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スペシャル時代劇【銭形平次】キャスト・ネタバレ!令和版の主演は亀梨和也!

2026年3月にBS8Kで先行放送したスペシャル時代劇『銭形平次』が、NHK総合テレビで放送されることになりました。
NHKが東映とタッグを組みリブートした作品の待望の地上波放送です。
令和版の平次を演じるのは亀梨和也
お静役の生田絵梨花、八五郎を演じる奥智哉をはじめ、魅力的なキャストがずらりと揃いました。

歴代の名優たちが演じてきた銭形平次!国民的な時代劇が令和に蘇るのね。楽しみだわ。

令和版はスタイリッシュでアクティブ、そしてポップに描かれているそうだよ!

今回スペシャルドラマで描かれるのは、一介の“岡っ引き”だった平次がその名を江戸中に響かせるに至ったある大事件。
稀代のヒーロー「銭形平次」誕生の物語です。
それでは、スペシャル時代劇【銭形平次】のキャスト・ネタバレ・スタッフ・放送日を紹介していきます。

◎この記事でわかること
スペシャル時代劇【銭形平次
・キャスト一覧
・相関図
・キャストのプロフィールと役どころ
・ネタバレと感想
・亀梨和也は何代目の平次?歴代主要キャストは?
・脚本家は亀梨和也の大先輩のドラマも担当!
・放送はいつ?

【銭形平次】のキャスト一覧

登場人物キャスト
銭形平次亀梨和也
八五郎奥智哉
お静生田絵梨花
万七後藤剛範
つばめ山田杏奈
おりん加藤小夏
真吾夏生大湖 
栗山千明 
三谷屋真蔵尾美としのり
大久保主膳鶴見辰吾
笹野新三郎高橋克実 

【銭形平次】の相関図

華やかで実力のあるキャストが揃ったわね。ひと癖もふた癖もある俳優陣の組み合わせが新鮮!

【銭形平次】のキャスト/登場人物紹介

亀梨和也/役:銭形平次

登場人物:銭形平次(ぜにがた・へいじ)
・かつて鳶(とび)職だった時に培った軽業師的な身体能力が岡っ引きの仕事に大いに役立っている。
・事件を隅から隅まで調べつくして理解しないと気が済まない〈捜査オタク〉。
・禁書(舶来の洋書、化学、医学、数学、哲学、宗教学に至るまで)を収集するのが趣味。
・独学でオランダ語も読めるようになった。
・好奇心旺盛でわからない謎は解けるまで根気よく思考を重ねる。
・たぐいまれなる推理能力を持つ。
・鳶職時代に、棟梁(とうりょう)の娘のお静と出会った。
・人々の心の機微には敏感だが、自分に寄せられる恋心には鈍感。

キャスト:亀梨和也(かめなし・かずや)
『3年B組金八先生 第5シリーズ』(1999年)で俳優デビュー。『ごくせん』第2シリーズ(2005年)にメインの生徒役として出演し注目を集めた。以降、数々のドラマ、映画、舞台で活躍。『セカンド・ラブ』の塚原あゆ子監督からは「(亀梨さんは)間違いなく日本の演劇界の歴史の中でおじいさんになるまで中央で走り続けることができる力のある人」と評された。『野ブタ。をプロデュース』、『妖怪人間ベム』、『怪盗山猫』、『正義の天秤』シリーズなど、王道の主人公を演じることが多いが、近年ではヒロインを支える役柄や、映画『でっちあげ 〜殺人教師と呼ばれた男』の週刊誌記者のような作品のスパイスになる役柄で出演することも。ドラマ『正体』では鬼気迫る演技が高い評価を得た。その他、映画『俺俺』、舞台『靑い種子は太陽のなかにある』、映画『美しい星』、映画『怪物の木こり』、『ゲームの名は誘拐』、『外道の歌』シリーズ、『北方謙三水滸伝』、『ストーブリーグ』など多種多様な作品で鮮烈な印象を残している。

亀梨さんの演じる平次、キレのあるアクションが楽しみ!銭投げのシーンも迫力ありそうね。

奥智哉/役:八五郎

登場人物:八五郎(はちごろう)
・万七の、後に平次の子分になる下っぴき。
・そそっかしくはやとちりで何事にも一生懸命だけど不器用。
・身体が思いに追いつかなくてミスばかりだが一直線で素直なので愛される。
・冷静でマイペースな平次とは対称的なおっちょこちょいの熱血漢。

