2023年10月20日（金）に公開された、映画【おまえの罪を自白しろ】。
中島健人さんと堤真一さんが初共演ということで話題となっています。
政治家一族を襲った孫娘誘拐事件。犯人の要求は、身代金ではなく罪を自白すること。
真保裕一さん原作のサスペンス小説が映画化されました。
ケンティーがどんな活躍するのか楽しみ！
1回だけでは理解するのが難しいみたいだよ？
本記事では、映画【おまえの罪を自白しろ】のあらすじ・ネタバレについて書いていきます。
映画【おまえの罪を自白しろ】の概要
スタッフ・主題歌
| 監督 | 水田伸生 |
| 脚本 | 久松真一 |
| 主題歌 | B’z「Dark Rainbow」 |
- 監督は、先日公開されたばかりの【ゆとりですがなにか インターナショナル】など、コメディも多く手掛けてきた水田伸生さんです。
- 脚本は、水曜ミステリーやサスペンスなどを多く執筆してきた、久松真一さんが担当しました。
- 主題歌は、B’zの「Dark Rainbow」で、この映画のために書き下ろされました。疾走感のあるロックナンバーが、タイムリミットがあるという緊迫感を盛り立てます。
登場人物
- 宇田晄司：中島健人
- 政治家一族・宇田家の次男。父・清治郎の議員秘書。
宇田清治郎：堤真一
衆議院議員・内閣府副大臣。
宇田家
宇田揚一朗：中島歩
長男。埼玉県議員。
緒形麻由美：池田エライザ
長女。柚葉の母。
緒形恒之：浅利陽介
麻由美の夫。市議員。
緒形柚葉：佐藤恋和
麻由美の娘。誘拐された。
木原誠也：矢柴俊博
大島昇：アキラ100%
牛窪透：山崎一
警察
平尾宣樹：山崎育三郎
埼玉県警・捜査一課の刑事。
加持直樹：尾美としのり
樫田光太郎：中村歌昇
平尾の後輩
高垣義弘：三浦誠己
政府
木美塚壮助：角野卓造
日本新民党幹事長。
夏川泰平：金田明夫
内閣総理大臣。
若鷺健太郎：池田成志
湯浅哲道：升毅
城山敏正：橋本じゅん
マスコミ
神谷美咲：美波
「中央テレビ」報道記者。
その他
寺中初美：尾野真千子
恒之の支援ボランティア。
寺中勲：柏原収史
初美の弟
寺中清則：春海四方
初美と勲の父
九條哲夫：小林勝也
菅原大吉：牧村徹
草川庄一：平泉成
映画【おまえの罪を自白しろ】のあらすじ・ネタバレ！
ここからは、映画【おまえの罪を自白しろ】のあらすじを整理していきます！
（※ネタバレ注意！）
父のスキャンダル
政治家一族の宇田家の次男・宇田晄司（中島健人）は建築会社を設立するも倒産し、やむなく政治スキャンダルの渦中にいる国会議員の父・宇田清治郎（堤真一）の秘書を務める。
それは、上荒川大橋の建設に関するもので、清治郎が橋の建設を5キロ先の場所に移動させてしまった。
内閣総理大臣・夏川泰平（金田明夫）の友人の会社に多くの金が入るよう優遇するためで、夏川の指示で宇田がおこなった。
国会答弁で野党から厳しく問い詰められてもそんな事実はないと答える清治郎。
孫の誘拐
そんなある日、一家の長女・緒形麻由美（池田エライザ）と幼い娘・柚葉（佐藤恋和）が保育園から自転車で帰る途中で車で来た何者に突き飛ばされ、柚葉が誘拐された。
犯人からの要求は身代金ではなく、
「明日午後5時までに記者会見を開き、おまえの罪を自白しろ」
という清治郎への脅迫だ。
麻由美は清治郎へすべてを語るよう懇願し、清治郎も会見を開くと決める。
1度目の会見
しかし、会見で清治郎は晄司が用意した原稿通りに読まなかった。
自分が過去に部下を殴ったこと、友人の会社への優遇などを告白し、内閣府副大臣を辞し、党を離脱すると話し会見を終わらせた。
あっという間に終わった会見に納得のいかない、「中央テレビ」報道記者・神谷美咲（美波）をはじめとするマスコミ。
清治郎は、自分が罪に問われないよう、日本新民党幹事長・木美塚壮助（角野卓造）の力を借りて無罪の確証を得てから会見したかった。
しかし、それができなかったため、上荒川大橋の件については語らなかった。
