見上愛×上坂樹里ダブル主演の朝ドラ「風、薫る」第9週「看病婦とアメ」のあらすじと感想を紹介します。
41話、42話、43話、44話、45話の回で、放送日は5/25(月)~29日(金)です。
第9週は、りん(見上愛)が千佳子(仲間由紀恵)の手術に立ち会い、手術介助を手際よく行う看病婦のフユ(猫背椿)に感銘を受けます。りんはフユに教えてもらおうとするものの、代わりにお金を要求されて…。
朝ドラ【風、薫る】ネタバレ・あらすじ全話!最終週(全130話)まで紹介!|dolly9
【風、薫る】第8週あらすじ!36話、37話、38話、39話、40話|dolly9
【風、薫る】第10週!46話47話48話49話50話|dolly9
【風、薫る】第9週あらすじ・感想
41話:あなたが看護婦で良かった
りん(見上愛)は、千佳子(仲間由紀恵)の手術の前日、勉強のためという理由に違和感を覚えて病室を訪ねた。夕映えを見ていた千佳子は、手術を受けることが怖いと本音を打ち明けた。りんは「奥様おひとりではありません」と勇気づける。
その後、りんは千佳子の病室で、一晩を過ごすことにする。千佳子はこんな弱い姿を夫や子供に見せられないと触れ、「良かったわ。あなたが赤の他人で。あなたが看護婦で」と伝える。
迎えた手術当日、医師の今井(古川雄大)の手術介助を手際よく行う看病婦のフユ(猫背椿)の姿を見て、りんは心動かされる。腫瘍は取り除けて、ひとまず手術は成功だ。
手術後。りんは、目を覚ました千佳子から「あなたがそばにいてくれたおかげで寂しくありませんでした」と思わぬ感謝の言葉をかけられる。
中庭にて。涙ぐむりん。すると、直美がやって来て声をかけてくる。りんは「看護婦になりたいと思った」「この仕事が好き」と打ち明ける。りんは直美に「いてくれて良かった」と感謝した。
寮にて。バーンズ先生がやってきて、千佳子の手術が無事成功したことで院長は満足していると報告。
バーンズ先生は、りんが患者に夜通し付き添ったことを「手を尽した」として否定はしなかったが…「忘れないでください。看護は仕事です。奉仕ではありません」と釘を刺した。
ただ、りんの手柄のおかげで、下級生の募集が正式に決定した。その準備でバーンズ先生が病院に行く機会は減る。だが、院長は1期生たちの実習の環境を整えると約束してくれたという。(つづく)
月曜からとても心温まる回でした。「あなたが看護婦で良かった」って最高の褒め言葉ですね。これは、りんちゃん、嬉しいし、泣くよ…。うん。報われて、よかったね。これ、週またぎせずに金曜日の回の方が良かったんじゃないかなあ。千佳子への看護が今回で決着ついた感じですし、区切り良かったような…。ま、良い回だったから、そんなこと、まあいいか(笑)
りんが公爵夫人に夜通し付き添ったのは、モデルの史実を踏まえたエピソードですが…。でも、働きすぎというか、不安を抱える担当患者に対してこんな事を毎回やっていたら体が持ちません。だから奉仕でなく「仕事」だという指導は良かったなあと思いました。自己犠牲で奉仕するのは美しいですが、続かないですよね。まあ、今回はこれが正解だったと思うし、結果オーライということで、ありですかね。
42話:寂しくてうれしい
千佳子の手術が成功したことを受け、病院の意向で、りん(見上愛)や直美(上坂樹里)たち見習い生が、フユ(猫背椿)ら看病婦に看護を教えることとなった。しかし… 5月26日 火曜 8:00 -8:15 NHK総合1・東京 x facebok line しかし、突然“教える側”に回った見習いたちに、看病婦たちは強く反発。 看護婦見習いたちも負けじと言い返し、病院内には険悪な空気が漂い始める。
りん(見上愛)は手術室でのフユ(猫背椿)の動きに感銘を受けた。そんな中、千佳子の手術が成功したことを受け、病院長の意向で、りんや直美(上坂樹里)たち見習い生が、フユ(猫背椿)ら看病婦に看護を教えることとなった。すると、わざと水をこぼされて上品な拭き方を教えてほしいと、意地悪なことをされてしまう。しのぶ(木越明)は「おばさん」と怒って
