【ファーストクライ】1話のネタバレあらすじ
- 第1話「その産声が響くまで、諦めない」
- 脚本: 浜田秀哉
- 演出:大谷太郎
あらすじ
日本屈指のセレブ病院で働くスゴ腕産婦人科医・光井明希(比嘉愛未)は、院長・神谷玲子(真矢ミキ)の特命で秘密裏に結成された「母子救命救急班」のチーフに抜擢される。片耳に難聴を抱えながらも、赤ちゃんの産声を聞くため全力で奮闘する光井。巻き込まれ体質の専攻医・永坂海斗(松島聡)を強引に仲間に引き入れた矢先、母子手帳を持たない未受診妊婦が救急搬送されてきて…!?
ネタバレ
光井は、未受診の妊婦・真田明日香(寺本莉緒)を受け入れた。明日香は勤務先のガールズバーで破水して救急搬送されるが6件の病院に受け入れを拒否され立ち往生。行き場を失った明日香を光井が聖フィオナ病院に受け入れて、新人の永坂海斗と共にオペをした。受け入れを許可したのは神谷院長だった。
神谷院長が極秘プロジェクト「母子救命プロジェクト」を立ち上げる。貧困、望まぬ妊娠、未受診などさまざまな事情を抱え、行き場を失ったワケあり妊婦たちを無償で受け入れ、母子を救うことが目的。試験運用という形で走り出すことにした。ただし既存の富裕層のお客様から賛同を得てないので、口外禁止の極秘プロジェクトだ。
光井が母子救命救急班のチーフに抜擢された。未受診妊婦の受け入れに病院内で反発が起きる中、光井は巻き込まれ体質の専攻医・永坂海斗を強引にチームに引き込んだ。しかし麻酔科医の藤堂直樹(岡部たかし)には拒否された。
赤ちゃんを産み捨てた少女のニュースがテレビで流れる。それを見た海斗は高校時代を思い出す…。
明日香は産み逃げしたが、特定妊婦を支援するNPO法人「HOME うぶごえ」で保護された。そこの代表の羽鳥美咲(徳永えり)は、光井の学生時代の同級生で、唯一無二の親友だ。光井と海斗が会いに行くと、明日香は赤ちゃんに会いたくないという。お金は後で払う、他の誰かに育ててほしいという要望だ。光井は、どうしてお母さんは私を捨てたのかという思いを抱えていくことになると訴えるが、明日香は聞く耳を持たない。
「HOME うぶごえ」に保護されている17歳の未受診妊婦・宍戸恵(白鳥玉季)を受け入れることにした光井。恵は幼い頃から母にネグレクトされて学校にも通えなかった。1年前から家を出て配送センターでアルバイト。そこで出会った彼氏に妊娠を告げると逃げられた。お金も身寄りがなく、通院していない。光井から入院を勧められた恵は、お金もなく育てる自信もないという。
光井は左耳が先天性風疹症候群(妊娠中の母親が風疹ウイルスに感染し、ウイルスが胎児に感染することで起こる先天性の疾患)で聞こえない。光井を産んだ人が病院に行ってなかったことが原因だ。ただ、赤ちゃんの産声だけは両耳で聞こえる気がする。
今後どうしいたか考えることになった恵だが、院内で倒れてしまう。緊急帝王切開が必要な事態だ。
そんな中、無痛分娩で出産間近のセレブ妊婦・一ノ瀬由紀(團遥香)が急な腹痛に。常位胎盤早期剥離(じょういたいばんそうきはくり)(胎児が生まれる前に胎盤が子宮壁から剥がれる緊急性の高い妊娠合併症)、略して「早剥(そうはく)」の可能性がある。姫島先生(遠山俊也)は別の分娩で後1時間はかかる。他の先生方にオンコールはできないのか。そこに麻酔科医の藤堂が助けにくる。
セレブ妊婦と未受診妊婦を同時オペすることに。光井が宍戸恵を執刀へ。未来を不安がる恵に、光井は「大事なのは今」と背中を押す。恵は「赤ちゃんに会いたい」と本音を漏らす。新生児科医・富永(濱正悟)が手伝いに入る。そして、無事に女の子の赤ちゃんが生まれた。
一方、セレブ妊婦・由紀のオペの執刀は専攻医・永坂海斗。経験があるはずだが…。母体から出血してしまい、海斗は逃げ出してしまう。そこで、光井がやってきて対応する。すると、今度は播種性血管内凝固症候群(はしゅせいけっかんないぎょうこしょうこうぐん)で恵の母体が危険になった。
海斗は神谷院長を連れてきた。由紀のオペは神谷院長が担当して、成功。赤ちゃんが生まれ、母体も無事だ。
一方、光井は恵のいる手術室に戻り、止血に成功。しかし心停止してしまう。懸命な心臓マッサージでも心拍が戻らない。光井は「赤ちゃんが待ってる。戻って来て!ひとりにしないで!」と呼び掛けて心臓マッサージを続けた。赤ちゃんが泣いた。心拍再開!
理事会にて、母子救命プロジェクトの試験運用の是非は反対多数だった。しかし神谷院長が抜けている間に事態が好転した?! 厚生労働大臣の磯崎は車内で、秘書の修一に「例のプロジェクト動き出したそうだな。神谷院長には期待してる」と声をかけた。
その後。目覚めた恵は、赤ちゃんに触れて「生まれてきてくれてありがとう」と伝える。さらに、美咲が明日香を連れてきた。明日香は赤ちゃんを抱き「ごめんね」と泣いた。
- 真田明日香は赤ちゃんを養子に出すことにした。
- 宍戸恵は赤ちゃんを乳児院に預けて、自身の経済的自立を目指す。
夜。居酒屋で、光井と美咲が酒を飲み、餃子を食べる。この居酒屋の近くにコインロッカーがあった。光井は赤ちゃんの時、コインロッカーに捨てられていた。病院にも行かず私を捨てた人のことを探そうと思っている、と光井。探してどうするのか。光井は「復讐する。…なんてね」と微笑む。
外国人技能実習生の妊婦とともに現れた女性(紺野彩夏)を見た海斗は動揺する。(つづく)
考察・解説
1話で気になったのは…↓
- 光井は母親と再会するのか?伏線ぽいので、きっと再会する?!