キャスト:奥智哉(おく・ともや)
2004年7月18日生まれ。神奈川県出身。
2020年『Followers』で俳優デビュー。以降、『青のSP―学校内警察・嶋田隆平―』、『仮面ライダーリバイス』、『みなと商事コインランドリー』、『大奥』(NHK)、『ラストマンー全盲の捜査官ー』、『癒やしのお嬢さんには秘密がある』、映画『ラーゲリより愛を込めて』、『絶対零度』など多数の作品に出演。『君とゆきて咲く〜新選組青春録〜』で前田拳太郎とW主演、『君は夏のなか』では杢代和人とW主演を果たした。『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』に徳川家基役で大河ドラマ初出演している。

奥智哉さんのコミカルな役楽しみだなあ。奥さんは芝居に悩んでいる時に亀梨さんからアイデアをもらって八五郎という人物の解釈を広げてもらったとお話ししているね。

生田絵梨花/役:お静

登場人物:お静(おしづ)
・「めし處おしづ」を切り盛りしている。
・勝ち気で男まさりだが可愛げがあり憎めない。
・平次の〈相方〉であり友達以上恋人未満。
・平次の正義感があるところと、万能に見えて実は誰かが寄り添ってやらなくてはダメなところが好き。
・封建的な江戸時代にあってかなり現代的な価値観の持ち主。
・平次や身近な人たちが迷っている時、進むべき道を指し示す。

キャスト:生田絵梨花(いくた・えりか)
1997年1月22日生まれ。ドイツ・デュッセルドルフ出身。
『ロミオ&ジュリエット』『レ・ミゼラブル』『モーツァルト!』など数々のミュージカル作品に出演。映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』、『PICU 小児集中治療室』、『オールドルーキー』、映画『Dr.コトー診療所』、『こっち向いてよ向井くん』、『素晴らしき哉、先生!』、『天城越え』、『明日はもっと、いい日になる』、連続テレビ小説『風、薫る』など数多くの作品に出演。ディズニー映画『ウィッシュ』のヒロイン・アーシャの日本版声優を務めるなど、多彩な活躍をしている。第8回岩谷時子賞奨励賞、第44回菊田一夫演劇賞演劇賞を受賞。

連続ドラマ初主演だった『素晴らしき哉、先生!』の教師役はしなやかで力強くて素晴らしかったな。いくちゃんがどんなお静役を演じてくれるか期待が高まるなあ。

後藤剛範/役:万七

登場人物:万七(まんしち)
・ベテランの岡っ引き。
・平次を敵対視している。
・経験豊富なつもりで捜査を仕切るが、抜けが多いのが特徴。
・手近な解決方法をすぐに選択してしまう。
・根はまっすぐな男。

キャスト:後藤剛範(ごとう・たけのり)
1983年6月27日生まれ。東京都出身。
明治大学時代に唐十郎、寺山修司、岸田理生などの戯曲を公演する。その後舞台を中心に活動。『全裸監督』のラグビー後藤役で注目を浴びる。主な出演作は、映画『ヒメアノ~ル』、『ディアポリス 異邦警察』、『来世ではちゃんとします』シリーズ、映画『大事なことほど小声でささやく』、『新空港占拠』、『ミス・ターゲット』、『新宿野戦病院』、映画『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』などに出演。

『ミス・ターゲット』や『新宿野戦病院』、『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』など、後藤さんは味わい深い人物を実に絶妙に演じるんだよね。
本作では平次のライバル役だね!楽しみだ。

山田杏奈/役:つばめ

登場人物:つばめ
・旅一座「花影社中」の看板芸人。
・江戸中を虜(とりこ)にしている時代のアイコン。
・6つの時に旅一座の座長・巴に拾われて芸の道に入った。

キャスト:山田杏奈(やまだ・あんな)
2001年1月8日生まれ。埼玉県出身。
2011年、『ちゃおガール2011☆』オーディションでグランプリを受賞。『刑事のまなざし』(2013年)で俳優デビュー。主な出演作は、NHK大河ドラマ『花燃ゆ』、『セトウツミ』、『ストロベリーナイト・サーガ』、映画『ミスミソウ』、『幸色のワンルーム』、『荒ぶる季節の乙女どもよ。』、映画『ジオラマボーイ・パノラマガール』、映画『ひらいて』、『17才の帝国』、『早朝始発の殺風景』、映画『山女』、映画『ゴールデンカムイ』、映画『正体』、映画『恋に至る病』、映画『NEW GROUP』など多数。映画『小さな恋のうた』で第41回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞した。

