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【風、薫る】21週あらすじと感想!シマケンの悲恋&フラグ立ちまくり

見上愛さん・上坂樹里さんダブル主演の朝ドラ「風、薫る」第21週のあらすじと感想を紹介します。

風、薫る第21週あらすじ

先週、りん(見上愛)とシマケン(佐野晶哉)は思いを確かめ合って、恋人のような関係になった。りんは、小説家一本に絞って挑戦中のシマケンを支えながら、仕事に励む日々を送っている。一方、直美(上坂樹里)は小川(甲斐翔真)と新婚生活を送っている。小川は食事を作ってくれるので直美は助かっていて、穏やかで幸せな日々を過ごしている。

そんなある日、虎太郎(小林虎之介)は、シマケンとりんが仲むつまじく過ごす姿を目にする。その後、虎太郎はシマケンと2人になる。夢もりんへの想いも諦めきれない自分を“欲の塊”と自虐するシマケン。虎太郎は、「いっそりんに養われて平気なクズだったら俺も笑えるのに」と吐き捨て、「じゃあ努力しろ。血反吐吐くまで努力しろ!」と一喝した。

虎太郎に背中を押されたシマケンは、書き上げた原稿を綿貫(小松和重)のもとへ持ち込んだ。すると、上層部から連載の許可が下りたといわれる。そして、シマケン(佐野晶哉)の小説が新聞で連載されることが決まり、りんとシマケンは喜びあう。

恵風看護の会に帝都医大病院の内科教授・木村(前野朋哉)が訪れ、リウマチを患う男爵家の佳枝(相田翔子)の派出看護を依頼した。直美は、元家老の娘であるりんを“看板看護婦”として抜擢し、佳枝の担当にした。当時まだ有効な治療法がなかった症状で、佳枝は気持ちが沈んでいた。しかし、佳枝の手を優しく温めるりん。佳枝は「あなたの手はとても心地いいわ。これからずっとお願いできる?」と心を開く。

そんな中、しのぶ(木越明)に異変が起こる。しのぶは妊娠4カ月であることを謝りながら報告。直美は「What are you talking about?(あなた何を言っているの?) 妊娠を迷惑などと看護婦が口にするのは断じて許しません。バーンズ先生ならそうおっしゃるんじゃない?」と笑顔で叱った。りんと直美はしのぶの妊娠を祝福する。

シマケンのもとにも思わぬ来訪者が現れる。やってきたのは兄の妻・絹(金澤美穂)だった。シマケンの兄が新規事業の投資に失敗して多額の借金を作り、妻子を置いて失踪中だという。さらに、シマケンの母は金を借りた親戚へお詫びに回っているそうだ。

さらにシマケンに追い打ちが!シマケンの連載小説は掲載中止に。広告主の親族が書いた小説へ差し替えられてしまったのだ。編集長の綿貫は「今まではっきり言わなくて申し訳なかった。運でも努力でもない。強さがないんだよ、君の書くものには。君の文章は純粋で美しい。だが、極めてどうしようもなく…強さがない」と言い放つ。シマケンは自分の才能のなさを自覚して打ちのめされる。

新聞に載ってないことを知ったりんはシマケンを心配して自宅を訪ねる。シマケンは「小説家は…もう諦めることにした…。諦める」と告げた。りんの仕事が順調な様子を見て、シマケンは「自分は何も変わらず何者でもない人間のままだ」と肩を落とす。そんなシマケンに、りんは「シマケンさんが何者でも…ううん、何者でなくたって構いません。私には…私にはただ愛おしい人です」と思いを伝える。

一方の直美(上坂樹里)は、身寄りのない平蔵(太田光)の派出看護に向かう。直美が「医療や看護を受けられない貧しい人や弱った人にこそ手を差し出したいと思って…」と看護の理念を伝えるが、平蔵は「俺は体壊して稼げないから貧乏だ。病気してるから体も弱い。けど弱い人間じゃねえと思ってるよ。こんな場所で生きていけるんだから。案外強いんじゃないかってね」と予想外の言葉を返す。彼の言葉を受け、頭を悩ませる直美だった。

ある日、シマケンは義姉・絹(金澤美穂)に呼び出されて、浜松へ戻ってきてほしいと頭を下げられる。その後、シマケンはりんの元を訪れ、実家のある浜松へ帰ることを語る。そして「りんさん…僕と一緒に浜松に来て欲しい」と告げた。

雨の日、りん(見上愛)は、佳枝(相田翔子)のもとを訪ねる。この日の佳枝は調子が悪く、手のこわばりで食事が思うようにとれず落ち込んでいた。そんな佳枝を気遣ったりんは、スプーンに布を巻くことで食事がしやすくなるよう工夫する。自分の力で食べられるようになり、佳枝は嬉しそうな表情を見せる。