- 海斗は、紺野彩花演じる女性と何があった?
- 母子救命プロジェクトの試験運用の是非は反対多数だったが、大臣の声で賛成になった?
- セレブ病院なのに、セレブ妊婦を新人に任せるのあり得ない!しかも逃げるなんて!(笑)
- 『母子救命プロジェクト』を立ち上げた神谷院長の動機とは?
心停止から心拍再開までの展開はさすが比嘉愛未さん。迫真の演技でした。見入ってしまうほど、緊張感あふれてて、感動的な展開でした。それだけに…色々とツッコミどころもある作品なのがやや残念。
理事会が反対多数だったのに、なぜかプロジェクトが動き出しました。この展開がイマイチ分かりにくかったです。大臣が圧力をかけたのかな?と解釈しましたが…。
それより何より、セレブ病院なのに緊急オペの医師が足りない!って展開は、ひやひやしました。しかも未受診妊婦の方を光井先生が担当するとは!ベテラン麻酔科医のフォローで新人の腕が上がるわけでもないだろうし、危険では?
でも「経験ある」と海斗は言っていたので、光井先生も彼に任せたのかな。「自分にできること」として院長を連れてきたのは、まあ、あの時点では良かったし、結果オーライだけど…。綱渡り状態すぎる!(笑)
未来を案じるより「今」に集中すること。これが不安を乗り切るための光井先生の考えであり、海斗も影響されてるのかな?と感じました。今できることをしてくれたので…。
光井先生と母親の再会は連ドラ終盤に出てくると予想! どんな気持ちで捨てたのか?事情があったのか?気になります。なるべく、つらい展開にならないといいなあ。
神谷院長が、なぜ利益度外視の『母子救命プロジェクト』を始めたのか。その真意は謎に包まれています。1話冒頭、「偽善ですよ」とは言ってました。光井の助言もあり、立ち止まっている間にこぼれる命があるから走りだすことにした、とも言ってました。でも、それは光井先生の動機。神谷院長がなぜそこまで熱心なのか。その動機や真意は謎です。もしかしたら、光井先生を産んだ人が神谷院長で、罪滅ぼしも兼ねて立ち上げた?……可能性はありますが、考察というより、まだ当てずっぽうですが(笑)。
そして次回では海斗と、紺野彩花演じる女性のエピソードが描かれるようです。赤ちゃんを捨てたニュースを見て海斗は動揺していたので、高校時代に女性を妊娠させて見捨てたのかもしれませんね…。
【ファーストクライ】2話のネタバレあらすじ
- 第2話「蘇る過去、それぞれの覚悟」
- 演出:大谷太郎
あらすじ
母子救命救急班チーフの産婦人科医・光井明希(比嘉愛未)の元に、外国人技能実習生の妊婦メイ・トゥ(宮崎あみさ)が助けを求めてやって来る。妊娠29週目。相手は同じ技能実習生だが、どうすれば良いかわからず、誰にも言えず苦しんできたという。
検査の結果、メイは妊娠合併症による巨大脾動脈瘤を抱えていた。動脈瘤が破裂すれば、母子ともに危険だ。もしもの時は母体救命を優先するのが鉄則。しかしメイの意志を知った光井は母子ともに助けると約束するが…。
一方、専攻医・永坂海斗(松島聡)は、メイの付き添いで来た高校時代の同級生・鮎川奈央(紺野彩夏)と10年ぶりに再会。奈央は「よく医者になったよね」と言い放つ。2人の間には一体何があった?
