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【踊る大捜査線】全シリーズ解説!ドラマから映画スピンオフまで全てを網羅!

踊る大捜査線
出典元:Amazon.co.jp

『踊る大捜査線』は、1997年1月にTVドラマとしてシリーズが始まりました。
その後、TVスペシャルを経て映画化されるなど、フジテレビを代表する作品になっています。
今も多くのファンを抱える作品で、絶えず続編の再始動が望まれています。
そんな『踊る大捜査線』について、徹底解説していきます。

『踊る大捜査線』の概要

『踊る大捜査線』は、1997年の1月、火曜日の21時の枠で連続ドラマとしてスタート。
織田裕二主演で、脚本が君塚良一、演出が本広克行。
音楽は松本晃彦。
踊るシリーズでは、この3人の製作スタッフが神格化されている。
水野美紀、ユースケ・サンタマリア、筧利夫などは、この『踊る』シリーズをきっかけにブレイクするなど、多くの人気俳優を輩出しています。
TVドラマ4話目までは、恋愛路線も検討されており、青島と雪乃、室井とすみれという構図。
しかしその後、刑事ドラマ路線でいくことが決まると当初の計画は消え、青島とすみれの構図がメインとなる。
しかしそのプロットの形は随所に見え、室井とすみれの2人きりのシーンもたびたび登場していました。
『踊る大捜査線』は、1997年1月からの1クール放送を終えると、その後はTVスペシャルとして2時間ドラマとして製作されます。
その後、映画化を発表し世界観を大きく広げていくことになりました。
それまでの刑事ドラマの特色である、事件発生、犯人逮捕への道を描く様なものではなく、警察組織として色を強く打ち出し、大きく一線を隠す内容になっているのが特徴です。
事件が起きたら、パトカーで出動。
しかしこのドラマでは、交通課に使用の申請をし、申請するには上司の判子が必要である、とにかく組織としての規則、マニュアルというものを遵守する様が強く描かれています。
組織としての警察の描写は、この作品がきっかけで今後の刑事ドラマにも少なからず影響を及ぼしています。
それ以外でも、昨今のTVドラマの映画化という流れの源流とされています。
THE MOVIE2では興行収入170億円を超える大ヒットを記録し、TVドラマからの映画化という一連の流れを定番化させることに。
今最も復活を望む声が多い、名作のひとつです。

『踊る大捜査線』シリーズ全作品一覧

『踊る大捜査線』の世界線に登場する全ての単独作品一覧を掲載。
唯一賛否両論となる作品に、書籍の『野口江理子の日記』という作品が存在する。
この作品は、『踊る』シリーズのファンが創作した作品になるため、一部のファンから批判の的になっています。
しかし、DVDのコメンタリーで製作の亀山千広氏が語っている事もあり、正史として採用されているとのこと。
この『野口江理子の日記』というのは、時系列で言うと1983-1985の出来事で、室井慎次が大学時代に交際していた女性の日記という定で書かれているもの。
その他では、ニンテンドーDS用のソフトの潜水艦。
これは、MOVIE2で再開した青島と室井の会話にある潜水艦以来の再会というくだり。
この潜水艦がゲームに当たる。
元々、映画作品第二弾のプロットの一案だった潜水艦。
結果、採用されずにエピソードのみ存在していました。
それがゲームのストーリーとして新たに再構築されたもの。
その他、DVD特典用に製作された『プロジェクトK』は、THE MOVIEの副総監誘拐事件の犯人である坂下始が更生するストーリーをNHKの番組プロジェクトX風にパロディ化したものだったり、本一覧は、どんな形であれ、単独作品として製作されたものを掲載します。
TVスペシャルという形で掲載している『警護官 内田晋三』は、トリビアの泉のワンコーナーで製作された短編作品です。
『踊る』シリーズでのスピンオフで、どんな人物であれ、作品化が可能であるとの検証の中、過去に短いシーンで登場していたトリビアの泉のMCUである高橋克己のキャラクターを、単独作品化したもの。
など、様々な人物を作品かしている『踊る』シリーズ。
その全てを網羅したリストです。

