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映画【ワース 命の値段】のあらすじとキャストを紹介!名優マイケル・キートンが役づくりのためにしたこととは?

書類を手にしているマイケル・キートン
出典:映画【ワース 命の値段】公式Twitter

2023年2月23日(木)に公開される映画【ワース 命の値段】は、アメリカで2001年に発生した“9.11同時多発テロ”による被害者へ支払われた補償金にまつわる実話をもとにした作品です。主演は【バットマン】で知られるマイケル・キートン。この記事では、脇を固めるキャストも豪華な顔ぶれが揃った映画【ワース 命の値段】のあらすじとキャストをご紹介しながら、キャストがこだわった役づくりについてもご紹介していきます!

映画【ワース 命の値段】の作品情報

映画【ワース 命の値段】の主人公であるケン・ファインバーグは、実在する弁護士ケネス・ファンバーグさんをモデルにしています。本作の物語は“被害者の命に値段をつける”という無理難題を引き受けたファインバーグ弁護士と彼を支えるチームの実話で、「調停のプロ」として被害者遺族と向き合う姿が感動的な作品になっています。

映画【ワース 命の値段】のあらすじ

2001年9月11日に発生した「アメリカ同時多発テロ」。アメリカ政府は同月の22日にはテロの被害者とその遺族を救うため、補償基金プログラムを立ち上げることを決定しました。“テロに屈しない”という強い意志を持った政府の決定に、白羽の矢が立ったのが補償問題を得意とする弁護士のケン・ファインバーグでした。ファインバーグは被害者へ支払う補償金の金額を決めるため、独自の計算式を編み出しますが、大切な人を失った遺族にとってファインバーグの計算式は残酷なものでした。彼らと向き合ううちに、ファインバーグは「命の値段を決める」という困難に立ち向かうことになっていきます。

映画【ワース 命の値段】のキャスト

ケン・ファインバーグ:マイケル・キートン

主人公のケン・ファインバーグ弁護士を演じたのは、名優マイケル・キートンです。【バットマン】シリーズで主演をつとめたことで知名度を上げた彼は、【バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)】で「ゴールデングローブ賞」や「インディペンデント・スピリット賞」、「ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞」の主演男優賞を受賞し、ハリウッド・スターとしての地位を確固たるものとしました。

チャールズ・ウルフ:スタンリー・トゥッチ

被害者遺族のリーダー的存在であるチャールズ・ウルフを演じるのは、【ザ・コア】や【ターミナル】、【ラブリー・ボーン】などで知られる名優スタンリー・トゥッチです。とくに【ラブリー・ボーン】での演技が高く評価されたスタンリーは同作で「第82回アカデミー賞助演男優賞」にもノミネートされており、数々の名作で存在感を放つ俳優となっています。

カミール・バイロス:エイミー・ライアン

エイミー・ライアンが演じるのは、ファインバーグ弁護士の経営パートナーであるカミール・バイロスです。エイミーが演じるカミールは、ファインバーグとともに被害者への補償基金プログラムについて取り組みますが、被害者遺族と接するうちに“机上の空論”に気づき、倫理と法律の間で葛藤するという難しい役どころになっています。

そのほかのキャストは?

  • リー・クイン:テイト・ドノヴァン
  • プリヤ・クンディ:シュノリ・ラーマナータン
  • デデ・ファインバーグ:タリア・バルサム
  • カレン・ドナート:ローラ・ベナンティ
  • バート・カスバート:マーク・マロン
  • ダリル・バーンズ:アトー・ブランクソン=ウッド
  • フランク・ドナート:クリス・タルディオ

【ジプシー】や【サウンド・オブ・ミュージック】に出演するローラ・ベナンティや、【バッドガイズ】や【リスペクト】などに出演するマーク・マロンなどが出演しており、実在する人物に寄り添うような演技を見せています。

映画【ワース 命の値段】のスタッフ

監督サラ・コランジェロ
脚本マックス・ボレンスタイン
プロデューサーマーク・バタン
アンソニー・カタガス
マイケル・シュガー
バード・ドロス
ショーン・ソーレンセン
マックス・ボレンスタイン
マイケル・キートン
撮影監督ペペ・アビラ・デル・ピノ
美術トンマーゾ・オルティーノ
編集ジュリア・ブロッシュ
衣装ミレン・ゴードン=クロージャー
音楽ニコ・ムーリー
音楽監督ルパート・ホリアー
キャスティングケリー・バーデン
ポール・シュニー

主演マイケル・キートンが役づくりのためにしたこととは?

映画【ワース 命の値段】のマイケル・キートンを見ると、モデルとなったケネス・ファインバーグ弁護士とそっくりであることがわかります。マイケルはファンバーグ弁護士を演じるにあたって、彼と何度もコミュニケーションをとることで信頼関係を築いていったそうです。そうすることでより深く彼の心情を理解しようとしたマイケルは、ボストン訛りだけでなく、歩き方など動きの特徴までも再現することができたそうです。このマイケルの名演については、ファインバーグ弁護士自身も驚いたと話し、【バットマン】のイメージが強かったマイケルと同一人物には思えないと語っていました。

まとめ

映画【ワース 命の値段】は実在する弁護士チームをモデルにしています。マイケルだけでなくそのほかのキャストも実在する弁護士チームにそっくりであると言われ、その再現度の高さは高く評価されていました。また、外見だけでなく内面まで再現しようとしたキャスト陣の熱い思いが込められた本作は、物語だけでなくぜひキャストの名演にも注目したいですね!

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