映画【窓辺にて】ネタバレ！不倫の話でもドロドロしてないのはなぜ？

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出典：映画【窓辺にて】公式HP

2022年11月4日（金）に公開された、映画【窓辺にて】。
稲垣吾郎さんと今泉力哉監督が初タッグを組んだことで話題となっている、美しくてちょっぴり可笑しい大人のラブストーリーです。

吾郎ちゃんの大人のラブストーリーって楽しみ！

不倫の話だけど、ドロドロを感じさせないって！

本記事では、映画【窓辺にて】のネタバレについて書いていきます。

映画【窓辺にて】の概要

スタッフ・主題歌

監督・脚本 今泉力哉
主題歌 スカート「窓辺にて」
  • 監督は、【mellow】や【街の上で】など、多くの恋愛映画のメガホンを取ってきた今泉力哉さんです。
  • 主題歌は、澤部渡さんのソロプロジェクト・スカートがこの映画のために書き下ろした楽曲「窓辺にて」で、ミディアムで少しポップな曲調がこの作品をより際立てます。

登場人物

窓辺にてネタバレ登場

出典：映画【窓辺にて】公式HP

  • フリーライターで妻との関係に悩む・市川茂巳（稲垣吾郎）
  • 茂巳の妻であり、編集者・市川紗衣（中村ゆり）
  • 高校生作家・久保留亜（玉城ティナ）
  • プロスポーツ選手であり、茂巳の友人・有坂正嗣（若葉竜也）
  • 有坂の妻・有坂ゆきの（志田未来）
  • 紗衣が編集を担当している小説家・荒川円（佐々木詩音）
  • 留亜の彼氏・水木優二（倉悠貴）
  • モデル・タレントで 正嗣の浮気相手・藤沢なつ（穂志もえか）
  • カワナベ（斉藤陽一郎）
  • 三輪ハル（松金よね子）
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2022年10月21日

映画【窓辺にて】のネタバレ！

ここからは、映画【窓辺にて】のあらすじを整理していきます！
（※ネタバレ注意！）

茂己の悩み

市川茂巳（稲垣吾郎）はフリーライターで編集者である妻・紗衣（中村ゆり）が担当している売れっ子小説家・荒川円（佐々木詩音）と浮気しているのを知っている。
しかし、それを妻には言えずにいた。
それは、浮気を知った時に怒りや嫉妬の気持ちが全くなかったから、そのことにショックを受け、悩んでいるからだった。

プロスポーツ選手である友人・有坂正嗣（若葉竜也）にも言えなかった。
有坂から足のケガのリハビリ中だが、もし1年たっても足がよくならなければ選手をやめるという相談をうけた。
また有坂は、モデル・タレントで浮気相手・藤沢なつ（穂志もえか）にも同じ相談をした。
妻・有坂ゆきの（志田未来）には、理解してもらえないだろうと思い、相談できずにいた。
なつは妻には言えないけど自分には言えるんだと思い、嫉妬した。

久保との出会い

ある日、とある文学賞の授賞式で高校生作家で「ラ・フランス」という作品で受賞した久保留亜（玉城ティナ）のインタビューに参加する茂己。
そこで、久保と話が合い、喫茶店で会うことに。
一緒に喫茶店の窓辺でパフェを食べ、意味は「パーフェクト」とお互い知っていることに驚く。
久保は、コップを指にかざして、窓から差し込む光がうつって指輪みたいと喜んだ。

茂己は久保にその小説にはモデルがいるのかと尋ね、いるのであれば会わせてほしいと頼む。
何でも手に入れて捨ててしまう登場人物の気持ちが知りたかった。
久保はそれを承諾し、まずはモデルとなった彼氏・水木優二（倉悠貴）と会わせる。
水木は彼女が連れてきたおじさんに敵対心を示す。
久保は特に悪びれる様子もない。
悩みがあるときは、バイクで飛ばすのが一番。と言っていた水木に、久保が頼み、バイクの後ろに悩みがある茂己を乗せて走ってもらった。

次は、山奥に住んでいる、カワナベ（斉藤陽一郎）と会う。
彼は久保の叔父だった。自分のことを知らない人に悩みを聞いてもらおうと、初めて妻への思いを打ち明けるが、自分は色恋も嫌になり山に来たから、相談するのは自分じゃないと言った。

