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映画【リカ】原作ネタバレ!予想を裏切る結末に読者騒然?

リカネタバレ

出典:映画【リカ~自称28歳の純愛モンスター~】公式Twitter

映画【リカ~自称28歳の純愛モンスター~】が2021年6月18日(金)に公開されます。
主演は、これまでも『リカ』シリーズでネットをざわつかせ、安定の怪演を見せてくれる高岡早紀さん。そして今回不運にも(?)リカのターゲットとなってしまう相手役は市原隼人さんです。
本記事では、映画【リカ~自称28歳の純愛モンスター~】の原作ネタバレと予想を裏切る結末に対する読者の反応について書いていきます。

筆者はリカシリーズドラマで知りましたが怖くて面白くて好きです!

映画【リカ】のキャストと相関図!打ち切りと言われたドラマが映画化された理由は?
出典:【リカ~自称28歳の純愛モンスター~】公式Twitter 2021年6月18日(金)に映画【リカ~自称28歳の純愛モンスター~】が公開されます。 主演は、これまでも『リカ』シリーズでネットをざわつかせ、安定の怪演を見せてくれる高岡早紀...

映画【リカ~自称28歳の純愛モンスター~】について

映画【リカ~自称28歳の純愛モンスター~】シリーズの今までの放送

映画【リカ~自称28歳の純愛モンスター~】の原作は五十嵐貴久さんのラブサイコサスペンス小説「リターン」です。
五十嵐貴久さんのリカシリーズはこれまでに4作がドラマ化されています!

2013年 土曜ワイド劇場・『リカ』 原作:「リカ」
2019年 オトナの土ドラ・『リカ』第1部 原作:「リハーサル」
2019年 オトナの土ドラ・『リカ』第2部 原作:「リカ」
2021年 オトナの土ドラ・『リカ リバース』 原作:「リバース」
2021年 映画【リカ~自称28歳の純愛モンスター~】 原作:「リターン」

ドラマ【リカ】シリーズを動画で見るには?

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映画【リカ~自称28歳の純愛モンスター~】のキャスト

リカキャスト

出典:映画【リカ~自称28歳の純愛モンスター~】公式HP

  • 自称28歳のストーカー殺人鬼・雨宮リカ:高岡早紀
  • 警視庁捜査一課の刑事でリカに近づく・奥山次郎:市原隼人
  • 警視庁捜査一課の刑事で奥山の婚約者・青木孝子:内田理央
  • 警視庁捜査一課刑事で係長・長谷川浩二:尾美としのり
  • 警視庁捜査一課刑事の主任・戸田弘之・マギー
  • 警視庁捜査一課の刑事で孝子の同僚・梅本尚美:佐々木希

ストーリー

出典:映画【リカ~自称28歳の純愛モンスター~】公式HP

山中で死体が発見され、被害者の身元は3年前、逃走犯の雨宮リカ(高岡早紀)に拉致され行方不明になっていた本間だ。警視庁捜査一課の奥山(市原隼人)は、リカをおびき寄せるため、偽名を使いマッチングアプリでリカを探し出すことに成功する。奥山は次第に“純愛モンスター”リカにのめり込んでいく。捜査と共にリカにのめり込む、奥山を心配する婚約者の孝子(内田理央)は、同僚の尚美(佐々木希)と共に彼の部屋へと向かうのだがそこで何が起きたのか・・・。

リカネタバレストーリー

出典:映画【リカ~自称28歳の純愛モンスター~】公式HP

映画【リカ~自称28歳の純愛モンスター~】の原作ネタバレ

リカネタバレ原作

出典:映画【リカ~自称28歳の純愛モンスター~】公式Twitter

映画【リカ~自称28歳の純愛モンスター~】は小説「リターン」が原作となっています。これからそのネタバレを書いていきます!

