映画【そして、バトンは渡された】ネタバレ!「なぜ?」ファンが疑問符の変更点とは?

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出典:映画【そして、バトンは渡された】公式HP

2021年10月29日(金)に公開された、映画【そして、バトンは渡された】。
今テレビで見ない日はないほど人気の若手女優・永野芽郁さんが主演を務めます。父役に田中圭さん、みぃたんの母役に石原さとみさん、優子の同級生役に岡田健史さんなど、豪華キャストが脇を固めています。

映画館で確実に泣きそう…タオル持って行こ。

本記事では、映画【そして、バトンは渡された】のネタバレ、「なぜ?」とファンが感じた変更点について書いていきます。

映画【そして、バトンは渡された】について

原作・監督・脚本

原作 瀬尾まいこ
監督 前田哲
脚本 橋本裕志

原作は、2019年に本屋大賞を受賞した瀬尾まいこさんのベストセラー小説です。
監督は、【こんな夜更けにバナナかよ】などを手掛けた、前田哲さんで、脚本は、アニメ・ドラマ・映画など幅広い作品に携わったヒットメーカーの橋本裕志さんが担当しました。

映画【そして、バトンは渡された】のネタバレ

映画そしてバトンネタバレ

出典:映画【そして、バトンは渡された】公式HP

みぃたんの人生

梨花がママに

みぃたん(稲垣来泉)の母は彼女が小さいころに亡くなり、父(大森南朋)と2人暮らしだった。
ある日家に帰ると部屋がとてもかわいくなっていた。そこへ父の職場の同僚・梨花(石原さとみ)が現れる。梨花と一緒に服を買いに行き「みぃたん私がママになったら嬉しい?」と聞かれ「うん」と答えるみぃたん。
父と梨花は結婚し、3人で出かけたり幸せだった。
ママは、「ニコニコしてたらラッキーなことがたくさんやってくるよ」と言った。
ある日遊園地で3人で昼ご飯を食べている時に、父が「嬉しい知らせがある、ブラジルでチョコレート作りをしたい。家族みんなで行きたい。」と言うのだ。会社も辞めてきたと言う。梨花は反発し、「言葉も通じない、友達もいない場所に私は行かない」と言う。みぃたんは友達と離れたくないという理由で梨花と日本に残った。それからは父に手紙を何通も書いたが返事はなかった。「仕事が忙しいんじゃない?」と梨花は言った。

父との別れと2人暮らし

2人で暮らし始め梨花は服などにすぐお金を使うので、生活は苦しくなっていった。
しかし、「ママずっと元気でいてね。」と言うみぃたんを愛おしく思い、おでこにキスをして抱きしめる梨花。友達がピアノを習い始め寂しく思うみぃたん。雨の中、大きな家の前を通るときれいなピアノの音が聞こえてきた。その音に感動し、笑顔で駆け出すみぃたんだった。家に帰り梨花に「ピアノ習いたいな…でも無理だよね」と梨花に言った。「頑張ってみる…」と言う梨花。

泉ヶ原家とピアノ

ある日、梨花と大きな家に行くみぃたん。
お手伝いさん(木野花)もいて、そこにはグランドピアノがあった。喜ぶみぃたん。そこへ泉ヶ原(市村正親)というおじさんが来た。梨花と泉ヶ原が結婚しそこに住むことになったのだ。梨花はピアノをやりたいという夢を叶えてくれた。みぃたんは毎日ピアノを弾き、先生にも習った。梨花は最初はパートから解放されたと喜んでいたが、窮屈だと言い始める。そして「みぃたんをよろしくお願いします」と書置きを残していなくなった。「ママに会いたい」と泣くみぃたんを慰める泉ヶ原。そしてクリスマスにプレゼントをたくさんもって梨花は来てくれた。今は農場で働いてると言っていた。「ダイエットもして恋人探してるんだー」と笑う梨花。