ずば抜けた存在感と演技力で若手の中でもひときわ印象に残る山田杏奈さん。
本作では貧しい人たちの希望の象徴である旅芸人・つばめを演じるのね。

加藤小夏/役:おりん

登場人物:おりん
・「花影社中」の人気デュオの三味線とコーラス担当。
・亡くなった母親は三味線芸人で、座長の巴の同僚だった。
・生まれた時から旅一座の子として育つ。
・かつては看板芸人だったが、成長著しいつばめにその座を奪われる。
・巴に目をかけられてきたつばめに嫉妬心を抱いている。

キャスト:加藤小夏(かとう・こなつ)
1999年6月26日生まれ。東京都出身。
『I”s(アイズ)』のヒロイン役にオーディションで選ばれ連続ドラマ初出演。以降、『取り立て屋ハニーズ』、『福岡恋愛白書18 〜春のおとなりさん〜』、『初めて恋をした日に読む話』、『ウイングマン』、『SILENT HILL f』、『ススキノ・インターン』、『失恋カルタ』など多彩な作品に出演。大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では柿澤勇人演じる源実朝の正室・千世を繊細に演じ、視聴者の涙を誘った。

『鎌倉殿の13人』の千世は、最初は実朝と距離がある関係だったんだけど、彼から「私には世継ぎを作ることができない」と打ち明けられてからは寄り添って心を通わせていくんだよね。加藤小夏さんの心情の表現や美しい佇まいが本当に見事だった。実朝の告白シーンが放送された時は「これまで私(千世)だけしか知らなかったことを全国の人に知ってもらえたことによって受け入れてもらえるね、実朝さん良かったね。皆が応援してくれるよ」という気持ちだったそうだよ。

夏生大湖/役:真吾

登場人物:真吾(しんご)
・旅一座「花影社中」の衣装担当。
・神田の呉服商・三谷屋の御曹司。
・父の真蔵が一座のスポンサーをしている縁でその職についた。

キャスト:夏生大湖(なつき・おみ)
2001年4月5日生まれ。大分県出身。
第34回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストで明色美顔ボーイ賞を受賞。『六本木クラス』で俳優デビュー。以降、『silent』や『忍者に結婚は難しい』、『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』、『御上先生』などの話題作に出演。大河ドラマ『豊臣兄弟!』の本多忠勝役で注目を集めている。

夏生大湖さんにとって初めての時代劇がこのドラマだったのね。コメントで、所作や言葉の違いなどが難しく大変なこともあったけれど、亀梨さんの優しく華やかな雰囲気で楽しい作品になったことや京都太秦の心地よさなどをお話ししていて、とてもよい撮影だったことが伝わってきたわ。

栗山千明 /役:巴

登場人物:(ともえ)
・旅一座「花影社中」の座長。
・かつては三味線と唄で舞台に出ていた。
・ここ数年は女将(おかみ)として一座のマネジメントにあたっている。
・実入りが不安定な旅一座の芸人たちを養い守ることに命をかけている。

キャスト:栗山千明(くりやま・ちあき)
1984年10月10日生まれ。茨城県出身。
ティーン誌のモデルを経て、映画『死国』(1999年)で俳優デビュー。『六番目の小夜子』、映画『バトル・ロワイアル』で注目を集める。映画『キル・ビル Vol.1』でハリウッドデビュー。以降、映画『下弦の月/ラスト・クォーター』、『秘密諜報員 エリカ』、『遺留捜査』シリーズ、映画『妖怪大戦争』、映画『木更津キャッツアイ ワールドシリーズ』、映画『エクステ』、映画『鴨川ホルモー』、『特急田中3号』、『熱海の捜査官』、『ATARU』、『不機嫌な果実』、『FINAL CUT』、『ラブコメの掟~こじらせ女子と年下男子~』、『晩酌の流儀』シリーズ、『けむたい姉とずるい妹』、『大奥』(フジテレビ)など数多くの作品で活躍している。

『晩酌の流儀』の美幸さんと『大奥』の松島の局様、全く違う役柄をどちらも魅力的に演じられるのが栗山千明さんなんだよな。旅一座の座長役ではまた新たな顔が見られそうで楽しみだね。