プロローグ「発見」ネタバレ

4月13日の金曜の早朝、70歳の宮野大輔は趣味の山登りで敬馬山に来た。
雨が降りそうなので早めに山頂まで登る。その途中で車が追い越していった。山頂につくと二台車が止まっていた。宮野は山の下山途中で、不法投棄されているスーツケースを拾う。かなり重たかったが山の斜面から引きあげた。子供たちがはしゃぎながら山を登っていく。あまりにも重いので不審に思いスーツケースをあけると、中に手足のない人間の死体があった。吐きそうになりながらも宮野は警察に電話をした。

「捜査」ネタバレ

梅本尚美(佐々木希は、先輩の菅原刑事がいる病院に来ていた。尚美は10年間、月1回定期的に菅原を見舞いに来ている。菅原は10年前のある事件がきっかけで心を壊し、尚美の呼びかけにも反応しない。ただ生きているだけだ。尚美は新人のころから菅原に刑事としてのいろはを教わり、彼をとても尊敬していた。だから10年間、今も見舞いを欠かさない。菅原は家族もなく見舞いに来るのは尚美だけで、医師の酒井からはこのまま変わらないだろうと言われ続けている。

尚美は警視庁捜査一課のコールドケース班に所属している。未解決事件を扱う部署だ。同じ部署には同僚の青木孝子(内田理央)がいる。朝、孝子と菅原について話していると捜査一課の刑事の奥山次郎(市原隼人)が来た。彼は35歳で孝子の婚約者。5年のの付き合いで来年の春には結婚も決まっている。
その日の午後、捜査一課の会議が始まった。スーツケースの死体が早朝に発見された件についてだ。捜査一課長の
長谷川警部(尾美としのり)が事件の概要について説明する。その死体は、10年前に失踪した本間隆雄だ。死因は食事をのどに詰まらせた窒息死。手足がないのに加えて、目、鼻、舌をえぐり取られていた。だが、健康状態は良好なため、10年間誰かに食事を与えられて生活していたことが考えられた。

本間は10年前に出会い系サイトで雨宮リカ(高岡早紀)という女性と知り合い、メールを頻繁にやりとりして好意を持ち会った。リカは28歳、看護師と自分のことを言った。さらに本間の個人情報を調べ上げ、執拗に電話し家まで押しかけた。しかし本間はすぐに異常なストーカーと気づき、知り合いの原田という探偵に彼女の調査を依頼する。その原田はリカに殺された。その捜査を担当した菅原刑事に本間はリカについて恐怖に感じたことを全てを話した。さらにリカは本間の娘まで誘拐する。焦った本間はとしまえんの駐車場でリカに一人で会いに行き、麻酔注射を打たれ山梨の無人の保養施設に監禁される。そこに菅原刑事が乗り込み、リカを拳銃で撃ち本間を助けた。しかしリカは搬送される救急車の中で警察官と救急隊員を殺して逃げた。そして本間を探し出し、手足と、目、鼻、舌をえぐり取り、彼を拉致監禁し10年がたった。警察は総力を尽くして探したがリカは今も見つかっていない。菅原刑事は本間を救えなかったショックで発狂し、今の状態になった。

捜査一課の会議を終え、今度はコールドケース班だけで集まる。
班長の戸田警部(マギー)が捜査について指示を出す。10年前のリカ事件を洗いなおすこと、さらに現場に向かって今回の事件の捜査がされることになった。尚美は、10年前から尊敬する菅原刑事を奪われたリカ事件についてずっと調べてきて情報は把握していた。奥山が取り調べをした第一発見者・宮野の証言から、山の上に二台車があり一台が白かったこと、下山途中にスーツケースをあけるとき子供たちが山を登っていたことが分かる。その子供たちの証言から、山頂の白い車はマスクと手袋をした女が運転し猛スピードで山の反対に降りて行ったことが分かった。
尚美は間違いなくリカだと確信した。

「殺人」ネタバレ

尚美や奥山たちが、山を下りたところにあるNシステムの写真を調べると、マスクとサングラスをして黄色いブラウスを着た、白い車を運転する女を発見。だがその車は盗難車で、日野市で盗まれ翌日八王子駅に乗り捨てられていて、リカがどこに逃げたかは分からない。リカは空き家などに潜んでいると考えられ、日野や八王子周辺の空き家をしらみつぶしに探すことになった。尚美は孝子と奥山と一緒に捜査するが、車の中で二人が楽しげに話しているのを聞きつつリカを逮捕するという思いを強くした。三週間たち、警察が手を尽くしてもリカは見つからない。あらゆる監視カメラの目をかいくぐり逃亡していた。

