とある匿名SNSアプリで一時期流行った、痛快な映画紹介の仕方”#映画のひとことレビュー”。
その発祥の人である筆者。
たった1行だけで、痛快に映画の内容を言い表す映画レビューの新しい形です。
そんな”#映画のひとことレビュー”をひとまとめにし、いろんなオススメ映画を紹介していきます!
”#映画のひとことレビュー”1行だけの映画解説!
#映画のひとことレビュー
それは、2時間前後の長編映画を、たったひとことで表す、映画レビューの新しい形。
ワードセンス、どの部分を抜粋するのか…?
非常にセンスが問われる、やってみると案外楽しいレビュー方法。
これは某匿名SNSアプリで、筆者が始めたハッシュタグである。
やり方は簡単。
たったひとこと。
〇〇の〇〇、〇〇〇〇、〇〇と〇〇、など、一行で収まればオールOK!
某匿名SNSで行っていた過去のアーカイブから、新作のひとことレビューまで、名作映画を基本に様々な映画をひとことでレビューしたものをまとめる。
ひとこととはいえ、映画の内容の核心をつくレビューにもなっていますので、ネタバレが含まれている可能性もあることをご了承ください。
1.はじまりのうた
#映画のひとことレビュー
落ちぶれたプロデューサーの一念発起。
解説
映画『はじまりのうた』は、マーク・ラファロ演じるプロデューサーが場末のバーで運命の出会いを果たした事で、もう一度音楽で食べる道を見出す。
その視点をベースに、レビューを構築。
キーラ・ナイトレイのグレタが主人公であるものの、元カレとの決別も大きなポイントであり、その部分の抜粋が難したったので、わかりやすい部分で表現している。
あらすじ解説
ミュージシャンで売れた彼と共に、故郷からアメリカへと移住してきたグレタだったが、その彼氏が浮気をしたことで、傷心のままかつての友人の元に。
その友人に無理やりステージに上げられ歌うグレタ、一方落ちぶれた元敏腕プロデューサーのダンは飲んだくれてグレタのステージを偶然見る。
それが運命の出会い。
ダンには、グレタの歌がとてもナチュラルで華やかに聞こえたのである。
ダンはグレタを口説き、音楽を共に作ろうと誘うが…
キャスト・映画情報
- 監督:ジョン・カーニー
- 主演:マーク・ラファロ、キーラ・ナイトレイ
- 公開年:2015年
2.セブン
#映画のひとことレビュー
老刑事、定年までの七日間。
解説
映画『セブン』は、モーガン・フリーマン扮するサマセットの定年退職までの七日間を描いた作品。
セブンというタイトルは、7つの大罪になぞらえた7件の殺人を7日間の出来事として描く、7がキーワードになっている。
ブラッド・ピットに注目しがちだが、この映画は老刑事サマセットの視点がとても重要である。
あらすじ解説
老刑事サマセット、新人刑事ミルズ。
2人は、猟奇的な殺人事件の犯人を追う。
定年を間近に控えたやる気のない老刑事と、意気揚々な新人のコンビという典型的なミステリーだが、監督のデヴィッド・フィンチャー含めブラッド・ピットらの出世作にして、映画史に残る名作に数えられている。
キャスト・映画情報
- 監督:デヴィッド・フィンチャー
- 主演:モーガン・フリーマン、ブラッド・ピット
- 公開年:1996年
3.天使にラブ・ソングを
#映画のひとことレビュー
ハッスル修道女
解説
映画『天使にラブ・ソングを…』は、ド派手な姉ちゃんの主人公デロリスがお堅い修道女たちの聖歌隊を変える物語である。
そして劇中で行われる聖歌隊のステージのハッスルっぷりが特徴だ。
あらすじ解説
デロリスは、ラスベガスのショーガール。
しかしその裏ではマフィアが経営しているバーで働く。
そんなデロリスは、マフィアのボスの愛人。
しかしマフィアの裏の顔を見たことで追われる身となり…
身を隠す場所が、まさかの教会だった…!
キャスト・映画情報
- 監督:エミール・アルドリーノ
- 主演:ウーピー・ゴールドバーグ、ハーヴェイ・カイテル
- 公開年:1993年
4.天使にラブ・ソングを2
#映画のひとことレビュー
落ちこぼれ聖歌隊
解説
ほぼそのままである。
『天使にラブ・ソングを2』は、前作を経て、デロリスがショーガールとして売れっ子になった後に、再びかつての仲間がでロリスに助けを求めにやってくる。
それが高校の音楽科の立て直しである。
落ちこぼればかりの音楽クラスを、聖歌隊を結成しその手腕を発揮する。
あらすじ解説
デロリスの元に、再びやってきたかつての仲間の修道女。
今度は高校生!
デロリスが先生になる!?