森宮との出会い

そして新しい結婚相手を見つけてきた。
同窓会で再会し、東大を卒業した人だと言う。水戸さんはカッコイイ、泉ケ原さんはお金持ち。3度目の正直で頭がいいちゃんとした人をみぃたんの父親にしたいと言う梨花。
2人の結婚式の日、タキシードを着た森宮さんとみぃたんは初めて会う。梨花はみぃみぃ泣くからみぃたんだけど、大きくなったからもうこれからは優子ちゃんって呼ぼうねと言った。そして森宮は梨花に子供がいることをそこで初めて知り、優子の父親になると覚悟を決めた。
みぃたんは優子のことだったのだ。

優子の人生

卒業式と運命の出会い

血の繋がらない親に育てられ、4回も苗字が変わった森宮優子(永野芽郁)は、料理上手な義理の父親、森宮さん(田中圭)と2人暮らし。卒業式に向けピアノを猛特訓中。何かと父親らしいことをしたがる森宮さんには「父親ぶらないでよね」といつも言っていた。そして森宮さんも結婚して自分の幸せをつかんでほしいと思っていた。
高校の卒業合唱でピアノ伴奏をすることになった優子。
全クラスの伴奏者が集まって練習する時に、早瀬賢人(岡田健史)に出会う。優子の演奏は途中で止まってしまうが、早瀬は素晴らしいピアノを披露。優子は一気に彼のピアノに引き込まれる。
ある日、優子が早瀬にピアノが良かったと言うと、早瀬は「俺は森宮さんのピアノ好きだよ」と言った。譜面を落としていった早瀬に後日、それを渡す優子。音楽室でロッシーニの写真を見て「この人音楽だけじゃなく料理人にもなったんだ」と言う早瀬。

ある日森宮の会社に梨花が会いに来る。梨花は、頭にスカーフと帽子をかぶっていた。その日の夜、3人で食事をしようと約束し、森宮と優子は待っていたが梨花は現れなかった。

そして卒業式当日。
練習漬けのかいあって、優子は無事ピアノを伴奏を終えた。優子も森宮も泣いていた。そして一番後ろでは「ある人物」が見ていて終わった後、車いすを押されて帰っていった。

優子の失恋

受験が終わり、早瀬は音大に、優子は料理人になりたいため栄養士の資格が取れる大学に合格。
街で森宮と買い物。ロッシーニの本をプレゼントとして包んでもらう。
ショッピングモールでドリンクを飲みながら休憩する2人。優子は森宮から合格祝いに腕時計をもらう。そして森宮にも食器セットをプレゼントした。そして高校を卒業したら家を出ていくと告げる。そこへ楽しそうなピアノの音が聴こえた。音のする方へ行くと早瀬がアンパンマンをアレンジして楽しそうに弾いていて、人が集まっていた。それを見つめる森宮と優子。そして演奏が終わり優子がプレゼントを渡そうとすると、早瀬はそれに気づかず、彼女と腕を組んで去っていった。

運命の再会

優子は1人暮らしを始め、時々森宮の家に行きご飯を食べていた。
大学を卒業し、レストランに就職するも堅苦しい雰囲気についていけず、学生時代バイトしていた「キッチンよしだ」で働き始めた。ある日の配達先が、子供のころピアノが聞こえた家だった。そこから早瀬と母(戸田菜穂)が言い合い、出てきて早瀬は歩いて行ってしまう。
店に戻ると、なんと早瀬がいて、卒業以来の再会だった。早瀬は天才ピアニストと言われ音大に行ける力を持ちつつも、料理人になりたいからと行った大学はやめていた。帰りに「俺のこと好きなの?」と聞かれ「まぁそうかな」と答える優子。2人はそこから付き合い始める。2人で料理人になり、店を開くつもりだ。森宮に早瀬を紹介するも、料理人になるため世界を飛び回っていると話を聞き反対される。そして2人は森宮にも賛成してもらえるように、優子の他の親を巡る。泉ヶ原のところに行くとピアノを調律していた。2人の結婚を賛成してくれた。梨花の居場所を聞いてみるが、「どこかで元気にやっているだろう」と言うだけだった。

