2023年10月16日に創立100周年を迎えるウォルト・ディズニー社。そんなアニバーサリーイヤーに1989年11月17日に公開されたディズニー映画『リトル・マーメイド』を実写化した映画が６月９日に公開されます。
この実写版『リトル・マーメイド』の予告編が公開されてから、たった24時間の間に1億800万回も再生されたそう。そんなディズニーファンなら期待してしまう本作のあらすじ＆キャストなどをご紹介していきます。
『リトル・マーメイド』とは？
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映画『リトル・マーメイド（THE LITTLE MERMAID）』ですが、アンデルセン童話の『人魚姫』のストーリーをベースとしたディズニー映画として1989年11月17日（日本での公開は1991年7月21日）に公開されました。
2008年には舞台化されて、ブロードウェイでミュージカルとして上演されたり、ヨーロッパなど世界中で上演されています。日本でも劇団四季によって、2013年から上映されているのでご覧になられたことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。
実写版【リトル・マーメイド】は？
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Halle Bailey, Rob Marshall
そんな世界中で舞台化されている『リトル・マーメイド』の実写版の映画として製作されたのが本作です。監督は『メリー・ポピンズ リターンズ』や『イントゥ・ザ・ウッズ』、そして『パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉』などを手掛けたロブ・マーシャル監督。
脚本は、『メリー・ポピンズ リターンズ』や『オットーという男』（2023年3月10日公開）のデビッド・マギーが担っています。そして、ディズニー映画を盛り上げてくれる楽曲は、もちろん『リトル・マーメイド』でも音楽を担ったディズニー音楽の巨匠と言われるアラン・メンケン。
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アラン・メンケンと共に音楽を作るのは、人気ミュージカル『ハミルトン』で脚本・作詞作曲・主演を務めたリン＝マヌエル・ミランダだそうです。
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リン＝マヌエル・ミランダといえば、『モアナと伝説の海』や『ミラベルと魔法だらけの家』などのディズニー映画の楽曲を手掛けたことでも知られています。
ディズニー映画のレジェンドとも言われるアラン・メンケンとリン＝マニュエル・ミランダの黄金コンビによって作られた曲も楽しみです。
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実写版【リトル・マーメイド】あらすじは？
ネタバレを嫌う方はここからはご注意くださいませ。
純粋でいつも好奇心いっぱいのマーメイド、アリエルは、仲良しのフランダーやカニのセバスチャンたち愉快な仲間と一緒に海の王国に暮らすお姫さま。陸の世界に憧れるアリエルは、人間の王子エリックと出会い、恋に落ちます。アリエルは一途な恋を叶えるために、海の魔女アースラとの魔法の約束を果たさなければならず…。 アンデルセンによる世界的な名作童話を原作に、ディズニーが心躍る音楽とファンタジックな夢と希望の物語を明るく楽しく描いた、青い海のミュージカル・ファンタジー！ アカデミー賞(R)2部門に輝く、世界中で愛され続ける永遠の名作。
ディズニー公式サイトより
dream come true… 🧜🏽♀️🌊 pic.twitter.com/sndjYUS6wO
— chloe x halle (@chloexhalle) July 3, 2019
アニメ版『リトル・マーメイド』と全く同じストーリー展開なのかどうかはまだ分かりません。ただ、最近発表されたアリエル役の女優のハリー・ベイリーが「Edition Modern Luxury」のインタビューで、「私バージョンのこの作品が楽しみで仕方ない。男の子のために海を離れることを決断したというオリジナルのストーリーの視点を、ガラッと変えたんだもの」と語ったそうですから、ストーリーはちょっとだけ違った展開になるのかもしれませんね。
まだ詳細は発表されているわけではないので、とりあえずオリジナルのストーリーをご紹介していきます。
★下記リンクより、ハリー・ベリーのインタビューの記事がご覧になれます。
海底の世界にあるアトランティカに住む16歳の人魚姫でトリトン王の七人娘の末姫であるアリエル。アリエルは、地上の世界に憧れていて秘密の場所に隠してある沈没船から集めた物達を宝物として集めていました。
そんなある日、海上を航海していた船に興味を抱き、波間から船を見ると乗船していた人間の王子様であるエリックに一目惚れしてします。その後、船はアリエルの目前で嵐に巻き込まれて沈没してしまいます。
船に残されてしまった愛犬マックスを助けに向かったエリックが海に投げ出され溺れてしまうのを助けたアリエル。
エリックを助けて歌を口ずさんで介抱しているとエリックの家臣であるグリムズビーがやって来たためにアリエルはその場から逃げるのですが、朦朧としながらもアリエルの美しい歌声を覚えたエリックもアリエルに惹かれてまた会える日を願うことに。
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エリックに恋心を抱いたアリエルは、ますます地上へのあこがれが増すことになります。しかし、父であり、アトランティカの王であるトリトン王を始めとして周りから反対をされ、誰もアリエルの恋を認めようとしてくれません。
