【TANG タング】原作ネタバレ!主演が二宮和也になった理由とは?

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出典:映画【TANG タング】公式HP

映画【TANG タング】が2022年8月11日(木・祝)に公開されます。
主演は、嵐の二宮和也さんで、彼の妻役は満島ひかりさんです。
2人ともシリアスな作品への出演が多いですが、冒険ファンタジー作品での共演となりました。

二宮和也 ゲーム三昧のダメ男・春日井健
満島ひかり 健の妻で秘密を抱える・春日井絵美

原作は泣けるのかな?どんな話か楽しみ!

主人公はニノをイメージして読んでみよう!

本記事では、【TANG タング】原作ネタバレ!、映画の主演が二宮和也になった理由について書いていきます。

映画【TANG タング】の原作は?

  • この映画の原作は、劇団四季でミュージカル化もされている、イギリスの人気小説「ロボット・イン・ザ・ガーデン」です。
  • 監督は、数々の切ない恋愛映画のを手掛けてきた三木孝浩さんです。

三木さんが監督した作品で今までにないタイプのストーリーなので楽しみ!

  • プロデューサーは、三木監督と同様、感動作品を多数手がけてきた、田口生己さんです。

【TANG タング】原作ネタバレ!

庭にロボット

ある日、ベン(二宮和也)と妻・エイミー(満島ひかり)の家の庭に、ロボットがいた。
ボロボロのロボットを起こし、声をかけると電子的な声で「アグリット!タング!」と連呼したので、そのロボットをタングと呼ぶことにした。
タングは今は9月なのに「オーガスト!」とも言っていた。
ベンもエイミーも意味が分からなかった。

夫婦の関係

ベンは無職でエイミーは弁護士。
2人の夫婦仲は冷えていて、獣医師になる勉強をやめてしまったベンにあきれ、エイミーは自分が仕事と家事をしていることに不満を持っている。
彼女はタングをゴミ扱いし早く捨てるよう言ったが、ベンはなんとかタングをきれいにし、1か月ほど家に置いた。
エイミーはタングよりも、ベンの姉・ブライオニー(市川実日子)の家にある、家事をやってくれるアンドロイドが欲しかった。
ブライオニーには夫のデイブと2人の子供がいて、エイミーと同じ職場で弁護士をしている。

ガムテープ

タングの底にある金属板に「PAL」「Micron」「B」という文字を見つけるベン。
所有者がBがつく名前だということが分かる。
またタングの胸のフラップの中に黄色い液体が入ったシリンダーがあり、その液体がなくなるとタングは止まるということも分かった。フラップが開いてしまうので、とりあえずベンはガムテープで止めた。
エイミーとは分かりあえず、離婚と言われ、彼女は家を出て行ってしまった。
ベンはタングを直せる人を探しに行くことにした。

マイクロシステムズへ

タングと飛行機に乗り、サンフランシスコにある、マイクロシステムズという会社を目指す。
空港では、タングはロボットであるため、荷物と一緒に乗るよう指示されるが、タングがそれを嫌がり、何とか一緒に乗ることができた。
タングは、シートモニターの映画が気に入ったようで何度も見たがった。
空港に着いたが深夜だったため、アンドロイドの案内で、マイクロシステムズの近くの唯一開いているホテル・カリフォルニアに向かう2人。
そこは男性が女性のアンドロイドを連れていくようなホテルだと知り急いで出るベンとタング。
マイクロシステムズに着くと、タングはこの会社で作られたわけではないと発覚。
そこで、ロボットに詳しい、コーリー(京本大我)と出会う。
彼はタングを見て、これは急いで作られたもので男性が作ったものだと言った。
そしてヒューストンでロボット歴史学者として働く、リジー・キャッツ博士(奈緒)を紹介してもらった。

タングのパニック

レンタカーを借り、会いに行くことにした。
その途中のホテルで、ベンは寝ていたタングを残し、飲みに出かける。
ホテルに戻ると警察が来て、部屋の周りに人が集まっていた。
タングが「ベン!ベン!」と叫んで暴れまわっていたようだ。
ベンはタングに謝り、二度と置き去りにしないと誓った。
シリンダーの液体の量が減ってきていた。

ヒューストンの宇宙博物館に到着し、リジーと対面するベンとタング。
リジーは彼らを快く受け入れてくれた。
自分は何もできないが、東京のカトウ・オーバジンという人物を紹介される。
カトウは、大学卒業後アンドロイド開発の極秘プロジェクトのメンバーに抜擢されたが、それが途中で頓挫し仕事を失った。
8年前のことでリジーはそれから彼とは連絡していない。
メールアドレスだけ聞き、彼に連絡し今度は東京に向かうことになるベンとタング。