尾美としのり/役:三谷屋真蔵

登場人物:三谷屋真蔵(みたいや しんぞう)
・神田にある呉服商「三谷屋」の主人。
・巴と親しい。
・旅の一座「花影社中」を経済的に支援している。
・一人息子の真吾を衣装担当として一座に同行させている。

キャスト:尾美としのり(おみ・としのり)
1965年12月7日生まれ。東京都出身。
1978年、映画『火の鳥』でデビュー。映画『転校生』(1983年)で、第6回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。主な出演作は映画『時をかける少女』、映画『さびしんぼう』、映画『ふたり』、『鬼平犯科帳』シリーズ、『タイガー&ドラゴン』、『神はサイコロを振らない』、映画『それでもボクはやってない』、大河ドラマ『平清盛』『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』、連続テレビ小説『あまちゃん』、『海に眠るダイヤモンド』、『僕達はまだその星の校則を知らない』、『君の好きは無敵』など。

重厚な役も軽みのある役も、温かな人物も悪人も多彩に演じてきた尾美としのりさん。今回の役は呉服問屋のご主人で、旅一座の「花影社中」のスポンサーなのね。

鶴見辰吾/役:大久保主膳

登場人物:大久保主膳(おおくぼ・しゅぜん)
・江戸幕府・若年寄。
・幕府の存亡にかかわる重要書類が行方不明となり、その所在を捜索している。

キャスト:鶴見辰吾(つるみ・しんご)
1964年12月29日生まれ、東京都出身。
1977年、『竹の子すくすく』でドラマデビュー。『3年B組金八先生』、映画『翔んだカップル』、『スクール・ウォーズ』、映画『GONIN』、映画『海上花』、映画『一杯のかけそば』、『素顔のままで』、映画『月とキャベツ』、大河ドラマ『毛利元就』、『一番大切な人は誰ですか?』、映画『L change the WorLd』、映画『麒麟の翼』、連続テレビ小説『梅ちゃん先生』、映画『舟を編む』、映画『シン・ゴジラ』、『そして、誰もいなくなった』、映画『密偵』、『FINAL CUT』、『珈琲いかがでしょう』、映画『るろうに剣心 最終章The Final』、『TOKYO MER~走る緊急救命室~』シリーズ、『ウソ婚』など、多彩な作品で活躍している。

子役時代から長年活躍を続けている鶴見辰吾さん。作品に奥行きを与えてくれるんだよね。主人公と敵対しながらもちょっと弱いところも見せる人物なんかを絶妙の味付けで演じてくれる名優。

高橋克実/役:笹野新三郎

登場人物:笹野新三郎(ささの しんざぶろう)
・南町奉行所吟味方与力筆頭で銭形平次の上司。
・平次の人間力、捜査能力を高く買っており、養子にして平次を同心に格上げしたいと願っている。
・相手が目上であっても悪は悪と言い切ることができ、目下のものも平等に扱えるフラットな性格の持ち主。

キャスト:高橋克実(たかはし・かつみ)
1961年4月1日生まれ。新潟県出身。
1987年、劇団離風霊船に入団。1993年にNHK『トーキョー国盗り物語』で初めてのドラマ出演を果たす。主な出演作は、『ショムニ』シリーズ、『踊る大捜査線』シリーズ、『相棒』シリーズ、『野ブタ。をプロデュース』、『33分探偵』、『フルスイング』、『特上カバチ‼』、大河ドラマ『龍馬伝』『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』、『ドン★キホーテ』、『梅ちゃん先生』、『スーパーサラリーマン左江内氏』、『正義の天秤』、『オールドルーキー』、『無能の鷹』、『おコメの女-国税局資料調査課・雑国室-』など多数。

高橋克実さんは、コミカルな役から重厚な役まで人間味あふれる演技が魅力よね。
今回は南町奉行所の筆頭与力役。平次の頼もしい味方で心強いわ!

