魅力がより際立つ!MCU以外のアベンジャーズ俳優の映画6選

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フェーズ4に突入し作品数は30作を超え、すっかり大所帯となったMCU!

緻密に計算し尽くされた深みのあるストーリー展開、圧倒的な世界観、そしてMCUを盛り上げている豪華俳優陣も大きな魅力ですよね。

様々な作品に出演するMCUのヒーローたちは、長年同じ役を演じ続けることが多く【俳優=ヒーロー】のイメージがすっかり定着していまいました。しかし、MCU以外の作品でスーツを纏わずヒーローではない役を演じる俳優たちこそ、演技力やカリスマ性が際立ち、より魅力的に映ります。

今回は、アベンジャーズ俳優たちのMCU以外のおすすめの出演作品を紹介します。俳優の魅力が存分に活き、且つ見応えのある作品を集めました。好きなヒーローや俳優がいる方はぜひ鑑賞してみてくださいね。

ロバート・ダウニー・Jr/アイアンマン

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アイアンマンを演じたロバート・ダウニー・Jr。

映画監督である父親の作品に5歳の時に出演したのをきっかけに俳優としてのキャリアをスタートさせます。高い演技力が評価され、アカデミー賞の受賞経験もありましたが、薬物中毒で6回の逮捕経験も。当時、世間から見放されていたロバート・ダウニー・Jrでしたが、マーベルの再起を図ったMCU第1作目「アイアンマン」(2008)が見事に大成功!

今ではすっかりMCUの顔となったロバート・ダウニー・Jrの、MCU以外のおすすめ作品は「愛が微笑む時」です。

愛が微笑む時

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乗客4人を乗せたバスは大事故を起こし、乗客4人は帰らぬ人となってしまう。しかし4人それぞれにこの世への未練があり、事故と同時に生まれた赤ちゃんのトーマスに取り付く幽霊となる。トーマスの成長をそっと見守っていた4人だったが、いよいよあの世に行く時間が迫ってしまう。大人になったトーマス(ロバート・ダウニー・Jr)の体を借りてこの世での未練を成し遂げようと奮闘するが、4人は悔いなく天国に行けるのか…?

「愛が微笑む時」のここがおすすめ!

ロバート・ダウニー・Jrが主演を務めたファンタジーコメディです。終始クスッと笑いながらも、トーマスに思いを託した幽霊4人に感情移入し涙を誘われる部分もあり、テンポ良くコメディとファンタジーのバランスが非常に良い作品です。

アイアンマンを演じてからは、「シャーロック・ホームズ」(2009)や「ジャッジ 裁かれる判事」(2014)など、どの作品も渋くてかっこいい印象が強いロバート・ダウニー・Jr。

当時28歳で”若手人気俳優”として活動していたフレッシュな姿が新鮮です。

何度見ても観賞後には温かく爽やかな気持ちに包まれるので、「元気を出したい」「後味が良い映画が見たい」という時にぜひ鑑賞してみてください。

クリス・エヴァンス/キャプテン・アメリカ

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キャプテン・アメリカを演じたクリス・エヴァンス。キャプテン・アメリカのオファーが来た時に、「自分はふさわしくない」と2度も断ったそうですが、謙虚な性格にますますキャプテン・アメリカを演じられるのはクリス・エバンスしかいないと説得されて渋々オファーを引き受けたんだとか。

役柄からも堅実なイメージが強いクリス・エヴァンスの、MCU以外のおすすめ作品は「gifted/ギフテッド」(2017)です。

「gifted/ギフテッド」

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フランク(クリス・エヴァンス)は自殺した数学者の姉の娘・メアリーと共に暮らしていた。ある日、メアリーは算数の授業で天才的な才能を開花させ、学校から英才教育を受けさせるべきだと勧められる。しかし、天才ゆえに苦悩と孤独を抱えた姉のことを思い、今まで通り普通の生活を受けさせると頑なに断る。そこにメアリーを引き取って英才教育を受けさせると、フランクの母が現れる。養育権を巡って裁判になってしまうが、メアリーにとっての幸せとはなんなのか?

「gifted/ギフテッド」のここがおすすめ!

