2023年にアニメ化&実写映画化される、麻生羽呂原作の漫画『ゾン100 〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜』。
原作は、「月刊サンデーGX」で2018年10月より、連載中の漫画作品。
作者は、2人。
原作は、『今際の国のアリス』の麻生羽呂、作画は高田康太郎。
麻生羽呂作品としては、『今際の国のアリス』同様にNetflixでの実写映画化が既に決定しており、アニメ同様に2023年に配信が決定している。
現時点(2023年5月時点)で確定しているキャストと、原作の登場人物を比較してどんな試トーリーになるのか…
『ゾン100 〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜』を徹底考察していく!
『ゾン100 〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜』Netflixで実写化が決定!
麻生羽呂原作の漫画が、またしてもNetflixで実写化される。
大ヒット作『今際の国のアリス』に続く快挙だ。
『今際の国のアリス』では、理不尽なデスゲームに巻き込まれながらも、主人公が成長を遂げていく様を描く、シリアスな人間ドラマ的な作品だった。
一方今回の『ゾン100 〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜』は、絶体絶命的な状況下に置かれるも対照的に主人公は底抜けに明るいある意味で対照的な作風となっている。
主人公は、ブラック会社に勤め会社に行きたくないと追い詰められた中で、世の中がゾンビウィルスが蔓延し、そんな状況よりも会社に行かなくて良いという状況に喜び、この破滅的な世界の中で、やりたいことをやり尽くしてやろう、というストーリー。
実写化は、Netflixで2023年内に配信を予定する。
それと同時に、アニメ化も2023年7月期よりスタート。
2022年には、『今際の国のアリス』のシーズン2の配信が話題となっただけに、2023年も麻生羽呂旋風が巻き起こる予感だ!
『ゾン100 〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜』のあらすじ
⼊社3年⽬のブラック企業で⾝も⼼もすり減らす天道輝、24歳。
憧れの経理・鳳さんへの恋もままならず、絶望的な毎⽇を繰り返す中…
ある⽇突然、街でゾンビ・パンデミックが発⽣!
⼤量のゾンビに追われるアキラは、絶体絶命の中「⼈⽣を変える⾔葉」を閃く。それは……
「今⽇から会社に⾏かなくてもいいんじゃね?」
告⽩、合コン、⽇本⼀周……!?
ブラック企業から解放され、復活したアキラの
引用元:https://zom100.com/
「ゾンビになるまでにしたい100のこと」が、いま始まる―――!!
『ゾン100 〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜』のキャスト・登場人物比較
ここからは、原作の登場人物並びに主要のキャラクターを紹介していく。
併せて、アニメのCVも掲載する。
原作の登場人物
原作は、未だ連載中なので、中にはネタバレも含まれることをご了承を。
メインの登場人物を中心に、個性が強い面々が物語を彩る。
天道 輝(てんどう あきら)/ アキラ
CV:梅田修一朗
主人公アキラ。ブラック企業に勤め、もはや生きているのかゾンビなのか分からないくらい疲弊しきっている。
その最中、ゾンビが蔓延し、会社に行かなくて良くなったことで、ディズトピアとかした世の中で1人生き生きと、人生を楽しむようになる。
こんな世の中、どーせいつかゾンビになるなら、ゾンビになるまでにしたい100のことリストを作り、実行していく。
そのひたむきなまでに楽しもうとする姿に、周りは徐々に引っ張られていく様になる。
三日月 閑(みかづき しずか)/ シズカ
CV:楠木ともり
ヒロイン・シズカ。圧倒的に論理派で最初はアキラを拒絶し、ともに行動はしない。
むしろ、ゾンビが蔓延している状況で、常にリスクヘッジを考え行動する中、無謀な行動を取るアキラを拒絶する。
しかし、そのひたむきなまでにこの状況の中で、もがき続けるアキラにいつしかついていく様になる。
アキラとは正反対に、ゾンビにならない為にすべき事リストを作っている。
竜崎 憲一朗(りゅうざき けんいちろう)/ ケンチョ
アキラの親友、ケンチョ。
アキラの大学時代の学友で、容量が良く女好き。
不動産関係に進路を進み、アキラがブラック企業に勤めた事で仕事人間になり疎遠になっていた。