タイトル放送日媒体
TVシリーズ1997年1月 – 3月TVドラマ
歳末特別警戒スペシャル1997年12月30日TVスペシャル
初夏の交通安全スペシャル1998年6月19日TVスペシャル
秋の犯罪撲滅スペシャル1998年10月6日TVスペシャル
深夜も踊る大捜査線1998年10月12日 – 16日TVスペシャル
THE MOVIE1998年10月31日映画
深夜も踊る大捜査線22003年7月14日 – 18日TVスペシャル
THE MOVIE 22003年7月19日映画
舞台も踊る大捜査線2003年8月15日 – 17日舞台
踊る大ソウル線2001年9月21日TVスペシャル
プロジェクトK2003年12月29日DVD特典
前日も交渉人 真下正義2005年5月6日TVスペシャル
交渉人 真下正義2005年5月7日映画
容疑者 室井慎次2005年 8月27日映画
野口江里子の日記2005年9月17日書籍
逃亡者 木島丈一郎2005年12月10日TVスペシャル
広報人 矢野君一2005年12月17日DVD特典
弁護士 灰島秀樹2006年10月28日TVスペシャル
警護官 内田晋三2007年1月27日TVスペシャル
係長 青島俊作2010年6月1日 – 7月9日ドコモ動画
スリーアミーゴス THE MOBILE2010年6月28日 ドコモ動画
深夜も踊る大捜査線32010年6月28日 – 7月1日TVスペシャル
THE MOVIE 32010年7月3日映画
THE GAME 潜水艦に潜入せよ!2010年7月15日ニンテンドーDS用ソフト
係長 青島俊作22012年8月27日 NOTTV
THE LAST TV サラリーマン刑事と最後の難事件2012年9月1日TVスペシャル
深夜も踊る大捜査線 THE FINAL2012年9月3日 – 9月6日TVスペシャル
THE FINAL 新たなる希望2012年9月7日映画

『踊る大捜査線』のキャスト

『踊る大捜査線』は、数々のスピンオフ、青島を描く正史だけでも相当の登場人物がいます。
まずは、メインキャストのみ紹介します。
今後、これ以外の登場人物についても機会があれば紹介しますので、気長にお待ちいただければ、と思います。
『踊る大捜査線』は、様々な作品があり、1997年から2012年まで物語が進行し続けてきました。
そして、過去にストーリーで登場したどんな人物ですら、主人公になり得る作品としても証明されています。
そんな『踊る』シリーズに登場する役者や、演じるキャラクターについて、本項目では深掘りしていきます。

青島俊作:織田裕二
湾岸署刑事課強行犯係。脱サラして警察官になった主人公、最終的には係長になる。
巡査部長から警部補に。

恩田すみれ:深津絵里
湾岸署刑事課盗犯係主任・巡査部長。青島と同僚以上恋人未満の関係を保つも、当初は室井との恋仲も検討されていた。

室井慎次:柳葉敏郎
警察庁長官官房審議官・警視監。最初は警視。
ザ・警察官僚という立場ながら、熱血な青島との約束、現場の刑事が正しい事をやれる環境を作るため出世街道の道へ。

真下正義:ユースケ・サンタマリア
警視庁湾岸警察署署長・警視正
キャリア組として昇進しながらも青島の後輩というポジションからは脱却できず。
最終的には、湾岸署所長に。

柏木雪乃:水野美紀
湾岸署刑事課強行犯係・巡査部長。
最初の設定では、青嶋との恋仲を予定されていたものの、刑事ドラマ路線をいくことになり設定が変更され、警察官の道へ。
最終的には真下と結婚する。

和久平八郎:いかりや長介
元湾岸署刑事課指導員。最初は、同署同課強行犯係・巡査長。
青島と室井の様に、THE MOVIEでの副総監と約束していた。
青島いわく、『SE7EN』のモーガン・フリーマン。

篠原夏美:内田有紀
湾岸署刑事課強行犯係・巡査部長。
女青島として、98年6月の「初夏の交通安全スペシャル」で初登場する。
杉並北署で青島が世話になった篠原浩三(谷啓)の娘。
女青島の異名が仇となり、その後刑事課へは配属されずにいた。
『THE MOVIE 3』でようやく念願が叶って、青島の部下としての登場である。

『踊る大捜査線』のニュース

『踊る大捜査線』は2012年公開の『THE FINAL』以降、新たな作品は作られておらず、幕を閉じています。
しかしながら、今、最も復活を望む声があり、フジテレビのドラマ制作の低迷が囁かれるたび、その噂が絶えず存在します。
そんな『踊る大捜査線』シリーズの最新ニュースや、それ以外の小ネタ系記事などを本項目にてまとめます。
果たして続編の企画が本当に立ち上がるのか…
『踊る』ファンとしては、心待ちにしたいところです。

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