前作【エクソシスト】は、悪魔にとりつかれた少女とその母親が体験する恐怖をリアルに描いたホラー映画の金字塔。
そして2023年12月に公開される新作【エクソシスト 信じる者】では、”至上最恐の悪魔の恐怖”が、およそ50年の時を経て再来する。
今回は、映画【エクソシスト 信じる者】のキャストとあらすじなどについて！
【エクソシスト 信じる者】のキャスト
2023年の映画【エクソシスト 信じる者】のキャストをまとめてご紹介！
キャスト：レスリー・オドム・Jr（役：ヴィクター・フィールディング）
悪魔に憑依された子どもを救うため奔走する父親・ヴィクター・フィールディングを演じるのは、アメリカの俳優・レスリー・オドム・Jr。
ニューヨーク出身のレスリー・オドム・Jrは、17歳のとき舞台「RENT」で俳優デビュー。2015年、大ヒットミュージカル『ハミルトン』で演じた主人公アーロン・バー役が高い評価を受け、第70回トニー賞ミュージカル主演男優賞を受賞。
代表作は『オリエント急行殺人事件』や『あの夜、マイアミで』など。現在は俳優や歌手として幅広く活躍中。
キャスト：アン・ダウド（役：ポーラ）
元修道女の看護師・ポーラを演じるのは、アメリカの女優, アン・ダウド。
マサチューセッツ州出身のアン・ダウドは、1956年生まれ、67歳。これまで多くの映画・ドラマに出演しており、中でもTVドラマ『The Handmaid’s Tale』シリーズの陰湿かつ残酷なリディアおばさんの役柄で広く知られている。その他代表作は『フィラデルフィア』や『コンプライアンス 服従の心理』、『対峙』など。多面性のある表現・演技が高く評価されている。
キャスト：ジェニファー・ネトルズ（役：ミランダ）
悪魔に取りつかれる少女の一人・キャサリンの母親ミランダを演じるのは、アメリカのシンガーソングライター、ジェニファー・ネトルズ。
1974年生まれ・現在49歳のジェニファー・ネトルズは、アメリカの音楽グループ『シュガーランド』に所属する女性歌手。
2006年、ボン・ジョヴィと共演した『Who Says You Can’t Go Home』がビルボードのカントリーチャートで1位を記録し、グラミー賞の最優秀であるカントリー・コラボレーション賞を受賞。耳に心地よい独特のハスキーボイスに定評がある。
キャスト：ノーバート・レオ・バッツ（役：トニー）
悪魔に取りつかれる少女の一人・キャサリンの父親トニーを演じるのは、アメリカの俳優兼歌手のノーバート・レオ・バッツ。
1967年生まれ・現在56歳のノーバート・レオ・バッツは、1996年『レント』のロジャー・デイヴィス役でブロードウェイ・デビュー。2回のトニー賞主演男優賞のほか多くの受賞歴があり、ブロードウェイ俳優として名高い。
キャスト：リディア･ジュエット（役：アンジェラ・フィールディング）
悪魔に取りつかれる少女の一人・アンジェラ（ヴィクターの娘）を演じるのは、女優・リディア・ジュエット。
2007年生まれ・現在16歳のリディア・ジュエットは、エチオピアの出身。代表作はTVドラマ『グッドガールズ：崖っぷちの女たち』や映画『ナイトブック』など。十代にしてハリウッドで名の知られた彼女が今回、悪魔に憑かれる少女役をどのように演じてくれるのか、すでに期待が高まっている。
キャスト：オリヴィア･マーカム（役：キャサリン）
悪魔に取りつかれる少女の一人・キャサリン（ミランダとトニーの娘）を演じるのは、女優・オリヴィア･マーカム。
舞台俳優であり、Netflix の「マチルダ・ザ・ミュージカル」（2022年）への出演でも注目された新人女優オリヴィア・マーカムは現在15歳。今回、【エクソシスト 信じる者】の少女キャサリン役が映画初出演となる。
キャスト：エレン・バースティン（役：クリス・マクニール）
アメリカの女優・エレン・バースティンは1932年生まれ・90歳。今回は、前作【エクソシスト】（1973年公開）と同じクリス・マクニール役を再演する。
前作にて、悪魔に憑かれた娘の母親役を熱演したエレン・バースティン。【エクソシスト】に50年ぶりに出演する彼女の演技を楽しみにしているホラーファンも多い。
【エクソシスト 信じる者】あらすじ
レスリー・オドム・Jr演じるヴィクター・フィールディングは12年前に妻に先立たれて以来、娘のアンジェラを一人で育てている。
ある日、アンジェラは友人のキャサリンとともに、森の中で忽然と姿を消す。幸いにも2人の少女は３日後、怪我もなく無事に戻ってきた。しかし不思議なことに、2人とも自分たちが行方不明になっていた期間の出来事を何一つ覚えていなかった。
そしてアンジェラとキャサリン、2人の少女の不審な言動が起こり始め、さらには不可解な現象が2つの家族を襲い始める…。
