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【風、薫る】第8週あらすじ!36話、37話、38話、39話、40話

見上愛×上坂樹里ダブル主演の朝ドラ「風、薫る」第8週「夕映え」のあらすじと感想を紹介します。

36話、37話、38話、39話、40話の回で、放送日は5/18(月)~22日(金)です。

第8週は、看護婦見習い・りん(見上愛)が侯爵夫人の千佳子(仲間由紀恵)の担当になって奮闘していきます。

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【風、薫る】第8週あらすじ・感想

36話:りんが千佳子の担当に

りん(見上愛)・直美(上坂樹里)はバーンズ先生とともに、多田院長(筒井道隆)らに呼ばれた。りんが千佳子(仲間由紀恵)の看護を頼まれた。直美はバーンズ先生の言葉を通訳する。バーンズ先生は、りんには荷が重いというテイで断る。何かあったら看護婦養成所のせいにしようとしてるのを見抜いているからだ。

多田はりん本人の気持ちを尋ねる。りん(見上愛)は、千佳子(仲間由紀恵)の看護を任せてほしいと引き受けた。

しかし千佳子は、りんを受け入れようとしない。脈は測らせてもらえず、体温計もあとで測っておくからと言われて渡すのが精一杯。状態確認のための看護記録をつけようと、食事について質問するが、千佳子でなく女中が答える始末。お通じについて尋ねると「無礼」と怒られてしまうりん。

その後も千佳子から冷たい態度を取り続けられたりんは、どう接すればいいのか悩んだ。

寮での夕食中。りんは、直美(上坂樹里)、多江(生田絵梨花)、喜代(菊池亜希子)たちに相談し、千佳子と向き合うためのヒントを得る。それは「患者さんとおんなじ気持ちになってみる」という考えだ。

翌日。患者の気持ちになることを実践しようとするりんは、千佳子に「奥様のおつらい気持ちはよくわかります」と言った。その瞬間、千佳子が枕を床に叩きつけ「気持ちが分かるなんてたやすく言わないでちょうだい。私は病人であなたは私を看護する看護婦とやらなんでしょ? 思い上がらないで」と激怒したところで幕が閉じた。

最後の激怒、ビックリしました。さすが「ごくせん」(日本テレビ系)の主人公、任侠の世界で育った喧嘩が強い教師“ヤンクミ”を演じた仲間由紀恵さんです(笑)。

しかし、りんは患者の気持ちに立って寄り添うのはいいんですけど、乳がんを患う千佳子と同じ気持ちになるのは難しいのでは?地雷踏んだという感じですが、千佳子でなくても怒ると思います。りんってこんな無神経な人でしたっけ?分からないけど分かりたい気持ちを示すのは大事ですけど…。ここから信頼回復できるのでしょうか?りんちゃんには頑張ってほしいですが・・・。

37話 看護婦として…

りん(見上愛)は、乳がんを患う千佳子(仲間由紀恵)の気持ちに寄り添おうとするが、「思い上がらないで」と突き放されてしまう。

同じ頃、直美(上坂樹里)も担当患者の丸山(若林時英)から「患者の気持ちなんてわかんなくて当たり前」と痛いひと言を言われてしまう。直美は丸山に私の気持ちも伝わらないと切り出し「『一ノ瀬の時は極楽だった』って言われた私の気持ちなんて何も…だーれにも…」とこぼす。丸山は謝って…。

その後、丸山は直美の頼みで助教授・藤田(坂口涼太郎)にゴマをする。その様子を見ていた看病婦・フユ(猫背椿)は「ずるい女ね」という。直美は「ずる賢い女って言ってもらえます?」と返答した。

千佳子の病室に夫と息子が見舞いに訪れる。千佳子が退院したいと騒いだことで、説得に来たようだ。千佳子は 「手術を受けたところで治る見込みは半分もない」という。しかし息子は手術を受けないとその半分の可能性もなくなる、と正論をぶつける。千佳子も理屈はわかっていると怒る。夫が千佳子の好物カステラを用意するが、千佳子は不機嫌のまま

看護婦の詰所にて。りんを探す直美は「りん見なかった?」と問う。それまで「一ノ瀬さん」と呼んでいた直美だったが、りんを呼び捨てにした。一期生たちは驚いて、多江(生田絵梨花)や喜代(菊池亜希子)たちは互いに下の名前で呼び合い、仲を深める。

