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【君の好きは無敵】全話あらすじネタバレ!目指すは大ヒットキャラクター!

2026年7月期のTBS火10ドラマ【君の好きは無敵】が7月14日に放送スタート!
この記事では、松本若菜主演・【君の好きは無敵】のネタバレあらすじのまとめを最終回まで毎話、更新していきます。

松本若菜さんと『西園寺さんは家事をしない』制作チームが火曜ドラマに再集結!佐野勇斗さんとの共演も楽しみね。

キャラクタービジネス業界を描くのは新鮮だね。お仕事ドラマとしてもラブコメディとしても面白そう!

◎この記事でわかること
ドラマ【君の好きは無敵】
・全話のあらすじ・ネタバレ
・見どころ
・最終回の予想

【君の好きは無敵】のあらすじ・ネタバレを最終回まで

【君の好きは無敵】のあらすじ・ネタバレを最終回まで毎週更新していきます。

1話「こんな私たちに“かわいい”は作れるか!?」

放送日:7月14日(火)22:00~22:57

1話のあらすじ

草壁杏奈(松本若菜)は、大手経営コンサル会社・宝来コンサルティングのエースとして第一線でバリバリ活躍していたが、突然「FIRE(早期リタイア)します!」と宣言し颯爽と退職してしまう。
だが、悠々自適な生活を満喫するほどの余裕もなく、気まぐれに隙間バイトをする日々を送っていた。
そんなある日、杏奈は偏屈で変人なデザイナーの瀬尾深月(佐野勇斗)の領収書整理の隙間バイトをすることに。
淡々と仕事をこなしていたが、瀬尾が悪質なクライアントから法外に安いギャラで仕事を引き受けようとしているのを見ていてもたってもいられず、クライアントの不正から瀬尾を助けようとする。
しかし大失敗して、仕事を失った瀬尾を怒らせてしまう。
杏奈は償いのため仕事の手伝いを申し出るが、瀬尾の要望は「大ヒットキャラクターを生み出すこと!」というあまりに無謀なものだった。

1話のネタバレと感想

大手経営コンサル会社・宝来コンサルティングのエースとして活躍していた草壁杏奈松本若菜)は、突然「FIRE(早期リタイア)します!」と宣言して退職する。
杏奈がコンサルをしたクライアントの業績は全てうなぎ上りで、特に、町の洋食屋だった「キッチン迫田」をたった2年で世界に進出できるほどのブランドにした伝説を持つ。
杏奈がその「キッチン迫田」のコンサルを最後に退職を決めたことに、後輩の淵野辺廉中村隼人)は納得できない。
隙間バイトをする日々を送る中で杏奈はある日「デザイン瀬尾」の領収書整理のバイトをすることに。
デザイナーの瀬尾深月佐野勇斗)は偏屈で取っつきにくい人物だったが、彼が悪質なクライアント・高井尾美としのり)から法外に安いギャラで仕事を引き受けようとしているのを見逃せず杏奈は不正を指摘する。
だが杏奈の言動で結果的に高井クリエイトの仕事を失ってしまった瀬尾は大激怒。
杏奈は反省し、経営の手伝いをさせてほしいと頼む。
瀬尾は「大ヒットキャラクターを作りたい」と告げる。

杏奈はFIRE(早期リタイア)はしたけれど生活に余裕があるわけではなく隙間バイトをする日々。
退職したのには何か理由がありそうですね。
宝来コンサルティングでの最後の仕事は「キッチン迫田」のコンサルでした。
杏奈は経営難に陥っていた店の業績を一時は劇的に回復させますが、現在は客足が遠のいてしまっています。
何があったのでしょう。
迫田夫妻は単に店が立て直せればよいと思っていたのですが、杏奈は「キッチン迫田」の料理は世界に届けることができる特別なものだと言いブランド化を目指しました。
杏奈が迫田夫妻の気持ちを尊重しなかったことが結果的にうまくいかない原因になったようです。
この案件が理由で杏奈は退職を決意することに。
この後悔が今もまだ深く心に残っているのですね。
瀬尾が杏奈のせいで高井クリエイトの仕事を失った時、彼女は必死で経営の手伝いをさせてほしいと頼みました。
「このままじゃ…じゃないと私また…」
と食い下がる様子はただならぬものでした。
「また」という言葉から、「キッチン迫田」での失敗がどれだけ彼女のダメージになっているのかが伝わってきます。
杏奈は強い責任感の持ち主なのですね。
今も「キッチン迫田」に通い続ける姿からもそれがうかがえます。
きっと「デザイン瀬尾」にも誠意を尽くしたいのでしょう。
そんな杏奈に、瀬尾は大人気キャラクターのシニカルモルコを超えるキャラクターを作りたいと無謀な依頼をします。

「デザイン瀬尾」のコンサルに取り組む杏奈は大ヒットコンセプトを考える一方で、瀬尾に練馬区のショッピングモールのマスコットキャラクターコンペに出るよう提案する。
まずは経歴が弱い瀬尾に実績を積んでもらおうと言うのだ。
コンペのプレゼンに向かった杏奈と瀬尾。
面接官は超大手のキャラクター会社・MERRYのプランナー・廣瀬高章藤井隆)だった。
にこやかに「瀬尾くん!」と呼びかける廣瀬の顔を見て、瀬尾はその場から逃げ出す。
勢いよく走っていた瀬尾はぶつかりそうになった女性に投げ飛ばされてしまった。
女性はMERRYのキャラクタープロデューサー・佐々岡鈴加小野花梨)。
杏奈は廣瀬と佐々岡から、瀬尾がMERRYの元同僚であること、シニカルモルコを生み出した社員だったことを知らされる。
「シニカルモルコ」は、元々瀬尾がデザインした「まんぷくもる子」を大三島の手で全く違う性格に変えられたキャラクターだった。
結果的にそのシニカルモルコが大ヒットに。
瀬尾は杏奈に、シニカルモルコのメインデザイナーという肩書なしに大ヒットキャラクターを作りたいと告げる。
杏奈は「これは瀬尾さんだけが持ってる価値なんじゃないですか?」とその肩書を大事にするべきだと言うが、瀬尾は自分には自分の「好き」があり「大事なもの」がある、その価値を必要としてるのは自分ではなく杏奈だと言って反発する。
杏奈に「キッチン迫田」のコンサルの失敗が蘇った。

