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映画「コンクリートユートピア】キャスト・あらすじ!パク・ソジュン最新作!日本公開はいつ?

日本でも人気の高い韓国人俳優パク・ソジュンの最新映画として注目を集めている「コンクリートユートピア」。配給会社のロッテエンターテインメントより、その韓国公開日が8月に決定したことが伝えられました。ポスターと予告編も公開され、韓国公開に向け、注目度が高まっています。

そこでこの記事では、「コンクリートユートピア」のあらすじキャスト日本公開についての情報をご紹介します。

コンクリートユートピア

出典:ロッテエンターテインメント

【コンクリートユートピア】とは?

【コンクリートユートピア】あらすじ

舞台となるのは大地震によって廃墟となったソウル。すべての建物が倒壊する中、皇居アパートだけが倒壊を免れます。そんな皇居アパートに生存者が集まることから始まった、アパートの中に暮らす人と外からやって来た人の死闘を描いた災害スリラーです。

「コンクリートユートピア」は、2014年に連載を開始したキム・スンニュンのウェブ漫画「愉快なイジメ」の2部「愉快な隣人」を原作とした映画です。

ポスターに記されたキャッチコピーは「全てが崩れた、我々のアパートだけを除いて」。唯一残ったアパートを舞台に一体どんな人間ドラマが描かれるのかとても楽しみですね。

監督は俳優【オム・テグ】のお兄さん

本作で監督を務めたオム・テファは1981年生まれ、韓国映画アカデミー出身。監督作品「森」(2012)では、第11回ミジャンセン短編映画祭で大賞とホラーファンタジー作品賞をダブル受賞する快挙を成し遂げました。名だたる映画監督が審査員を務める中、全員一致で大賞に推したというので、その実力の高さがうかがえます。

そんなオム・テファ監督はなんと俳優オム・テグのお兄さん。オム・テグと言えば、「コインロッカーの女」(2015)や「安市城 グレートウォール」(2018)で知られる実力派俳優です。オム・テファが監督を務めた「隠された時間」(2016)には、オム・テグも出演しました。監督を務めた作品はまだ多くはありませんが、これまで映画を制作する度に称賛を受けてきたオム・テファの作品というだけに、「コンクリートユートピア」への期待も高まっています。

また、本作の制作は日本ではNETFLIX で配信され話題となった「地獄が呼んでいる」や「D.P.-脱走兵追跡官-」を制作したクライマックススタジオが担当します。オム・テファ監督とクライマックススタジオのタッグに「今夏最大の期待作」と注目を集めています。

【コンクリートユートピア】キャスト

ミンソン(演:パク・ソジュン)

 

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マンションと妻を守ろうとする住人、ミンソンを演じたのはパク・ソジュンです。

パク・ソジュンは1988年、ソウル生まれ。「魔女の恋愛」(2014)で主人公を務めブレイクしました。「キム秘書はいったい、なぜ?」(2018)や「梨泰院クラス」(2020)などヒット作に出演し、日本でも知名度の高い韓国俳優のひとりです。2023年11月公開予定のマーベルスタジオの新作「マーベルズ」にも出演予定で、近年ハリウッドにも進出しています。

ミョンファ(演:パク・ボヨン)

ミンソンの妻、ミョンファを演じたのはパク・ボヨンです。

パク・ボヨンは、1990年生まれ。子役出身ですが、「過速スキャンダル」(2008)で主役に抜擢されて以降、大人の女優として活躍しています。最近では「力の強い女ト・ボンスン」(2017)や、「ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた」(2021)などの話題作でヒロインを務めました。

ヨンタク(演:イ・ビョンホン)

 

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アパートを部外者から守ろうとする住民代表ヨンタクを演じたのはイ・ビョンホンです。

イ・ビョンホンは、1970年生まれ。ドラマ「美しき日々」(2001)や「オールイン 運命の愛」(2003)が日本でも大ヒットとなり、「韓流四天王」として日本でも大変な人気を博しました。現在では活動の場をハリウッドに広げ、「G.I.ジョー」(2009)や「ターミネーター:新起動/ジェニシス」(2015)などのハリウッド大作にも多く出演しています。