そんな中、6年間不妊治療を続けるセレブ女性・矢田歩美(三倉茉奈)が、ハイリスクな卵子提供に踏み切るかどうか迷っていた。歩美には子どもを諦めたくない気持ちはあるのだが、同時に不安も抱えていて……。
ネタバレ
メイの妊娠に気づいた奈央は日本で出産して働けるように、会社に掛け合っている。奈央はスーパーマーケットでバイトをしながら服飾の専門学校に通っている。
光井はメイに、母子とも助けると約束する。しかし副院長の姫島は理事会で母子救命プロジェクトの試験運用が反対多数となったと告げる。しかし光井は院長に言ってください!と、相手にしない。
光井は、海斗を山登りに連れ出す。NPOの代表・羽鳥美咲も来ていた。羽鳥は奈央から話を聞いていた。奈央は16歳の時に妊娠したが、誰にも頼れず、ひとりで産んで追い込まれて、赤ちゃんを外に置き去りにしてしまった。だから奈央はメイのことを助けたいのだ。
海斗は、奈央の妊娠の相手は自分ではないと否定。実家のスナックの客が相手だという。海斗は担当から外して欲しいと願うが、光井は拒否した。
6年間不妊治療を続けるセレブ女性・矢田歩美(44才)(三倉茉奈)が、海外で卵子提供を受けて、出産を聖フィオナ病院ですることに。年齢や免疫の問題もありハイリスクなので最悪、子宮摘出せざるを得ないこともある。また、子供の出自を知る権利も整ってないためグレーな部分もある。
海斗は2人の馴れ初めを尋ねる。バイクのツーリングが趣味で出会った。雑談に思えたが、海斗は出産に対して「相当、強いお気持ちがあるってことですよね?」と確認した。この確認は大事なことだった。
控え室にて。光井は海斗に産婦人科医への思いを問う。特別な気持ちはなかった。なくてもいいが、あるに越したことない。光井は自分は「産声を聞くことが何より大事」と語る。
事務局長の東田は、神谷院長にプロジェクト中止を訴える。しかし神谷院長は、東田が理事会の票を買っていた証拠をつかんでいた。東田は北海道に異動になる。この証拠を掴むため、厚生労働大臣・磯崎が動いていたようだ。磯崎はボーリング対決で勝ったら私の地盤を継いで政界進出してほしいと頼む。産科医療の現場を知る者を抜擢したいようだが、秘書で息子の修一(川西賢志郎)は自分が継げないと知り、不機嫌な様子。
海斗が入院関連の書類をメイに渡しに行く。メイは奈央のおかげもあり、赤ちゃんを産むまでスーパーマーケットの仕事を休めることになったという。メイは奈央から、海斗はヘタレだが居場所がなかった私に声をかけて優しくしてくれた、大好きだったが大嫌いだった、優しい人だが冷たい人だった、と聞いていた。メイは海斗に、本当はどっちなのか?尋ねる…。
その後。光井と海斗は、泣いていた歩美の話を聞く。終わりがない不妊治療は苦しい。それでも、選ばないと前に進めない。光井は「誰かの幸せでなく矢田さん夫婦の幸せを考えてほしい。ひとりにはしませんから」と声をかけた。
光井の言葉はいいなと思った医者の言葉のパクリだった。それを本音にしようとしているらしい。
休みの日、海斗は父・弘樹に会いに行く。弘樹は分娩をやめて不妊治療専門に変更した。その理由は、産みたくても産めない人に寄り添うのもやりがいがあると思ったから。妊婦に頼られる父をみてカッコイイと思った。でも産科医になる動機がない海斗。弘樹は迷うこと楽しめ!と励ます。
海斗は、山登りしても人は変わらないと気づく。だから僕は山を下りることにしたという。電話でその意味不明な言葉を聞いた成宮は微笑む。
メイの動脈瘤は出産前にオペをすることに。血管外科のスペシャリストが必要なので、海斗が父の後輩の帝都大の加賀谷先生にお願いし承諾をもらった。コネだが、コネは才能だ。積極的に巻き込まれてみようと、感化されようと覚悟を決めている海斗。
麻酔科医・藤堂直樹(岡部たかし)は、院長に「あなた何様だ」と訴える。セレブに最高の医療を用意する。そのセレブから手に入れたお金で、タダで受ける妊婦がいる。セレブにはプロジェクトを黙っている。富の再分配なんておかしい!と。
新生児科医・富永 航(濱 正悟)もプロジェクトに反対だ。無責任な未受診妊婦の赤ちゃんにリスクがあるから。
しかし光井は「院長の偽善でキレイごとはいい」と同意している。
院長は頭を下げて協力を願い出た。富永は受け入れたが、藤堂は会議室から飛び出す。すると、東田と磯崎修一が藤堂に接触してきて…。
海斗は、メイのオペについて症例に基づいてアドバイスした。その後、中庭にひとりでいた歩美の夫の話し相手になる。
そんな中、メイが急変へ。動脈瘤の切除と帝王切開での出産の同時オペをすることに。藤堂は後輩の女性麻酔科医に対処法を教えて、あとを託す。
加賀谷と光井がオペをしていく。光井は産婦人科医だがカンボジアで救命も掛け持ちしていた。出血する中、光井がなんとか止める。海斗が今度は逃げずに緊急帝王切開で赤ちゃんを取り出した。富永が対応し、赤ちゃんが産声をあげた!
海斗は「出産の現場はお母さんと赤ちゃんの無事だけを願う、純粋な空間だから僕は選んだ」という。これを本音にしていく、と。
母体も無事だった。目覚めたメイは赤ちゃんを抱いて、光井や奈央に感謝した。奈央は赤ちゃんを抱いて泣いた。「ごめんね」と、置き去りにした赤ちゃんに重ねて謝った。
その後、海斗は奈央の妊娠に気づきながら助けなかったことを謝った。市内で女子高生が赤ちゃんを産み捨てたニュースを見て、留守番電話を聞いた。「助けて」という奈央の声が入っていた。好きだったけど妊娠していることがショックで見て見ぬふりをしたが、忘れないという海斗。奈央は海斗が医者でよかったと話す。笑顔で別れる2人。
