2021年度の映画賞の総決算とも言える、第94回アカデミー賞が開催されます。
そのノミネート作品が発表されました。
そのノミネート全作品を網羅する一覧を掲載!
さらには、その中から現在視聴可能(記事掲載時点)となる作品を紹介します。
アカデミー賞2022年ノミネート一覧
第94回となる2022年のアカデミー賞のノミネート作品が発表されています。
受賞作が発表されるアカデミー賞は、2022年3月28日(日本時間)に開催される。
ちなみに、年が明けるとアメリカでは映画祭が頻繁に開催されます。
まず、ゴールデングローブ賞がこれまではアカデミー賞前哨戦と言われ注目を集めていましたが、近年ではその効果も薄れています。
その原因は、人種差別問題や一部会員の不祥事の発覚。
大きい原因としては、ゴールデングローブ賞の作品を選定する会員に黒人が1人もいない事が挙げられ、過去にはその会員の会長が差別発言なども発覚し、NETFLIXなど大手配給会社は、ゴールデングローブ賞関連のイベントに参加しないことを表明するなど、それまでの権威は地に落ちた状態です。
事実、TV中継すら行われず、全く重要視されていない状況になっています。
その代わりというのは異なりますが、今年はサンダンス映画祭がより大きな注目を集める結果に。
サンダンス映画祭も年が明けると開催される映画祭で、2022年以降に公開される新作映画の品評会です。
賞レース的には、2023年に登場するものばかりですが、そこから話題作が飛び出す事も多い注目の映画祭です。
そんな賞レースの状況も変わりつつある昨今ですが、その中でもアカデミー賞は現在も変わらずに世界中が注目する映画祭です。
そんな中から、久しぶりに飛び出した日本映画の『ドライブ・マイ・カー』。
日本映画初の快挙となるのか、大きな注目を集めている第94回アカデミー賞の特徴です。
それでは、以下より、アカデミー賞ノミネートの一覧をご覧ください。
作品賞
- 『ベルファスト』
- 『コーダ あいのうた』
- 『ドント・ルック・アップ』
- 『ドライブ・マイ・カー』
- 『DUNE/デューン 砂の惑星』
- 『ドリームプラン』
- 『リコリス・ピザ』
- 『ナイトメア・アリー』
- 『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
- 『ウエスト・サイド・ストーリー』
主演女優賞
- ジェシカ・チャステイン『タミー・フェイの瞳』
- オリヴィア・コールマン『ロスト・ドーター』
- ペネロペ・クルス『Parallel Mothers(英題)』
- ニコール・キッドマン『愛すべき夫妻の秘密』
- クリステン・スチュワート『スペンサー ダイアナの決意』
主演男優賞
- ハビエル・バルデム『愛すべき夫妻の秘密』
- ベネディクト・カンバーバッチ『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
- アンドリュー・ガーフィールド『tick, tick… BOOM!:チック、チック…ブーン!』
- ウィル・スミス『ドリームプラン』
- デンゼル・ワシントン『マクベス』
助演女優賞
- ジェシー・バックリー『ロスト・ドーター』
- アリアナ・デボーズ『ウエスト・サイド・ストーリー』
- ジュディ・デンチ『ベルファスト』
- キルスティン・ダンスト『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
- アーンジャニュー・エリス『ドリームプラン』
助演男優賞
- キアラン・ハインズ『ベルファスト』
- トロイ・コッツァー『コーダ あいのうた』
- ジェシー・プレモンス『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
- J・K・シモンズ『愛すべき夫妻の秘密』
- コディ・スミット=マクフィー『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
監督賞
- ポール・トーマス・アンダーソン『リコリス・ピザ』
- ケネス・ブラナー『ベルファスト』
- ジェーン・カンピオン『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
- スティーブン・スピルバーグ『ウエスト・サイド・ストーリー』
- 濱口竜介『ドライブ・マイ・カー』
脚本賞
- ケネス・ブラナー『ベルファスト』
- アダム・マッケイ&デヴィッド・シロタ『ドント・ルック・アップ』
- ポール・トーマス・アンダーソン『リコリス・ピザ』
- ザック・ベイリン『ドリームプラン』
- ヨアキム・トリアー&エスキル・フォクト『The Worst Person in the World(英題)』
脚色賞
- シアン・ヘダー『コーダ あいのうた』
- 濱口竜介&大江崇允『ドライブ・マイ・カー』
- ドゥニ・ヴィルヌーヴ&エリック・ロス&ジョン・スペイツ『DUNE/デューン 砂の惑星』
- マギー・ギレンホール『ロスト・ドーター』
- ジェーン・カンピオン『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
撮影賞
- グリーグ・フレイザー『DUNE/デューン 砂の惑星』
- ダン・ローストセン『ナイトメア・アリー』
- アリ・ウェグナー『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
- ブリュノ・デルボネル『マクベス』
- ヤヌス・カミンスキー『ウエスト・サイド・ストーリー』
美術賞
- 『DUNE/デューン 砂の惑星』
- 『ナイトメア・アリー』