猪塚健太/役:魚住友次郎

登場人物:魚住友次郎
・絵描き。
・神社の境内で亡くなっていた。
・懐から江戸城奥の院の絵図面が発見された。

キャスト:猪塚健太(いづか・けんた)
1986年10月8日生まれ。愛知県出身。
主な出演作はミュージカル『テニスの王子様』、『今日から俺は!!』、大河ドラマ『豊臣兄弟!』、『一次元の挿し木』など。

吉岡睦男/役:久助

登場人物:久助(きゅうすけ)
・つばめの熱狂的なファン。

キャスト:吉岡睦男(よしおか・むつお)
1976年7月11日生まれ。広島県出身。
主な出演作は、映画『ひかりのくに』、映画『闇金ウシジマくん』、『沈まぬ太陽』、映画『セーラー服と機関銃-卒業-』、映画『糸』、『シャイロックの子供たち』、『アンサンブル』、『大追跡〜警視庁SSBC強行犯係〜』、連続テレビ小説『風、薫る』など。黒沢清監督『Chime』(2024年)では主演を務めた。

吉岡睦男さんは亀梨さん主演の『外道の歌』に出演していたわね。霊能力者に洗脳されてしまった一家の父親役の姿が鮮明に残っているわ。一度見たら忘れられない俳優さんね。

『大追跡』2話の爆弾テロで指名手配された犯人役も印象的だったよ。オラキオさんも出演していたね。

二ノ宮隆太郎/役:荒んだ顔の男

登場人物:荒んだ顔の男
・ひょっとこの面をかぶって悪事を働く。

キャスト:二ノ宮隆太郎(にのみや・りゅうたろう)
1986年8月18日生まれ。神奈川県出身。
映画監督、俳優。主な出演作は、映画『サッドティー』、映画『ヤクザと家族 The Family』、連続テレビ小説『エール』、『ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!』など。

斉藤暁/役:吉兵衛

登場人物:吉兵衛(きちべえ)
・旅一座「花影社中」の番頭。

キャスト:斉藤暁(さいとう・さとる)
1953年10月28日生まれ。福島県出身。
劇団「自由劇場」出身。『踊る大捜査線』シリーズの“スリーアミーゴス”のひとりとして大人気を博した。その他、『電磁戦隊メガレンジャー』、『科捜研の女』シリーズ、連続テレビ小説『ひよっこ』『あんぱん』など、多数の作品で活躍している。

桜木健一/役:中井清蔵

登場人物:中井清蔵
・大久保主膳の家臣。

キャスト:桜木健一(さくらぎ・けんいち)
1948年3月26日生まれ。大阪府出身。
『柔道一直線』、『刑事くん』、『特捜最前線』はじめ、数々の名作に出演している名優。『ちょこっと京都に住んでみた。』では『柔道一直線』以来半世紀ぶりに近藤正臣と共演した。

桜木健一さんはフジテレビ版の『銭形平次』シリーズに何度も出演しているんだよね。短い出演時間ながら令和のNHK版にも出てくれて胸が熱いよ。

村田秀亮/役:高瀬左門

登場人物:高瀬左門(たかせ・さもん)
・江戸城中で幕府転覆を狙う一味の者。
・遠州の大名と通じている。

キャスト:村田秀亮(むらた・ひであき)
1979年12月3日生まれ。宮崎県出身。
お笑いコンビ「とろサーモン」のメンバー。俳優として、『ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と』、『家政夫のミタゾノ』、『あなたの恋人、強奪します。』などに出演。

オラキオ/役:町人

登場人物:町人
・「めし處おしづ」の客。

キャスト:オラキオ
1977年9月5日生まれ。佐賀県出身。
2003年に結成されたお笑いコンビ「弾丸ジャッキー」の体操担当。「とんねるずのみなさんのおかげでした」の“細かすぎて伝わらないモノマネ選手権”第14回&第20回大会で優勝。「弾丸ジャッキー」解散後は芸人、俳優として活動。介護ユニット「介護&ピース」として介護業界での活動もしている。俳優としての近年の出演作は、『未来への10カウント』、『まどか26歳、研修医やってます!』、『大追跡〜警視庁SSBC強行犯係〜』、『夫に間違いありません』、『相棒』など。

オラキオさんは元体操選手だから動きにキレがあるし芸人さん独特の間が面白いんだよね。吉岡睦男さんも出ていた『大追跡』でのタクシー運転手は味わい深かったな。
亀梨さんとはバラエティ番組『KAT-TUNの世界一タメになる旅!』でずっと共演していたから、『銭形平次』で再会したのは嬉しかっただろうね。

