見上愛さん・上坂樹里さんダブル主演の朝ドラ「風、薫る」第18週「岐路にて」のあらすじと感想を紹介します。
【風、薫る】第18週あらすじ・感想
86話
ある日、りんのもとを、かつて帝都医大病院に勤めていた医師・黒川(平埜生成)が訪ねて、黒川病院で看護婦取締りとして働かないかと誘う。りんは辞退した。看護婦としてやっていく自信がないからだ。
黒川は「君は本当に一生 看護と関わらないつもりなのか? 僕は君のような、患者のために悩める人こそ現場にいるべきだと思う。もう少し考えてから返事が欲しい。病院にはいつでもいいるから。」と言い残し、去った。
直美は捨松に会いに行き、貧しい人たちのために向けた派出看護について相談する。大学病院では採算がとれないから、できない。
直美は「裕福な人からお金をとって貧しい人からはお金を取らなければ」と提案。
捨松は「だったら ご自分で会を作ればいかが? アメリカには派出看護の仕事はすでにある。勘定は松竹梅。派出する看護婦の技術 病気などのランクで3段階の看護費用が用意されている。そうすれば利益を出せるのでは。」と助言。
直美は女の私ができるのか不安だった。捨松は「それに挑戦できる直美さんが羨ましくもあります」という。捨松は夫の力も借りて色々な事業をしているが、女の地位を上げることはでていない。「 直美さんがやることは、どんな小さな歩みでも 新しい女の生き方につながります。」という捨松。
直美は院長に退職を申し出た。院長は退職を受け入れ、めぼしい町医者も紹介してくれた。大学病院は医学の発展のための病院だが、貧しさでこぼれ落ちる命を救うことも必要だと院長も考えていた。
直美はりんに手紙を書く…。文さんの残してくれたお金で、派出看護の会を自分でやってみることを伝えた。環の入学の時に撮った写真も送った。
直美は引き継ぎを始める。(つづく)
直美が動き始めました。派出看護。今でいう訪問看護のことですね。捨松が背中を押してくれて、ついに決断しました。長屋のトヨさんが貧しくて医者にかからなかったこと、母の文さんのところに訪問診療をしたけれど手遅れだったことなどが、決断を後押しした感じですかね。直美は主人公っぽい感じで、夢にまっしぐら。一方、りんは自信なさげでナヨナヨしてますが…。
87話
直美(上坂樹里)は派出看護の会の設立に向けて、看護婦の募集など、準備を進めることに。同期のトメと多江は病院に残ることになった。
美津(水野美紀)も直美の動きに賛成。りんは手紙で応援している、とあった。りんは「応援か」と残念そう。
タマが内科の看護婦取締りとなった。引継ぎのノートには、仕事内容より人の動かし方のコツが書かれていて、多江とトメは笑う。
美津は一ノ瀬家の向かいの家が空き家を見つけ、派出看護の会の事務所として借りることになった。
直美は卯三郎(坂東彌十郎)に必要な医療器具を購入したいと申し出る。 卯三郎は歯の治療器具の購入や製造も適性な価格でしているからだ。直美が場合によっては帝都医大へのご紹介もするというと、卯三郎は「 さすが文さんに似て 私の欲深さもわかってらっしゃる」と笑った。
多江の紹介で、同期のしのぶが看護婦として働いてくれることになった。 しのぶの夫はは通詞をしていて 中身は西洋人。少し変わっていて妻の仕事に理解があった。
虎太郎(小林虎之介)が希望の薬を用意することに。島田は新聞社でこっそりチラシを印刷してくれた。
直美としのぶはチラシ配りをして、派出看護の会を告知する。
ある日、吉江(原田泰造)が直美のもとを訪れる。派出看護の会の名前をつけてもらいたいという直美。すると、吉江は「 急がなければ…」という。実は、吉江は東京を離れて九州で伝道を担当することに。今日来たのは直美へお別れを言いに来たのだという。
吉江はずっと直美を心配していた。嘘泣きをしないと生きて来れなかった直美。初めて会ったときには もう 大人の目をしていた。直美は泣いていた。これは嘘泣きではなかった。(つづく)
なんと!吉江先生が退場。涙のお別れが切なかったです。視聴者としても癒されるキャラクターだったので、なんとも寂しいです。またいつか再登場しますよね!お願いします。
88話
シマケンの手紙。「いとしげ」という古語を新潟では使うと話題にしている。「この手紙を書くのがいとおしい」とシマケン。結局なんのことかわからないと微笑むりん。
学生たちは、いとしげなお嫁さんになるのが夢、と例文を教えた。みんなの夢でもあった。
新潟では、横沢(井上祐貴)が再びりん(見上愛)を訪ねてきた。日曜だからいっしょに演説会でも、と誘われるが断るりん。
お店にて。横沢は看護について、りんにインタビュー取材をする。