そんな中、恋心を募らせるアリエルにトリトン王にアトランティカを追放されていた海の恐ろしい魔女であるアースラが、アリエルの美しい声と引き換えにして3日間だけ人間にしてあげる。3日以内にエリックとキスをアリエルは人間のままでいられ、声も返してくれるという話を持ち掛けるのです。
賭けに負けたら、アリエルの声は二度と戻らなくなってしまい全てがアースラのものになってしまうことになってしまうのですが、エリック王子に夢中なアリエルはその話に乗ってしまうのです。実は、アースラは、アリエルに負けさせてそのことを使いトリトンを脅してトリトンの座を奪おうと企んでいたのでした。
アースラと契約して、人間のように足を作ってもらって憧れの地上へと赴いたアリエル。アトランティカの掟を破ってでも会いたかったエリックの城を訪れてエリックと関係を築こうとしたのですが、エリックの前に溺れた時に助けてくれたであろう美声を持つヴァネッサが現われてエリックは彼女の方を好きになってしまいます。
しかし、それはアースラがアリエルから奪った声を使っている魔法で変身したヴァネッサだったのです。アースラは、エリックとアリエルがうまくいってしまうと困るので、じゃまをするために魔法で変身したのです。
しかし、アリエルの仲間たちが協力してエリックと変身したアースラの結婚式を邪魔したのですが、時すでに遅くアリエルは人魚の姿に戻ってしまいアースラに海の中へと連れ去られてしまうのです。そのことがきっかけで、トリトンも王の座をアースラに奪われてしまうことに。そんな状態を知ったエリック王子は、船の舵を取ってアースラに挑んでいくことに・・・。
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と言うストーリーがアニメ版のストーリーですが、アリエル役を演じるハリー・ベイリーがコメントするにはこれまでとはちょっと違ったアリエルを演じるようですから、もしかしたら？アニメ版とはちょっと違うかもしれませんね。
ハリー・ベイリー実写版【リトル・マーメイド】キャストは？
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『リトル・マーメイド』（原題：The Little Mermaid）に登場するキャラクターと実写版で演じるキャストを簡単にご紹介していきます。つい数日前にキャラクターのビジュアルが公開されましたが、「ん？私が知ってるキャラと違う！」なんて思ってしまうようなキャラもいて、ますます本作が楽しみになりました。ご自身の目でご覧あれ。
“I literally have the chills right now.” 🥹 The cast of #TheLittleMermaid reacts to the trailer… pic.twitter.com/aVPsG0HJkB
— The Little Mermaid (@LittleMermaid) March 17, 2023
アリエル役／ハリー・ベイリー
本作のヒロインで、海の王様であるトリトン王の七人娘の末姫。
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ハリー・ベイリー（Halle Bailey）
2000年3月27日生まれ
ジョージア州・アトランタ出身
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人気のChloe x Halleというデュオとして、180 万人以上のチャンネル登録者を持つ YouTuberでポップ ミュージック チャンネルをしていて知られています。ビヨンセのパークウッド エンターテイメントと契約した後 、2016 年にデビュー。子役兼歌手であった彼女は、2006 年の長編映画「ラスト ホリデー」でスクリーン デビューもしています。
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エリック王子役／ジョナ・ハウアー・キング
アリエルが想いを寄せる海辺の王国の王子様。
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ジョナ・ハウアー＝キング（Jonah Andre Hauer-King）
1995年5月30日生まれ
イギリス出身
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イートン・カレッジとケンブリッジ大学傘下のセント・ジョンズ・カレッジで学んだジョナ・ハウアー＝キングは、大学在学中から俳優としての活動を始めました。『若草物語』（2017年）などに出演し、その後映画『ベラのワンダフル・ホーム』（2019年）に出演してい注目されることに。
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アースラ役／メリッサ・マッカーシー
かつて王宮を追放されたことからトリトンを恨んでおり、いつの日か海の支配権を奪おうと企んでいる海の魔女。
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メリッサ・アン・マッカーシー（Melissa Ann McCarthy）
1970年8月26日生まれ
イリノイ州出身
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女優、コメディアン、脚本家、プロデューサーというマルチな才能を持っているメリッサ・アン・マッカーシー。テレビシリーズ『ギルモア・ガールズ』のスーキー役や、ABCのシットコム『サマンサ Who?』のディーナ役などで知られています。