シマケン(佐野晶哉)は直美(上坂樹里)からりんが恵風看護婦会の看板看護婦として活躍しているという話を聞く。シマケンはどこか複雑な表情に…。

母・美津(水野美紀)に「そろそろ自分の幸せも考えるように」と背中を押されたりんは、シマケンの自宅を訪ねる。りんはシマケンと一緒に行きたいと打ち明けつつ、仕事や家族を置いていくことへの葛藤も明かす。 そんなりんに対し、シマケンは「苦しませてごめん。僕たちは…一緒に生きていくべきではないと思う。りんさんにはりんさんのやるべきことがある。りんさんの手は…大勢の人のために働く素敵な手だ。りんさん、さよなら」と別れを告げる。

団子屋店主・丸山(若林時英)はシマケンに、なぜりんに理由を言わないのか責める。シマケンは、「実家の後始末で戻る。りんさんは巻き込めない。彼女が知ったら何とかしようとする。それは僕が嫌だ」と明かす。

りんから話を聞いた直美は「何か訳があるんじゃないの?」と言う。そして、再びシマケンの元へ向かうようりんの背中を押す。途中、苦しんでいた女性を優しく看護にあたる。遅れてシマケンの家に行ったが、すでにもぬけの殻だった。

自宅に戻ったりんは「分かったから自分が。この手は患者さんに使いたいんだって」と精一杯、微笑む。直美は「好き。私はこの手が好き」と、りんの手を握りしめた。

シマケンが去って2年が過ぎた。戦争の足音が近づく中、りんと直美は変わらず働いていた。ある日、薬の配達に訪れた虎太郎(小林虎之介)から、担当者が変わることを告げられる。志願して朝鮮へ赴くのだ。虎太郎は戦うわけではないが危険地帯に行くことは変わらない。心配するりんに虎太郎は「やったことがない仕事をした人が重宝される」から志願したのだと明かした。

平蔵(太田光)は直美に「命を助ける看護婦と、戦をする軍人の夫婦か」と面白がる。そして、平蔵は、「生き残るんだったら、手柄なんか立てようとせずじっとしてることが一番だ」と語りる。平蔵の背中には戊辰戦争で負った大きな傷跡があった。

多江(生田絵梨花)がりんと直美のいる恵風看護会を訪ねてくる。多江は結婚もせず自らのすべてを看護に捧げて、かつての宣言通り、看護婦取締に出世し、活躍していた。多江は、広島の陸軍病院へ赴くことになったと報告する。取締の自分が行くことで後輩たちが後に続きやすくなるようにという信念からだ。多江は「傷ついた軍人さんたちをしっかり看護して、看護の未来に貢献していきます」と、りんたちに誓った。(つづく)

風、薫る第21週 感想

21週のタイトルは「定めと選択」。りんとシマケンの恋、妊娠したしのぶ、戦争の足音が迫る中の虎太郎や多江…それぞれの選択は描かれていたと思います。

でも、「定め」とは何を意味していたのでしょうか。定めの辞書の意味は、物事を決めることや、規則、運命を指します。

シマケンの悲恋は定めだったのでしょうか。それはちょっと悲しいけれど、新聞連載の中止は努力では成し遂げられない運命のような、定めを感じてしまいます。

現代だったらウエブで小説を自由に発表していけるのに、と残念に思いました。たとえば映画化した小説「君の膵臓をたべたい」なんて元々は小説投稿サイト「小説家になろう」に投稿された作品でしたし。でも朝ドラの当時の時代ではネットがないですからね。同人誌みたいなのから人気になるのも難しいでしょう。

そして21週の大きなトピックスは戦争です。この戦争、日清戦争(1984~1985)のことですね。日本が初めて外国と本格的に戦って、結果的に勝った戦争です。朝鮮半島の主導権争いが原因となっています。

虎太郎は無事に帰ってきてほしいですが…。命の危険があるのは間違いないです。一方、多江は広島の病院なので、戦地から離れているので生きて帰って来れると思います。ちなみに日清戦争は主に朝鮮半島と遼東半島(中国東北部の半島)および黄海(中国大陸と朝鮮半島の間の海)で交戦していました。

そして、直美の夫・吾郎(甲斐翔真)は軍人。戦地に駆り出される可能性があり、一番危険です。平蔵(太田光)が直美の夫のことを心配するのも、吾郎が戦地で料理を作りたいという趣旨の発言をするのも、死亡フラグ(フィクションで特定の人物が死ぬ展開の前振り)に聞こえてしまいます。絶対帰ってくると言って戦地に向かったら現代作品ではフラグ決定です(あえて外すケースもあるでしょうけど)。

どうか、みんな無事でいてほしいですね。

朝ドラ【風、薫る】ネタバレ・あらすじ全話!最終週(全130話)まで紹介!
本記事では、「風、薫る」のネタバレ・あらすじ全話を、最終週(130話)まで随時、紹介していきます。 本作は明治のナイチンゲールと呼ばれた大関和(ちか)・鈴木雅(まさ)をモデルに描きます。最強バディの結末はどうなる?
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