メイと恋人と赤ちゃんとともに笑顔で退院していく。
歩美は不妊治療をやめることを決めた。光井は決めた後も悩んでいる人が話す場があると教える。歩美と夫は、これまで出来なかったツーリングに行くと笑顔でいう。
真鍋(しゅはまはるみ)の部屋(?)に住み着いている藤堂が、漫画を描いている。光井も呼んでいる医療漫画【ドクタージャスティス】だ。
藤堂はバーで、修一から「プロジェクトの実態を知りたいです。私たちは仲良くやれると思うんです」と言われたことを回想する。
光井が、昔いた看護師の野上を探している。真鍋が光井を藤堂に紹介する。藤堂が「なんでいるんだ?」と驚く。ドクタージャスティスの作者が藤堂だと知った光井も驚いた。(つづく)
考察・解説
第2話は、動脈瘤という爆弾を抱える外国人技能実習生の妊婦、そして、不妊治療を続けるセレブ女性…2人の患者がメインでした。
また、専攻医・永坂海斗(松島聡)と、高校時代の同級生・鮎川奈央(紺野彩夏)の再会があり、過去のつらい思い出を乗り越えていくエピソード回でもありました。
外国人技能実習生の事情に関しては深く描かれてはいませんでしたが、異国で妊娠して頼る人がいないという事情は描かれました。助けてくれるNPOや病院があることは心強いことです。もう少し男性側の声も描いて欲しかったですが、存在感なしでしたね(笑)。
また、不妊治療のリスクや思いも描かれました。最後は夫婦で決めることですが、もう少し時間を割いて夫婦でどう話し合ったのかを描いてもよかったような気もします。でも、光井先生の他の誰かの幸せでなく夫婦の幸せを、って声掛けは納得でしたよ。歩美は赤ちゃんを見て未練はあったので、本心から赤ちゃんが欲しいのでしょうが、親の圧とか、子供を持たないといけない世間の圧とか、今回描かれてはないけど誰かに押しつけられる幸せってありますから…。
永坂海斗の過去ですが、奈央を妊娠させて逃げたわけではありませんでした。でも奈央の妊娠を知りながらも助けずに、結果的にひとりで産み捨てさせたのでヒドイはヒドイです。
でも奈央を妊娠させて逃げた男が一番悪いと思います。また、娘を助けなかった親も悪いです。
声をかけてくれて優しかった永坂海斗も本当だけど、土壇場で助けてくれなかった冷たい永坂海斗も本当。
海斗は好きな人が別の男と肉体関係をもって妊娠したことで、嫉妬もあったのでしょう。高校時代なんて多感な時期なので分からないでもないけれど、奈央がいちばん大変なときに逃げたことは冷たいです。
でも人は失敗をして後悔を抱えて学んで成長していくもの。後悔してる分、海斗は良い産科医となっていけるでしょう。
父の言葉もあり、海斗は吹っ切れた感じで、覚悟を決めています。親の医院をどうせ継ぐからとやる気なさそうなキャラでしたが、今後は本領発揮していきそうで楽しみですね!
また、2話でドクタージャスティスの正体がわかりました。医療界の闇を暴くドクターを描いている藤堂ですが、いったいどんな気持ちで描いているんでしょうね。
さて。連ドラとしての縦軸は光井先生の母親探しだと思うのですが、2話では進展なし。けれど3話では何かしら動きがあるようですよ。注目です!【ファーストクライ】3話のネタバレあらすじ
- 第3話「不器用すぎる正義」
- 演出: 上田迅
あらすじ
光井明希(比嘉愛未)は、妊娠を誰にも言えずに苦しんできたヤングケアラーの高校生・日下和泉(並木彩華)の“痛み”への不安を取り除くため、和泉に懐かれている麻酔科医・藤堂直樹(岡部たかし)の力を借りようとするが…。藤堂は「担当外だ」と協力を拒否。患者を気にかけながらも決して深入りしない藤堂。そのワケとは…?
一方、産後ケアで通院中のセレブ女性・山科智花(夏子)に、妊産婦の約10人に1人が経験すると言われている「産後うつ」の症状が現れる。
さらに、自分を捨てた母親を探す光井にまさかの展開が!?
ネタバレ
産後うつと診断された智花は思い詰めて飛び降りようとするが、検査の結果、 シーハン症候群と分かった。必要なのはホルモン療法だった。希望を抱く智花。
和泉は母子救命プロジェクトが無料で救うことになった。和泉は、相手に妊娠していることを話した。できる限りのことはすると言ってくれた、落ち着いたら結婚するとも言ってくれた、と藤堂に話す。しかし藤堂は和泉が缶コーヒーを飲んでいることに気づく。
診療所の担当医・真鍋と光井、永坂が和泉に会いに行く。真鍋は和泉の部屋で痛み止めが減っていることに気づいた。さらにカフェインを摂取し、走るなど過度な運動もしていた。流産しようとしていたのだ。和泉は、レビー小体型認知症の母親・奈津(阿南敦子)が優しかったのに子供に暴力を振るようになったことで、恐怖心を抱いていた。
その後、光井らに背中を押された和泉は、母に妊娠していることを告げた。奈津は「私にも子供がいます。なんとか無事に育ってほしいと願いました。みんなを大切にする、優しい人になってほしいと、平和の和を入れて和泉と名付けました。私のかけがいのない宝物です。大切に育ててあげてください。おめでとうございます。」と、和泉を祝福した。和泉は泣いた。
翌朝。光井と永坂は、藤堂が居候する在宅診療所を訪れる。藤堂が真鍋に和泉から目を離すなと伝えていた。助けたいのか、助けたくないのか?二重人格!と責める光井たち。すると、真鍋が「あなたたちに藤堂の何がわかるのよ!」と怒った。