今回悪魔が選んだのは2人の少女。2つの家族に降りかかる、想像を絶する恐怖体験。
彼らに訪れる、予想をはるかに超えた結末とは…！
2023年【エクソシスト 信じる者】の注目ポイント
少女に憑いた悪魔と再会するクリス・マクニール
本作のキャッチコピーは【比類なき恐怖が目覚める。】。
前作【エクソシスト】にて少女リーガンに取り憑いた悪魔・パズズが、50年の時を経て再び私たちの前にその姿をあらわします。
本作で悪魔の標的となるのは、アンジェラとキャサリンという2人の少女。
そして彼女たちに憑いた悪魔と対峙するのは、前作にて悪魔に憑かれた少女・リーガンの母、クリス・マクニールです。
「前に会ったわね」
本予告にて、キャサリンに憑いた悪魔と対面し、顔をゆがめながら呟くクリス。
前作にて愛する娘リーガンを全身全霊で守り抜いた彼女は、はたして今回も、2人の少女・アンジェラとキャサリンを悪魔の恐怖から救うことができるのでしょうか。
試されるのは家族の絆
タイトルとなっている【エクソシスト】には、「悪魔祓いをする祈祷師」という意味があります。
では、悪魔祓いをするために必要なことは何なのか…。
それは、前作【エクソシスト】にてすでに明らかになっています。そう、悪魔の狙いはただ一つ、人々の信仰心を失わせることなのです。
悪魔の毒牙にかかった少女たちを救うためには、悪魔の戯言に耳を貸さず、自身の信仰心を強く保ち続けなければなりません。そして、彼女たちを助けるために試されるのは、家族の絆。
本作予告では、少女たちを椅子に縛りつけ、命を懸けたハードな悪魔祓いをおこなうという壮絶なシーンも見られます。
50年の時を経て再来する比類なき恐怖に、あなたは耐え抜くことができるでしょうか。
悪魔と必死に戦い抜いた2つの家族に訪れる結末を、ぜひ劇場にてご覧ください。
映画『エクソシスト 信じる者』概要
『エクソシスト 信じる者』基本情報
・原題：The Exorcist: Believer.
・制作国：アメリカ合衆国
・監督：デヴィッド・ゴードン・グリーン
・脚本：デヴィッド・ゴードン・グリーン
・製作総指揮：ダニー・マクブライド
・制作：ジェイソン・ブラム
・配給：東宝東和
監督はデヴィッド・ゴードン・グリーン
本作の監督を務めるのは、2018年公開『ハロウィン』シリーズで広く知られるデヴィッド・ゴードン・グリーン。
1975年生まれ、現在48歳のデヴィッド・ゴードン・グリーンは、2001年に『ジョージ・ワシントン』で長編映画監督デビュー。そして2018年の「ハロウィンシリーズ」第11弾目となる監督作『ハロウィン』では、スラッシャー映画としては歴代一位の興行収入を記録しています。
デヴィッド・ゴードン・グリーン監督が『ハロウィン』続編三部作に続いて描き出す『エクソシスト』続編、比類なき恐怖に満ちた世界観。はたして今回は、50年もの時を経て再来する恐怖をどのように魅せてくれるのでしょうか。とても楽しみです！
2023年【エクソシスト 信じる者】の音楽・テーマ曲が話題！
【エクソシスト 信じる者】の劇中では、前作【エクソシスト】の恐怖の記憶を呼び起こすあのテーマ曲が再び使用されています。
曲名は『Tubular Bells』、作曲者はマイク・オールドフィールド。
この楽曲は、元々は作曲者マイク・オールドフィールドが同名アルバムのために作り、1973年に発表したものです。しかし同年末、ホラー映画【エクソシスト】の劇中にて使用されたことをきっかけに、戦慄の恐怖を象徴するメロディーとして一躍有名になりました。
2023年の新作【エクソシスト 信じる者】でも50年前と同じ楽曲が使用されていることで、エクソシストファンの中には『あの恐怖を再び味わえる！』と期待する人も多いようです。
昨日、映画館で流れた『エクソシスト 信じる者』あの音楽が流れたので流れを汲んだもの、最新作なのかなと思って調べたらリーガンの母親役の人が同じ役名で出演するみたいですね。是非とも映画館で見たいのでエクソシスト１が大好きな夫を誘いました。12月1日公開のようです。楽しみ〜
https://twitter.com/nkmrtko/status/1702959483918676275
映画【エクソシスト 信じる者】の公開日
公開日は、2023年12月1日（金）です！
まとめ
【エクソシスト 信じる者】は、悪魔に憑かれた2人の少女、そしてその家族が戦慄の恐怖と命を懸けて戦い抜く、常識の範疇をはるかに超えた圧巻のホラー映画です。
ホラーの金字塔である前作【エクソシスト】の恐怖が50年の時を経てどんな形で帰ってくるのか、ぜひ劇場にてご覧ください！
＊記事内画像出典：【エクソシスト 信じる者】公式HP