エミー賞主演女優賞を受賞した「マイク＆モリー マシュマロ系しあわせ日記」（2010年～）をはじめとして、アカデミー助演女優賞にノミネートされた映画「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」「デンジャラス・バディ」「ゴーストバスターズ」などにも出演しています。
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トリトン王役／ハビエル・バルデム
アトランティカを治める海の王で、アリエルの父。
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ハビエル・バルデム（Javier Bardem）
1969年3月1日生まれ
スペイン出身
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祖父母の代から俳優一家に生まれたハビエル・バルデムは、6歳で子役として俳優のキャリアをスタートさせました。ラグビーのナショナルチームのメンバーとして10代には活躍していた彼は、「ルルの時代」で本格的にスクリーンデビュー。ペドロ・アルモドバル作品をはじめとしたスペイン映画に数多く出演した後に、スペイン人俳優として初めて「夜になるまえに」（2000年）でアカデミー主演男優賞にノミネートされました。
その他にもカンヌ国際映画祭の男優賞を受賞した「海を飛ぶ夢」、「BIUTIFUL ビューティフル」「ハモン・ハモン」「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」「DUNE デューン 砂の惑星」など沢山の有名作品に出演しています。
フランダー役／ジェイコブ・トレンブレイ
アリエルといつも一緒にいる友達の魚。
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ジェイコブ・トレンブレイ（Jacob Tremblay）
2006年10月5日生まれ
カナダ出身
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5歳から子役として活躍していた彼は、「ルーム」（2015年）で、天才子役として一躍注目を浴びました。この作品は、第88回アカデミー賞に作品賞ほか4部門でノミネートされています。
その他にも「ソムニア 悪夢の少年」（2016年）、「ザ・ブック・オブ・ヘンリー」（2016年）、「ワンダー 君は太陽」（2017年）などにも出演しています。
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セバスチャン役／ダヴィード・ディグス
トリトン王に仕えている宮廷音楽家の蟹。
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ダヴィード・ディグス（Daveed Diggs）
カリフォルニア州 オークランド出身
1982年1月24日生まれ
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俳優、ラッパー、シンガーソングライターとして活躍しているダヴィード・ディグス。ミュージカルハミルトンでは二役を演じて、2016 年のトニー賞最優秀主演男優賞を受賞しており、ミュージカル。ハミルトンのメイン キャストと共に、最優秀ミュージカル シアター アルバムとしてグラミー賞を受賞しています。
その他には、「ブラインドスポッティング」（2019年）、「ベルベット・バズソー: 血塗られたギャラリー」（2019年）、「ワンダー 君は太陽」（2018年）、「ソウルフル・ワールド」（2020年）などにも出演したり、声優としても活躍しています。
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スカットル役／オークワフィナ
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オークワフィナ（Awkwafina）
1988年6月2日生まれ
ニューヨーク州 ストーニー・ブルック出身
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中国系アメリカ人の父と、韓国系アメリカ人の母の間に生まれたオークワフィナ。13歳のときにラップを始め、YouTubeで『My Vag』のミュージックビデオを投稿して注目されることに。コメディエンヌとしても活躍しており、2019年のアカデミー賞ではプレゼンターを務めています。
主演した映画「フェアウェル」（2019年）で第77回ゴールデングローブ賞主演女優賞（ミュージカル・コメディ部門）を受賞しています。この他にも「オーシャンズ8」「クレイジー・リッチ!」「ジュマンジ/ネクスト・レベル」「ラーヤと龍の王国」「シャン・チー/テン・リングスの伝説」などにも出演しています。
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まとめ
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アカデミー賞Ⓡに輝いた「アンダー・ザ・シー」などディズニー音楽のレジェンドとも呼ばれるディズニー音楽好きならご存じアラン・メンケンと「モアナと伝説の海」の楽曲を手掛けたリン＝マニュエル・ミランダによって描かれる実写版「リトル・マーメイド」。
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その楽曲も以前実写化された「美女と野獣」のように、おそらくディズニー音楽の新たなる金字塔が誕生するに違いありませんね。2023年6月9日（金）公開予定の本作は、1989年に公開されたアニメ版が公開されてから３４年という月日が流れても今なお人々に愛されるアリエルの恋の物語が実写版としてよみがえるのは本当に楽しみです。ぜひ劇場にてお楽しみください。