MERRYにはキャラクターが主人公という理念があり担当デザイナーの名前は公表していないので、シニカルモルコのメインデザイナーが瀬尾であるという経歴が公にはされていなかったのですね。
杏奈はその肩書があればどこでも通用するのにと考えますが、瀬尾はシニカルモルコを嫌いだと言います。
それは、瀬尾が生み出した「まんぷくもる子」というキャラクターが大三島によって全く違う性格の「シニカルモルコ」に変えられてしまったからでした。
瀬尾はMERRY社にも大三島にも恨みを持っているようです。
一方、瀬尾から世間的な評価とは無関係に自分には大事なものがあると言われた杏奈は、「キッチン迫田」のことを思います。
ひっそりとした「キッチン迫田」でハンバーグを食べる杏奈に、店主の迫田勉髙嶋政伸)は、杏奈に世界を目指そうと誘われ深く考えずに自分の大切なもの大好きなものを任せてしまったと話しました。
それは全部自分の責任だと迫田は言います。

MERRYの社長として外部から招かれ剛腕を振るっている大三島匠本郷奏多)は、佐々岡から瀬尾がコンペに参加したこと、コンサルとして杏奈が一緒だったことを報告される。
大三島は瀬尾にキャラクターデザインチームのチーフとしてMERRYに戻りませんかと誘う。
それは現在のチーフデザイナーの門戸鞠子白石加代子)の意向でもあると。
MERRYが瀬尾を呼び戻すという噂を淵野辺から聞いた杏奈は「デザイン瀬尾」を訪ねるが瀬尾は留守だった。
瀬尾はMERRYに赴き、大三島に「一緒にキャラクターは作れない」と誘いを断る。
MERRYに駆けつけた杏奈も、その様子を見守っていた。
大三島は欲しいのは瀬尾の肩書で、実際にキャラクターを作るのは新人デザイナーの川崎玲奈白本彩奈)だと言う。
今後デザイナーの名前を表に出す方向になったMERRYは、シニカルモルコのデザイナーである瀬尾の名前を利用し、「瀬尾深月チームの作品」として玲奈のデザインを送り出すのだと告げる。
憤る瀬尾に、大三島はあなたにはデザインの才能がない、これまでヒットしたキャラクターはないしモルコも瀬尾の初期設定やデザインでは売れそうもないから自分が手を入れそれが空前の大ヒットになったのだと言う。
MERRYを退職してからの3年間、瀬尾がSNSでキャラクターを発信し続けても誰も認めてくれないし、瀬尾が否定したモルコは売れていく。
そんな瀬尾に残された道はMERRYに戻るか、デザインをやめるかの2つだけだと大三島は告げるのだった。
その夜杏奈は瀬尾に、一番大切な瀬尾の気持ちをないがしろにしたことを謝る。
コンサルをやめたのもそういう自分に気づいたからで、でもだからこそこの案件は絶対にやり遂げたいと言うのだった。
しかし瀬尾はもうキャラデザをやめると言い、ぬいぐるみたちを次々とゴミ袋に入れていく。
杏奈は必死でそれを止めて、瀬尾が作ったキャラクターたちを調べてどんなに大事に作ったのか好きなのかがわかったと話す。
幼少期からかわいいものが好きだった瀬尾がMERRYに入社してようやく手ごたえを感じたのがまんぷくもる子だった。
いつも満腹で「まんぷくもる~」しか言わないもる子。
それがいいのに、知らない間にデザインが変えられ性格もシニカルに変えられていた。
見返したくてMERRYをやめたけれど誰も自分の作品を認めてくれず苦しいと涙する瀬尾。
苦しいのにつらいのに「好きがやめられない」と叫ぶ。
杏奈はそんな彼に発破をかけ、ともに大ヒットキャラクターを作る決心をする。

MERRYを辞めてからの瀬尾の3年間を大三島はずっと見ていたんですね。
瀬尾が新たなキャラクターを作ってSNSで発信し続けても見てくれる人は少なく、半年前から作品の発表も止まってしまっていることを大三島は知っていました。
才能がないのだからMERRYに戻って名前だけ利用されることを良しとするかそれともデザイナーをやめるかどちらかの道しかない、と彼は冷たく告げます。
しかしその直後に大三島は廣瀬に「ライバルは潰せる時に潰しておかないと」と話していますね。
さらに「手ごわいですよ、草壁さんは」と言い、大三島が警戒しているのは杏奈のコンサルの手腕であることがわかりました。
彼は杏奈のことを知っているのですね。
ただ、大三島が瀬尾の動向をずっと追っていたのは彼の肩書を利用するためだけではない気がします。
本当はまんぷくもる子を生み出した瀬尾の才能を認めているのではないでしょうか。
一方、杏奈は瀬尾が作ったキャラクターたちの特徴を暗唱できるくらい徹底的に調べ、彼がどんなに大事に作ったのかを知ります。
瀬尾はかわいいものが好きだった子ども時代、周囲からからかわれて「好き」な気持ちを封じ込めようとしたけれどできなかったことを話しました。
自分でかわいいものを作りたいと思ってMERRYに入ったけれど全くヒットしない時期を経て、ようやくこれだと思って作ったのがまんぷくもる子でした。
苦しくてもつらくてもかわいいものが好きで作りたいという気持ちをやめられないと瀬尾は言います。
杏奈は「一緒に作りましょう」と言うのですが、瀬尾はなかなか素直にイエスと言いません。
それでも杏奈の迫力につい乗せられ、二人はともに大ヒットキャラクターを作ることを決意しました。

1話では、自分の「好き」という気持ちを大事にすること、相手の気持ちを尊重すること、どちらもとても大切なことだと考えさせられたな。

松本若菜さんは「西園寺さん」とはまた違う個性的な役柄で表情豊かなコメディエンヌぶりが素敵だった。
佐野勇斗さんは、瀬尾という難しい人物を繊細に丁寧に表現していて惹きつけられたな。

瀬尾深月は公式で“偏屈で変人”と紹介されていましたが、対する草壁杏奈もなかなかに癖の強い人物でしたね。

◆草壁杏奈
・「かわいい」や「好き」や「推し」とは無縁の人生。
・うまくいかないことがあると押し入れにこもって自作の不思議な歌を歌う。
・頭に血がのぼるとシャイニングのジャック・ニコルソンのようになる。

◆瀬尾深月
・幼少期から“かわいい”ものへの愛が人一倍強い。
・キャラクターを描くことに誇りと熱い情熱を持っている。
・社交性に欠け、コミュ力に乏しい。

いや、初回を見た限りでは瀬尾くんより杏奈さんのほうがクセ強だわ。

今後の二人の変化や進化が楽しみだね!