全部話すと約束したのに守らなかった清治郎に怒る晄司。
2度目の会見
すぐに犯人からメッセージが来て、今の会見ではダメで、もう一度22時までに会見を開きすべてを話すよう要求される。
晄司柚葉を助けるため奔走しながらも、次期総理候補の木美塚との関係を作った。
もうあきらめた清治郎は2回目の会見で、議員辞職すること、そして上荒川大橋の建設場所を変えたのは総理からの指示で自分がやったことを認めた。
その後、犯人からの連絡で河川敷で柚葉は見つかり、無事保護された。
だが、柚葉はショックのあまり声が出なくなってしまう。
病院で処置室からベッドに乗せられ出てきた柚葉の元に来た清治郎は、泣きながら柚葉に謝った。
その後も犯人の捜索を続ける捜査一課の刑事・平尾宣樹（山崎育三郎）だが、見つからない。
晄司の推理
晄司は、以下の事から犯人がこの近辺に執着しているのがおかしいと感じる。
少年センター近くの園芸業者の車が盗まれ誘拐に使われた。
柚葉が見つかった場所もその周辺の河川敷だった。
平尾に連絡し、犯人の罪を自白させるための会見を提案をする。
宇田家の会見とし、県議員である兄の宇田揚一朗（中島歩）と市の議員である麻由美の夫の緒形恒之（浅利陽介）も同席させる。
まず、清治郎が衆議院議員をを辞職することを表明。
さらに、今後の競艇場の移設は揚一朗が責任を持って引き継ぐと話した。
またもマスコミたちは納得がいかないが、そのまま会見は終了した。
犯人の正体は？
夜になり、競艇場が移設される予定の河川敷に2人の人物がやってきて、スコップで土を掘り始める。
警察の捜査員たちがそれを待ち構え、晄司も含めてみんなで犯人を取り押さえる。
犯人はなんと、恒之の支援ボランティア・寺中初美（尾野真千子）とその弟の勲（柏原収史）だった。
3年前の悲劇
2人は3年前、上荒川大橋の建設に関わる予定の業者だった。
しかし、建設の位置が変わってしまったため、関わることができなくなってしまう。
多額の借金をしたのに建設がなくなり、父と弟が大喧嘩の末、父を殺してしまう。
それを隠すため死んだ父をその場所に埋めたのだ。
だから競艇場の移設で掘り起こされてしまうと困るため、まずは初美が恒之の近くにボランティアとして潜入。
その後、清治郎を失脚させ、競艇場の移設を阻止するため柚葉を誘拐した。
晄司の未来
清治郎は自分の跡を継いで欲しいかったため、晄司の建設会社をつぶしたと彼に謝罪。
晄司は、父の跡を継ぎ衆議院議員となり、総理になった木美塚と共に国会に立った。
1回では理解できない！再度見るべき理由とは？
公開日に鑑賞してきました！
話がどんどん進んでいき、政治に詳しくない私はついていくのに大変でしたが、絶対知りたい部分（父の罪と犯人）がはっきり分かったのでよかったです。
母としては、エライザさんの演技と、誘拐された柚葉ちゃんの声が出た時に涙が出ました。
清治郎が関わったいくつもの案件が出てくるのと、晄司の策略（最終的には自分が政治家になった）が分かりづらかったので、もう一度見るのをお勧めします！
Twitterでも2回目の方がより理解が深まったという意見がありました。
豪華すぎるベテランのキャストたちの役割も2回目にしっかり確認したいと思います！
映画は2回目見たほうがより深く理解できたというか、入り込めた気がするな〜これは何回でも見たくなる映画だと思う！それぞれのキャラクターの心情をより理解できた！#おまえの罪を自白しろ #おまえの感想を自白しろ
— ﾊﾙｶ🍛🟣 (@hrk0092_SZ) October 21, 2023
おま罪2回目だったけど、昨日の1回目で話の流れをつかんで、今日はパンフ読んで1回目では私の頭が追いつかなかった政治の駆け引きもスッと理解できたから、映画の解像度があがってとても良かった！
何回も見るともっといろんな理解が深まりそう。#おまえの感想を自白しろ #おまえの罪を自白しろ— み_い_な (@miina_amnos) October 21, 2023