馬カーチェイスは見逃せない! 現代版“ロビン・フッド”をタロン・エガートンが熱演『フッド:ザ・ビギニング』

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壁を走り、屋根を駆け、バク転をしながら弓を放つ。
スタントなしVFXなしで多くのアクロバティックなアクションをやってのけた主演のタロン・エガートン。

フッドザ・ビギニングメイン
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「お前ってほんとクレイジーだよな!」そうカメラが止まるたびに絶賛してしまったと共演者のジェイミー・フォックスが言うのも無理はない。
日本では『キングスマン』シリーズで一躍注目を浴び、『ロケットマン』でエルトン・ジョン本人にも称賛された歌声を全編にわたって披露、その歌唱力の高さを証明し観客を極上の音楽体験へと誘った。『フッド:ザ・ビギニング』では、多くの名優が演じてきたイギリスの伝説的ヒーロー、“ロビン・フッド”を演じるエガートン。本作では、その身体能力の高さも魅力の一つとして、観客の脳裏にインプットされるに違いない。

映画『フッド:ザ・ビギニング』の作品情報

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  • 原題:ROBIN HOOD
  • 監督:オットー・バサースト
  • 出演:タロン・エガートン、ジェイミー・フォックスほか
  • 公開:10月18日(金)、全国ロードショー

映画『フッド:ザ・ビギニング』のあらすじ

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舞台は中世のイングランド。生まれながらの領主の子、苦労知らずなロビン・ロクスリー(タロン・エガートン)の元に、十字軍の徴兵通知が届く。

恋人のマリアン(イヴ・ヒューソン)に必ず生きて帰ると誓い過酷な戦場に向かうが、無抵抗な捕虜を次々と処刑する上官に歯向かい強制的に帰国させられる。屈辱に震えこそすれど、恋人との再会に胸を躍らせるロビンだったが、待っていたのは領地も財産も全て没収され変わり果てた荘園だった。マリアンと領民は鉱山に追放され、新たな恋人とキスをするマリアンを目撃したロビンは絶望に打ちひしがれる。

そこに、戦地で敵として出会ったジョン(ジェイミー・フォックス)が現れる。ロビンはかつて、ジョンの息子が捕虜として殺されかけていたのを救ってやろうとした。ジョンは、腐りきった金持ちや権力者を二人で止めようと持ち掛けてくる。弓矢の名手のジョンによる“早撃ち”“隠れ撃ち”の指導を受け、ジョンの技術をものにしたロビン。

表は権力にこびる若き領主、裏では権力に反抗しフッド=頭巾をかぶった盗賊・・・二つの顔を使い分け、権力の中枢に踏み込んでいく。その戦いの行方はいったい・・・?

瞬きすら惜しい! 華麗すぎるアクションを見逃すな

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イギリスの伝説上のヒーロー、ロビン・フッドが伝承に登場したのは15世紀だという。

基本となる登場人物は同じだが、これまで多くの異なるアプローチで作品化されてきた。本作で、制作陣がこれまでと圧倒的に違う要素として重視したのがアクションだ。見たことがないようなアクション、中でもまるでカーチェイスの馬バーション、いうなれば“ホースチェイス”には度肝を抜かれる。ロビンが単体で馬を走らせ挑む疾走感溢れるアクションもだが、馬車を使ったアクションには特に目を奪われた。車と車がぶつかり合い火花をちらすように、ジョンの手綱さばきに導かれた馬車が敵の追走をギリギリのところで華麗にかわす。

キャラクターそれぞれに合わせ作られたという弓をもちい、エガートンとフォックスがアーチェリーの達人に叩き込まれた腕前で披露する弓矢も、これまでにはない使い方だ。思わず目を覆ってしまいたくなるほど、スリリングな要素が満載である。

切ないラブストーリーに共感せずにいられない

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「ロビン・フッド」物語の定番の登場人物であるマリアン。本作も、ロビンとマリアンの出会いからはじまる。

幸せな蜜月から一転、戦地に向かう恋人・ロビンを見送り、いつか帰るという言葉を信じて待ち続けた。しかしロビン戦死の知らせが、二人の関係を変えてしまう。きっと泣き崩れた夜もあっただろう。それでも、力強い信念の下生きるマリアンは、新たな恋人との人生を選ぶ。

貧しい人々に食事を分け与える聖母のような優しさと、高圧的な権力者を前に毅然と立ち向かう強さを持つマリアンを演じるイヴ・ヒューソンは人気急上昇の女優だ。ヒューソンは、ロビンとマリアン「二人が2019年に生きる若い恋人たちと同じで感動した」と語っている。

衣装、舞台、武器・・・あらゆる要素が決して古典的なものではなく現代でも違和感を感じないが、中でも二人の若者のラブストーリーは私たちの心に響き、共感できる。この物語が自分たちの一部のように身近に感じられるのもそのためだろう。

さいごに

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かつての『ロビン・フッド』物語では主従関係だったロビンとジョン。本作では異なり当初は敵である。

互いに、知らず背負っているものの共通点、師弟関係がやがて熱いバディ関係へと変化し、かけがえのない絆が生まれていく様子に痺れる。最強の弓矢の達人・ジョンが見込むに相応しいロビンの信念が本作の肝の一つであり、その思いに我々観客は期待し胸を躍らせ心から応援したくなる。

アメコミを思わせるようなエンドロールがまたかっこいい。今、乗りに乗っているタロン・エガートン、次の作品はどんなエガートンを見せてくれるのだろう?その期待値がますます高まる一作であることは間違いない。

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