巡査に追われた男が逃げている。「俺は演説を聞いていただけだ!」と男は言った。横沢が間に入り「言論には言論で返せばいい。暴力を振るうとは 近代国家 大日本帝国の警察がすることか?僕はこのことを記事に書く。」と注意して、その場を収めた。
しばらくして横沢から手紙が届く。横沢は監獄署にいた。顔を見せにきてほしいと書いていた。望月校長がりんに面会に行かないよう、たしなめる。騒ぎを起こしたおなごに良い縁談がないからだ。きれいごとではなく、この社会でのおなごの身の守り方得な行き方を教えているという校長。りんは反論したいが、なぜ看護婦を辞めたのか?と言われると反論できない。
直美(上坂樹里)としのぶ(木越明)は、いよいよ派出看護を行う看護婦会を始める。名前は恵風(けいふう)看護婦会だ。そして、初めての依頼が入る。
夕方、 しのぶが帰ってくる。「看護婦の仕事をわかってもらえるのって難しくて…」という、しのぶ。女中の仕事もやるように言われ 「そんなに元気なら自分でされてはいかがです?」と言い返し 、依頼は取り消されてしまった。
シマケンからの手紙で、「舎監らしく 先生らしく りんさんらしくいるのがずっと『いとしげ』のように思います。」とあった。それを読んだりんは監獄にいる横沢に会いに行く。
りんは必要なものをメモし 次回持ってくるという。そして飴を渡す。
突然、横沢は「結婚しませんか。私と結婚してください。」とプロポーズ。
りんは「しません。しませんよ。」と全力で断った。(つづく)
記者・横沢のプロポーズが突然きました。突然すぎて、りんと同じく、ビックリです。どういうつもりなんでしょう。てか、りんはモテモテですね。前回、虎太郎が薬を手配して、取引額も相談に乗ってくれてましたが、りんに「いい顔」したいからでしょうね。シマケンがりんを好きなのはバレバレ。そして新潟では横沢の登場。りんは再婚するのかな?
89話
直美はりんの手紙でプロポーズの件を知る。環にお土産を持ってきたシマケンに「いけすかない新聞記者と親しくなって 結婚を申し込まれたとか。ただの親切なおじさんになっちゃうかもね。」と言って、危機感を煽る。
直美は、派出看護の依頼がなかなか来ず、行き詰まりを感じていた。しのぶは、りんさんに戻ってくるよう会って話すしかない、と背中を押す。
ある日、りん(見上愛)の授業中に生徒のひとり、常(河村ここあ)が体調不良になってしまう。感染症対策で隔離する。りんは震えながらも常の脈を測る。やがて黒川が往診に来て、風邪と診断された。りんは常の手を握り 常は安心したように眠った。
りんは常を家族だと思って震えを抑えた。黒川はりんに 看護の基本を紙にまとめて欲しいと依頼。看病婦に教えたいのだという。
東京。直美は軍人の小川と話す。小川は「どうすればいいか考える 援軍を呼びます。」とアドバイスした。(つづく)
あまり話が進まないというか、直美さんがりんを必要となっていく展開だから仕方ないんですが・・・。気になったのは、りんが常を看護する姿を見ていた久(近藤 華)のこと。生徒たちの夢はお嫁さんですが…。もしかしたら、りんの懸命な姿が進路に影響を与えるのかもしれませんね。
90話
りんは頼まれた物を届けに行くと、横沢が釈放されることになったという。
その後、直美(上坂樹里)、シマケン(佐野晶哉)、環(英茉)は、りんがいる新潟を訪ね、久しぶりの再会を喜ぶ。
りんと直美はお互いの近況を話す。りんは患者を看護したが手が震えたと明かす。「震えるのはね。 怖いんだと思う。 人の命に触れるのが」という、りん。
りんは「 直美さん すごいね。 自分で派出看護するなんて。 順調なんでしょ?」という。 直美は「毎日忙しくて。」と嘘をついた。
りんたち4人で過ごすはずが、思いがけず横沢(井上祐貴)も加わって、海へ。しかし気をきかした直美が横沢と話しこむ。
環が海辺で遊ぶ中、シマケンとりんが座って話し込む。
シマケンは「さっきからこういう気分を表すのにぴったりの言葉を探しているけど、見つからない。 どれも 今 りんさんと美しい海を見て 環ちゃんを見て 風に吹かれて… この気持ちを表現するには足らないんだ。」という。
りんは 「いとしげ? シマケンさん 心がいとしげだな。 綺麗で可愛らしくて。 私はいとしげがピッタリ来ます。」という。
シマケンは「いとおしい」とつぶやき、りんを見つめる。環が「シマケンさ~ん」と呼んだ。シマケンは立ち上がると、りんを見つめ、「いとおしいです! いつか こんな瞬間を書いてみたい」と告げ、環の元に駆け出した。
りんは環とシマケンを眺めながら涙し、「いとおしい」とつぶやいた。(つづく)
シマケンがついに告白しました!奥手なシマケンさんらしい精いっぱいの表現でしたね。でも遠回しだから、伝わったのかな? りんが泣いてたって事はりんもシマケンさんが好きって事?・・・と、余白があるシーンだっただけに視聴者としても感情がぐちゃぐちゃです(笑)