人生楽しむ派だったが実はそんな事はなく、全く楽しめてなかった。
ゾンビ世界になり、ブラック企業から解放されたアキラを見て、ケンチョも兼ねてから夢だった芸人を目指し、心の底からこの生活を楽しむ様になる。得意ジャンルはハダカ芸。
ベアトリクス・アメルハウザー / ベア
日本文化が大好きなドイツ人。日本語はペラペラな方。
寿司を食べる為に、生き残った寿司職人の元へ行く道中で、アキラたちと出会い、それ以降行動を共にする。
剣術が達者で、窮地から仲間を幾度となく救う。
南方 健(みなかた たける) / タケミナ
アキラとケンチョの大学仲間は、実は3人でその中の1人、タケミナ。
地元大阪の大阪城のコミュニティで生き残っていた。
大阪では、ジャンク品をかき集めつつ生活をしている。
大阪城では、すでに社会ができており、缶詰が通貨代わり。
たくさんの缶詰を持つ、大金持ちならぬ大缶詰持ちが、城に住み労働階級の人たち向けにカジノを開き缶詰を強奪していた。
そんな社会を、アキラとともに博才で切り抜けるという…
どこぞの漫画作品の様な大阪シリーズの中心人物が、タケミナである。
それ以降、アキラたちと共に行動をともにする事に。
ラムダ・チョップ
北海道のAIが運営するホテルの羊型のAI執事。
AIホテルでの一件より、アキラたちと行動を共にする。
福島の恐竜編では、あきらが喜ぶ最終兵器をこさえる。
小杉 権蔵(こすぎ ごんぞう)
アキラのブラック企業時代の上司。
恐怖政治でマインドコントロールを行い、人心掌握をしていた。
鳳 沙織(おおとり さおり)
アキラが務めるブラック企業の唯一の花。
しかし社長の愛人で、アキラにとっては叶わぬ恋の相手だった。
実写版のキャスト
- 赤楚衛二 /アキラ
- 白石麻衣 /シズカ
- 栁俊太郎 /ケンチョ
- 市川由衣 / ???
- 川﨑麻世 /???
- 早見あかり /???
- 筧美和子 /???
- 北村一輝 /小杉 権蔵
現時点(2023年5月時点)で明らかになっているキャストは、4人。
- 赤楚衛二 /アキラ
- 白石麻衣 /シズカ
- 栁俊太郎 /ケンチョ
- 北村一輝 /小杉 権蔵
ただ、おそらく鳳 沙織(おおとり さおり)は、筧美和子だろうと思われる。
あとメインキャストとしてはベア役は外国人なので、日本向けにローカライズされ、市川由依あたりが映画オリジナルのキャラクターを務めるだろうと予想。
主人公を務める赤楚衛二は、2023年7月よりスタート予定の日テレドラマ「こっち向いてよ向井くん」でも主演を務めるなど、今イチオシの若手俳優。
ヒロインのシズカ役は、乃木坂46の元メンバーで現在は売出し中の女優、白石麻衣。
そして、アキラの親友役ケンチョは、栁俊太郎とこの3人だけでも中々見ない、面白いキャスティング。
さらにはあの嫌味ばかりの最悪な小杉 権蔵(こすぎ ごんぞう)を北村一輝がどう演じるのかも見ものだ。
まとめ:どんな映画になる?
Netflixでゾンビと言えば、やはり近年では韓国が強い。
そんな状況に、日本映画はどう対抗するのか…
そんなところも、期待したい。
漫画はあくまでも、主人公アキラが主導のゾンビになるまでにしたい100の事のリストをこなしていくというのが主題である。
未だ連載中のこの作品を映画では、どの様にまとめるかにも注目だ。
続編ありきで製作されるのか…
それとも、続編は作れる余白を残しつつも、映画オリジナル要素を着色してまた新たな『ゾン100』にするのか…
今はじっくり描けるドラマが主流となるが、そこであえて映画にした意味はあるのか…
制作陣の手腕に期待がかかる!
Netflix版映画製作スタッフ
- 原作:麻生羽呂(原作)、高田康太郎(作画)
『ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~」 - 脚本:三嶋龍朗
- 監督:石田雄介
- 音楽プロデューサー:千田耕平
- 撮影監督:河津太郎
- 撮影:田中悟
- 編集:臼杵恵理
- 録音:田辺正晴
- 美術:江口亮太
- スタイリスト:纐纈春樹
- ヘアメイクディレクション:須田理恵
- 特殊メイクディレクター:梅沢壮一
- VFXスーパーバイザー:ダニエル・ペレス・フェレイラ
- VFXプロデューサー:髙玉亮
- アクション監督:下村勇二
- エグゼクティブプロデューサー:高橋信一
- プロデューサー:森井輝(ROBOT)
- 応援プロデューサー:高瀬大樹
- 制作協力:プラスワンエンターテイメント
- 企画・制作プロダクション:ROBOT
- 製作:Netflix