東京へ

東京に向かう空港でタングと一緒に飛行機に乗るためには、タングにチップが必要と分かる。
そしてタングにも壊れているがチップが埋め込まれていて一緒に乗ることができた。

東京に着くと雨が降っていたので傘を買うとタングは大喜びした。
外に出たらさすよう注意するベン。
タングはベンに注意されいじけるとすぐにガムテープをさわる癖ができた。
地下鉄のメロディーにも喜ぶタング。
そして、ベンとタングを見て街で偶然話しかけてきた男性が、なんとカトウだった。
カトウにタングを直せるか見てもらうが、必要な部品がないとのこと。
しかし、金属板に書いてあった文字の意味は分かった。

「PAL」:パラオ
「Micron」:ミクロネシア
「B」:ボリンジャー

タングを作ったのはボリンジャー(武田鉄矢)という人で、ミクロネシアのパラオにいるイギリス人だった。
彼はカトウの元同僚で、ロボットの研究時に事故を起こしてしまった。
20体のロボットを使ったが必要以上に命を吹き込み、停止機能をつけなかったのがいけなかった。
どんな事故かはカトウは罰を受けてしまうので言えないそうだ。
ボリンジャーを探さず帰った方がいいとカトウはベンに勧めるが、ベンはタングを直してもらうため、ボリンジャーを探すことにした。

タングが危ない

飛行機でパラオへ着くとベンとタングは歓迎を受け、タングは喜んだ。
おすすめのホテルまで、炎天下の中を歩いたため、タングが「熱い!」と連呼し明らかに元気がなくなる。シリンダーの液体も、4分の1に減っていた。
なんとかホテルに着き、部屋に通され、ベンがタングに声をかけると反応がなく、「死なないでくれ!」と焦って体を揺さぶる。
すると「ベン、痛い」とタングが反応し、安心するベン。
ホテルに、タングをみてもらえる医者がいると聞き、部屋に来てもらう。
医者は優しくタングを診てくれた。
日射病だからと冷却スプレーをかけてくれるが、なかなかタングの頭の熱は冷めない。また自分を冷却するため、プシューと音を立てていた。
ボリンジャーについて、名前は聞いたことあるがどこに住んでいるかは知らないと言う医者。
ベンは、タングが死んでしまうんじゃないかと気が気じゃなく1週間見守った。
医者から峠はタングから音がなくなり、峠を越えたと言われる。
それからタングをホテルにおいて、1人で街に出てボリンジャーを探したが、3週間たっても見つからない。

ボートツアーと新事実

ある日、桟橋を見つけ、そこにある遊覧船で船から魚が見えると知ったベン。
もうタングの先は長くないだろうと思い、楽しい思い出を作るため、2人でそのボートツアーに参加することにした。
タングは魚を見て元気になり、とても喜んだ。
するとその船の船長がボリンジャーと住んでる場所を知っているという。
人とはほとんど関わらず、小さな島に住んでいるらしい。
翌日、タングと一緒に連れて行ってもらうことにした。
ベンは、タングを置いて帰ろうと思っていた。
もし直してもらって自分と帰っても、自分はタングを直してやれない。
だから唯一直せる人のもとで暮らすのがタングにとっていいことだと思ったから。

ベンの涙

島に着くと、ボリンジャーとタングは再会する。
タングは、ボリンジャーのことを知っていると言い、「オーガスト!オーガスト!」と言った。
ボリンジャーは、タングをジェイムズと呼び再会を喜んだ。
しかし、タングは彼を拒絶していた。
ボリンジャーはタングを心配しているのに、なぜタングが彼を拒絶するのかわからなかったが、とりあえず今日は好意に甘え泊めてもらうことにした。

少し眠った後、この旅の途中、何度もエイミーのことを思い出し、彼女に悪いことをしたと反省することが多かったベンは、思い切って、エイミーがいるブライオニーの家に電話をする。
エイミーに今までのことを謝り、やり直そうと言うも、彼女にはすでに付き合っている人がいるらしい。デイブの友達だ。友達でいようと話したが、涙が止まらなかった。

