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映画『ミッション:インポッシブル』シリーズの原点!1作目が批判の嵐となった3つの原因

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出典元:https://twitter.com/MImovie_jp/status/1023543018463277056?s=20

1996年に公開されたアメリカのアクションスパイ映画である本作。
トム・クルーズ主演で、大ヒットを記録したにも関わらず、評価は賛否両論となっていることでも知られています。
しかしながら、現在では6作が公開を迎え、8作目までの企画が進行中である大ヒットシリーズのとなる1作目として、重要なポジションを担っている作品。
そんな『ミッション:インポッシブル』がなぜ批判を浴びているのかを紐解きます!

映画『ミッション:インポッシブル』の概要

1966年に始まったアメリカの人気ドラマ『スパイ大作戦』を原作とする、『ミッション:インポッシブル』シリーズの1作目。
秘密諜報組織、IMFをのエージェントであるイーサン・ハントを主人公にするスパイアクション。
IMFとはImpossible Mission Force(インポッシブル・ミッション・フォース)の略称。
直訳すると不可能作戦部隊となる。

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映画『ミッション:インポッシブル』の作品情報

  • 原題:Mission: Impossible
  • 監督:ブライアン・デ・パルマ
  • 脚本:デヴィッド・コープ、ロバート・タウン
  • キャスト:トム・クルーズ、ジョン・ヴォイト、エマニュエル・ベアール、ジャン・レノ、ヴィング・レイムス、
  • 公開:1996年7月13日
  • 上映時間:110分
  • 製作国:アメリカ合衆国

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映画『ミッション:インポッシブル』のあらすじ

IMFの諜報員、ジム・フェルプスは飛行機でCAに映画を勧められる。
それはIMF本部からのミッションへの指令で、CIAの秘密工作員の一覧が網羅されているノックリストを狙っている者がおり、それを防ぐこと。
ジム・フェルプスのチームは、そこまで難しいと思われていなかったこの任務に失敗し、尚且つチームの一員イーサン・ハントを残して全滅してしまうのだった。
そして作戦失敗をIMF本部へと報告すると、実はこの作戦自体が囮であり、密告者をあぶり出すためのものだったのだ。
そんな囮の作戦に唯一生き残ったイーサン・ハントは、当然IMFからは裏切り者として捕獲の対象となってしまう…

映画『ミッション:インポッシブル』が批判を受けた理由

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出典元:https://twitter.com/MImovie_jp/status/1023544358065201152?s=20

『ミッション:インポッシブル』は興収的には36億円を超える大ヒットとなるも、作品の内容としては、賛否両論となっており、多くの批判を受けていたことでも知られる作品です。
ここでは、その批判を受けた理由とされる3つの理由を考察していきます。

原作をないがしろにしてしまう

本作の最大の裏切り行為を行い、クライマックスで敵であることが発覚するジョン・ヴォイト演じるジム・フェルプス。
何を隠そう、このジム・フェルプスという人物こそ、オリジナルとなるドラマで長年IMFのチームリーダーを務めていた人物なのです。
このことが原因となり、原作の『スパイ大作戦』の関係者からは過去作のリスペクトを描いた作品など、様々な批評の嵐となってしまう事態に。

お粗末な展開

脚本の出来にも賛否が集まっています。
大ヒットは記録し、まずまずの成果を挙げているにも関わらず、『ミッション:インポッシブル』の内容には満足いくほどの評価は得られていません。
ブライアン・デ・パルマの実力も、アクションとどっちつかずになってしまい、中途半端なものになってしまっています。
それでもクライマックスはしっかりとスペクタクルなシーンは描けているので、大ヒットに結果としてはなるのですが、本来のデ・パルマ監督のドラマ性はより難解なものとなってしまいます。
エマニュエル・ベアールの微妙な立ち位置や、ジャン・レノなど演技派を起用しているにも関わらず、話が散らかりすぎているなど賛否両論という結果に。

キャストの良さが活かされていない

エマニュエル・ベアールの妖艶さ、ジャン・レノ、ジョン・ヴォイド、エミリオ・エステベス、ヴィング・レイムスなど様々な実力派俳優たちを起用しているにも関わらず、彼らの演技力の高さを発揮できている作品とはとても言えないものになっています。
物語の中にも、いくつかのシーンの盛り上がりがポイントごとに配されているだけで、メインキャストと共にチームで動く描写も少なく、それぞれの俳優たちの存在感もかなり薄いものになっているのです。
これだけの俳優たちが揃っているのですから、期待するのは重厚な会話劇から発展するアクションなど、豪華俳優陣を巧みに使った作品でした。

しかし、そんな批評家たちの意見を加味してなのか、次回作はアクションを得意とする監督、ジョン・ウーを起用しさらなるスケールアップとかっこいいスパイ映画を作り上げるのですが、それは次回の記事で紹介していきます。
今では、内容ともにスペクタクルな作品にまで成長を遂げより大きなシリーズとなっている『ミッション:インポッシブル』ですが1作目は意外にも、賛否がともに集まっていた意外なスタートだったのです。

映画『ミッション・インポッシブル』はU-NEXTなどで視聴可能。
U-NEXT
本ページの情報は2019年9月時点のものです。 最新の配信状況は U-NEXT サイトにてご確認ください。

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