また、ゆき(中井友望)は患者の小野田に丁寧に接するが、看病婦に冷たくされる。多江(生田絵梨花)は赤ちゃんを看病婦にみてもらおうとうするが断られる。
千佳子の退院の日。千佳子はまた会いたいが、会えない方がいいのだと分かっていた。りんは「寂しくてうれしいです」と涙した。
そんなある日、男性が足に柵が刺さって重傷を負い運ばれ、緊急手術が行われることに。今井(古川雄大)と黒川(平埜生成)の指示で、りんと直美は手術介助に入ることになるが…初めての経験に戸惑い、足手まといになってしまう。
手術後、今井は患者の男性が華族だから2人を呼んだのだという。一方、黒川は「医者も実技の研修を受けなければ手術はできるようにならない。落ち込むのは傲慢というものだ。和泉侯爵家の評判で、華族や政治家から『看護婦の手厚い看護を受けたい』という声が増えている。手術室に看護婦がいたと聞けば、患者は安心した」という。
りんは、改めてフユに手術介助を教えてほしいと頼み込む。すると、フユは、「お金をくれたらね」と言い、その場を去ってしまう。
夜。寮にて。りんの話を聞いた同期たちは「お金を要求するなんて卑しい」という。だが、直美は「卑しい」ではなく「本当にお金が困っている」のだと別の解釈を伝える。看病婦は身寄りがない人や遊郭出身がやるものといわれている。
りんは看病婦と仲良くなれなくても一緒に働けるようになりたいと思っている。
終盤。家で、フユが洗濯をしていた。疲れを隠せない様子。フユの夫(シソンヌじろう)が「おーい」と呼んでいる。(つづく)
りんの寂しくてうれしいという返答はパーフェクトだったし、心にグッとくるものがありました。千佳子との交流が終わってしまうのは寂しいですが、退院したのはうれしいことですね。
さて。今回は看護婦見習いが看病婦に「教える」という展開に。まだまだ見習いなのに教えることになって大丈夫?・・・と思っていた、看病婦たちは面白くない様子。そりゃそうだろうけど、意地悪なシーンはみててツライです。そんな中、気になったのはフユの家庭事情。夫の介護をしてるんですかね。お疲れな様子で。あんなに月が反射する夜にまで洗濯板で服を洗っているなんて・・・。あまり無理しないでほしいな・・・。
43話 シソンヌ・じろう初登場
りん(見上愛)は個室の患者を多く受け持つようになり忙しい日々。これでは手術室のことを学ぶ時間がない。
診察中の女性の子どもを抱っこで預かる喜代(菊池亜希子)。そのの様子を見た看病婦・ツヤ(東野絢香)は、仕事が増えるからやめてほしいと再び注意する。喜代は、自身に子どもができなくて離縁されたと明かし、「最初はね、赤ん坊みるのもつらかったけど、だんだん楽しくなってきています」とツヤに伝える。
ゆき(中井友望)とトメ(原嶋凛)は、患者の小野田(宮地雅子)の食欲がない様子が気になっていて…。トメは「実家のリンゴを食べさせてあげたい」という。、小野田は、商家に嫁いだ娘に3年間会っていないと打ち明けつつ「あなたたちが娘みたいに優しくしてくれるから…胸がいっぱいだわ」と、感謝した。
そんな中、りん(見上愛)と直美(上坂樹里)は手術介助を学ばせてほしいとフユ(猫背椿)に再び頼み込むが、フユの家の事情が明らかになる。
フユは10歳になる前の息子を奉公に出したこと、夫の康介(じろう)が足を悪くして働けないので仕方なく看病婦をしていることを明かし、「そんなにトレインドナース? とやらが素晴らしいなら、うちの人の看護でもしてほしいもんだわ!」と怒った。
直美は「わかりました。ご主人を看護します」と返答し、後日、直美とりんはフユの家を訪ねた。
床についている康介は「家内に看病婦なんかやらせておいて、お恥ずかしいかぎりで」。思わずりんは「看病婦なんか…」と漏らした。
