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【風、薫る】32話 正しいことを正しくいうことだけが正解ではない

見上愛×上坂樹里ダブル主演の朝ドラ「風、薫る第7週・第32話が 5月12日 火曜に放送されました。

りん(見上愛)は、担当の患者、園部(野添義弘)との関係に悩む。一方のシマケン(佐野晶哉)もある悩みを抱えていた…。

【風、薫る】32話あらすじネタバレ

看護婦養成所に一期生として集まったのは、りん(見上愛)・直美(上坂樹里)に加え、多江(生田絵梨花)、喜代(菊池亜希子)、ゆき(中井友望)、しのぶ(木越明)、トメ(原嶋凛)の7人。年齢も個性も異なる7人の寮生活が始まるが…

りん(見上愛)は、相変わらず園部(野添義弘)に心を開いてもらえない。りんが傷口を触ることをやめるよう注意すると、園部から「うるさい!下女風情が、黙っておれ!」と怒鳴られてしまう。

バーンズ先生(エマ・ハワード)は日本語が分からないという建前を利用して、勝手に、病室に机を持ってきた。記録をつけたり薬や水などを準備する場所だ。助教授の藤田(坂口涼太郎)が日本語で「ど・か・し・て」とジェスチャーをまじえて注意する。バーンズは「ビークワイエット!」と制止した。

りんが帳面を見ながら悩んでいると、直美(上坂樹里)が声をかけてきた。園部の項目は「不明」ばかり。直美は病院で身の回りを世話する下女としか思われてないから仕方ない、と嘆いた。

病院内で外科の教授による総回診が行われる。教授の今井(古川雄大)を先頭に、助教授の藤田(坂口涼太郎)、外科助手の黒川(平埜生成)ら総勢7人がゾロゾロと病室へ入って行く。今井は園部の状態を尋ねて診察。

りんには怒鳴る園部が「おかげさまで何ともありません」と穏やかな態度。今井が次の患者に行こうとしたため、りんは今井に「園部さん、よく患部を手でさすっているようなんですが問題ないですか」と尋ねる。

藤田がその質問を制し、今井は次の患者へと向かう。廊下まで食い下がるりんに対し、藤田が「思い上がるな」と一喝。結局、りんの質問への答えはなく、別の部屋へ行ってしまう一同。

患者の丸山(若林時英)は医師に雑に扱われることから「どうせ学用患者だと思ってバカにしてる」と不満をもらす。直美は文句を言われながらも丸山の背中を拭いて薬を塗る。

学用患者とは医師の研究への協力を条件に、大学病院が診療費を負担する患者のこと。

夕方。りんは中庭でうずくまっている様子の男性がいて声をかけた。男は病院の小使い・万作(飯尾和樹)だった。万作は、りんが看護婦見習いだということに気付き、「よく分からないけど、少し先にちょうど腰掛けになる木がある。泣くにはちょうどいい」と教えた。

りんが木に座っていると…バーンズ先生(エマ・ハワード)がやってきた。りんは「教授に指図するなと言われました。患者さんにも下女風情と言われてしまって…。患者第一というのなら、もう話かけない方がいいのでしょうか」と相談する。バーンズ先生は「りんはいい患者に出会いましたね。弱音を吐かず、むしろ学びがいがある患者だと思うべきです」とアドバイス。

夜。寮にて。りんと直美が食事の後片付けをしている。りんはバーンズ先生の意見はもっともだが、不満だった。直美はりんの得意な「正しいことを正しく言う」ことは腹が立つんだよ、と教える。2人は今のままでは治らないと悩み…。

一方、シマケン(佐野晶哉)も小説の執筆が進まず、悩みを抱えていた。

翌日。直美は藤田に薬を1日3回に増やしてみては?と伝える。今井教授も言っていたと言うと(本当か?)、藤田は考えて…。

一方、りんは今日も園部(野添義弘)に寄り添う。すると、園部が痛みを訴えはじめて…(つづく)

【風、薫る】32話 感想 正しいことを正しくいうことだけが正解ではない

前回31話から病院での実習がスタート。看病婦たちの仕事ぶりがいかに雑か描かれました。原案によると、大関和(ちか)は帝国医科大付属第一医院(現在の東京大学医学部附属病院)に実習に行きました。そして、看病婦についての印象も記されています↓

第一医院では、80人以上の看病婦が働いており、実習では彼女たちと一緒に行動することもあったが、押しなべて患者の扱いがぞんざいであった。

『明治のナイチンゲール 大関和物語』中公文庫

当時の看病婦は、吉原のやり手ばあさん、すれっからし、あばずれ、などが多かったそうです。朝ドラでの看病婦も優秀なスタッフという感じではないですし、当時の状況が反映されているのでしょう。ちなみに第一医院にも看護学生がいたのですが、朝ドラでは一緒に登場しないようですね。

さて。今回32話では、外科の教授様に冷たくあしらわれたりんたち。まだまだ地位も認知度も低いことが引き続きわかります。

そんな中、バーンズ先生が厄介な患者こそ学びがあると、真っ当なことを言ってました。でも、苦しんでいるりんにとっては正しいけど追い詰める言葉でした。これ、優等生のりんが直美に言って来たことと同じ。正しいことを正しくいうことだけが正解ではないのだと、視聴していて私も学ばされましたよ。

バーンズ先生もりんの心境を観察してくれればいいのに(笑)でも、そこまで追い詰められる言葉ではないと思います。逆転の発想って、自分の中からは浮かばないものですし、りんはバーンズ先生の言葉をヒントに現状の苦しさを打開できるといいな、と思いました。

さて。32話ラストではりんの担当患者・園部さんに痛みが!ほら、みたことか。りんの忠告を教授センセイが無視するから!いわんこっちゃない!って、思ってしまいますが…。心配ですね。

【風、薫る】32話 出演者・スタッフ

出演者 【出演】見上愛,上坂樹里,佐野晶哉,古川雄大,平埜生成,猫背椿,飯尾和樹,【語り】研ナオコ 原作・脚本 【脚本】吉澤智子,【原案】田中ひかる 音楽 【音楽】野見祐二


朝ドラ【風、薫る】ネタバレ・あらすじ全話!最終週(全130話)まで紹介!
本記事では、「風、薫る」のネタバレ・あらすじ全話を、最終週(130話)まで随時、紹介していきます。 本作は明治のナイチンゲールと呼ばれた大関和(ちか)・鈴木雅(まさ)をモデルに描きます。最強バディの結末はどうなる?
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