2話「ヘンテコタッグの初仕事は“かわいい”で敵討ち!?」

放送日:7月21日(火)22:00~22:57

2話のあらすじ

瀬尾深月(佐野勇斗)のキャラクターを描くことへの強い想いに感じ入り、勢いで共に大ヒットキャラクター作りに挑むことになった草壁杏奈(松本若菜)。
これまでのコンサル経験を生かしまずはデザイン瀬尾の経営をテコ入れするため早速差し当たっての生活費を稼ぐ仕事をとってきた。
同時に瀬尾の「目指すもの」を明確にして新たなキャラクターを作り出す計画を立てる。
だが瀬尾は何かにつけて反抗的で嫌味を連発するため、二人は顔を合わせれば喧嘩ばかり。
さらに瀬尾は、かつて自分が大事に作り上げたキャラクター・まんぷくもる子を無断で描き変えたMERRY社長・大三島(本郷奏多)への憎しみが再燃し敵討ちをしようと大暴走し始める。

2話のネタバレと感想

瀬尾深月佐野勇斗)のキャラクターへの強い想いに感じ入った草壁杏奈松本若菜)は、共に新しいキャラクター作りに挑戦することに。
杏奈は瀬尾と正式なコンサルタント契約を結び、瀬尾も杏奈に誓約書にサインさせた。
杏奈は自分たちが目指すものを明確にしたいと告げる。
まずは生活費を稼ぐための仕事を取ってきた。
大山ベーカリーというパン屋の創業50周年記念のオリジナルキャラクターをデザインする仕事だ。
その夜悪夢にうなされた瀬尾は、大三島匠本郷奏多)に無き物にされた“まんぷくもる子”の敵を討ちたい、それを目指したいと杏奈に告げる。
杏奈が書店で敵討ちについて調べていると、シニカルモルコのサイン会のために来ていたMERRYのプランナー・廣瀬高章藤井隆)に出会う。
杏奈は廣瀬から、練馬区ショッピングモールのマスコットキャラクターコンペは結局中止になったこと、主催会社は瀬尾にキャラクターデザインを頼みたい意向であることを聞く。
杏奈は主催会社に条件を確認し、シニカルモルコのデザイナーという肩書を全面に出した上でデザインしてほしいこと、そのためにはMERRYの許可も取らなくてはいけないことを瀬尾に話した。
この案件は題して「ショッピングモールキャラクタープロジェクトVol.2」。
ちなみに、Vol.1は板橋ショッピングモールのキャラクター作りで、作成者はMERRY。
瀬尾が作った練馬キャラクターが板橋キャラクターよりも人気が出れば敵討ちになるのではと杏奈は奮起させる。
ギャラも高額であり大きな案件の実績があれば今後の仕事に有利になるのだ。
その頃、杏奈に大山芹澤興人)から進捗状況を尋ねる電話がかかってくるが、練馬キャラクターに集中する瀬尾は、大山ベーカリーのキャラクターは手つかずのまま。

正式に瀬尾とコンサルタントの契約を結んだ杏奈ですが、彼女は何かに没頭したことがなくキャラクターを好きになったこともなく“かわいい”という感覚も理解できません。
それで隙間バイトという名目でかわいいと思われる施設に潜入して調査する日々。
“かわいい”はわからなくてもプロとしてターゲットや狙い、原価率などビジネスに必要な要素や数字は理解できているので心配せず信用してほしいと杏奈は瀬尾に告げます。
一方、瀬尾も誓約書にサインさせました。
「俺の前でMERRYの話はするな」「大三島の話はするな」「シニカルモルコの話はするな」など杏奈への要望がずらりと並んでいます。
コンサルを始めるにあたって、杏奈は新しいキャラクターを生み出すために「どこを目指すのか」、「何を作りたいのか」を考えてほしいと告げました。
大切に作り上げたキャラクター“まんぷくもる子”を勝手に描き替えた大三島への恨みがある瀬尾は、その敵討ちをしたいと杏奈に言います。
杏奈は、練馬のショッピングモールのキャラクターの話を持って来て、MERRYが作った板橋ショッピングモールのキャラクターよりも人気が出れば敵討ちになるのではと瀬尾に発破をかけました。
練馬のキャラクターデザインに全力を注ぐ瀬尾の頭からは、先に決まっていた大山ベーカリーの仕事はすっかり抜け落ちています。
大山店長は店のオリジナルキーホルダーをお客さんに配るのを楽しみにしているのに。

瀬尾は練馬のキャラクター“練もる助”を忠臣蔵風の馬をモチーフに完成させた。
杏奈はその良さがわからず反対するが、瀬尾は振り切ってそれをクライアントに送信してしまった。
杏奈は大山ベーカリーに行き、締め切りを伸ばしてほしいと頭を下げるが、大山はどうしても50周年に間に合わせたいので別の人にデザインを頼むことにすると言う。
呆然と立ち尽くす杏奈。
一方、寝ていた瀬尾は杏奈の書き置きで大山ベーカリーから契約解除されたことを知る。
瀬尾がポータルサイトにあった大三島のインタビュー動画を見ると、そこにはキッチン迫田の社長・迫田久美と大三島が並んで笑顔の写真が。
瀬尾はその写真の奥に杏奈が映り込んでいることに気づく。
問いただすために杏奈に電話をするが、杏奈は廣瀬とファミレスで会っていた。
瀬尾は杏奈がMERRYと裏で繋がっているのではと疑惑を深める。
一方、“練もる助”は、練馬のショッピングモールの担当の近藤青木さやか)が気に入って採用になった。
瀬尾は、“練もる助”の良さがわからなかった杏奈を解雇すると言う。
“かわいい”をわかっていないだけでなく、何よりも信用できないから。

