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【風、薫る】111話あらすじと感想!直美と平蔵の交流が良かった

見上愛さん・上坂樹里さんダブル主演の朝ドラ「風、薫る」第111話のあらすじと感想を紹介します。

小川(甲斐翔真)の死後、直美(上坂樹里)は子育てと仕事に懸命に向き合っていた。ある日、りん(見上愛)のもとに虎太郎(小林虎之介)が訪ねてきて…。

【風、薫る】111話あらすじ

直美と平蔵の交流

吾郎(甲斐翔真)を亡くした直美は、深い悲しみを抱えながらも子育てと仕事に懸命に向き合っていた。ある日、直美は平蔵の長屋を訪れる。平蔵は「子供、産まれたんだな」とつぶやき、「旦那は?」と尋ねる。何も答えない直美を見て察した平蔵。

直美が「私は、こうしていた方が…」と言うと、平蔵は「気が紛れる。…俺の酒と似たようなもんか」と話す。平蔵の背中を拭いていた直美が、棚に目をやると、直美が「酒一杯 水一杯」と注意書きした紙があった。直美が「これ」とつぶやくと、平蔵は照れくさそうに頭をかいた。

直美は「私これからも来ます。一緒に探しましょう、新しい気晴らし」と語りかける。平蔵は、「あんたの気晴らしになんなら、付き合ってやるよ」と返した。

虎太郎の帰還

日清戦争から帰還した虎太郎(小林虎之介)が、りん(見上愛)のもとを訪れる。

出世のために志願して戦地に向かった虎太郎。だが、その勇ましさは消えていた。カラスの鳴き声が聞こえただけで、怯えたように身をすくませる。今でいうPTSD(心的外傷後ストレス障害)のようだ。

虎太郎がいたのは、戦線のずっと後方だった。それでも、毎日のように大勢の兵士が運び込まれ、薬も包帯もいくらあっても足りない。虎太郎はりんからもらったハンカチをお守りにしていて、戦地で知り合った兵士のお守りになればと、それを手渡した。だが、その兵士は亡くなった・・・。

虎太郎は「死んでいく兵隊たちと俺、何が違うんだろう。人の生き死には、くじ引きみたいなもんだ。頑張ったヤツが報われるわけじゃない」とこぼす。

りんは彼の手からハンカチを受け取り、「これは、きれいにしておくね」と告げる。「これからどうしようか」と途方に暮れる虎太郎に、りんは「あの頃とおんなじ。優しい虎太郎のまま。おかえり、虎太郎」と話す。「なんだよ。あらたまって」と笑う虎太郎。彼にやっと笑顔が戻った。

直美が帰宅した。りんに、平蔵から元気づけられたこと、いっしょにお酒に代わる気晴らしを探すことにしたと報告する。優しく見守るりん。

看護婦が広まった

後日。捨松(多部未華子)が大山軍司令官の妻として、直美に頭を下げた。日清戦争をきっかけに、看護婦という仕事は広く知られるようになった。捨松は「思わぬ方から風が吹くものね」と複雑な気持ちだ。

直美は、「きっかけを気にしても仕方ありません」と答える。りんもまた、「私たちで、この風を大きくしていきます」と力強く宣言した。

捨松は2人を看護の世界に誘ったことは間違いでなかったと確信して、「これからの看護婦をあなたたちに託します」と伝える。

捨松が「プレッシャーかしら」と英語で問うと、直美が「いいえ。望むところです」と英語でこたえた。(つづく)

【風、薫る】111話 感想

傷ついた者同士の交流が良かった

夫を戦争で失った直美。早期の仕事復帰は心配でしたが、平蔵さんのぶっきらぼうな優しさがとても良く、逆に元気をもらったようですね。いっしょに気晴らし探しをするとのこと。

たしかに、傷ついてる人は自分ひとりじゃない…と分かることでも気持ちが軽くなると思います。実際、現代でも同じ悩みや経験を持つ仲間同士が対等な立場で支え合う心理的援助の手法(ピアカウンセリング)がありますし…。

優しさとは…

また、りんと虎太郎の再会と会話シーンも印象的でした。本作では戦地の場面は描かれていませんが、虎太郎のびくびくした反応や、気持ちが沈んだ感じから壮絶な場だったことが読み取れます。

乃木坂46の「やさしさとは」という曲は、やさしさとは何なのだろうと悩み、考える曲なのですが…。歌詞の中で「やさしさ」の候補が4つ挙げられています。(1).君に駆け寄る速さ (2).落ちた涙を一緒に拾うこと (3).君を慰めること (4).涙の理由を何も聞かないこと。

今回のりんのやさしさは、(4)の何も聞かないこと、ですね。ただ、そばにいて、受け止める。それもまた、やさしさ、だと思わされる良い場面でした。

きっかけは、どうあれ

皮肉なことに、この戦争がきっかけで、看護婦の必要性が広まりました。捨松様が嘆くのは仕方ないのかもしれませんが、一般庶民の直美にとって、きっかけなんてどうにも出来ないもの。天気とかと同じ。

きっかけはどうあれ、今後、看護婦が必要になっていくのだから、りんと直美はやる気満々。今回が8月最後の放送で、放送も残り1か月。

色々な辛いことを経験してきた主人公の2人がどう締めくくるのか。見守っていきたいと思います。

朝ドラ【風、薫る】ネタバレ・あらすじ全話!最終週(全130話)まで紹介!
本記事では、「風、薫る」のネタバレ・あらすじ全話を、最終週(130話)まで随時、紹介していきます。 本作は明治のナイチンゲールと呼ばれた大関和(ちか)・鈴木雅(まさ)をモデルに描きます。最強バディの結末はどうなる?
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