ボリンジャーの思惑と脱出

夕食時、ボリンジャーからタングと過去の事故について聞くベン。
タングはボリンジャーが研究してきたAI機能を搭載している。
だから人間のように感情を持ったり、唯一無二の存在だと分かる。
事故については、ある日、深夜にアンドロイドに小火器(拳銃)の使い方を教えていたら、1体が他のアンドロイドを撃ち殺し、夜勤の技術者たちを全員殺してしまった。
1体がガス管を爆発させ、建物は全焼した。またアンドロイドたちは閉じ込めて焼死させた。
と説明するボリンジャー。

それを聞いてタングを連れて帰ろうとするも、部屋に閉じ込められてしまう。
タングの秘密と自分の技術を知っているから。そしてアンドロイドを作るためにはタングが必要だからだ。
タングはアンドロイドが危険だと知っていた。
自分を使いアンドロイドが作られると思ったからここから逃げたのだ。

ベンはタングから、シリンダーを自分で直したこと。液体は食用油だとも聞いた。
だから自分も連れて行って欲しいとタングはベンに頼み込んだ。
ベンはほっとして涙を流してタングを抱きしめた。

タングは逃げる方法を1つ知っていた。
地下のゴミ置き場にかくれて、収集の時に一緒に出る。自分もそれでここから逃げた。
ゴミ置き場に行くととても臭かった。
アグリット・タングとはつんとする臭いという意味だった。
タングはそれを自分の名前にした。

クリスマスとタングの成長

ゴミ置き場を脱出し、無事クリスマス前には自宅に帰ることができたベンとタング。
エイミーが家に時々来て掃除をしてくれていたようだ。
そしてブライオニーからクリスマスパーティーに誘われ、タングと一緒に行くベン。
もちろんエイミーとその彼氏もいるが仕方ない。
パーティーではエイミーの彼、ロジャーを紹介され、ゴルフに行く約束をする。
タングはブライオニーの子供たちと遊んでいた。
ベンはタングが乗れるよう、両親の思い出のつまった車を、新しい大きな車に変えた。
そしてタングは成長し、コンロを使って卵料理を作れるようになった。

家族の絆

ある日、エイミーが訪ねてくる。
エイミーに紅茶を出したり、タングの成長ぶりを見て驚いていた。
彼女は妊娠していることが発覚。
しかし、相手はベンなのかロジャーなのか分からない。
タングはパーティーの時に妊娠に気付いたが、エイミーから黙っているようお願いされて黙っていたのだ。

それからエイミーは頻繁に家に来るようになる。
ロジャーは子供が産まれることには興味がないらしい。
ある日、エイミーから赤ちゃんが動かないと電話がある。
急いで駆けつけると、タングが心臓の音を聞き、ちゃんと生きてると安心する。赤ちゃんは眠っているだけだった。
それからエイミーはなるべくタングと一緒にいるようになる。安心できるから。

そしてエイミーは7月に元気な女の子を出産した。
出産にはベンとタングが立ち会った。
産まれた子を見て、この子は自分の子だと確信するベン。
やがてロジャーとエイミーは別れ、エイミーとボニーが家に来た。
そしてベンは獣医を目指し勉強し大学にも合格した。
研修が始まっても家族との時間を大事にしたいと言うベンに喜ぶエイミー。
きみやボニーを愛しているけど、お互い整理をする時間を持ちたい。もうどこにもいかないから。
そうベンが言うとエイミーは涙をぽろぽろ流した。
ベンはエイミーを2階で眠らせ、タングと一緒にボニーに馬を見せに行った。

映画の主演が二宮和也になった理由とは?

タング原作ニノ

出典:映画【TANG タング】公式HP

タングの原作、「ロボット・イン・ザガーデン」の原作ネタバレを紹介してきました。
読み終わり、ニノがベンであると想像しながら読みましたが、彼にピッタリでした!
あの予告動画での涙。
どのシーンかは分かりませんが、きっと一緒に泣くと思います。
キャストを当てはめて読んでみるとみなさん役にピッタリでした。

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実は、ニノがこの映画の主演になったのは、ロボットインザガーデンの原作者であるデボラ・インストールさんが、【硫黄島からの手紙】に出ていたニノの演技を見てOKしたからそうです。
デボラさんが以下のコメントをされています。
さすが、世界のクリントイーストウッド作品に出演したニノですね!

特に楽しみなのは、『硫黄島からの手紙』で西郷を演じた二宮和也さんが健を演じるということです。繊細さとユーモアを持った彼は、まさに健を演じるのにぴったりな方だと思います。

出典:映画【TANG タング】公式HP

映画には、原作にはない謎の組織がタングを連れ去ろうとするという場面もありますね。
原作との違いも含めてハッピーエンドになることを期待して、楽しみにしましょう!

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