大三島の交友関係として紹介されている迫田久美はキッチン迫田の社長でどうやら著名人のようです。
そのキッチン迫田とはきっと迫田勉髙嶋政伸)が守っている店とは別なのでしょうね。
世界を目指そうという杏奈のコンサルによって、迫田夫妻は袂を分かつことになってしまったのでしょうか。
大三島と迫田の妻の写真の奥に杏奈が映っていることに気づいた瀬尾は問いただすために電話をしますが、杏奈は別件対応中なのでと電話を切ってしまいます。
杏奈は廣瀬とファミレスで会ってかわいいものについてのレクチャーを受けていたんですね。

ファミレスの店名「HOT!HOT!」って、廣瀬を演じている藤井隆さんの有名なギャグよね。

電話中に「HOT!HOT!」という店内放送が聞こえた瀬尾は、店に行って杏奈と廣瀬が会っているのを目撃し、ますます杏奈への疑いを深めます。
杏奈が全く良さをわからず反対した“練もる助”が採用になったことを機に、瀬尾は杏奈を解雇します。
“かわいい”がわからないコンサルは意味がないから。
何よりも、大三島と裏でつながっている人物を信用できないから。

大山ベーカリーの50周年記念の日、謝罪に訪れた杏奈は、“大山オリジナルキーホルダー”をプレゼントと書いたポスターに中止の張り紙がしてあるのを見て、瀬尾を無理やり店まで連れて来た。
他のデザイナーは見つからず、AIのデザインもピンと来ず、結局風船を配るだけになったのだ。
杏奈が、自分たちは誰かにとって一生涯の好きに出会えたかもしれない機会を奪ったと言うと、瀬尾はおもむろに店へ行き、大山が子どもたちに配った風船に次々とイラストを描いていく。
大山によく似た顔のついた食パンやホットドッグやメロンパンのイラストで子どもたちは大喜び。

杏奈は、自分は「かわいい」という感覚がわからずキャラクタービジネスも素人だと言います。
けれど、自分たちが大山ベーカリーの仕事と向き合わなかった結果キャラクターグッズを作ることができなかった、そのキャラクターはもしかしたら誰かが生涯をかけて好きになってくれたかもしれなかったのに。
杏奈が告げた言葉に心が動いた瀬尾は、大山が子どもたちに配った風船に次々と大山の似顔絵のパンのキャラを描いていきました。

キャラクターを描くことでそのものが特別になってみんなを幸せにするというお話は良かったけれど。結局納期を守らずキャラクターグッズを作れなかった瀬尾も守らせることができなかった杏奈も社会人としてはどうなのかなって感じてしまう。

練馬の案件より大山ベーカリーのほうが先に決まっていたんだものね。風船にイラストを描いてもらえたのはあの時いた子どもたちだけだし、やっぱり記念として残るキーホルダーを作ってほしかったよな。瀬尾と杏奈の社会人としての甘さが、今後どう変化していくのか見守っていきたい。

杏奈は瀬尾に、大三島はコンサル時代のクライアントだったことを話し、話さないほうがよいと自分で判断してしまったことを謝る。
瀬尾は、“練もる助”はもらって嬉しいキャラクターではないと考え、練馬のキャラクターをやり直したいからクライアントに連絡してほしいと杏奈に告げた。
つまり、解雇を撤回するということ。
一方、大三島は川崎玲奈白本彩奈)に板橋のキャラクター作成をさせているが、練馬のキャラクターは瀬尾が担当していることを佐々岡鈴加小野花梨)から聞く。
瀬尾が練馬のキャラクターを一生懸命描き進めていると、杏奈に近藤からこの案件は白紙にしてほしいと連絡が入る。
大三島から横やりが入ったことを知った杏奈はMERRYがコラボするレストランで彼に会う。
レストランに駆けつけた瀬尾は、バイトと間違われて料理を出すシニカルモルコの着ぐるみに入ることに。
練馬のキャラクター作りの後釜はMERRYで、板橋のキャラクター案件も最初はコンペだったのに中止になりやはりMERRYが担当することになったことを杏奈は問いただすが、大三島は先方からの依頼だと意に介さない。
杏奈は瀬尾の家から持ち出したまんぷくもる子のぬいぐるみをテーブルに置いて「あなたのやり方はこの子たちをころしています」と告げる。
一笑に付す大三島だったが、杏奈はかつての私のように自分を過信しないでほしいと言う。
すると大三島は赤ワインを真っ白なまんぷくもる子にかける。
咄嗟にまんぷくもる子を抱きかかえて憤慨する杏奈に、大三島はデザイン瀬尾とMERRYとどちらが先に新たなスターキャラを生み出せるか勝負しましょうと言い放った。
半年後マスコミを集めて派手なイベントにする、負けたほうはこの業界から手を引くと条件を提示された杏奈は受けて立つことに。
シニカルモルコの着ぐるみから顔を出した瀬尾は、まんぷくもる子を侮辱したことを怒るが、勝負には乗らないと言う。
この勝負は自分の不戦勝だと叫ぶと瀬尾はまんぷくもる子を抱いたまま走り去るのだった。
杏奈も大三島をにらみつけて「覚えとけよ」と去る。
一人残ってため息をつく大三島。
家に帰りまんぷくもる子を洗って干す瀬尾。
なぜ敵討ちをしないのかと杏奈に聞かれて、瀬尾は昔自分がかわいいものを好きなことをからかわれて落ち込んだ時ベリーちゃんのぬいぐるみが「ベリーグー」と言っていつもそばにいてくれたことを話す。
自分が好きなもの作りたいものはそこだとわかったと話す瀬尾は、「だからかわいいには勝負をさせない」ときっぱり言うのだった。
杏奈はそれを受けて、自分たちは勝負や強いメッセージ性とは無縁でただ誰かを支えるというコンセプトのキャラクターを作ろうと提案する。

「キャラクターは何でもないものを特別にして、もらった人もあげた人も幸せにする」という杏奈の言葉を聞いて、瀬尾は練馬のキャラクターを作り直したいと言います。
しかし、大三島が手を下し練馬の案件は白紙になってしまいました。
怒り心頭の杏奈は大三島に会いに行きます。
8年前電子企業を立ち上げた時コンサルを担当していたのが杏奈だったんですね。
当時はドライに業績を上げていくための相棒だった二人ですが、今瀬尾のかわいいものへの想いを知った杏奈は大三島とは異なる意識になっています。
杏奈を自分の同類だと思っていた大三島にとってはそこが意外だったのでしょう。
瀬尾の気持ちを代弁するような杏奈の発言に心を乱し、まんぷくもる子にワインをかけて赤く染めてしまいました。
憤慨した杏奈は大三島が提示した勝負を受けようとしますが、成り行きで着ぐるみを着てその場にいた瀬尾は勝負を断ります。
「かわいいには勝負させない」
それが瀬尾の理念なんですね。
瀬尾が少年時代ベリーちゃんにただそばにいてもらって救われた話を聞いて、杏奈は自分たちが目指すのはそれにしようと言います。
ただ誰かを支えるキャラクターを作ろうと。