キャプテン・アメリカの堅実なイメージから一転、人間らしい苦悩や葛藤を抱える主人公を演じたクリス・エヴァンス。

「ギフテッド」とは、gift(贈り物)が語源となり、先天的に高い知性を授かった人のことを指します。メアリーの天才的な能力は、まさに母親からの贈り物ですが、能力以外はごく普通の女の子。母親のように天才ゆえに苦しんで欲しくないと望むフランクと、授かった能力を活かすべきだと考えるフランクの母。メアリーにとっての幸せを切に願いながらも葛藤するクリス・エバンスの演技に胸が熱くなること間違いなしです。

またメアリーを演じた子役マッケンナ・グレイスは、「キャプテン・マーベル」(2019)で幼い頃のキャロル・ダンバースとして回想シーンに出演しています。幼いメアリーの印象が強いですが、現在15歳でベテランの彼女は「ゴーストバスターズ/アフターライフ」(2021)に出演したりと、今大注目の女優です。

クリス・ヘムズワース/ソー

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ソーを演じたクリス・ヘムズワース。「スター・トレック」(2009)でハリウッドデビューを果たすも、「ウルヴァリン:X-MEN ZERO(2009)や「G.I.ジョー」(2009)など様々なオーディションを受けるも惨敗続きで俳優を止めようかと葛藤した時期もあったそうです。ソー役を勝ち取ったことにより、一躍ハリウッドスターの仲間入りを果たしました。

ソーを演じて以来、出演作が途切れないクリス・ヘムズワースですが、MCU以外のおすすめ作品は「メン・イン・ブラック:インターナショナル」(2019年)です。

メン・イン・ブラック:インターナショナル

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地球に生息するエイリアンを監視し、エイリアンの存在が明らかにならないよう世間から隠し続ける機密組織のMIB。性格が正反対の先輩エージェントH(クリス・ヘムズワース)と新人のM(テッサ・トンプソン)が力を合わせ、MIBに潜んでいるスパイを摘発しようと奮闘する。

「メン・イン・ブラック:インターナショナル」のここがおすすめ!

「メン・イン・ブラック」の4作目である「メン・イン・ブラック:インターナショナル」。本作はリブート作品ではなく、MIBのロンドン支局を舞台に繰り広げられた続編として制作されました。

「マイティ・ソー バトルロイヤル」(2017)に女戦士ヴァルキリー役で出演したテッサ・トンプソンと再び共演し、新たなバディを組んでいます。MCUとは違った華やかさがある、スタイリッシュな武器や華麗なアクションも注目ポイントです。

正直、女たらしでいい加減なHは豪快で愉快なイメージのあるソーとどことなく雰囲気が似ていますが…。いかにもクリス・ヘムズワースらしい役で、ソーが好きになった方なら楽しめる作品だと思います。MCUファンなら堪らない小ネタにも注目!

マーク・ラファロ/ハルク(ブルース・バナー)

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ハルクを演じたマーク・ラファロ。ハルクが初登場した「インクレディブル・ハルク」(2008)では、エドワード・ノートンがハルクを演じていましたが、脚本や編集を巡って製作陣と衝突することが度々重なり、MCUがキャストに求めていた協調性が欠けていると見なされ降板。「アベンジャーズ」(2012)からマーク・ラファロがハルクを演じましたが、エドワード・ノートンとは友人だったこともあり、オファーを受けるか悩んだそうです。

初登場した「アベンジャーズ」では神経質そうなブルースを演じていましたが、今ではすっかりネタバレしてしまうことで有名なマーク・ラファロ。

お茶目な?印象も強いマーク・ラファロですが、MCU以外のおすすめ作品は「スポットライト 世紀のスクープ」(2015)です。

スポットライト 世紀のスクープ

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新聞記者たちがカトリック教会によるスキャンダルを暴いた実話を映画化。日刊紙のボストン・グローブは、ある神父による性的虐待の事件を追ううちに、神父が何度も異動させられていることを不審に思い、カトリック教会が事件を隠蔽していることに気づく。調査を進めるも、カトリック信者の多いボストンでは、警察も神父の性的虐待をなかったことにし続け、トラウマから事件を語ろうとしない被害者も多い。想像以上に巨大な権力に、記者たちは様々な困難に衝突しながら真相に迫っていく。

「スポットライト 世紀のスクープ」のここがおすすめ!

主役のマーク・ラファロは、実在した新聞記者マイク・レゼンデスを演じました。9.11同時多発テロにより調査の中断を余儀なくされながらも、情熱を持ち続け真相に迫っていく新聞記者を熱演しています。様々な賞を総なめにした本作ですが、マーク・ラファロ個人でも第88回アカデミー賞で助演男優賞にノミネートされ、高い演技力が評価されました。

ドキュメンタリーのように非常にシンプルなストーリー展開で、起伏は穏やか。しかし、余韻はズシリやってきて忘れられない作品になること間違いなしです。

スカーレット・ヨハンソン/ブラックウィドウ

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ブラック・ウィドウを演じたスカーレット・ヨハンソン。「アイアンマン2」(2010)で女性役があると知って出演を希望し、ジョン・ファヴロー監督直々に会いにいき自分を売り込んだそうです。しかし、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」(2014)をはじめ、”強くかっこいい女性”のイメージがあったエミリー・ブラントが1番のキャスティング候補でした。一度は諦めたスカーレット・ヨハンソンでしたが、エミリー・ブラントがスケジュールの都合上泣く泣く断念したことにより、晴れて役を勝ち取ります。