その生徒役の中には、あのローリン・ヒルがいるなど、さすがアメリカ!エンタメ力は抜群の大ヒット作。
キャスト・映画情報
- 監督:ビル・デューク
- 主演:ウーピー・ゴールドバーグ、ローリン・ヒル
- 公開年:1994年
5.ゼロ・グラビティ
#映画のひとことレビュー
無重力遭難。
解説
映画『ゼロ・グラビティ』は、女性宇宙飛行士が宇宙空間で遭難する様を描く、リアルなSF映画。
無重力下での遭難は、想像も絶する怖さを追体験できる、今もこの映画以上にリアルな宇宙空間の描写は無いとされる名作SFアドベンチャー作品。
あらすじ解説
サンドラ・ブロックが、名優たる所以を発揮する。
宇宙飛行士が、船外活動中に事故に見舞われ、宇宙空間で遭難する。
無事に地球に帰れるのか…真っ暗闇での孤独な遭難は想像を絶する!
撮影は勿論、実際に宇宙でやる訳ではない。
しかし実際の宇宙飛行士も太鼓判を推すほどに、宇宙空間、宇宙遊泳、宇宙船内の描写は本物を見てるみたいだと評価している。
キャスト・映画情報
- 監督:アルフォンソ・キュアロン
- 主演:サンドラ・ブロック、ジョージ・クルーニー
- 公開年:2013年
6.ブレット・トレイン
#映画のひとことレビュー
最悪な新幹線
解説
ブラッド・ピット演じるレディバグという殺し屋が、簡単な仕事だったはずのブリーフケースの回収業務。
しかしそれが最悪な状況になっていく…
ユーモア満載のアクションコメディ!
あらすじ解説
ブラッド・ピット、真田広之共演の、伊坂幸太郎原作のハリウッド映画『ブレット・トレイン』。
コミカルに、ダイナミックに、ハードにとハイテンションなアクション映画。
簡単な仕事を依頼されたはずだった…
が、とんでもない状況へと転がっていく。
その他にもバラエティに富んだ共演者にも注目!
キャスト・映画情報
- 監督:デヴィッド・リーチ
- 主演:ブラッド・ピット、真田広之
- 公開年:2022年
7.プロミシング・ヤング・ウーマン
#映画のひとことレビュー
オンナを舐めたら、痛い目みるよ!
解説
異性軽視の偏見を持ち、なおかつ邪な心を持つ男性を嵌めていく、要するに美人局を行う主人公。
そんな主人公になぞらえ、女性の強さを表現してみました。
あらすじ解説
キャリー・マリガンの主演作が久々にヒット!
この映画はいわゆるミニシアター系の作品に分類されるが、全米では大ヒットとなり賞レースにもノミネートを果たす。
キャリー・マリガンも再評価され、一時期の地位を取り戻している。
復讐の天使と化したキャリー・マリガン演じる主人公キャシーの、これまでの自分と向き合う、ヒューマンサスペンス!
キャスト・映画情報
- 監督:エメラルド・フェネル
- 主演:キャリー・マリガン
- 公開年:2021年
8.アイアンマン
#映画のひとことレビュー
天才鉄クズ男
解説
アイアンマンの始まりは、鉄クズをかき集め作られたマーク1。
全ての始まりは、鉄クズ男の金属音から。
あらすじ解説
2008年に公開したアイアンマン。
2023年になった今でも続く、一大シリーズとなったMCU。
傲慢な富豪だったトニー・スタークの人生を一変するテロリストの拉致。
全てはここから始まり、アイアンマン誕生の瞬間を描く。
キャスト・映画情報
- 監督:ジョン・ファヴロー
- 主演:ロバート・ダウニー・Jr.
- 公開年:2008年
9.クワイエット・プレイス
#映画のひとことレビュー
守られた沈黙
解説
続編の”破られた沈黙”に掛けてみました。
あらすじ解説
謎の生物に、突如として人類は滅亡の危機を迎える。
それは、音に反応する。
音さえ立てなければ…
しかし一度音を立ててしまうと…
アボット一家を中心に、沈黙の中の戦いを描く。
緊張しっぱなしの90分間!
キャスト・映画情報
- 監督:ジョン・クラシンスキー
- 主演:ジョン・クラシンスキー、エミリー・ブラント
- 公開年:2018年
10.クワイエット・プレイス 破られた沈黙
#映画のひとことレビュー
いざ、反撃開始。
解説
前作のラストで起死回生の一手を見出した後の続編。
今回は、奴らの弱点を知った状態で戦う、アボット一家を表してみました。
あらすじ解説
今回は、前作の1作目では明らかにならなかった0日目から始まる続編。
生まれたばかりの子供を抱える母親、イヴリン。
そしてアボット一家の成長も描きつつ、新キャラクターにキリアン・マーフィーが仲間入り。
今後は3作目やスピンオフなども公開予定。
現代ホラー映画に、新風を巻き起こした話題作!