今のところ、大三島は本当に陰険な奴なんだけど、何か深い意図があるような気もするんだよな。

瀬尾は仕事の納期を守らなかったりクライアントにちゃんとした言葉遣いができなかったり杏奈に「ありがとう」と言うこともできなかったり、大人として欠けている部分が多いのよね。魅力的なところもあるから応援したいんだけどな。

3話「“かわいい” は、ひとりでは作れないから」

放送日:7月28日(火)22:00~22:57

3話のあらすじ

新キャラクターについて「ただ支える」というコンセプトが決まり、意気込む草壁杏奈(松本若菜)。
杏奈は、まだ見ぬ新キャラクターのデビュー方法を早くも検討し始める。
ところが、肝心の瀬尾(佐野勇斗)はデザインを始める様子がなく、トラブルまで起こす始末。
杏奈は怒りを爆発させる。
一方MERRYは、冷徹な大三島社長(本郷奏多)によって社内の空気や方針が以前と変わり始めていた。
プランナーとして長年MERRYのキャラクターグッズ制作を担当してきた廣瀬(藤井隆)は葛藤を抱えるように。

3話のネタバレと感想

デザイン瀬尾では「ただ支える」という新キャラクターのコンセプトが決まり、草壁杏奈松本若菜)は早速デビューへの道を具体的に検討する。
廣瀬高章藤井隆)からアドバイスを受けるうちに、杏奈はコンセプトともピッタリなぬいぐるみデビューが良いと考えた。
しかし、肝心の瀬尾深月佐野勇斗)はデザインが進まずただ街を散歩する毎日。
しかも自分が起こしたトラブルで両手を負傷して仕事ができない状態になってしまった。
苦労してぬいぐるみの工場を押さえたのにと、杏奈の怒りは頂点に達する。
メーカーが提示したデザイン確定の期日まで4日間しかないのだ。
口論となった杏奈と瀬尾は売り言葉に買い言葉でお互いの仕事を交換することに。
杏奈が大山ベーカリーのキャラデザインの修正をし、瀬尾がぬいぐるみの製造メーカーを探すことになった。

デザイン瀬尾が送り出す新キャラクターのコンセプトは、「ただ支える」。
“背中を押すことも斜に構えることもなくただただ誰かを支える寄り添っていく”というキャラクターを作ることに決まりました。
杏奈はコンサルとして大車輪の働き。
生活費を稼ぐため改めて大山ベーカリーのオリジナルキャラクターの仕事を受ける一方で、ぬいぐるみを作ってくれるメーカーを探して駆け回ります。
それなのに、瀬名はデザインを進めないばかりか、まんぷくもる子を注がれる液体から守る実験をしていて大事な手をケガしてしまいました。
杏奈はようやくぬいぐるみを作ってくれるメーカーを探したのにと怒り心頭。
4日間でデザインを決めるというメーカーの条件に間に合わないかもしれません。
口論の果てに、杏奈と瀬尾はお互いの仕事を交換することになりました。

瀬尾は相変わらずマイペースだね。デザインが進まないことを反省せず逆にコンサルの杏奈を責める他責思考だ。

「他にも作ってくれる工場あるよ」と能天気な瀬尾に、杏奈は「じゃああんたが見つけてみろよ」って言ってたわね。同じ枠の火曜ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』へのオマージュかしら。

グッズメーカーを何社も回る中、あるメーカーで瀬尾は廣瀬を見かける。
廣瀬は新作の“酷評モルコ”のぬいぐるみの完成度を上げるためにメーカーの担当者に必死で頭を下げていた。
「良いものを届けるために自分の役目を全うしたい」と言う廣瀬。
力になれることがあったら何でも言ってと廣瀬に言われた瀬尾は大山ベーカリーの仕事を手伝ってもらうことに。
大山ベーカリーのオリジナルキャラクターは瀬尾と廣瀬の力で見事に完成した。
一方、廣瀬がかけ合ったメーカーがぬいぐるみの目の位置を1ミリの誤差なく作ってくれることになったのだが、その分割高になることを聞いたMERRY社長の大三島匠本郷奏多)は却下する。
チーフデザイナーの門戸鞠子白石加代子)は大三島の独断によって変わった社風を受け入れているようだが、廣瀬は大三島と自分の信念の違いに葛藤する。

杏奈は「かわいい」という概念をわからず「好き」という気持ちも実感もできずに生きてきた女性です。
廣瀬は「かわいい」を知りたいと思う杏奈になぜかずっと協力的ですね。
そればかりか新キャラクターのデビューの仕方までアドバイスしてくれました。
もちろん廣瀬が優しい人物だからですが、実は瀬尾への贖罪の気持ちもあったのかもしれません。
かつて瀬尾が大三島と衝突してMERRYを辞めた時、廣瀬は生活のために瀬尾より大三島を選びました。
今、廣瀬が杏奈に何かと協力してくれるのは、間接的に瀬尾のためにやっているのかもしれませんね。
デザイン瀬尾で仕事を手伝ってくれた時の廣瀬は生き生きとして本当に楽しそうでした。
「手に取ってくれた人全員に自分たちが納得したものを想いを込めて届けたい」
それが廣瀬のものづくりの原点なのでしょう。
瀬尾と阿吽の呼吸でデザインを進めていく様子に、杏奈も感銘を受けていましたね。

