビューは、下記関連記事にてまとめてあります。
興味ある方は、ぜひ一読してみてください。

第3話の『ワンダヴィジョン』

ここからは『ワンダヴィジョン』の3話目のレビューを行なっていきます。
これまでの『ワンダヴィジョン』で、このシットコムはTVプログラムで、間にCMが挟まったり、非常に凝ったものだという事がわかります。
1話目のラストで、モニターに映し出されていた事が判明したので、これはワンダの意識下のものではないのか?
なんて憶測も、あった事でしょう。
しかし、3話目でこのシットコムの正体の片鱗がラストに登場します。
第2話で登場していた、ジェラルディン。
彼女が鍵を握ります。
シットコム”ワンダヴィジョン”に登場するジェラルディンは、なぜかピエトロのことを知っていました。
ピエトロとは、ウルトロンに殺されたワンダの双子の弟。
シットコムのいち登場人物であるジェラルディンが、何故現実世界の出来事を知っているのか…
それは、3話目のラストに明らかになりました。
そう、ジェラルディンとは、現実世界の人物で、どういう方法かで、このシットコム”ワンダヴィジョン”の世界に潜り込んでいたのです。
それと同時に、隣人などの登場人物の様子もおかしいという描写が描かれており、この世界は奇妙であることが明らかになっていきます。
そして、このシットコム”ワンダヴィジョン”は、ワンダの意識下の出来事ではなく、おそらくワンダが作り出している世界であることが、3話目のラストに描かれています。
ジェラルディンは、結界の中から出ていたことや、その遠くに結界が張られていることが写っています。
まだ3話目の状況で、紐解くのはここが限界です。
この結界がどういうもので、ワンダはどういう状況なのか…
それはこの後に、徐々に明らかになっていくことでしょう。

ワンダヴィジョンのこれから

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もしかすると、今後ワンダ・マキシモフは再び、アベンジャーズなどヒーローたちの敵として、ヴィランになる可能性があります。
原作では、子供を欲したワンダが、子供ができない理由をアベンジャーズのせいにして、再び敵として彼らの前に現れるからです。
”子供を欲する”というのがキーワードで、言うなれば家庭が欲しかったワンダ。
けど、こんな力を持って愛する人を失ってしまった失意のワンダ…
再びヒーローたちに牙を剥くという”事の経緯”が、このワンダヴィジョンで描かれていくのではないか‥
ゆえに、この後にストーリーが繋がると言われている『ドクター・ストレンジ』の続編では、もしくはそれ以降に、もしかするとワンダはヴィランとして登場するのではないでしょうか…?
その出来事をさらに確証のものにするのは、原作で再びアベンジャーズの敵となったワンダは、ドクター・ストレンジによって倒されるからなのです。
このワンダヴィジョンは、原作で描かれている現実改変のストーリーを踏襲しているのかもしれません。
ワンダが作り出した世界で、理想の生活をします。
これはあくまで、原作のストーリー。
でも、今回のMCUの『ワンダヴィジョン』にも、あまりにも共通項があるのです。
でもこれがまだ、憶測の域を出ないのは、ワンダのストーリーにX-MENのマグニートーが深く関わること。
マグニートーは、ワンダの父親と言われている人物。
旧20世紀フォックス版のX-MENでも、クイックシルバーがマイケル・ファスベンダー演じるマグニートーのことを父親だという描写が登場していたことから、やはり、この親子の関係性は必然と言えるでしょう。
しかしMCUにまだ、X-MENを描く計画はありません。
これがどのように作用するのか…
注目の第4話は、もうまもなく配信を迎えます。

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