見上愛×上坂樹里ダブル主演の朝ドラ「風、薫る」第16週「新風吹くころ」(7月13日〜17日)のあらすじと感想を紹介します。
76話、77話、78話、79話、80話の回です。
【風、薫る】第16週あらすじ・感想
76話:寂しいと悲しいは違う
りんは保留にしている新潟行きの返事を迷っていた。
直美は、「私も環ちゃんの女学校のお金払うから、りんは瑞穂屋でもどこでも東京で何か働き口見つけたら?」と、りんに提案する。
りんは「だめだよ。直美さんにそんなこと頼めない」と断る。
直美が再婚を提案しても、それも拒否するりん。
新潟への単身赴任、直美の支援、再婚・・・どれも嫌だけど、娘の環を女学校にはいかせたい。わがままというか、駄々をこねている…そう直美には見える。
直美は、りんが自分に黙って山本(本田大輔)を連れ出したことを持ち出して、「困らせてよ!一緒に。私にまでいい子ぶって。生真面目で要領悪い。正しくありたいなんて言う割に大事なところで一人でとんでもない方に突っ走る!」と怒った。
りんは「直美さんこそ私にまで悪ぶらないでよ!直美さんだって平気で嘘はつくし、手先は不器用でずぼらなくせに、私よりずっと細かいこと気になって人の気持ちに気付いちゃう。そんな人に山本さんのこと言ったら重荷になるだけでしょ!」と反論。
直美は「家族って言ってくれたのはりんだよ。家族って大事な時こそ頼るもんじゃないの?」と言う。
2人は、「でれすけ!」と言いあう。
直美は、突然「決めた」と言い出し、美津(水野美紀)と環(英茉)も交えて、「私、この家の本当の家族になります。環ちゃんの2人目のお母さんになる」と宣言。
りんは泣きながら「普通じゃない」と言うが、美津はりんが看護婦になるといったとき普通じゃないと思ったと反論。そして「世間様に何と言われるかとも。今まで世間様の当たり前の道をりんは歩んでこなかったではないですか」と語りかける。
りんは「お母さんの夢は環が好きな夢を持てるように元気で働くお母さんでいること。でもそのためには環と離れて暮らさなくちゃいけなくて。遠くで働かなきゃいけないんだ」と、環に伝える。
環は、「寂しいけどいいよ。寂しいと悲しいは違うでしょ? 寂しいけどお母さんが夢叶えるのは嬉しい。この頃お母さんが元気ないのは悲しい」と、母の新潟行きを受け入れた。
こうして、りんの新潟への単身赴任が決まった。(つづく)
りんと直美の本気のケンカのお芝居、とても良かったですよ。こうして本音を言い合えるのは良かったですね。こうやって、本当の家族になっていくものなのかも・・・。
寂しいと悲しいは違う、というセリフも良かったです。たしかに離れるのは寂しいけど、りんが元気だして働けるならば悲しいことではないですね。
77話:りんの旅立ち
りんは、院長の多田(筒井道隆)に退職を伝えて、承諾された。詰所では、同僚の多江(生田絵梨花)とトメ(原嶋凛)がりんとの別れを惜しむ。多江は出世して看護婦総取締役となり、この国の看護のトップになって日本のナイチンゲールになると宣言。さらに「その時私の力でまた雇ってあげるから、その気になったら言って」という多江。
看病婦のフユ(猫背椿)たちも現れ、りんとの別れを寂しがっていた。
りんは医師の今井(古川雄大)と遭遇する。今井は「今回の判断は医療者として正しいと私は思う。患者と向き合えぬものは去るべきだ。しかし共に働いてきたものとしては寂しいものだな」と彼なりの言葉を送った。
その後。捨松(多部未華子)は、りんと話す。捨松は看護婦という仕事を自らの手で切り拓いてきた奮闘を労い、「そんなりんさんたちの姿そのものが女学生たちにとっては何よりの手本になるはずです。期待しています」とエールを送る。
瑞穂屋で立ち聞きしてりんの新潟行きを知ったシマケン(佐野晶哉)は、りんに「僕は…おじさんになる」と宣言。続けて「環ちゃんにとってよく顔を見せるおせっかいな何者でもないおじさんになります」と説明。そして、「僕が環ちゃんに教えられそうなのは読み書きくらいですが…手紙を書けるように字をたくさん教えて…」という。りんは感謝した。
旅立ちの日。美津、環(英茉)、直美、シマケンに見送られ、りんは新潟へと歩き出す・・・。(つづく)
ついに、りんが新潟へ出発しました。新しい場所へ向かうというのは怖いですが、新たな出会いもありますから、楽しみですね。それにしても、シマケンはいつになったらりんに思いを伝えることができるんでしょうね(笑) いつか、そんな日がくるのかな?