そんな中、尚美は孝子から奥山と3日間連絡がつかないから一緒に家に行ってほしいと頼まれる。捜査一課の同僚に聞くと三日前の捜査会議には出ていたがそれからは知らないようだった。孝子は奥山とは基本毎日連絡していて、メールも電話もこんなにつながらないことはなく心配している。

仕事を終え二人で高円寺の奥山の家に行くと。寝室で殺されている奥山を発見する。孝子が寝ていると思って奥山の頭を触ると首が転げ落ち、顔は目と鼻と口が取られて、体の横に置かれていた。尚美は座り込んで動けなかったが、孝子が冷静に一課に連絡するよう尚美に指示する。尚美は一課へ連絡し、話の途中で嘔吐しながらもなんとか状況を伝えた。一課の刑事が来るのを待つ間、孝子は奥山の体を触り、ポケットから携帯を見つける。現場はそのままにしておくべきなので尚美がたしなめると、孝子は「リカよ…仇は私が取る。殺してやる…」とつぶやく。実際奥山のパソコンにも出会い系サイトにでリカを探した形跡が残っていた。
現場での聴取が終わった後、大問題になること覚悟で2人は携帯を調べ、リカからの4日前のメールを見つける。

『ケイジさん!明日会えるのね?やっと会える!嬉しい!』

『何度もメールしてすいません。でもしてないと不安で…どうしたらいいか分からない。全部ケイジさんのせいだからね。ねえ本当に会えるの?お仕事の邪魔にならない?車で来る?セールスの途中?時間ある?食事とかできる?』

これを見て孝子は気持ち悪いと言った。10年間リカの捜査をして、リカのことをよく知っていた尚美は相手のことを聞きながらも自分のしたいことを主張するリカの文章だと確信した。

翌日の朝早くから捜査会議が行われた。尚美と孝子は奥山の死体を発見した状況を説明する。さらに2週間前から、奥山のパソコンに出会い系サイトでのリカとのやりとりも見つかる。1週間前からは携帯でやり取りしていると思われたが現場に携帯がなかったので、リカが持ち去ったと思われた。そこで、尚美と孝子が実は携帯を持っていたことを白状する。気が動転していて忘れていたと尚美は言った。

会議が終わった後、孝子が尚美に「リカにメールを送ろうと思う」と言い出した。リカが疑り深く、異常で頭のいい犯罪者だと分かっている尚美は、絶対に危険だとやめさせようとするも孝子の思いは堅い。尚美にも、父親のようにそれ以上に慕っていた菅原刑事を奪われた恨みがリカにあった。尚美と孝子、愛する人を奪われた2人でリカをおびき出すと決めた。

「眼」ネタバレ

尚美は30分かけて文章を考え、孝子の携帯から初めてリカにメールをした。それからたかおを名乗って、慎重にバレないようにメールのやりとりを続け、ついに高円寺の駅のホームでリカと待ち合わせることに成功する。それを上司の長谷川に報告し、叱られたがそんなことはよかった。尚美も孝子もリカを捕まえることだけを考えていた。
私服の刑事100人が動員され、電車かタクシーかどこから来るか分からないリカを待つ。駅のホームには50人の刑事がいた。尚美と孝子もそれに加わる。尚美と孝子はホームの上りと下り逆に配置された。
30分ほど待ち、尚美は入ってくる電車の中についにリカを見つけた!しかも目が合った。リカは降りようとしない。だが他の刑事は誰も気づいていない。尚美はとっさに孝子に電話しながら同じ車両に乗った。孝子にそれを伝えるが電波が悪く伝わったかは分からない。すると目の前に「みいつけた」と言って微笑むリカがいた。

気が付くと尚美は、狭いゴミ屋敷のような部屋に椅子に座らされ縛られ、ガムテープで口もふさがれていた。彼女がなぜこんなことをしたのか考える。リカは私がたかおについて何か知っていると思い込みそれを聞き出すため、電車の中で麻酔注射を打たれここに連れてきた。
リカは目を覚ました尚美に気付く。駅のホームにたくさん刑事がいたことも、尚美が刑事だと気づいていたことも話す。