キャスト・映画情報
- 監督:ジョン・クラシンスキー
- 主演:ジョン・クラシンスキー、エミリー・ブラント
- 公開年:2021年
11.ぼくは明日、昨日のきみとデートする
#映画のひとことレビュー
初めまして、さようなら
解説
『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』は、とある男女の1ヶ月を描いたラブストーリー。
この映画には、ある仕掛けがあって、初めましての瞬間は実はさようならの瞬間でもある…
切なくも尊い恋の話です。
あらすじ解説
京都の美大生、南山高寿は通学の電車で一目惚れをする。
意を決して声をかけるも、別れ際その彼女は、目に涙を溜めていた。
その彼女の名前は、福寿愛美。
彼女にとって、その瞬間はまさしく別れの瞬間だったのだ…
キャスト・映画情報
- 監督:三木孝浩
- 主演:福士蒼汰、小松菜奈
- 公開年:2016年
12.君の膵臓をたべたい
#映画のひとことレビュー
心残りと、過去との繋がり。
解説
この物語は、現代パートと回想する過去パートで構成される。
過去に起きたある出会いで、心を閉ざしてしまったある教師の物語。
一言で表すには、非常に難しい作品です。
あらすじ解説
小栗旬演じる教師は、極力人と関わりを持たないように日常を送っています。
心を閉ざす理由は、彼の過去にあり、その回想では北村匠海を主人公に浜辺美波がヒロイン役。
切ない恋の物語…と、思いきやこの作品にはもっとたくさんの意味が込められている、とても奥が深い1作。
キャスト・映画情報
- 監督:月川翔
- 主演:北村匠海、浜辺美波、小栗旬
- 公開年:2017年
13.マイ・ブロークン・マリコ
#映画のひとことレビュー
友、最後の手紙。
解説
『マイ・ブロークン・マリコ』は、マリコとシイノの友情の物語。
そして1番の白眉ポイントはやはり、最後の手紙。
この最後の手紙の内容は、原作でも明かされていない。
しかしこの2人を象徴する、印象的な光景です。
あらすじ解説
シイノは、OL。お昼ご飯に定食屋にいたところ…
親友マリコが亡くなったことを知る。
するとシイノは、最後にマリコの元に向かうが…
キャスト・映画情報
- 監督:タナダユキ
- 主演:永野芽郁、奈緒
- 公開年:2022年
14.死刑にいたる病
#映画のひとことレビュー
圧倒的ソシオパス。
解説
阿部サダヲが、悪寒が走るほどの狂人を演じ話題となった『死刑にいたる病』。
狂人と言っても、阿部サダヲが演じた役は、自分の思い通りに全てを行うソシオパスである事。
その思い通りというのは、どこまで波及するのか…
あらすじ解説
狂気の殺人鬼=サイコパスという固定観念を崩す、狂気感じるミステリー作品。
普段は底抜けに明るいキャラクターやコメディ寄りの演技をすることが増えた阿部サダヲの、また異なる一面が怖さを感じさせる。
見事な殺人鬼を演じ切った阿部サダヲの映画、見事なパフォーマンスに納得の1作。
キャスト・映画情報
- 監督:白石和彌
- 主演:阿部サダヲ、岡田健史、岩田剛典
- 公開年:2022年
15.MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない
#映画のひとことレビュー
部長!部長!部長ーーー!
解説
上司にタイムループを気付かせることが目的。
もどかしさMAXな内容です。
あらすじ解説
激務な広告代理店、主人公のOLはヘッドハンティング間近。
会社に泊まり込んで日々仕事をしている…
が、この忙しい時に隣の同僚から変なことを言われる。
「1週間、ずっとループしている」
まことしやかに信じられないが…
翌週、また同じ1週間がやってきた!
キャスト・映画情報
- 監督:竹林亮
- 主演:円井わん、マキタスポーツ
- 公開年:2022年
まとめ
#映画のひとことレビュー
考え始めると、普通に楽しいです。
今後も定期的に作品は増やす予定ですので、是非ともチェックしていただけると幸いです。
#映画のひとことレビューのコツ
映画のひとことレビューのやり方。
2時間もある映画をひとことでまとめるのは、実は結構大変。
しかも大好きな作品だと、余計に説明したい箇所が多くてなかなか短い言葉で表すのは難しい。
ひとことレビューのコツとしては、語呂のいい言葉を合わせること。
そして、その映画のどこを切り取るのか…
総評して全体を表す言葉が出て来ればいいのですが、毎回そんな上手くハマる言葉はないので、語呂と言葉のリズム感で、特徴的な部分を表すと、いい感じにレビューできちゃいます!
是非、皆様もTwitterで#映画のひとことレビューと付けて、挑戦してみてください!
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