78話:新潟編スタート
新潟に到着したりんは、洋髪のせいで周囲から珍しがられる。さらに女学校では、校長の望月(関智一)から「地主の羽田家のご機嫌を損ねないように」と釘を刺されてしまう。
舎監として働き始めたりんは、養成所で学んでいた経験を活かし、女学生たちを指導していく。
母の様子を手紙で知った娘の環(英茉)は、母へ返事を書こうと、シマケン(佐野晶哉)に教わることに。シマケンは、「お母さんはみんなのことを元気にしているんだよ。だから僕も頑張れるんだ」と語。環は「私はシマケンさんいたら元気になるよ。だってお手紙書けるもん!」と話す。
直美を訪ねて小川(甲斐翔真)が再び病院にやってくる。直美はりんや環とエピソードを話す。小川は「大家さんの話が聞けて嬉しいです、。ただ、さっきから胸がチクチクと…。“2人目のお母さん”だって、結婚はできますよね?」と問う。
思わぬ言葉に、直美は動揺するが、「ここは職場なんで、前に教えた団子屋でなら…」会ってもいい、と約束する。
半年が経過。新潟に冬が訪れる。ある日、りんは店で順番を守らない男性(西堀亮)に注意する。しかし男性は威圧的な態度で聞く耳を持たない。そこへ、スーツ姿の若い男性(井上祐貴)が、「異議あり!問題あり!」と声を上げる。
ついに新潟編がスタート。女学校の舎監として働き始めたりんですが、なかなか板についています。病院でも講師をしていたし、教えるのは慣れたものですね。さて、ラストの男性(井上祐貴)はいったい何者か?次回に注目です!
79話:シマケンのライバル?!
りんは新聞記者の横沢(井上祐貴)と出会う。横沢にお茶に誘われたりん。横沢は「一定以上の納税額を納めなければ選挙権を得られない現行の制度」に異議を唱えるために新潟へきたという。りんは「正しい社会とは何ですか?」と問う。
横沢は、りんの手を握り、「シェイクハンド! 握手です! 西洋では親愛の情を伝える時にします」と言った。
一方、東京の瑞穂屋では、文が体調を崩す。直美が文を看病することに…。古い長屋で一人暮らしの文。借金返済があるため、医者に診てもらうことすら拒否する。
文は「私の望みはつつがなく暮らし、何も残さずきれいさっぱり人生を終えること。それができたら御の字」という。
直美は自身がみなしごであることを明かし、「でも、私はもっと美味しいものが食べたいし、いい暮らしがしたい」と、素直な気持ちを語る。
文は、唯一の望みとして「早く一人でゆっくり寝たい」という。
直美は笑い、「私よりへそ曲がりな人に初めて出会いました」と、言う。(つづく)
りんと横沢(井上祐貴)の関係は今後、注目していきたいところですね。シマケンのライバルになっていくのかな? そして直美が文の看病をすることに。文さんはここまでフィーチャーされてこなかったですが、どうやら過去に何かありそうな感じですね。
80話
女学校の寮に久(近藤華)の母であるサワ(磯山さやか)が突然やってくる。サワは家を飛び出してきたという。りんは自分も嫁ぎ先を飛び出して、結果的に離縁したことを話す。
サワは造り酒屋の嫁で、実母の具合が悪く、半年前から大きな病院に連れて行きたいと夫に伝えていた。やっとの思いで許可を取り付けて病院へ連れて行ったが、既に手遅れだった。ショックを受けるサワに対し、夫は「寿命だ」と言い放った。
久は、親戚や祖母の顔色ばかりを気にしている母を見てきたので、「私、お母さんみたいになりとうねえ!」と反発する。
サワは家に戻ることになった。
一方、東京では…。直美が、瑞穂屋の文(内田慈)の看病を続けていた。そんなある日、文の頼みで直美は牛乳粥を作ることになった。文は「昔アメリカ人のマダムに教わった」という。
会話の流れで、直美は自身が横浜の山手あたりの教会に捨てられて育ったこと、女郎の娘であることを明かす。文は「それにしてはまっすぐ育って…。まっすぐ、ひねくれてる」と言う。二人は笑い合う。
その後、直美が文の家を訪れた際、応答がない。戸を開けて中に入ると、文は眠っていた。その手元を見ると、自分が実の母親から贈られたお守りと同じ柄の布があった。(つづく)
文さんが直美さんの母親?! まさか、こんな近くにいたなんて!まだ母親だとは決まってはないですけど・・・。急展開でビックリですね。
【風、薫る】第16週 出演者・スタッフ
<第76話>【出演】見上愛,上坂樹里,英茉,水野美紀
<第77話>【出演】見上愛,上坂樹里,佐野晶哉,生田絵梨花,古川雄大,多部未華子,髙嶋政宏,筒井道隆,水野美紀,坂東彌十郎,【語り】研ナオコ
<第78話>【出演】見上愛,上坂樹里,佐野晶哉,井上祐貴,甲斐翔真,磯山さやか,横澤夏子,水野美紀,【語り】研ナオコ
<第79話>【出演】見上愛,上坂樹里,井上祐貴,内田慈,磯山さやか,水野美紀
<第80話>【出演】見上愛,上坂樹里,内田慈,近藤華,磯山さやか,関智一,水野美紀,坂東彌十郎
【脚本】吉澤智子,【原案】田中ひかる 【音楽】野見祐二