【藤堂の過去】3年前帰省ラッシュで交通事故が多発していた。そんな中、救急搬送の患者がきた。藤堂は受け入れを拒否するように若手医師に言った。専門外で受け入れても助けられずに訴えられることがあるから。しかし受け入れを拒否された10歳の男の子は藤堂のたった一人の息子だった。1時間後に搬送された病院で命を落とした。
その後、光井は藤堂に「痛みは武器になるんでしょ?痛みとの向き合い方わかっているでしょう」と伝えるが…。
和泉の妊娠が早まった。そんな中、成宮は藤堂に、智花が無事に出産したこと、チーム医療なら責任を負いすぎないことを伝える。
和泉がパニック状態で過呼吸になっている。緊急帝王切開になるが、和泉は怖がっていた。そこに、藤堂がやってきて、「無痛分娩だ。お前の痛みは俺が取り除いてやる」と宣言。
藤堂が和泉に麻酔をかけ、声かけもしながら、リラックスさせる。そして、分娩再開。元気な男の子が生まれた。
藤堂は料金をツケにしてあげて、「何があっても子供を手放すな」と声をかけた。
藤堂が手伝った理由は、倉田にドクタージャスティスの件を話す、と脅されたからだった。これで藤堂も母子救命プロジェクトのメンバーへ。
藤堂は磯崎修一(川西賢志郎)に、最前列で鑑賞して、院長のきれいごとを信用していないから、何かあれば公表すると伝える。
神谷玲子(真矢ミキ)は出馬を決意し、政治家の磯崎と握手する。
光井は羽鳥美咲(徳永えり)とともに、藤堂から連絡先を教わっていた野上と会う。野上は、光井を産んだ産婦人科医院に勤めていた。
光井は、助産師の倉田千広(山村紅葉)が自分の本当の母親かもしれないと聞かされて驚く。(つづく)
考察・解説
第3話は、ヤングケアラーの未受診妊婦、産後うつのセレブ妊婦のことが得賀れました。
和泉の方はやや深く描かれたし、心と体の痛みをとった藤堂の活躍も良かったですけど…。産後うつじゃなかった!というセレブ妊婦の方は少し、あっさりしてたかなあ。
和泉のお母さんが、和泉を自分の子と認識してないのに、それでも子供への愛情は残ってたの、とても良かった。認知症で暴力をふるう中でも、かすかな光が見えた気がして…。暴力はダメだし嫌だけど、親からの愛の言葉だけで子供は救われますよね。
ラストで明かされた光井の母親が倉田さんというのは、ミスリードかなあ?まだ連ドラの序盤だからここで明かすのは早いと思うんですよね。筆者は、院長が母だと思ってるんですが…。海外で光井をスカウトして、プロジェクトに熱心な院長。その熱意の裏に何かあると思うんですよねえ…。
【ファーストクライ】4話のネタバレあらすじ
- 第4話「出産の現場で奇跡は起こらない?」
- 演出: 山田勇人
あらすじ
コインロッカーベイビーだった産婦人科医・光井明希(比嘉愛未)は、自分を産み捨てた母親が聖フィオナ病院の助産師・倉田千広(山村紅葉)かもしれないと疑い激しく動揺。真相を知りたくても、倉田に直接確かめる勇気がなく…。
光井たち母子救命救急班のもとに、おカネも身寄りもない専門学生の妊婦・三浦恭子(大原優乃)と、パートナーの佐山真(浦上晟周)がやって来る。5年前の列車脱線事故で家族を亡くした2人は、遺族の集まりで顔を合わせるうちに親しくなり、交際に発展。まだ結婚前で妊娠も予定外ではあったものの、生まれてくる命と一緒に生きていきたいと願う2人を光井は快く受け入れるが…。
検査の結果、お腹の赤ちゃんが『先天性上気道閉塞症候群』だと判明。喉や気管がふさがっているため、産まれても自力で呼吸することができない可能性が高い。愕然とする2人に希望を見せてあげたい光井をよそに、冷徹なリアリストの新生児科医・富永航(濱正悟)は「出産の現場で奇跡は起こらない」と断言し、2人に残酷な現実を突きつけてしまう…。
そんな中、5人目の出産に臨むセレブ妊婦・藤田紗耶香(野村麻純)を巡り、院内で訴訟騒ぎが起こり――。
ネタバレ
5年前に列車脱線事故で家族を失った専門学生の三浦恭子(みうら・きょうこ)と、同じく遺族で専門学生の佐山真(さやま・まこと)と心を通わせて新たな命を授かり、ようやく前を向けると思っていた。その矢先、お腹の赤ちゃんの病気が発覚。生まれても自力で呼吸できない可能性が高い。富永航は生存確率は10%の可能性もないと私見を述べる。「なぜ自分たちばかりが…」と絶望の淵に立たされる恭子。
慰霊碑にお参りに行った時、恭子のお腹を赤ちゃんが蹴った。恭子は「この子、生きてる」と実感する。恭子と真は光井明希に会いに行き、赤ちゃんが女の子であると聞く。そして、この子が助かる道を諦めたくないと訴える。
カンファレンスにて。光井は赤ちゃんを助けるため、EXIT(ex utero intrapartum treatment)を提案。EXITとは帝王切開時に胎盤血流を維持したまま胎児の気道を確保し、胎児に必要な各種手術を行った後に、娩出させる方法。
富永航はEXITにはリスクがあり、出血などした場合、子宮全摘になる可能性もあるため反対する。
カンファレンスでの対象患者、セレブ妊婦の藤田紗耶香(ふじた・さやか)には気がかりなことがある。そのため、成宮も対応にあたる。夫・浩伸は大手ゼネコンの跡取りで、これまで4人の子どもを出産し現在5人目を妊娠中だが、検査の結果、切迫子宮破裂の疑いがあり、母子ともに危険な状態だとわかる。短期間で帝王切開を繰り返したことが原因だ。夫は「まあ、今回諦めてもすぐ次がある」と楽観的に割り切る。倉田千広は夫に出産が体に大きなダメージがあることを話すが、あまり心に響いてなさそうだ。紗耶香は複雑な面持ちで…。
神谷院長は磯崎大臣に本年度中にプロジェクトを運用し、分院を考えていると話す。そんな中、訴訟騒ぎが起きたと聞いた神谷院長は現場に向かう。