「あなたは奥山刑事を殺した。逮捕しないから、病院に行きなさい」
「何それ?奥山?リカ知らない。病院なんて行きたくない」
と急に子供っぽく答えるリカ。

尚美は孝子に自分の状況が伝わっていると信じ、助けを待つため話をなるべく延ばすことを考えた。
たくさんの質問をする。ケイジとのやりとりのこと、たかおとのこと。
リカはたかおがいなくなり、優しくしてくれるケイジに心を許した。ケイジはたかおとは違い話を聞いてくれて返事もしてくれて、リカはそれが嬉しかった。ケイジと会うことになったが、彼はリカを警察に連れて行こうとした。刑事だったことに気付きリカは彼を殺した。

「リカは間違っていない。リカはたかおさんのもの。たかおさんと一緒にいるのが幸せだった。リカは悪い子。こんなこと二度としない。」

そう言うリカに、尚美がケイジを殺したことを問い詰めると、リカはまた「覚えていない」と言う。もうリカは正気ではなかった。事実でも自分に都合の悪いことは捻じ曲げてとらえてしまう。
会話の間も恐怖におびえながらずっと助けがくるのを待つ尚美。
尚美はケイジについてもっと聞こうとするが、今度はリカが質問してきた。

「あなた刑事よね?たかおさんがどこにいるか話して。」
「本田たかおの死体は別れた妻が引き取った。少し前火葬されて、今は小平霊園に埋葬されている。」
「死体?」
「本田たかおは死んだ。あなたがその死体を山に捨てた」
「たかおさんが死んだなんて嘘。私たちはこの部屋で一緒に幸せに暮らしていた。警察がたかおさんを連れて行ったのね。」
「警察はそんなことしない。」

たかおが死んだ・死んでいないのやりとりがしばらく続き、「本当のことを言って」とリカがメスを持った。尚美が「たかおは死んだ。本当のことを言っている」というと、ついにリカは尚美の右目をえぐり取った。尚美は右目が熱いのと同時に激痛を感じる。
今度は舌を切ろうとしてくる。しつこく「たかおさんはどこ?」と言うリカに、尚美は「知らねえよ。たかおは死んだ。」と言った。
舌が切られそうになったその瞬間、孝子がドアに立っていた。孝子はリカに銃弾を撃ち込む。
リカはそれでも跳ね起き、孝子の肩にメスを刺したが、孝子は容赦なくリカに乗り、計12発の銃弾を撃った。リカはついに死んだ。
孝子から、リカは新大久保でアジトを持っていて、ここに10年たかおと住んでいたことを聞かされた。尚美はついにリカが死んで、10年追ってきた長かった事件が終わったと安堵し、そのまま意識が遠のいていくのを感じた。

エピローグ「微笑」ネタバレ

一か月後、尚美は菅原刑事の入院している府中の病院に来ていた。
医師からは「このままで菅原さんが正気に戻ることはないでしょう。このまま一生を終える方は珍しくありません」と言われる。
尚美は菅原に、リカが死んで事件が終わったことを報告する。予想通り、菅原の反応は何もなかった。医師から彼の従妹が菅原をもっと安い病院に転院させようとしていることを聞き、尚美は「私が引き取ります。ご家族には私がお話します。」と言った。
尚美は菅原に「帰りましょう。」と言って頬ずりをする。すると彼が微笑んだように思えた。
尚美は、「ただしさん、愛しているわ」と言って彼を抱きしめ、幸せを感じていた。

予想を裏切る結末に読者が騒然?

リカは筆者の中で、タクシーに追いつけるほど早く走れたり(笑)、人間離れした不死身のイメージがあります。映画の予告もスパーダーマンのように飛んだりして、原作でもギリギリのところで逃げると思っていました。ですが、結局あっさり死んでしまいあっけない終わり方だと思いました。
読者の感想もびっくりしている方が多く、以下のようなものがありました。

リカがここまであっさり死ぬとは思わなかった。
リカは本当に死んだのか?信じられません。

また、映画のメインキャストはリカと奥山と思っていましたが、主人公はリカというより尚美だったというのが驚きでした。尚美もリカのことを知りすぎて、最後はリカに感化されていたラストになった気がします。「菅原のすべての世話をし、彼を完全な形で自分のものにするのだ。」という文があり、そこはちょっとリカと同じで怖く感じました。
映画では、そのあたりがどう表現されているのか、期待して見たいと思います!

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