2021年5月21日（金）に映画【いのちの停車場】が公開されます。
この映画は、金沢の小さな診療所を舞台に、“いのち”に優しく寄り添う医師と、 避けることのできない死を迎える患者とその家族のヒューマンストーリーです。
主人公の医師役には吉永小百合さん。診療所のスタッフには、吉永小百合さんとの初共演を果たす松坂桃李さんと広瀬すずさん、そして、ベテランの西田敏行さんが脇を固めます。また、患者やその家族のキャストも豪華な面々です。
本記事では、映画【いのちの停車場】のキャストと相関図、南野陽子の涙と笑顔に「予告で泣ける」という世間の反応について書いていきます。
映画【いのちの停車場】の概要
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世代を超える
感動のヒューマン医療ドラマ誕生 ✨
#いのちの停車場 本予告解禁🎬
━━━━━━━━━━━━╋愛するからこそ
別れと向き合えるー 🌈“いまを生きる”願いを支える🙌
医師と家族の愛👩⚕️💓#吉永小百合 #松坂桃李 #広瀬すず #西田敏行
🎞5月21日公開 🎞— 映画『いのちの停車場』公式 (@Teishaba_movie) April 1, 2021
この映画は、現在のコロナ禍の中、2020年5月発売と同時に大きな反響を呼んだ、現役医師・南杏子さんの同名小説が、映画化されたものです。医師だからこそ描写できる医療現場の臨場感、安楽死といったテーマに深く切り込んだものになっています。
ストーリーは、東京の救命救急センターで働いていた咲和子（吉永小百合）が、ある事件をきっかけに、故郷である金沢で「まほろば診療所」の在宅医師として再出発をします。様々な事情から在宅医療を選んだ患者や家族と出会い、戸惑いながらも、まほろばのメンバーと共にいのちの一瞬の輝きに寄り添っていく。その時、最愛の父が倒れてしまう…咲和子はどう病気に向き合うのか…
予告を見ただけでも、絶対に泣ける映画だと確信しました。家族の最期にどう向き合うのか考えたくないけどこの映画で何かを得られたらと思います。
映画【いのちの停車場】のキャスト
白石咲和子:吉永小百合
吉永小百合さんは誰もが知る大女優です。ですがそれを感じさせない、優しさが伝わってきます。二宮和也さんと親子役で共演されたときは、彼の子供のころの写真を飾って、気持ちを高めていたそうです。現在も親子のような関係でいるそうで素敵な話だと思いました。
この映画では、主人公で「まほろば診療所」の在宅医で、長年、救命救急医として活躍していたが、ある事件から退職し在宅医に。最初は戸惑うものの、次第に患者だけではなくその家族と向き合い、寄り添っていく。という役どころで、優しい吉永さんにピッタリの役ですね。
野呂聖二:松坂桃李
松坂桃李さんは、最近戸田恵梨香さんと結婚を発表し、公私ともにノリにのっている俳優さんですね。最近は映画でオタクの役をやったり、演技の幅が広がっています。「遊戯王」が大好きで、菅田将暉さんのラジオで語りすぎて出禁になったこともあるという、面白い一面もあります。
この映画では、「まほろば診療所」の運転手で医大卒業生。尊敬する咲和子を追って金沢に来る。まほろばでの経験を通じて成長し、目標を持つようになる。という役どころで、感情的になったり、涙も見せたりと、彼にあっている役だと思いました。
星野麻世:広瀬すず
広瀬すずさんは、デビューからずっと活躍し、成長し続けている女優さんです。明るい元気な役から、ドラマ『anone』のような、暗いおとなしい役まで、幅広い演技を見せてくれます。4月11日から放送が始まったドラマ『ネメシス』では櫻井翔さんを助けるしっかりした役もあっています。
この映画では、「まほろば診療所」の訪問看護師。院長の仙川と二人三脚で在宅医療に携わり、最初は咲和子のやり方に困惑するという役どころです。成長した彼女だからこそ見せられる看護師の役が楽しみです。
仙川徹:西田敏行
西田敏行さんといえば、こちらも誰もが知る大御所俳優ですね。バラエティにも出演され、『探偵ナイトスクープ』で局長を務めた時は、涙もろい一面もあったり、筆者も大好きな方です。一番のイメージは、なんといっても【釣りバカ日誌】の浜ちゃんですね。釣りバカでは何度も笑わせてもらい、元気をもらいました。
この映画では、「まほろば診療所」の三代目院長。咲和子に在宅医療として求められるのは必ずしも医療行為だけではないということを優しく導いていくという役どころです。西田さんのお人柄も出ていそうでこの方の言葉にも泣きそうです。
柳瀬尚也:みなみらんぼう
みなみらんぼうさんは、シンガーソングライターですが、俳優としても活動されています。懐かしい、「やまぐちさん家のツトムくん」などの作曲もされています。また、この映画の劇中歌の作詞作曲もされています。実際に歌われているのかなと思います。