夫・浩伸が病院をプライバシー侵害だと訴えるという。病院スタッフが多産DV(妻に望まない妊娠・出産を繰り返させて自己決定権を侵害する暴力)と気づいて紗耶香に伝えた。結果、紗耶香は離婚を切り出した。
神谷院長は交渉で解決できるという。一番効果がある手段は合法的な脅しだ。成宮は、事実を公にされて困るのは相手側だ、という。記者会見をするとでもいえば相手は沈黙するだろう。
紗耶香は5人目を本当に産めないのか?と問う。夫婦の問題は赤ちゃんに関係ないから一人ででも育てたいというが…。母体の命を優先する富永航は、勧めないと断言。
光井は、神谷院長の娘で富永航の妻でもある香織(優希美青)に富永航の攻略法を相談。その結果、富永航がひとりキャンプしている場所にみんなで追しかける光井たち。メンバーは羽鳥美咲、高木梨乃(瞳水ひまり)、 倉田千広、藤堂直樹だ。
会話の流れで、倉田は「子供がいたけど今はいない」と話す。動揺する光井。話は本題の三浦恭子の出産のことになる。光井はEXITのシミュレーションを実演をまじえて話す。富永航はそのプランを光井から恭子に話せば良いが自分も現実を話して、本人たちに選んでもらうという。
後日。光井と富永が恭子たちにプランとリスクを話す。恭子は子供に名前をつけていた。唯(ゆい)…唯一無二の唯だ。抱きしめて生まれて来てくれてありがとう、と言いたい。恭子たちは出産を決意。決まった以上、富永は全力を尽くすのみ。富永は「出産の現場で奇跡は起こらない。でも奇跡に近いことは起こる」と恭子たちに伝えた。
EXITシミュレーションが行われる。倉田千広は上の空だった。この後の中期の中絶手術が気になっていた。いっこうに慣れない手術だ。光井は「慣れてはいけないこと」と伝え、倉田は納得した。
紗耶香の中絶手術が始まった。紗耶香は富永に赤ちゃんとの向き合い方を言われたことを話す。赤ちゃんの顔を見るかどうかは母親次第だが…赤ちゃんを見なければ 一生想像してしまうと言われたという。紗耶香は「最後に我が子を抱きしめたい」と倉田らにお願いした。
食堂にて。光井は高木梨乃から富永が紗耶香にかけた言葉を聞いて、驚く。その後、富永について 神谷玲子(真矢ミキ)に話を聞く。かつて富永は最後の砦、総合周産期母子医療センターにいた。赤ちゃんを助けられないこともあった。事情抱えた我が子を受け止められないお母さんもいた。お母さんから助けなくて良かったと言われたことは複数回ある。神谷院長は、彼は誤解されがちだが自分の役割に徹しているだけだと語る。
その後、富永は「無条件っで妊婦に寄り添う。それは赤ちゃんのためにならない。」と光井に言う。
永坂海斗は「北風と太陽ってことで いいんじゃないですか!」という。
光井は富永と無理やり握手した。
光井が執刀するEXITが始まる。赤ちゃんを半分だけ出す。リスク回避のため目安は3分。連携プレイで対応。富永は声帯が塞がっていて気管に入らない。2分経過。母体が危険になる。富永は胎児の気管切開をすることに。あと30秒。気管挿管に成功! しかし…。胎児は自力で呼吸ができない。富永は「肺低形成による呼吸不全。唯ちゃんは助からない。持って数時間の命です。」という。
術後。恭子が目覚めて、唯を抱いた。真も唯に触れる。温かい。恭子は「唯。これからもずっと一緒だよ」と声をかける。
院長は姫島に、あのチームだから親と子供が出会えた、これもまた奇跡だと話す。
恭子たちは棺を抱えて退院する。恭子は「これからも唯と一緒に生きていきます。そしていつか唯のきょうだいが欲しいです。その時はお願いします。お金貯めておきますから。」と伝える。あの無表情の富永が一瞬、優しい笑顔で、笑った。
こうして富永もプロジェクトのメンバー入りへ。(本人の承諾はまだ?)
コインロッカーがあった場所付近の居酒屋にて。光井は、倉田に「私のお母さんですか?」とストレートに質問。倉田は否定した。37年前、倉田はちょうどそのころに死産し、子宮全摘をした。そのタイミングで光井に出会ったので運命を感じて「わたしの子どもだ」と言っていたという。
当時、倉田はセーラー服の女子高生がコインロッカーの前で泣いていたのを目撃した。だが、そのことを倉田は光井には言わない。
ラスト。病院にて。神谷院長は、車の水はねで濡れた光井をハンカチで拭く。光井は院長を見つめて…。(つづく)
考察・解説
4話目にして、妊婦の赤ちゃんが死亡。一人は中絶ですが…。
しかしまあ、多産DVってヒドイですね。夫も母体への負担を理解してない感じで、お気楽な感じ。この話題はもっと時間を割いても良かったかもしれません。てか、会見するぞと脅すとか言ってたけど、どうなったんだろう。あの院長ならうまくやりそうですけどね。
そして、唯ちゃんは数時間の命でした。でも院長が言っていたようにこれも奇跡かもしれません。あのまま母体優先で中絶していたら温かい赤ちゃんに出会えなかったのだから。
本職の産科医は初回でリアリティのなさを酷評して脱落するブログを投稿した方もいましたが…。TBSのコウノドリには劣るかもしれないけど、本作も命の尊さを感じさせてくれる良い場面もあると思います。
そして、倉田さんはやっぱり光井の母ではなかった!まあ、似てないですよね。でも冒頭で濡れた光井が倉田さんと顔を近づけたとき、似てないと言ってたけど…。ラスト、神谷院長と顔を近づけたときの光井の反応は冒頭と少し違う感じ。似てる!と思ったのかなあ。
光井の母は神谷玲子(真矢ミキ)が一番しっくりきそうだけど、どうだろ?
