見上愛さん・上坂樹里さんダブル主演の朝ドラ「風、薫る」第113話のあらすじと感想を紹介します。
しのぶ(木越明)が派出看護の悪評を耳にし、りん(見上愛)たちに報告に来る。直美は、悪質な看護婦会の取り締まりを求めて柳生(中村倫也)を訪ねて…。
【風、薫る】113話あらすじ
寛太(藤原季節)が再登場
ある日、しのぶ(木越明)が派出看護に関する悪評を耳にし、りん(見上愛)と直美(上坂樹里)に報告に来る。噂の真相を確かめるため悪質な派出看護会を訪ねると、そこにいたのは…詐欺師の寛太(藤原季節)だった。
寛太は「看護婦は今、儲かる」と語る。直美は「せっかく看護が広まってきたのに、こんなところで評判を落とすわけにはいかない」と詰めるが…。寛太は廃業する気がなく、直美の顧客を奪ったことは謝りつつも「仲よくしよう。パンは分け合うのが教会の教えだろ?」と笑った。
柳生(中村倫也)も再登場
直美とりんは悪質な派出看護への取締りを求めて、内務省衛生局の柳生(中村倫也)を訪ねる。柳生は「はじめのうちは玉石混交になるのも当然のことだ」と答えつつ、まずは実態調査を進めると約束する。
しかし直美とりんが帰った後の柳生と部下の会話によると、衛生局ではすでに独自調査を進めていた。柳生の真意には謎が残る。
しのぶ(木越明)が復職へ
しのぶが子どもを連れて、恵風看護婦会を訪れ、りんと直美に復職を申し出る。直美たちと再会した際、仕事に邁進する姿を素敵だと感じていたのだという。
しのぶは、「私、子どもを産んだら母親以外のものにはなれないと思ってた。でもここなら、もしかしたらって…。何より私、この仕事が好き!」と思いを伝える。
りんと直美は、日本初の派出看護婦会として共に戦い抜くことを誓うのだった。(つづく)
【風、薫る】113話 感想:柳生(中村倫也)の謎の発言の理由は?
寛太が再登場したのは嬉しいのですが、派出看護の悪評の原因となっていたのは残念。相場が決まってないのだから、ぼったくりと言われて理由はない、みたいな感じでしたね。
でも、直美も寛太のいい人の部分も知ってるので静観するようですが…。それに、各地にできている派出看護を全部まわる余裕はないのも事実。
それで、会いに行ったのが衛生局の柳生さん。新潟編以来の登場となりましたね。直美の派出看護の立ち上げのときには、評価を高めてくれて助けてくれたわけですが、出演はありませんでした。
中村倫也さんが出演すると画面が引き締まります。でも、すでに調査を進めている件を直美たちに言わなかったのは引っかかりますね。なぜなのか、謎です。
直美たちなら自分たちの力でこの局面を乗り切れると思っていて、あえて国も動いていることを伝えなかったのかな。民間団体の方が動きやすそうですし…。
ちなみに、直美のモデル・鈴木雅 のウィキペディアには以下のことが書かれています…
1891年(明治24年)東京本郷に慈善看護婦会(のちの東京看護婦会)を創設[10]。派出看護婦会を設立して在宅の病人の看護のための看護派出事業を行ったほか、1896年(明治29年)には東京看護婦講習所を開いて派出看護婦の養成に貢献した。また、日本最初の女医荻野吟子らと大日本婦人衛生会を組織し『婦人衛生雑誌』を刊行するなどして、衛生に関する知識教養の普及・啓発にも努めた。
wikipediaより
今後のストーリーでは<東京看護婦講習所を開いて派出看護婦の養成>の部分が描かれるのでは?と予想します。鈴木雅が講習所を開いた目的は記されていませんが、ドラマでは質の悪い派出看護を憂い、国の動きは時間かかるから、自分たちで教育体制を整えることにしたということになるのでしょう。『婦人衛生雑誌』刊行も、教育の一環ですね。