- 『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
- 『マクベス』
- 『ウエスト・サイド・ストーリー』
衣装デザイン賞
- 『クルエラ』
- 『シラノ』
- 『DUNE/デューン 砂の惑星』
- 『ナイトメア・アリー』
- 『ウエスト・サイド・ストーリー』
メイクアップ&ヘアスタイリング賞
- 『タミー・フェイの瞳』
- 『ハウス・オブ・グッチ』
- 『星の王子ニューヨークへ行く2』
- 『クルエラ』
- 『DUNE/デューン 砂の惑星』
作曲賞
- ニコラス・ブリテル『ドント・ルック・アップ』
- ハンス・ジマー『DUNE/デューン 砂の惑星』
- ジョニー・グリーンウッド『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
- ジェルメーヌ・フランコ『ミラベルと魔法だらけの家』
- アルベルト・イグレシアス『Parallel Mothers(英題)』
歌曲賞
- 「Be Alive」from『ドリームプラン』
- 「Dos Oruguitas」from『ミラベルと魔法だらけの家』
- 「Down to Joy」from『ベルファスト』
- 「No Time to Die」from『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』
- 「Somehow You Do」from『Four Good Days(原題)』
編集賞
- 『ドント・ルック・アップ』
- 『DUNE/デューン 砂の惑星』
- 『ドリームプラン』
- 『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
- 『tick, tick… BOOM!:チック、チック…ブーン!』
音響賞
- 『ベルファスト』
- 『DUNE/デューン 砂の惑星』
- 『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』
- 『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
- 『ウエスト・サイト・ストーリー』
視覚効果賞
- 『DUNE/デューン 砂の惑星』
- 『フリー・ガイ』
- 『シャン・チー/テン・リングスの伝説』
- 『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』
- 『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』
長編アニメーション賞
- 『ミラベルと魔法だらけの家』
- 『Flee(原題)』
- 『あの夏のルカ』
- 『ミッチェル家とマシンの反乱』
- 『ラーヤと龍の王国』
国際長編映画賞
- 『ドライブ・マイ・カー』(日本)
- 『Flee(原題)』(デンマーク)
- 『The Hand of God』(イタリア)
- 『ブータン 山の教室』(ブータン)
- 『The Worst Person in the World(英題)』(ノルウェー)
長編ドキュメンタリー賞
- 『Ascension(原題)』
- 『Attica(原題)』
- 『Flee(原題)』
- 『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』
- 『燃え上がる記者たち』
短編ドキュメンタリー賞
- 『オーディブル: 鼓動を響かせて』
- 『私の帰る場所』
- 『The Queen of Basketball(原題)』
- 『ベナジルに捧げる3つの歌』
- 『When We Were Bullies(原題)』
短編実写映画賞
- 『Ala Kachuu – Take and Run(原題)』
- 『The Dress』
- 『The Long Goodbye(原題)』
- 『On my Mind(原題)』
- 『Please Hold(原題)』
短編アニメーション賞
- 『Affairs of the Art(原題)』
- 『Bestia(原題)』
- 『ボクシングバレー』
- 『ことりのロビン』
- 『The Windshield Wiper(原題)』
現在視聴可能な作品一覧(掲載時点)
現時点でアカデミー賞ノミネート作品の視聴可能となる映画の一覧を紹介します。
本項目では、主に配信サービスで鑑賞可能となる作品をピックアップしています。
NETFLIXとディズニープラス以外の映画は、その他の項目にて。
NETFLIX
- 『ドント・ルック・アップ』
- 『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
- 『ロスト・ドーター』
- 『tick, tick… BOOM!:チック、チック…ブーン!』
- 『The Hand of God』
- 『オーディブル: 鼓動を響かせて』
- 『ベナジルに捧げる3つの歌』
- 『私の帰る場所』
- 『ミッチェル家とマシンの反乱』
- 『ことりのロビン』
NETFLIX2022年アカデミー賞コレクションは、こちらから。
ディズニープラス
- 『タミー・フェイの瞳』
- 『ミラベルと魔法だらけの家』
- 『ラーヤと龍の王国』
- 『あの夏のルカ』
- 『クルエラ』
- 『フリー・ガイ』
- 『シャン・チー/テン・リングスの伝説』
- 『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』
その他
- 『マクベス』(AppleTV+)
- 『愛すべき夫妻の秘密』(Amazonプライムビデオ)