【ファーストクライ】5話のネタバレあらすじ
- 第5話「最も恐れていた事態」
- 演出: 大谷太郎
あらすじ
自分を産み捨てた母親を捜す産婦人科医・光井明希(比嘉愛未)は、何かを知っている様子の助産師・倉田千広(山村紅葉)のことが気にかかり、倉田の行動に目を光らせる…。
光井たち母子救命救急班のもとに、都内のネットカフェで暮らす未受診妊婦・上杉陽菜(工藤遥)がやって来る。風俗店で働く陽菜は、妊娠37週目。店で避妊を怠ったことが妊娠の原因だと言い、「父親候補は15人くらい」と、あっけらかん。両親とはすでに絶縁。誰にも頼らず生きてきた陽菜は、風俗の仕事を続けながら一人で子どもを育てていくと宣言。強い意志を持つ陽菜を、コンシェルジュ・成宮忍(前田敦子)も「いいと思います」と応援するが…。
入院が決まった陽菜は、幼なじみのセレブ妊婦・日比野亜美(河村花)とバッタリ再会するが、亜美に話しかけられても、「誰?知らないんだけど」と冷たく突き放し…。
そんな中、母子救命救急班が最も恐れていた事態が発生!海外で流行中の新型インフルエンザの院内感染が発覚し、医師や妊婦たちに感染が拡大!感染源の特定を急ぐ病院は、風俗店で外国人客と接していた陽菜に疑いの目を向け――。
ネタバレ
■院内感染の状況
東南アジアで流行中の新型インフルエンザの院内感染が発覚した。
- 医師1名(永坂)、妊婦3名(熊田玲奈、金沢彩音、上杉陽菜)が感染。
- 観戦の疑いは妊婦3名(西園寺、遠野、清原)と医師の姫島、看護師の谷岡。
カンファレンスでは、未受診妊婦・上杉陽菜(工藤遥)が感染源だと決めつけられている。風俗店で外国人も相手にしていたからだ。
病院には厚労省の外部調査が入ることに。その一団には、磯崎修一(川西賢志郎)もいた。
病院が封鎖。ロックダウンとなった。そんな中、夜の店で働いていた陽菜が感染源ではないか、という噂が院内にも広まっていく。
姫島部長は感染していなかったので仕事に復帰する。
調査団は、感染源を陽菜と判断した。ヒアリングで外国人との接触を認めたからだ。
そんな中、陽菜が逃げ出す。陽菜は亜美に見つかった。陽菜は亜美に噂を広めたのだと決めつけ、叱責する。亜美が私を見下してるとも思っていた。
■成宮の説教
陽菜は病室に連れ戻された。コンシェルジュ・成宮(前田敦子)が陽菜を説教する。成宮は自分もバカだという。かつて結婚予定だったが、妊婦した時、相手が既婚者だったと分かる。知らずに不倫をしていた。しかし誰も信じてくれなかった。相手の配偶者にビンタもくらった。職場に不倫の噂が流れ、退職に至った。どん底に落ちた。そんな中、かけがえのないもの、お腹の中の子に気づいた。お母さんになる思いが私を強くしてくれた…。
バカだと認めた後が大事。それに陽菜を感染源だと噂をしたのは幼なじみのセレブ妊婦・亜美(河村花)でないことも知らせる。
(回想)陽菜はセレブ妊婦たちに「決めつけないで下さい。私は信じています。私の友達なんです」と言った。
成宮は陽菜の手を握り、「胸を張ってください。お母さんになるんでしょう?」と激励。
その後、成宮は調査団に、陽菜が発言を撤回したと報告。最初の聞き取りでは嘘をついてるという前提でヒアリングして追い詰めたのだった。
陽菜の容体が急変。緊急オペとなる。しかし片耳が聞こえない光井明希は、防護服のため、みんなの声が聞こえない。みんなに助けを求める光井。ジェスチャーなどで合図を送り、カバーしていく。途中、神谷院長(真矢ミキ)も第一助手として光井を助け、手術は成功!無事に赤ちゃんも生まれた。
成宮がコミュニケーション術を駆使して、妊婦の聞き取りに回り、感染源はセレブ妊婦の金沢彩音の息子(10才)だと判明。息子は父・洋一(41才)と東南アジアを旅行していた。金沢彩音は東南アジアの安産のお守りも持っていたのが防犯カメラに映っていた。だが、感染拡大後、そのお守りを外していた。
厚生労働省の調査団はすごすごと立ち去る。
未受診妊婦がいると院内に噂を流した犯人は、神谷(真矢ミキ)の娘・香織(優希美青)だった。香織は方針転換した母のことが不安だった。未受診妊婦はリスクがあるため、妊娠中の自分のことも不安だった。香織は認めて謝った。新生児のことを見て泣けてきた。神谷は娘を不安にさせたことを謝罪した。
香織はスミレを刺繍したハンカチを持っていた。母のものだが、間違って持ってきたらしい。光井は見覚えがある?! (回想)コインロッカーの赤ちゃんのマフラーに同じ刺繍が!?
陽菜は赤ちゃんとともに退院へ。亜美と和解して、これからはママ友になることになった。
永坂の携帯にアメちゃんから「助けて」と連絡がくる。あした父に妊娠のことを話すと言っていたが…。永坂が駆けつけると、アメちゃんは道路に倒れていて、心停止していた!?(つづく)
考察・解説
院内感染の回で、噂や決めつけが広まる感じが、コロナ禍のことを思い出しました。
磯崎修一(川西賢志郎)は、未受診妊婦が感染源だと特定して、未受診妊婦受け入れのプロジェクトを世間にばらして糾弾したかったのでしょう。しかし失敗に終わりましたね。しかし厚生労働大臣の秘書が調査団を連れてきたという展開がちょっと強引だったかも。秘書だから権限はないと思うんだけど。大臣の息子だからしゃしゃり出ることも可能なのか?