「腰骨を損傷」との見立てをつたえた2人は、洗髪や布団干しなどの介助をした。
翌日。りんと直美はフユに康介の看護をしたことを話すが、フユは2人が言い出したことだからと感謝しない。(つづく)
43話で、シソンヌ・じろう演じる夫・康介が初登場!前回42話では妻を呼ぶ声だけでの登場でした。お世話になるのが嫌そうなんだけど、意外と「それは・・・助かる」と言っていて、素直でかわいらしい人でしたね。じろうさん独特のセンスの間(ま)で絶妙に面白かったです。
でも気になったのは“看病婦なんか”という言葉。やはり行き場のない人がやる仕事という地位なのでしょうね。トレインドナースが高い給料をもらって看護の地位を向上していきたいところです。でもこの職業の年収格差って、現代もあって、平均年収より安い介護職員は人手不足になっています。一方、現代の看護師の平均年収は約508万円(出典:厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査」)。これは多くの職種と比べて高い水準です。現代の介護職がかつての看病婦のようなイメージになってると感じました。
44話 空を飛んでいけたら…
足を悪くしているフユの夫・康介(じろう)の看護のため、りん(見上愛)と直美(上坂樹里)はフユの家に通うようになるが、康介の言動に気になるところがあった。康介は「フユなんかとは違うなあ」「看病婦なんか」と、自嘲気味に言うのだ。
りんと直美は思わず「“なんか”じゃありません」と言い返す。りんは、フユの手術介助が病院で一番うまいことを伝える。直美も私には一生フユさんみたいにはなれないと褒める。りんは、ご主人だけはフユさんをいたわってほしい、そして自分自身にも「なんか」と言わないようにして欲しいとお願いした。
その後、りんと直美はお腹が痛くなった康介をトイレに連れていく。御不浄に行くところを初めて見たりんは…。
その頃、団子屋ではシマケン(佐野晶哉)が槇村(林裕太)の兄・宗一(上杉柊平)と安(早坂美海)を引き合わせていた。しかし槇村は安が自分の小説を好いているのだと勘違いし、文学でナンバー1になるとアピールする。否定する安に対し、槇村は「一目ぼれ?」という。
その後、宗一と会いたかったのだと誤解が解かれた。安は、宗一が姪の環に優しい姿を見て惚れたという。すると、シマケンは環の話からりんを話題に出して、りんへの思いを溢れさせる。3人ともシマケンの思いに気づいた。だが、シマケン本人だけは気づいてないようだ。
病院へ戻ったりんと直美は、康介がフユの不在時には御不浄へ行かずに済むよう水を飲まないようにしていることをフユに伝える。フユは気づいていなかった。
ゆきが患者・小野田(宮地雅子)に折り鶴をプレゼント。すると小野田はゆきに感謝を伝えた。気づいたときに口にしているのだという。
喜代(菊池亜希子)は、りんたちが「みんなに」と持ってきた飴を看病婦・ツヤ(東野絢香)に渡す。休憩室でひとりになったツヤはそっと飴を口に入れて笑みがこぼれる。
りんと直美は、中庭で小野田が苦しそうに胸を押さえている場面に遭遇し、介助する。 小野田は折り鶴を見ていたら空が見たくなった、「空を飛んでいけたら」と語る。遠くにいる娘がこの空を見ているかもと思ったという小野田。一緒に空を見上げるりん。直美は母親の強い思いを知る。
その夜。直美は、寛太(藤原季節)から届いた手紙を開いて・・・。(つづく)
第44話では、康介の抱える事情が明らかに。足が悪いのでトイレに行かないよう水分補給を控えていたのですね。これ、高齢者にもよくあることですが、体に悪いです。フユは知らなかったことを知り、どうするのでしょうか。
そしてクローズアップされている患者の小野田さん。娘さんへの想いが空を見上げるシーンに詰まっていました。一方、直美は母に捨てられたのですが、母との再会はあるのでしょうか。同じ母親でも子供への想いは人それぞれ。もし再会できてもガッカリしないでほしいです…。