その頃、中庭で一人佇んでいたりん。そこに直美がやってきて話しかける。りんは、かえって怒らせてしまったと話す。直美も丸山に同じように気持ちは分からないと言われたという。

りんは自分が悩んでいた時にも同じように悩んでいた友人(※シマケン(佐野晶哉)のこと)救われたということを話す。すると、直美は「友人でも家族でもない。仕事だったら同じ気持じゃだめなんじゃない? 看護婦として患者の気持ちをわかる、わかるように努める。どうやったって患者と同じ気持ちになれないんだから」とアドバイス。

日が暮れてきた。そこへ、一期生たちが敷物とお弁当を持って中庭にやって来る。この場所は直美以外、みんな同じように落ち込んで来たことがあるという。仲間たちと一緒に談笑しながらおにぎりなどを食べて、りんは深く救われる。そんな時、ふと、りんは千佳子が個室でひとりで寂しくないのかな、と思いをはせる。

直美はついに患者さんまで取り込んで、利用して、本当にずる賢いキャラクターです。いい意味で。そして、りんは解決方法がないまま中庭で悩んでいます。そこにやってきた直美や1期たちとの触れ合いがとても心温まる感じで良かったです。最初はあんなにギスギスしてたのに、今では下の名前で呼び合えるまでになるなんて。たしかに、奥様は寂しいでしょうね。この経験から、りんは奥様をピクニックでも連れ出すかもしれませんね。

このドラマは正論では人は動かないって展開がたまにあると思います。今回の千佳子の息子の手術しか道はないんだからワガママ言わないでほしいという声掛けも正論。でも正しいことを言われると、傷つくというのはあります。苦しみを分かってほしいし、たとえ分かってもらえないとしても分かろうとしてほしいものだと思います。直美が言ってた「わかるよう努める」ことが大事なのかな、と感じます。

38話 他人だから話せることもある

千佳子(仲間由紀恵)の病室に、主治医の今井(古川雄大)、黒川(平埜生成)、藤田(坂口涼太郎)が訪れ、夫・元彦(谷田歩)の前で病状について話そうとする。千佳子のわずかな表情の変化に気づいたりんは持っていたものを落として、注意を自分に向かせた。そのことに気づいた千佳子は、別の日にしてほしいと今井らに頼む。

千佳子は相変わらず心を閉ざしたまま。りんは千佳子の本当の気持ちをわからないと切り出し「看護婦見習いは他人です。ですから、ご家族のように気遣う必要もありません」、だから愚痴でもなんでも話をしてほしいと話す。

すると千佳子は「手術は受けたくありません。手術を受けて生き長らえたいほど、強欲な恥知らずではありません。華族といっても元は武家。武家の女らしく潔く死にます」と語る。

りんは同じく自身も武家出身であることを明かした。千佳子からなぜ看護婦になったのかと問われ、「この仕事は、この手は、多くの人を助けると看護婦養成所で教わり、さらに働きたいと思うようになりました。私はまだまだですけど。でも奥様の生きる助けになりたいと思っています」と笑顔で答える。

りんは千佳子に何かできることはないかと尋ねる。千佳子はしばらく考えると、シーツ交換を頼んだ。初めて千佳子から何かを頼まれた…。

一方、瑞穂屋には槇村(林裕太)と兄の宗一(上杉柊平)、シマケン(佐野晶哉)が現れ、そこに安(早坂美海)もやってきた。安は宗一に一目惚れしたもよう。宗一は東京の役人だ。美津(水野美紀)はシマケンに「仲立ちをお願いします」と頼む。

道を歩いていると、「夕凪」(ゆうなぎ)という女郎と間違えらえた直美。しかし夕凪はもう年齢を重ねているという。直美は気になって声をかけてきた男性を追うと、そこには寛太(藤原季節)がいた。(つづく)

直美と夕凪が似ていて、しかも夕凪は直美よりかなり年上らしいから、夕凪は直美の母の可能性がありますね。だからこそ男のことを尾行したんでしょうけど。夕凪を知る「先生」と呼ばれる男性の正体とは?そして久しぶりに登場した寛太の目的とは一体? ミステリアスな展開になってきました。