悩みを打ち明ける

なつは有坂と、紗衣と荒川も別れようとしていた。
しかし、なつも荒川も本気だったため決心がつかない。

茂己は、有坂夫妻に自分の悩みを打ち明けた。
しかしゆきのが、それって紗衣さんがかわいそうと怒りだし、家を追い出されてしまう。

茂己は紗衣に次の小説の出版が落ち着いたら一泊で温泉旅行に行こうと誘う。
旅行でしっかり話し合おうと思ったから。
紗衣は考えとく。と返事をした。

荒川は、自分が売れっ子でありながら面白い小説を書けないことに悩む。
昔は小説を書いていた、そして才能がある茂己に嫉妬もしていた。

夫婦の話し合い

新しく出版された荒川の小説の評判をネットでチェックする紗衣。
あまり気にしてもしかたないと、紗衣の服にボタンをつけなおしながら言う茂己。
そして、紗衣から感想を聞かれた茂己は、残酷だけど自分には必要ない小説だと答える。
自分が担当している小説にそこまで言われ反抗する紗衣。
そこから旅行で言うつもりだったが、紗衣の浮気の話になる。
紗衣は茂己に今まで私を愛してくれたことあった？と詰め寄る。
茂己は許せないから別れようと嘘をつき、すぐに嘘と見破られ、ちゃんと話し合うことに。
紗衣とは好きで結婚もしたし、好きだった。でも自分は今は好きとかそういう感情がなく、こんな状況がショックだったと打ち明ける茂己。
それで2人は別れた方がいいと話した。

ゆきのと久保の相談

今度はゆきのが茂己たちに相談しにくる。
夫がなつと浮気していることを知っているが、もし夫に打ち明けて、なつと一緒になると言われても困るので打ち明けられなかった。
ゆきのは夫が好きで、彼に自分の元へ戻って欲しかった。
そんな彼女をうらやましく思う茂己。

久保は水木と別れたと言って、茂己をラブホテルに呼ぶ。
そこは友人の伯母が経営しているので執筆でよく利用している。
久保は水木が別れたい理由として、不安すぎるから別れたい。でも他に好きな人ができた。という内容に納得がいかないと泣いていた。
茂己は彼女を落ち着かせ、朝までいると約束した。

それぞれの生き方

その後、電話で荒川に呼び出される茂己。
ある原稿を渡された。
それは、紗衣について荒川が書いた小説だった。
昔好きだった人のことを書いた小説を最後に、茂己は小説を書いていない。
それが紗衣はショックだったと思う。と茂己に訴えた。

茂己たち夫婦は、結局離婚した。
予定していた旅行には、有坂家族が行き、夫婦の仲は良くなった。
有坂がなつと別れたかは分からないが、ゆきのは彼に問い詰めずついていくことを決めた。

ある日、水木に喫茶店に呼び出される茂己。
待っている間、久保がやっていたように、コップを手にかざして、指輪に見えるか見ていた。
そこへ水木が来て、荒川が紗衣のことを書いた本を見せられた。
これに出てくる、妻の浮気を知ってもなんとも思わない夫に腹が立つと言う水木。
別れた後の久保の様子を聞かれ、茂己が泣いていたと伝えると、自分とやり直したいんだと喜び、水木は久保に電話をかけに行った。

茂己は喫茶店の店員に、フルーツパフェを2個頼もうとしてやめ、1個頼んだ。

不倫の話でもドロドロしてないのはなぜ？

朝イチで観てきました！
稲垣さんが演じた茂己は、本当に怒らない割に、自分には必要ない小説だとか、ズバッと言いにくいことをはっきり言うところが良かったです。
Twitterでの感想にもありましたが、不倫の話だけど、それぞれ登場人物の真剣な思いが伝わり嫌な気分にはなりませんでした。
また、「妻の浮気を知っても怒りがわかない男」という部分への焦点が強く、稲垣さんもずっと穏やかだったので、ドロドロしてるとは感じなかったのかもしれません。
みなさんも映画館で観てみてください！
何度か見ると、より登場人物への理解が深まるかもしれません。

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