クムエ(演:キム・ソニョン)

皇居アパートの婦女会長クムエを演じたのはキム・ソニョンです。

キム・ソニョンは、1976年生まれ。毎年多くのテレビドラマに出演し、ヒット作には欠かせない助演女優として存在感を放っているキム・ソニョン。「椿の花咲く頃」(2019)や「愛の不時着」(2019)などに出演し、「愛の不時着」では百想芸術大賞助演女優賞を受賞しています。

ヘウォン(演:パク・ジフ)

外部で暮らしていたが、皇居アパートに戻って来たへウォンを演じたのは、パク・ジフです。

パク・ジフは2003年生まれ。本作の監督オム・テファが手掛けた映画「隠された時間」(2016)で女優デビューしました。ドラマ「今、私たちの学校は・・・」(2022)や「シスターズ」(2022)などに出演し、今注目を集めている若手女優です。

ドギュン(演:キム・ドユン)

非協力的な住民ドギュンを演じたのはキム・ドユンです。

キム・ドユンは1981年生まれ。映画「哭声/コクソン」(2016)への出演で知名度を上げ、2020年には大ヒットしたゾンビ映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」(2016)の続編「新感染半島 ファイナル・ステージ」(2020)にも出演しています。

【コンクリートユートピア】日本公開は決まってる?

韓国での公開が2023年8月に決定した「コンクリートユートピア」ですが、残念ながら2023年6月時点では、日本での公開日は決定していません。

しかし、嬉しい情報があります。それは、韓国公開を前にして、152の国に作品を先行販売したというもの。フランスやイタリアなどのヨーロッパの大国はもちろんのこと、日本を始めとしたアジア諸国、そしてメキシコ、ブラジルの南米地域からも販売オファーがありました。製作国のみの公開で、日本では公開のない海外映画も多い中、「コンクリートユートピア」に関しては、日本の配給会社がすでに版権を獲得済ということなので、日本で劇場公開がある可能性が高いと言えます。日本公開日決定の情報を楽しみに待ちましょう。

各国の反応:フランスの配給会社「The Jokers Films」

The Jokers Filmsは「パラサイト 半地下の家族」などの配給会社。

オム・テファ監督は人間の連帯に対してを考察させる、スペクタクルな災難映画を見せてくれた。ビジュアル的にも驚いたし、感動的でイ・ビョンホン俳優の活躍にも驚いた。

各国の反応:イタリアの配給会社「Blue Swan Entertainment」

Blue Swan Entertainmentは「閑山:龍の出現」などの配給会社。

今年の韓国映画中で最も目立った映画だ。この映画をイタリアに紹介することができて光栄だ。

各国の反応:南米の配給会社「Bf Distribution」

Bf Distributionは「新感染 ファイナル・エクスプレス」などの配給会社。

スペクタクルな災難とヒューマンドラマが共存する強烈な映画だ。この映画は見ている人に“こんな状況の時、自分はどうするべきなのか?”という問いを投げ掛ける。こんな特別な映画的経験をすることになって嬉しいし感動した。

どの国の配給会社も、「コンクリートユートピア」に大きな期待を寄せていることが分かりますね。公開前にこれだけ多くの国に販売されることはまさに快挙と言っても過言ではありません。

パク・ソジュン近年は不振続き?汚名返上となるか!?

韓国では「ラブコメの王様」と呼ばれ、ドラマに出演すれば必ずヒットすると言われているパク・ソジュンですが、近年出演した映画では苦戦を強いられています。

総合格闘技のチャンピオンを演じた「ディヴァイン・フューリー/使者」(2019)は、損益分岐点となる観客動員数の半分にも満たない観客動員に終わり、IUとダブル主演を務めた「ドリーム」(2023)も想定の半分ほどの観客動員数でした。

そんなパク・ソジュンにとって、「コンクリート・ユートピア」が起死回生の作品となるか、そういった視点でも注目を集める作品となっています。

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