杏奈が瀬尾に話があると言うと、瀬尾はアジア食品店のイートインに連れて行った。
そこで売っていたキッチン迫田のモッツァレラチーズキムチを手に取り、杏奈はコンサル時代の最後の仕事がキッチン迫田だったこと、街の寂れた洋食屋だった店を迫田夫妻が求めている以上の場所へ押し上げた結果、妻の商才が目覚めて夫妻の関係にズレが生じ離婚することになった話をする。
全ては夫妻の想いよりも数字を優先した結果だと受け止めた杏奈はコンサル会社を辞め、今回のデザイン瀬尾の仕事を最後のコンサルにしようと考えていることを話す。
そして杏奈は新キャラクターのヒントになればと作った「コンセプトに絡む名前とモチーフ」という着想集を瀬尾に見せた。
その中で、杏奈は自分のエピソードを語る。
小5の時「将来の夢」という題材の作文を課されて、夢も好きなものもなかった杏奈はいとこが目指していたバレリーナという夢を借りて書いたのだが、その作文がまさかの教頭賞を取り、作文を読んだ母親はバレエのチュチュを買ってきてくれたのだと言う。
「ごめんね、夢を我慢させちゃって」と謝られて本当のことを母親に打ち明けたと話す杏奈。
杏奈の話を聞いた瀬尾は何かがひらめき胸に雷が直撃した。
アトリエに帰った瀬尾は一心不乱にデザインを描く。
ちょうどやって来た廣瀬は、瀬尾の様子を見てまんぷくもる子が生まれた時も同じ状態だったと杏奈に言う。
廣瀬は1ミリにこだわるぬいぐるみをあきらめきれず、大三島に自分たちが作り出す商品への愛情や責任を語るが、廣瀬の心は動かなかった。
廣瀬は退職願を出す。
杏奈は締め切りが過ぎてもまた違うメーカーを探すから納得できるまで描いてほしいと瀬尾に告げ、瀬尾は妥協せずにキャラデザインに没頭した。
出来上がったのはチュチュを着けたハイエナのキャラクター。
それを見た途端杏奈は雷に打たれたように「好き…」とつぶやく。

廣瀬は「理屈抜きのかわいい」を知りたいと思う杏奈に、“かわいい”とは「寝ても覚めても夢中、なんなら恋と言ってもいいような」と説明しました。
それは理屈もなく突然訪れる恋のようで「雷に打たれるようなもの」と付け加えます。
今回、ついに新キャラクターが誕生しました。
まさに廣瀬が言っていた「恋」のような“かわいい”を、杏奈は新キャラクターに感じたのですね。
廣瀬がベリーちゃんの頬に感じたのと同じ、雷のような衝撃で。
一方、廣瀬は、新キャラクターのデザインに夢中の瀬尾と瀬尾を手伝う杏奈の様子を見て、かつてMERRYで良いコンビだった自分と瀬尾の姿を思い起こします。
廣瀬は大三島に、どうしても1ミリにこだわったぬいぐるみを作りたいと直談判しました。
自分たちが作る商品はお客様の手元に何十年も残り続けることもある、一生の“好き”になることだってある、だから重大な責任を伴うこと、1ミリの妥協も許さない姿勢がMERRYの未来につながる信じている、と真摯に伝えますが、廣瀬の心は動きませんでした。
利益の追求しか考えない合理主義の大三島と、キャラクターへの愛情や受け取る人への想いを大事にする廣瀬とは相容れなかったのでしょう。
「若者たちは恋が冷めることを蛙化現象って呼ぶらしいですよ」と杏奈に説明していた廣瀬でしたが、ずっと恋していたMERRYの社長・大三島に対してまさに蛙化現象が起こったようですね。

急に大三島社長がケロケロ言い出してどうしたのかと思ったら、蛙化現象だったのね!
レジェンドデザイナーの門戸鞠子も言葉とは裏腹に大三島に何か思うところがあるような気がするな。

それにしても瀬尾は仕事への責任感がまだ伝わってこないなあ。あくまで自分の感情に素直と言うか。

好きなものには全力なのよね。「彼の“好き”が彼を強くしている」という廣瀬の言葉もあるし、瀬尾の成長を長い目で見守っていきましょう。

そうだね。今後廣瀬が瀬尾と一緒に仕事してくれたら良いなあ。

4話「 “かわいい”で得るもの、失くすもの、始まる♥もの」

放送日:8月4日(火)22:00~22:57

4話のあらすじ

遂に誕生した新キャラクターにひと目惚れして「好き」に目覚めた草壁杏奈(松本若菜)。
MERRYを退職した廣瀬(藤井隆)にも後押しされながら、杏奈は新キャラクターのぬいぐるみを作り上げて必ず大ヒットさせようとアクセル全開に。
一方、瀬尾深月(佐野勇斗)は、淵野辺(中村隼人)と話すうちに自分は杏奈に対して「やりがい搾取」をしているのではと思い悩むようになった。
そして新キャラクターのぬいぐるみ制作費を削ってでも杏奈にきちんとした額のギャラを支払おうと考える。
「好き」に目覚めた杏奈と、冷静になっていく瀬尾。
それぞれ大切なものを守りたくてすれ違っていく二人に、新キャラクターと♡を巡る大事件が!?

4話のネタバレと感想

デザイン瀬尾でついに生み出された新しいキャラクターに草壁杏奈松本若菜)はひと目で惚れ込む。
彼女は「好き」「かわいい」という感情に初めて目覚めたのだった。
デザインした瀬尾は杏奈からキャラクターの設定や名前を早く決めるように言われる。
二人は新キャラクターの大ヒットを誓い合った。
杏奈は前職の後輩の淵野辺廉中村隼人)に新キャラのぬいぐるみの売り出し戦略を相談する。
制作費は100万円で販売は店舗限定という条件で。
淵野辺は、杏奈が無報酬でデザイン瀬尾の仕事をしているのではと心配する。
その後、淵野辺が公園で瀬尾に知り合いがやりがい搾取されているのではという話をすると、それが杏奈のこととは知らないままに瀬尾は自分も杏奈に対してやりがい搾取しているのではないかと考え込む。
瀬尾はコンサル料として50万円を杏奈に支払おうとするが、それがぬいぐるみ制作料の100万円の一部だと知った杏奈は断固拒否。
一方、杏奈と瀬尾が待ちに待ったぬいぐるみのサンプルは瀬尾のデザインとは似ても似つかないもので二人は愕然とする。
そこへ廣瀬高章藤井隆)が海外旅行のお土産を届けに来た。
廣瀬はMERRYを退職したことを二人に伝え、良かったら自分がぬいぐるみのパターンをひくと申し出る。