梨花のついた嘘

ある日、優子に梨花から荷物が届く。
そこには手紙と父がブラジルに行ってから自分に送られた手紙が入っていた。

  • 父がブラジルに行った後10日に1度ほど父から手紙が送られてきたこと。
  • 優子がお父さんのところへ行きたいと言い出すのが怖くて手紙を渡せなかったこと。
  • 父が再婚して今は2人の子どもと家族で幸せにくらしていること。

全ての事への謝罪の言葉があった。父が手紙を送ってくれていたことを知り涙する優子。

そして早瀬と父に会いに行く。父はリンゴ農家をやっていて、優子にすぐ気づいてくれた。そして父の元にも優子が送った手紙が梨花から送られてきていた。優子の手をそっと握る早瀬。父の妻も優子の話はよく聞いている。「あなたのお父さんを奪ってごめんなさいね」と言った。そして幸せそうな家族を見てまた涙する優子。
帰りのバスの中で、優子は「早瀬くんはやっぱりピアノをやるべきだよ。手を握ってくれた時そう思った。料理は私でもできるけどピアノは早瀬君しかできないから。」と言った。
そして実の母の墓参りに行き結婚を報告。そこに森宮が来る。早瀬は、ピアノ一本でやっていくことを伝えると、無事結婚を賛成してもらえた。
あとは梨花だ。「梨花を許せるのか?」という森宮に、「許せる」と答える優子。「今朝連絡があって…」と話す森宮。

梨花との別れ

泉ヶ原の家に行く3人。梨花は病気で亡くなり、そこには梨花の遺影と花があった。
梨花は病気の治療費の事もあり、森宮と優子の家を出てから、泉ヶ原を頼っていた。
森宮も病気には気づいていなかった。「どうして気づいてあげなかったの?」と責める優子。
梨花はずっと元気でいてほしいという「みぃたん」の願いをかなえるため、自分が弱っていく姿を見せたくなかった。そして、自分が死んでも伝えないで欲しいと泉ヶ原に頼んだが、森宮が優子はどんな形でも会いたいはずだと言い、優子に伝えることになった。
「結婚式、ママに見てほしかったな…」と泣く優子に、「見ていたよ、卒業式は。」と言う泉ヶ原。卒業式のピアノ演奏を梨花は見ながら笑顔で涙していた。
優子は梨花の遺体に近づき、号泣しながらも「こういう時こそ笑顔でいなきゃ」と言った。

涙のバージンロード

早瀬と優子の結婚式の当日、今までの親全員が集まる。
バージロードは実の父である水戸が歩くべきだと思っていた森宮に「辞退させてください」と言う水戸。優子からの説得もあり、森宮がバージンロードを歩くことに。優子は森宮からもらった腕時計をつけていた。それを見て泣く森宮。
バージンロードの向こうには早瀬がいてそこに向かって歩いて行く2人。
「そして僕にバトンは渡された」と早瀬は思った。

「なぜ?」ファンが疑問符の変更点とは?

そしてバトン違い

出典:映画【そして、バトンは渡された】公式HP

本日(10月29日)朝イチで、映画館で鑑賞しました。
結果…
ひたすら泣き、エンドロールまで続きました…(笑)
この上の写真、みぃたんがママに「ずっと元気でいてね」と言うシーンですが、この写真見るだけで泣けます。
筆者は原作を読んでから行きましたが、大きな変更点は1つ。
梨花が亡くなったことでした。
これには大きな衝撃を受け、最後の幸せな結婚式のシーンまで、「なぜ?」とずっと考えてしまいました。
原作では、病院でだけど、優子と梨花は再会し、結婚式にも梨花は出席しています。
優子があんなに大好きだったママの梨花と再会させてあげて欲しかった…
これが正直な想いです。
これは原作を読んでいなかったら素直に受け入れられたのかなと思いました。
でも、親たちの愛に感動して泣いたのも事実です。
まだ読んでない方は原作も読んでみてください!

【そして、バトンは渡された】の原作ネタバレ!親たちの「嘘」と「秘密」に感動の声!
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