そして安の恋のエピソードが急に挿入されました。安はりんとシマケンの仲良さげな会話を羨ましい感じで遠くから見てた場面もあり…。てっきり私は、安はシマケンのことが好きなのでは?と思っていたのですが、どうやら違うんですかね。早とちりしました(笑)

そして、りんと千佳子の関係にも変化があった回でした。たしかに、家族だから言えない本音も、仕事で関わってくれる「他人」だからこそ気楽に話せることもありますよね。まあ、逆もあって、家族が介護すると色々つらいこともあるので、他人の介護士がお金をもらって仕事として身の回りをお世話する方がいい、なんてケースもあります。・・・そんな「仕事」「他人」だからこそできることが描かれていて、良かったなあと思いました。

39話 千佳子の本音

りん(見上愛)は医局を訪ね、千佳子(仲間由紀恵)の主治医・今井(古川雄大)にある相談をする。、ついたてがあるとはいえ、男性の家族の前で診察されるのが恥ずかしいのではないか、と話した。千佳子の手術拒否の気持ちを変えたい医師たちは、しぶしぶながら、りんの言葉を受け入れた。

結局、千佳子は診察室で診察を受けることになり、廊下も歩けて気分転換できたようだ。

一方の直美(上坂樹里)はりんに頼まれた買い物帰りに、思わぬところで寛太(藤原季節)と再会する。 直美が尾行した男は博打の場に入っていったらしい。直美から母かもしれない「夕凪」を探していると聞いた寛太は、「調べとくよ。あんたには借りがある」と言った。

寛太は「捨てた親でもどっかで生きてるかもしれねえっちゅうのは、いいのかもな」と、親兄弟を全員亡くしていることを明かす。

親がいないと悪いことしても歯止めがきかないという寛太に対し、直美は「詐欺の言い訳。私は努力してる」という。寛太は「努力してもどうにもなんねえことなんて、いっくらでもあるだろ」と嘆く。直美は「私は運がよかっただけかもしれない」と落ち込むと、それを察した寛太は俺も努力して金の匂いがわかるようになったと茶化す。

39話終盤、りんは千佳子とすごろくを一緒に楽しむ。千佳子はりんに元彦との祝言の日について語り始める。元彦は夕映えを見ながら、緊張して話せない千佳子に「空がきれいですね」と優しく語ってくれた。  

千佳子は「人って変わらない」と切り出し、「私…悲しいの…胸がなくなるのが。胸のない私で、夫の隣にいるのが、悲しくて恥ずかしくて…そんなことを思っていると口にするのも恥ずかしくて…」と本心を打ち明ける。  

千佳子がこのまま何もしないことを選ぼうと思いつつできない。千佳子が泣くと、りんは「死にたくない、生きたいと思うことは恥ずかしいことではありません」と声をかける。

千佳子は「どうして、こんな意地悪な病がこの世にあるのかしら。どうして私が、こんな情けない泣き言…」と、窓の外を見ながら、りんに背中を向けて涙ぐむ。りんは泣き続ける千佳子の背中にそっと手を当てた。(つづく)

仲間由紀恵さんの涙にもらい泣き。大人になっても気持ちは変わらない。医師は「小娘でないのに」とも言ってましたが…。おばさんのふりをするだけで、恥ずかしかったり、つらい気持ちは変わらない。大人になっても悲しいものは悲しいですよね。ラスト、りんが慰めの言葉をかけず、そっと背中をさするだけなのが良かったです。

「努力」という言葉が嫌いだという寛太の言葉も印象的。たしかに、努力だけではどうにも出来ないこともあります。この苦しみって自己責任論がある現代でもあります。貧しいのは努力していないから、みたいな…。まあ、そういう人もいるでしょうが、貧困の原因は多様。個人の努力だけでなんとか出来ない場合もありますから。

直美は捨松に認められ、トレインドナースの道を選べて「運がよかった」人物です。それはそうですけど、落ち込む必要はありません。直美の暗い表情に気づいた寛太は、努力して詐欺が上手くなったという趣旨の話で茶化して、直美を笑わせてくれました。寛太は根っからの悪人ではないようです。朝ドラ受けで少し議論されてましたが、もしかすると直美と寛太の恋・・・あるかもしれません。