キャラクター作りの仕事に関わってからも「好き」や「かわいい」という感情を理解できなかった杏奈が、瀬尾が生み出した新キャラクターにゾッコンになり、部屋中に張り付けたデザイン画一つ一つに挨拶するほどに。
ついに“出逢った”んですね。
自身のコンサル料は成果に応じて払ってほしいと瀬尾に告げ、自腹を切ってぬいぐるみ制作に全力を注ぐ杏奈。
廣瀬も協力してくれることになって心強いですね。

無償で良いという廣瀬にきちんとギャラを支払ったことも、瀬尾がちゃんと廣瀬に「ダンケシェーン」と言えたことも良かったなあ。

杏奈が新しいキャラクターを好きになったと聞いて、廣瀬が「自分の好きには素直になったほうがいいと思いますよ」とアドバイスしてくれたのもじんときたな。これまで杏奈は「好き」とか「かわいい」という気持ちがわからなくて廣瀬に相談していたんだものね。

「アクセル全開で好きを楽しんでください」という廣瀬の言葉を受け、新キャラクター販売に向けて杏奈はさらに夢中になる。
ブランドストラテジスト・アクセル富岡マイケル富岡)、IPハッピー戦略家・幸幸代島田珠代)、インフルエンサーのしなこ(本人)などの専門家を集めて「かわいいシンクタンク」を立ち上げた。
新キャラクターのためにアクセル全開の杏奈は、小板橋麦金田哲)から電話があっても折り返さないことが続く。
ある夜、帰宅途中で杏奈は麦から声を掛けられる。
連絡を疎かにしていたことを謝る杏奈だったが、麦は突然「別れてほしい。好きな人ができた」と一方的に告げた。
麦の隣に女性(菅井友香)が寄り添ったのを見て杏奈は大きなショックを受ける。
返されてしまった麦のぬいぐるみ。
ZAPAANのイベントで偶然出会った門戸鞠子白石加代子)は杏奈に、好きなものができたらフラれるのは当然、好きなものはとてつもなく大きいから抱え続けていれば必ず何かがこぼれ落ちると話す。

突然の別れ、と思っているのは杏奈だけなのかもしれません。
新キャラクターの売り出しに全力投球していた杏奈は、麦と向き合ってはいませんでした。
連絡をスルーしても彼なら許してくれるとどこかで思っていたのかもしれませんが、自分が大切にされているのかどうかに人は敏感です。
麦は、杏奈が自分のほうを向いていないと感じてしまったのかもしれませんね。
辛いことがあるたびに押し入れに閉じこもって自作の歌を歌ってきた杏奈ですが、今回は押し入れに入ることもできないくらい大きなダメージを受けていました。
「好き」という気持ちがわからないと言っていた杏奈ですが、麦のことをちゃんと好きだったんですね。
「好きなものを抱え続けていれば必ず何かがこぼれ落ちるわ。あなた、そんな覚悟もなかったの?」という門戸鞠子の言葉が杏奈の胸に突き刺さります。

杏奈にコンサル料を払えないことに苦悩していた瀬尾だったが、高井クリエイトの高井尾美としのり)から1体10万円で10体のキャラクターデザインを頼まれ、胡散臭いと思いながらつい引き受けてしまった。
高井の仕事を終えて意気揚々としていた瀬尾は公園で淵野辺から話を聞いているうちに、いつも淵野辺が話している「知り合い」が杏奈であること、アクセル富岡たちを杏奈に紹介したのは淵野辺であること、そして彼らの高額な相談料を杏奈が自腹で払っていることを知る。
杏奈は自分に隠して瀬尾が高井クリエイトの仕事をしていたことを知って怒り、瀬尾は杏奈が自腹を切ってキャラクター制作を進めていることに憤慨した。
瀬尾は、杏奈の顔色が悪く元気がないのは食べるものも食べていないのではと考えたのだ。
杏奈は公私混同をしたことを謝り「しばらく休ませてください」と言う。
その後、瀬尾は高井クリエイトから100万円が振り込まれていないことを不審に思い高井に電話するが繋がらない。
すると一緒に仕事していた廣瀬が、高井はキャラクター投資詐欺で逮捕されたと言う。
杏奈に電話することをためらう瀬尾に、廣瀬は瀬尾やキャラクターを理解してくれる杏奈を大切にするように告げた。
一方、自宅で鬱々としていた杏奈はネットニュースで高井の詐欺事件を知り、関係先の家宅捜索の画像にデザイン瀬尾の新キャラクターが映っていることを発見。
杏奈はすぐに瀬尾のもとへやって来て、高井がテキトリアン共和国でIPビジネスをしていたこと、瀬尾が作ったキャラクターを無断で使用して現地でチョチョチョーチョとして売り出し儲けていたこと、今回新たなキャラクター10体を描かせて利益拡大をたくらんでいたこと、さらには新キャラクターのデザインまで盗んで不正利用しようとしていたことを説明する。
杏奈は瀬尾を連れてテキトリアン共和国へ向かった。
杏奈は無事チョチョチョーチョの権利を勝ち取り、おかげで今後ロイヤリティーが瀬尾のもとへ入るように。
瀬尾は「かわいいシンクタンク」を解散してほしいこと、いつも通り怒ったりする杏奈でいてほしいことを告げ、杏奈は了解して謝った。
杏奈は瀬尾から「この子の設定案」という絵本のような冊子を渡される。
それは、新キャラクターと杏奈そっくりの女性の物語。
読み終えた杏奈は泣き出し、彼氏にフラれてしまったことを打ち明ける。
謝る杏奈の隣に瀬尾は届いたばかりの新キャラクターのぬいぐるみをそっと置いた。
瀬尾は、名前は「チュチュチュエラ」であること、「チュチュ」は杏奈が話した思い出からとったこと、「チュエラ」はフランス語で「君はそこにいる」という意味であることを説明する。
杏奈はぬいぐるみを抱きしめて、「私今支えられています、この子に」と言い「ありがとう、瀬尾さん」と感謝した。
「ようこそチュチュチュエラ。かわいい」と涙に濡れた目で笑う杏奈を見て、瀬尾は「かわいい」と呟く。

4話では、スーツケースを持ってデザイン瀬尾へ入って来る廣瀬と杏奈それぞれの対比や、自分の大切なものを守るためにMERRYを辞めた廣瀬と好きなものを見つけたために失恋した杏奈の対比が興味深い構図でした。
また、これまで他者になかなかお礼を言えなかった瀬尾が廣瀬や杏奈に素直に「ダンケシェーン」と言えたのは大きな変化でしたね。

優秀なコンサルの杏奈が「かわいいシンクタンク」に私財を投じたのはよくわからなかったなあ。結局専門家たちのアドバイスは今後何か役に立つのかな?

