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映画【マッドマックス:フュリオサ】あらすじ・キャスト|アカデミー賞6部門受賞作の前日譚!

2015年に公開された「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の前日譚にあたる「マッドマックス:フュリオサ」が2024年5月31日に公開されることになりました。同年のアカデミー賞で10部門にノミネートされ、6部門を受賞するという快挙を成し遂げた前作の前日譚というだけに、世界中の期待が高まっています。この記事では「マッドマックス:フュリオサ」のあらすじキャストについてご紹介します。

出典:マッドマックス:フュリオサ公式サイト

【マッドマックス】シリーズとは?

これまでに制作されたのは4作品

「マッドマックス」は1979年にメル・ギブソン主演で製作されたアクション映画です。1979年以降、2015年に公開された「マッドマックス 怒りのデス・ロード」まで全4作品が製作されています。無法地帯となった近未来を舞台に、主人公マックスの復讐劇を描いた「マッドマックス」は、低予算ながらもその世界観やカーアクションが高い評価を得ました。「マッドマックス2」では、文明まで荒廃しさらに荒んだ世界が舞台に。凶悪集団とマックスの戦いを、セリフをあまり使わずに映像と音響を中心に表現し、狂信的なファンを獲得する大人気作品となりました。マッドマックスで表現された荒廃した世界は、日本の漫画「北斗の拳」に影響を与えたとも言われています。

・マッドマックス(1979)
・マッドマックス2(1981)
・マッドマックス/サンダードーム(1985)
・マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015)

前作【マッドマックス 怒りデス・ロード】が快挙

2015年に公開された「マッドマックス 怒りのデス・ロード」は、第3作「マッドマックス/サンダードーム」以来、35年ぶりの新作となりました。前作から35年も経っているにも関わらず、監督は1作目から変わらずジョージ・ミラーが務めています。過去3作ではメル・ギブソンが演じたマックスを、「インセプション」(2010)や「ダークナイト ライジング」(2012)のトム・ハーディが演じました。第88回アカデミー賞では、作品賞や監督賞など10部門にノミネート。音響編集賞や美術賞など6部門で受賞し、その年の最多受賞作品となりました。

【マッドマックス:フュリオサ】とは?

「マッドマックス 怒りのデス・ロード」で登場した女隊長フュリオサを主人公としたスピンオフ映画。「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の前日譚にあたる、フュリオサがシタデルの女隊長となるまでを描いています。前作ではシャーリーズ・セロンがフュリオサを演じましたが、今作ではアニャ・テイラー=ジョイがフュリオサを演じています。

【マッドマックス:フュリオサ】基本情報

原題:Furiosa: A Mad Max Saga
製作国:オーストラリア
監督:ジョージ・ミラー
脚本:ジョージ・ミラー、ニコ・ラサウリス
出演:アニャ・テイラー=ジョイ、クリス・ヘムズワース、トム・バーク、ネイサン・ジョーンズ、アンガス・サンプソン、ラッキー・ヒューム
配給:ワーナー・ブラザース

【マッドマックス:フュリオサ】あらすじ

世界の崩壊から45年。「緑の地」で暮らすフュリオサは、ウォーロード・ディメンタス率いるバイカー集団にさらわれてしまう。荒野を駆け巡る中、バイカー集団はイモータン・ジョーが治める砦シタデルにたどり着く。ディメンタスとジョーがシタデルの覇権を巡って争いを繰り広げる中、故郷と母親を奪われたフュリオサは、ディメンタスへの復讐を誓う。

【マッドマックス:フュリオサ】キャスト

フュリオサ(演:アニャ・テイラー=ジョイ)

主人公フュリオサを演じたのは、アニャ・テイラー=ジョイです。

アニャ・テイラー=ジョイは1996年、アメリカ合衆国生まれ。アメリカ出身ですが、幼少期はイギリスで生活しており、モデルになるために14歳のときにニューヨークに移り住んだそうです。最初はモデルとして活動を始めましたが、ホラー映画「スプリット」(2017)で誘拐された女子高生の1人を演じて注目を集めます。「スプリット」の続編「ミスター・ガラス」(2019)にも出演しており、ホラー映画に多く出演。「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」(2023)ではピーチ姫の声優を務めたことでも有名です。

ウォーロード・ディメンタス(演:クリス・ヘムズワース)

主人公フュリオサの故郷を蹂躙し、フュリオサを連れ去ったウォーロード・ディメンタスを演じたのはクリス・ヘムズワースです。

クリス・ヘムズワースは1983年、オーストラリア出身。クリス・ヘムズワースと言えば、「アベンジャーズ」シリーズのマイティ・ソーを演じたことで有名ですね。「スター・トレック」(2009)の出演以降、思ったように映画への出演が叶わず俳優を辞めようとしていた時期もあるようですが、「マイティ・ソー」(2011)への出演をきっかけに、今やハリウッドの大スターに。近年では「メン・イン・ブラック:インターナショナル」(2019)や「タイラー・レイク」シリーズ(2020、2023)などで主人公を演じています。

イモータン・ジョー(演:ラッキー・ヒューム)

シタデルの首領イモータン・ジョーを演じるのはラッキー・ヒュームです。

ラッキー・ヒュームは1971年、オーストラリア生まれ。「マトリックス リローデッド」(2003)と「マトリックス レボリューションズ」(2003)でウィル・スミスの妻、ジェイダ・ピンケット・スミス演じるナイオビと同じ船の船員スパークスを演じたことで有名です。ジョージ・ミラーがメガホンをとった「アラビアンナイト 三千年の願い」(2022)にも出演しており、ジョージ・ミラーとは今作で2度目のタッグとなります。

リクタス・エレクタス(演:ネイサン・ジョーンズ)

イモータン・ジョーの息子リクタス・エレクタスを演じるのは、ネイサン・ジョーンズです。

ネイサン・ジョーンズは1969年、オーストラリア生まれ。元々はプロレスラーとして活躍していましたが、引退後は俳優として活動しています。アクション映画に出演することが多く、「コナン・ザ・バーバリアン」(2011)や「モータル・コンバット」(2021)などに出演。「マッドマックス」シリーズには前作「マッドマックス 怒りのデス・ロード」から出演しており、前作でもリクタス・エレクタスを演じています。

オーガニック・メカニック(演:アンガス・サンプソン)

シタデルの医師オーガニック・メカニックを演じるのはアンガス・サンプソンです。

アンガス・サンプソンは1979年、オーストラリア生まれ。ネイサン・ジョーンズと同様に、前作「マッドマックス 怒りのデス・ロード」から同じ役で出演しています。ホラー映画「インシディアス」シリーズへの出演で有名で、2010年から2023年まで同シリーズ5作品に出演し続けています。

日本公開は2024年5月31日(金)!

前作が大ヒットしただけに世界的に注目の高い「マッドマックス:フュリオサ」。2024年5月に開催される第77回カンヌ国際映画祭のアウト・オブ・コンペティション部門で上映されることが決定しています。公開された予告動画には迫力満点の改造車によるカーアクションや爆発が映し出されており、前作にも増してアドレナリンMAXの作品になること間違いなし。これまでヒーローを演じてきたクリス・ヘムズワースの悪役姿にも大注目です!

「マッドマックス:フュリオサ」は2024年5月31日(金)公開です!

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