成宮さんの説教は今回の見せ場だったと思います。知らないうちに不倫して、未婚の母になった話。たしかにバカな過去です。でも母になる思いが背中を押してくれた。その体験談は陽菜に響いたと思います。
前田敦子さん自身は未婚の母ではないけれど、離婚してシングルマザーに。成宮さんほどヒドイ体験ではないようですが、夫婦喧嘩で骨折したという話もありますね。母としての強い思いは前田敦子さんならではの重みもあったように感じました。
風俗嬢でシングルマザーになった陽菜は今後色々と大変かもしれません。夜の仕事を続けるのなんて難しそう。でも、美咲が運営する「HOME うぶごえ」や行政にも頼って、なんとか生きていってほしいな、と思います。
【ファーストクライ】6話のネタバレあらすじ
- 第6話「命をかけて育む命」
- 演出: 遠藤光貴
あらすじ
母子救命救急班・光井明希(比嘉愛未)のもとに、脳梗塞で意識不明となった高校生の妊婦・桐山翠(平澤宏々路)が運ばれてくる。妊娠に悩む翠の相談に乗っていた専攻医・永坂海斗(松島聡)は、駆け付けた翠の父親・桐山尚人(和田聰宏)に「申し訳ございません」と沈痛な面持ちで謝罪。「僕は娘さんと会った時、異変のサインに気付いていました」――。
父子家庭で育った翠は、同じ塾に通う男子生徒との子を妊娠し、誰にも言えず悩んでいた。永坂は頭痛を訴える翠に受診を促していたが、翠は病院に行くことをためらい…。その結果、脳梗塞を発症。心肺停止から蘇生したものの意識が戻らず、このまま脳死状態になることが濃厚。出産に踏み切れば胎児は助かる可能性があるが、母体は死を迎える。「あの時、検査を受けさせていれば」と自責する永坂は、狼狽する翠の父・尚人から「娘を元に戻してくれ」と縋り付かれ…。
そんな中、セレブ妊婦・小山田瑞希(西原亜希)が子宮出血を起こし救急搬送されてくる。瑞希は「何があっても赤ちゃんを守ってほしい」と懇願する一方で、しばらく定期健診を避けていて…。
瑞希が抱える事情とは!?命の選択を迫られた光井の決断は…!?
ネタバレ
セレブ妊婦・小山田瑞希が定期検診を避けていたのは子宮頸がんの再発で赤ちゃんを諦めたくないからだった。光井は瑞希の希望を叶えるべく対策を考えていく。
心停止から約10分で心臓が動いた翠だが、意識が戻らない。出産に踏み切れば赤ちゃんを救える可能性がある。でも、その選択をすれば母親である翠は亡くなる――。赤ちゃんの父で18歳の賢人(中川翼)は自分が育てるというが、シングルファーザーとしてやっていくことは苦しい道だ。
翠の自発呼吸が止まった。脳死とされる状態になった。
宍戸恵が赤ちゃんを抱いて病院にやってきた。恵は過去に翠と会っていたと、光井に打ち明けた。翠は「雨が好きなんです。この子の名前、雨(アメ)がいいなって思ってて」と語っていた。
翠は「助けて、雨」と最後の電話で永坂に伝えていた。自分の命の危機を感じながらも真っ先にお腹の赤ちゃんのことを守ろうとしていた…。
父・桐山尚人は、妻の葬儀のとき、まだ4歳だった翠が雨が嫌いだっていうからこうアドバイスした。明日きれいになってる。嫌なことが流れていく。雨が降ったらお母さんのことを思えばいい、と。
永坂が「翠さんは今も赤ちゃんをしっかりと守っています」と尚人に伝えて、赤ちゃんの出産をすることに。
光井は小山田瑞希のオペを執刀。無事に赤ちゃんが生まれた。そして瑞希の子宮摘出も成功。赤ちゃんは日向(ひなた)と名付けられた。
永坂は桐山瑞希の出産のオペを執刀。雨ちゃんが生まれたが、自発呼吸がない。なんとか泣いた。オペ室で見守っていた尚人は涙。そして瑞希の心臓が止まる。尚人は翠に「がんばったな。翠の分まで雨を守るからな」と伝える。
その後。永坂は、尚人に訴訟を取りやめないよう伝えた。自分の過ちに向き合いたいから。悔しさ・苦しさを抱える永坂を光井が励ます。
6話ラスト。光井は富永から、1年前に倉田(山村紅葉)が神谷院長(真矢ミキ)に「彼女が誰か分かってスカウトするんですか」と反対していた件を聞く。その後、光井は羽鳥に「わたしを産んで捨てた人は神谷玲子」と告げる。
考察・解説
光井は、神谷院長が自分の母だと気付きました。まあ、そろそろ連ドラも終盤なので明かしはじめますよね。真矢ミキさんが秘密の母親役なら適任者。そして、神谷院長がプロジェクトを進めるのも罪滅ぼしという理屈が合います。まあ、想定内の範囲ですが…。どんでん返しはあるのでしょうか。
さて。6話は脳死の母親が出産する展開が涙腺を刺激します。賢人(中川翼)と尚人(和田聰宏)ふたりで協力して雨ちゃんを育てていったらいいなあ、と思います。まあ、18の若さでシングルファーザーというのも今後が長いし、しばらくしたら再婚も考えてもいいとは思いますが…。
【ファーストクライ】ネタバレ・あらすじは毎週更新!
本記事は、ネタバレあらすじを最終回まで、毎週更新していきます。
ドラマ鑑賞の参考にご一読ください。
新水曜ドラマ「ファーストクライ 母子救命救急班」は日本テレビ系で毎週水曜日よる10時から放送。放送終了後、最新話をTver、Huluで配信します。
登場人物はこちらの記事にまとめています。↓