テキトリアン共和国での杏奈の活躍ぶりを見たかったから省略されたのは残念だったよ。

途中、ごちゃごちゃした感じもありましたが、チュチュチュエラが名前と設定を与えられるラストでは胸を揺さぶられました。
優れた才能の持ち主でありながら偏屈で人とコミュニケーションがうまくとれない瀬尾にとって、杏奈がどんな存在なのか、チュチュチュエラの物語を通してよく伝わってきました。
瀬尾が「かわいい」と呟く場面には恋の予感がありますが、失恋したばかりの杏奈との距離は今後どうなっていくのでしょう。
一方的に別れを告げた麦と、そばにいた若い女性のことも気になります。

「大切にしなよ」「奇跡なんだからね」と廣瀬が杏奈のことを言ってくれて、瀬尾は改めて杏奈の存在について考えたんだろうなあ。それでチュチュチュエラの物語ができたのよね、きっと。

そうだね、チュチュチュエラは瀬尾自身なんだものね。ひとりぼっちだった瀬尾とそんな瀬尾を理解して支えてきた杏奈の物語。
4話は佐野勇斗さんの繊細な演技が胸に迫ってきたなあ。

「この子の設定案」の中の文字が佐野勇斗さんの直筆らしいとファンの皆さんが言っていて素敵ね。あのまま絵本として販売してほしいな。

5話「すべては“かわいい”と“好き”を守るために!」

放送日:8月11日(火)22:00~22:57

5話のあらすじ

草壁杏奈(松本若菜)と瀬尾深月(佐野勇斗)が生み出した新キャラクター「チュチュチュエラ」のぬいぐるみが店頭販売デビューの日を迎えた。
杏奈が喜びを噛み締める横で、瀬尾は杏奈を見るたびに自分の胸が痛むことに戸惑う。
ところがそんな時、思わぬ事態が起こる。
突然、チュチュチュエラがパクリだと主張する男(正名僕蔵)が現れたのだ。
身に覚えのない難癖で販売中止を迫られ、、杏奈は途方に暮れる。
するとそこへ瀬尾が「救世主」としてある男を連れてきた。
なんとそれは杏奈の元カレの小板橋麦(金田哲)。
杏奈と瀬尾はチュチュチュエラの存続をかけパクリ疑惑をはらすため奔走する。
疑惑の裏にはあの男の気配があった。
一方、佐々岡鈴加(小野花梨)が不審な動きをし始める。
彼女はかつて瀬尾がMERRYを離れる原因となった事件に深く関わる人物だった。

5話のネタバレと感想

(放送後に更新します)

【君の好きは無敵】の見どころ

完全オリジナルストーリー

【君の好きは無敵】に原作はなく、『西園寺さんは家事をしない』の脚本を手掛けた宮本武史さんの完全オリジナルストーリーです。
キャラクタービジネス業界を描くお仕事ドラマですが、ラブコメディの要素もありそうで楽しみですね。

展開も結末もわからないので毎週ストーリーにワクワクできるね。

“かわいい”ものが生まれる過程を描く

日本が世界に誇る“かわいい文化”を担う、キャラクタービジネス業界。
その代表とも言える株式会社サンリオの取材協力を得て、本作は“かわいい”キャラクターを生み出す人々の姿や制作過程を描いていきます。
“ものづくりの裏側という部分で、人の情熱だったり、愛情というものが、いかにそのキャラクターに伝わっていくのか。そういったことをサンリオさんからたくさん学んでいます”
松本若菜さんは制作発表会見でそう語りました。
世代や国・地域を超えて愛されるキャラクターたちをゼロから生み出す苦労や情熱は、きっと見る人たちへの力強いエールになることでしょう。

【君の好きは無敵】最終回の予想

※最終回後に追記します。

杏奈と瀬尾は大ヒットキャラクターを生み出せるか?

元コンサルで“かわいい”や“好き”という感情がよくわからない草壁杏奈と、偏屈なキャラクターデザイナー、瀬尾深月。
二人は縁あって新しいキャラクターを作ることになります。
全くタイプが違う杏奈と瀬尾はうまくやっていけるのか、果たして世界的大人気キャラクターを生み出すことができるのか、応援していきたいと思います。
最後に杏奈と瀬尾はそれぞれ何を見つけるのでしょうか。

登場人物たちの人間関係は変化する?

草壁杏奈(松本若菜)とタッグを組みキャラクター作りをする瀬尾深月(佐野勇斗)。
杏奈の恋人、小板橋麦(金田哲)。
杏奈と仲良しの小南紀子(島崎和歌子)。
最強コミュ力の持ち主だが杏奈には雑に扱われる後輩、淵野辺廉(中村隼人)。
杏奈との過去のエピソードが気になる迫田勉(高嶋政伸)。
瀬尾と因縁がある大三島匠(本郷奏多)。
大三島の独断の改革を傍観している門戸鞠子(白石加代子)。
大三島に仕事ぶりを認められているが瀬尾には嫌われている様子の佐々岡鈴加(小野花梨)。
大三島による大改革の“秘密兵器”となる新人の川崎玲奈(白本彩奈)。
大三島によって会社が変わっていくことに複雑な思いの廣瀬高章(藤井隆)。
公式の相関図では、主に杏奈と大三島をめぐる人間関係が見えてきます。
物語が進むにつれて、それぞれの関係性に変化は訪れるのでしょうか。
「素敵な関係性」だという杏奈と麦の恋はずっと続いていくのか、あるいは新たに何かきざしが出てくるのかも気になります。
因縁があったり犬猿の仲だったりする人物同士にも変化があるかもしれません。
どの登場人物にも視聴者が“好き”や“かわいい”を感じられるドラマになると良いですね。

火曜日の夜は「好き」や「かわいい」があふれて癒されるわね。

楽しいお仕事ドラマだから、見ていて前向きな気持ちになれそうだ。

【君の好きは無敵】キャストと相関図!松本若菜×佐野勇斗が最強タッグ結成!
【君の好きは無敵】は、元コンサルの女性と偏屈なキャラクターの男性が二人でキャラクター制作に挑む物語。松本若菜、佐野勇斗をはじめとするキャストと相関図を紹介します。

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