この映画では、世界中を旅し、金沢に辿り着いた吟遊詩人。「BAR STATION」のマスター。日々様々な患者と向き合うまほろばのスタッフに打ち合わせや休息の場を提供しているという役どころで、みなみさんにピッタリの役だと思います。
若林祐子:南野陽子
南野陽子さんは、80年代アイドルで有名ですが、現在は女優として活躍されています。スケバン刑事シリーズは一番有名ですね。最近はドラマ『半沢直樹』で、レギュラーではなかったですが、悪い社長夫人の役で、存在感を発揮されていました。
この映画では、8歳で小児癌を患う子供の母親。幼い娘に迫る死を受け入れられず、新薬を使った治療を求めるという役どころです。予告での泣くシーンの気迫は、筆者も間違いなくもらい泣きしそうだと思っています。
寺田智恵子:小池栄子
小池栄子さんは、グラビアアイドル出身ですが、最近は女優として大活躍されています。バラエティでも面白い一面や、司会を務めたりマルチに活躍されています。昨年放送されたドラマ『姉ちゃんの恋人』では主人公の有村架純さんの同僚で、相談に乗り、自分も恋愛を成功させていくという明るい役でしたが筆者は好きでした。殺人犯だったり、母だったり、いろんな役をこなしています。
この映画では、末期の肺癌を患う芸者で、最後まで自分らしく生きることを主張し、咲和子からの指導に反発する。という役どころです。予告でのハッキリものをいうところなど、彼女にあっているカッコイイ役かなと思いました。
並木徳三郎:泉谷しげる
泉谷しげるさんは、破天荒なミュージシャンですぐ怒る(笑)イメージですが、最近は、俳優としても、たくさんの活躍をされています。ドラマ『病室で念仏をとなえないでください』では、昔子供を失ったが優しい役で、病気になる役でした。泉谷さんの優しい演技にも泣かされました。
この映画では、在宅治療を強く望む胃瘻患者の夫で、妻を愛しているが、老老介護に疲弊しており、治療をしようとする咲和子らに非協力的である。という役です。病気の妻に対する葛藤をうまく演じられているのかなと思います。また彼の演技で、泣ける気がしています。
中川朋子:石田ゆり子
石田ゆり子さんも誰もが知るベテラン女優です。年齢を感じさせない、きれいさと透明感がありますね。映画【サイレントトーキョー】では、爆破事件を起こしてしまう役で、予告から謎な雰囲気を漂わせていて、素晴らしい演技でした。ドラマ『逃げ恥』での主人公のおばの明るいゆりちゃん役も好きです。
この映画では、プロの女流囲碁棋士で、癌を患い5年前に手術をしたが、転移が見つかり再発。幼馴染の咲和子を頼ってまほろばに来る。という役どころです。吉永さんと並ぶと、キレイな姉妹のようで、とても素敵だと思いました。
宮嶋一義:柳葉敏郎
柳葉敏郎さんも、誰もが知るベテラン俳優です。『ぐるナイ』などバラエティにも出ていて、笑顔が素敵な役者さんだと思います。『踊る捜査線』の室井管理官が有名で、よくモノマネもされていますね。故郷の秋田を大切に思う男らしい方だと思います。
この映画では、末期の膵臓癌を患う元高級官僚で、最期の時間を平穏に過ごしたいと咲和子らに望んでいるが、長年会えていない息子のことを気がかりに思っている。という役どころです。息子と会えた時には筆者も号泣だと思います。
白石達郎:田中泯
田中泯さんはダンサーとして有名で、また渋い俳優で脇役としていい味を出す、バイプレーヤーです。 筆者はドラマ『モンテクリスト伯』の時の、騙された主人公を助ける、ファリア真海役がかっこよくて好きでした。
この映画では、咲和子の父親で、に先立たれており、咲和子が帰ってきたことを喜ぶ。しかし、骨折をきっかけにドミノ式に病に冒されることとなる。という役どころです。咲和子との親子の絆をどう演じられているのか期待しています。
映画【いのちの停車場】の相関図
主人公・咲和子の周りには、まほろば診療所のスタッフや院長という仲間がいます。そこに来る患者と家族を温かく包む、咲和子。そして、自身も父の病気と向き合うことになります。
患者とその家族も豪華なキャストで今から映画館で見るのがとても楽しみです！
南野陽子の涙と笑顔に「予告で泣ける」
この映画は、末期がんの患者や家族など、それぞれの思いが描かれています。在宅で最期を看取るということ。病気を治すことをあきらめたくない家族など。筆者は、中でも小児がんの娘の母、南野陽子の熱演と涙、また、娘と海を見ているときの笑顔が一番ぐっときました。娘を亡くすことの辛さは考えたくもありませんが、ひしひしと思いが感じられました。
Twitterでもたくさんの「予告で泣ける」というようなコメントがたくさんあります。
みなさんもハンカチを用意して映画館に行きましょう！