45話
ある日、直美(上坂樹里)は吉江(原田泰造)の教会で寛太(藤原季節)と会う。「夕凪」は直美の母親で間違いなさそうだという。夕凪は25年くらい前まで品川の遊郭で働いており、そこそこ人気の女郎だった。だが、男性とともに店から逃げ、その後の行方は分からないという。
それを聞いた直美は、胸元からお守りを取り出し「浦崎八幡。この神社がどこか調べられる?」とお願いする。なんで今さら母を探すのか。直美は、看護の仕事で色んな患者に接する中で「どんな人なのか見てみたくなった。私をこの世に産み落とした人の顔を」と説明した。寛太は「それは面白そうだな」と引き受けてくれた。
一方病院では、フユ(猫背椿)がりん(見上愛)に手術介助を教えてもいいと言い出す。主人の康介(じろう)が飴を喜んでいたと、りんたちに感謝した。康介は「看護婦なんか」という態度も改めてくれた。
ツヤ(東野絢香)は喜代(菊池亜希子)に、私も子供ができなくて離縁されてお金のために働いていると本心をもらす。すると喜代は「お金のため、だけかしら?」という。ツヤは泣いた。
ベテラン看病婦のヨシ(明星真由美)は、しのぶ(木越明)にガーゼの切り方を厳しく指導。しのぶは、「ヨシさん呉服屋で働けますわ。わたくし呉服屋の娘なので」と答える。「金持ちの子か」と揶揄するヨシだが、しのぶはお嬢様が同じ仕事をしてることを認めてほしいと応戦。 仲がいいのか悪いのか…。
りんはフユの指導のもとで手術介助に入った。術後、フユは「この仕事はね、家事だと思ってやらないと間違えるよ」とアドバイスした。しかし、りんはその真意を掴めない…。
中庭では、ゆき(中井友望)が担当患者である小野田(宮地雅子)の死期が近いことを悟り涙を流す。
寮の夕食の席にて。看少しずつ看病婦と見習い生の関係が変わり出しているこを目の当たりにしたバーンズ(エマ・ハワード)は「人には向き不向きがありますから。命と向き合う看護の仕事は特にそうです。皆さんもよく考えてください」と生徒たちに話し、そっとゆき(中井友望)を見つめた。
翌朝。ゆきが小野田の検温のために手を取ると、小野田が意識を失って・・・。(つづく)
フユさんを始め、看病婦のみなさんがデレてくれて良かった、良かった。ギスギスした雰囲気は見ててつらいですからね。しかし心配なのは、ゆきです。バーンズ先生は、不器用だから手術介助に入らないという直美に向けて「向き不向き」があると語っていました。でも、ゆきにも向けて語っていたのかも。優しすぎて、患者に肩入れしすぎるゆきは向いていない?
また、フユのアドバイス「家族と思って仕事する」についても、その真意は先送り。宿題になりました。バーンズ先生は看護は奉仕ではなく仕事だといいました。そして家族と思って自己犠牲の精神で患者に接することはNGだとも言っていました。看護師の自分が倒れてはダメだと…。バーンズ先生のいう「家族」とフユのいうそれは、少し意味が違うのでしょう。来週、答え合わせがあるのでしょうか。
【風、薫る】第9週 出演者・スタッフ
<第41話>出演者【出演】見上愛,上坂樹里,生田絵梨花,古川雄大,菊池亜希子,平埜生成,中井友望,木越明,原嶋凛,仲間由紀恵
<第42話>出演者 【出演】見上愛,上坂樹里,生田絵梨花,古川雄大,菊池亜希子,平埜生成,中井友望,木越明,原嶋凛,筒井道隆,仲間由紀恵
<第43話>出演者【出演】見上愛,上坂樹里,生田絵梨花,菊池亜希子,中井友望,木越明,原嶋凛,じろう,【語り】研ナオコ
<第44話>出演者【出演】見上愛,上坂樹里,佐野晶哉,生田絵梨花,菊池亜希子,中井友望,木越明,原嶋凛,【語り】研ナオコ
<第45話> 出演者 【出演】見上愛,上坂樹里,生田絵梨花,古川雄大,菊池亜希子,平埜生成,中井友望,木越明,原嶋凛,藤原季節,原田泰造
原作・脚本 【脚本】吉澤智子,【原案】田中ひかる 音楽 【音楽】野見祐二