40話 夕映えを共に見たい

千佳子(仲間由紀恵)から本心を打ち明けられたりん(見上愛)は、どうすべきか悩み、バーンズ(エマ・ハワード)と直美(上坂樹里)に相談する。直美は自分のためだと踏ん張れないが家族のためなら、と聞いた。家族の話をしていいものかと悩むりん。バーンズは言って良いこと悪いことがあるとアドバイス。

思い切って千佳子の夫・元彦(谷田歩)を呼び出したりんは、父と知り合いだという意外な事実を知る。院長に呼ばれていた元彦だが、まず、りんと話すことにした。りんは千佳子について「奥様の病は、お一人で心の内に抱えておくには重すぎるものかもしれません」と、さりげなく伝える。

その後、病室を訪れた元彦は「千佳子はもうよくとも、私はよくない。まったくよくない! 私のために、つらくとも苦しくとも、生きてほしい。共に見たいのだ。毎日、毎月、毎年…美しい夕映の空を」と、千佳子に伝える。

夫の想いを受けて、千佳子は 「分かりました。手術を受けます」と答えた。

一方、一ノ瀬家では、シマケン(佐野晶哉)が美津(水野美紀)と安(早坂美海)にうれしい報告をしに訪れていた。槇村家との顔合わせの段取りを整えてくれたのだ。美津と安はシマケンに感謝し、夕飯に誘うが、シマケンは仕事があると言って帰っていく。

外まで見送りに出た安。 小説家は不安定だからと敬遠している安は「(わたしと違って)姉はきっと、男の人がどんなお仕事をしていても、長男でも末っ子でも、気にしないと思いますけど」と伝えた。シマケンが「へえ」と返すと、安は「シマケンさんは、ご自分にうそつきですね」と告げる。

終盤。手術を翌日に控える千佳子は、りんに手術に立ち会うよう伝える。その後、立ち会いの許可も降りた。だが、1期の仲間と話すうち、りんは千佳子が「勉強のため」に立ち会わせると言っていたのは嘘ではないか?と思い至る。(つづく)

今週のタイトルは「夕映え」。これは、千佳子と元彦のなれそめに出てくるものであり、千佳子に手術を受けてもらう時の言葉でも出てきました。見事なタイトル回収でした。

人は嘘をつく。患者も嘘をつく…。シマケンの自分についている嘘はりんへの恋心。そして、千佳子の「勉強」は嘘。おそらく手術を明日に控えて不安でたまらないし、手術それ自体も怖いから安心したい。だから、りんの立ち会いを許可したのだろう。…そう、りんは気づいたんでしょうね。

【史実について】ちなみに、りんのモデル・和(ちか)は手術後の乳がん患者が痛がっていたので、その患者に頼まれて一晩中いっしょにいたことがあります。また、千佳子のモデル・八重野の乳がんの手術後も1週間ほど、和は泊まり込みで付き添いました。そして、和が八重野の手術に立ち会ったのも史実です。ただし、原案のノンフィクションには八重野の手術前のエピソードは描かれてません。手術後に泊まり込むエピソードを手術前に改変して創作するのかもしれませんね。

【風、薫る】第8週 出演者・スタッフ

<第36話>出演者 【出演】見上愛,上坂樹里,生田絵梨花,古川雄大,菊池亜希子,平埜生成,中井友望,木越明,原嶋凛,猫背椿,筒井道隆,仲間由紀恵

<第37話>出演者【出演】見上愛,上坂樹里,生田絵梨花,菊池亜希子,中井友望,木越明,原嶋凛,猫背椿,仲間由紀恵

<第38話>出演者【出演】見上愛,上坂樹里,佐野晶哉,古川雄大,平埜生成,藤原季節,早坂美海,水野美紀,仲間由紀恵

<第39話>出演者【出演】見上愛,上坂樹里,古川雄大,平埜生成,藤原季節,仲間由紀恵

<第40話>出演者【出演】見上愛,上坂樹里,佐野晶哉,生田絵梨花,古川雄大,菊池亜希子,中井友望,木越明,原嶋凛,筒井道隆,水野美紀,仲間由紀恵,【語り】研ナオコ

原作・脚本 【脚本】吉澤智子,【原案】田中ひかる 音楽 【音楽】野見祐二


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