スカーレット・ヨハンソンのMCU以外のおすすめ作品は「ジョジョ・ラビット」(2019)です。

ジョジョ・ラビット

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第二次世界大戦中のドイツ。10歳の男の子ジョジョは、アドルフ・ヒトラーを架空の友達にし、立派な兵士を目指していた。しかしある日、家の片隅でユダヤ人の女の子が住んでいることに気づき、ジョジョの母親(スカーレット・ヨハンソン)が少女を匿っていたことを知る。少女が亡くなった姉と関係があることを知り、ジョジョの思想は少しづつ変化していく。

「ジョジョ・ラビット」のここがおすすめ!

スカーレット・ヨハンソンは、ジョジョの母親ロージーを演じました。ユダヤ人の女の子を匿いながらも、ジョジョの思想を否定したり自身の考えを強要することなく、1人の人としてジョジョと向き合うロージー。チャーミングで勇敢な母親像や、ポップな衣装がぴったりで、スカーレット・ヨハンソンの魅力が存分に詰まっている作品です。

ナチスを題材に扱い、戦争の悲惨さを伝えるシリアスな要素がありながら、カラフルでコメディアスな要素も兼ね備えた「ジョジョ・ラビット」。戦争映画に苦手意識がある方こそおすすめしたい、唯一無二の名作です。

ジェレミー・レナー/ホークアイ

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ホークアイを演じたジェレミー・レナー。「マイティ・ソー」(2011)でカメオ出演したのをきっかけにホークアイを演じました。オファー時はホークアイへの予備知識は一切なく、一匹狼であるヒーロー像に惹かれて出演を決めたことを明かしています。メイクアップアーティストやリフォーム事業をしながら長い下積みを経験したジェレミー・レナーですが、「ハート・ロッカー」(2008)や「ザ・タウン」(2010)ではアカデミー賞にノミネートされ、演技力が高く評価されています。

そんなジェレミーレナーのMCU以外のおすすめ作品は「ボーン・レガシー」(2012)です。

ボーン・レガシー

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「ボーン・アイデンティティー」(2002)「ボーン・スプレマシー」(2004)「ボーン・アルティメイタム」(2007)の三部作に渡り、記憶を無くした暗殺者ジェイソン・ボーンをマット・デイモンが演じたボーンシリーズのスピンオフ。

ジェイソン・ボーンが暗殺者を養成するプログラムの存在を暴こうと奮闘する頃、異なる極秘プログラムの情報漏洩を恐れたCIAは証拠隠滅のためにプログラムを削除することにする。プログラムの参加者が次々に消されていく中、参加者の1人アーロン・クロス(ジェレミー・レナー)はなんとか逃げ切り、自身の死を工作する。しかし、極秘プログラムはさらに2つも存在していて、アーロンの逃走劇は始まりに過ぎなかった。

「ボーン・レガシー」のここがおすすめ!

ジェイソン・ボーンがCIAに立ち向かったことにより、身の危険が迫った暗殺者アーロン・クロスをジェレミー・レナーが演じています。

リアリティ溢れる斬新なスパイ映画を築き上げ、【ジェイソン・ボーン=マット・デイモン】のイメージが強すぎたこともあり、過去の3部作ほどの評判は得られず…。いかにも続編がありそうな場面が散りばめられていましたが、残念ながらアーロンの続編の話は現在もありません。

超人的な能力や高機能なスーツもなく、生身で戦うホークアイと共通するキャラクターですが、派手さはなくとも玄人らしいかっこよさがジェレミー・レナーにピッタリです。

まとめ

アベンジャーズ俳優のMCU以外のおすすめ作品を紹介しました。

ヒーローの象徴であるスーツや派手なアクションないからこそ、俳優の魅力を存分に感じることができるので、気になった作品があった方はぜひ鑑賞してみてくださいね。

クリス・エヴァンスやスカーレット・ヨハンソンのように、元々知名度も人気も高い俳優をキャスティングしたり、今ではすっかり人気のトム・ヒドルストンやトム・ホランドのように目立ったキャリアはなかった俳優を大役に抜擢したり…。MCUのキャスティングはキャリアも国も、障がいも問わずキャラクターにぴったりで魅力的な俳優を選ぶことで有名です。

どのようなキャリアでも、MCUに出演した俳優は話題になり脚光を浴びますが、選び抜かれた俳優たちはMCU以外の場でも非常に魅力的です。

MCUを通して俳優のファンになったという方も、ぜひ”ヒーロー以外”の姿も楽しんで俳優個人の活動も追いかけてみてくださいね。

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