川西賢志郎/役:町人

登場人物:町人
・「めし處おしづ」の客。

キャスト:川西賢志郎(かわにし・けんしろう)
1984年1月29日 生まれ。大阪府出身。
2024年にお笑いコンビ「和牛」解散後、お笑い芸人としてだけではなく俳優としても活躍。『ミス・ターゲット』、連続テレビ小説『おむすび』、『対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜』、大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』、『ファーストクライ 母子救命救急班』など、多彩な作品に出演している。

もりやすバンバンビガロ/役:「花影社中」の座員

登場人物:「花影社中」の座員
・つばめの前座で曲芸を披露する。

キャスト:もりやすバンバンビガロ
1984年3月16日生まれ。京都府出身。
お笑いタレント。大道芸人。

いながきスタイル/役:「花影社中」の座員

登場人物:「花影社中」の座員
・つばめの前座で曲芸を披露する。

キャスト:いながきスタイル
1989年9月10日生まれ。愛知県出身。
お笑いコンビ「バタハリ」のメンバー。

バッフォイかさはら/役:「花影社中」の座員

登場人物:「花影社中」の座員
・つばめの前座で曲芸を披露する。

キャスト:バッフォイかさはら
1989年12月10日。愛知県出身。
お笑いコンビ「バタハリ」のメンバー。

【銭形平次】のネタバレと感想

※以下ネタバレになりますのでご注意ください。

時は江戸・文化文政。
神田明神下の岡っ引き・平次亀梨和也)は、ひょっとこの面をつけた男たちが両替商・尾張屋を襲った事件を鋭い観察眼と推理力で解決する。
平次の同僚の岡っ引き・万七後藤剛範)の子分だった八五郎奥智哉)は、平次の鮮やかな推理と見事な銭投げや十手さばきに心酔して彼の下につく。
当時、人気の旅一座「花影社中」が江戸にやって来ていて、看板女芸人のつばめ山田杏奈)が歌う歌とパフォーマンスが人々の評判を呼んでいた。

冒頭で「花影社中」のつばめの人気ぶりを見せ、次に平次にひょっとこ軍団の事件を鮮やかに解決させて彼の力量を示し、そしてお静と「めし處おしづ」の客たちの会話で庶民が幕府に不満を抱く世相を伝える。このドラマがこれから何を描こうとしているかをテンポよく見せる見事な導入だったわ。

硬軟のバランスも絶妙だね。
「妙、妙、妙」とつぶやきながら考えを巡らす平次を「みょうみょうみょうって猫か」と指差して笑うハチ。「八五郎!」って声をひそめて叱る万七。一連のテンポと間が最高!

平次が投げた銭をちゃんと拾って帰るのもいいわよね。お金は大事!
平次は身体能力が高くて好奇心旺盛な捜査オタクで、部屋は洋書や医学書で埋め尽くされているくらい本の虫。鋭い洞察力の持ち主なのに自分に寄せられる恋心には鈍いという、なんとも味わい深いキャラクターね。

平次とお静生田絵梨花)は、つばめの大ファンである八五郎に連れられて一座の興行を見に来る。
平次がつばめをじっと見ていることに気づいたお静。
つばめのことが気になるのかと聞くお静に、平次は「なんであんな悲しい顔してたんだろうな」とつぶやく。
舞台を降りた後、つばめとデュオを組む三味線弾きのおりん加藤小夏)は、やる気が見えないつばめに強く抗議する。

あんなに人気があってファンの歓声に包まれているのに、どうしてつばめは寂しそうなんだろう。

表情のないつばめをじっと見つめる平次と視線に気づいて平次を見るつばめ。でも平次の隣にいる八五郎が「今おいらのほう見ましたよね~やった~!」って勘違いして喜ぶのよね。“アイドルと目が合った感覚”、ファンあるあるだわ。

ある日、白上神社の境内で男の死体が発見され、平次は早速捜査に乗り出す。
男は絵描きの魚住友次郎猪塚健太)で、平次は昨日「花影社中」で彼の姿を見かけていた。
魚住の懐には建物の図面のような紙が入っている。
財布が空になっていて一見物取りの犯行のようだが、平次は「妙…」と不信感を抱く。
「花影社中」一座が宿にしているお堂に平次と八五郎が話を聞きに行くと、つばめの悲鳴が聞こえてきた。
もらった小箱の中に燕の死骸と血に染まった「つばめ死」という文が入っていたのだ。
座長の栗山千明)は、こういうことはよくあることで贔屓が増えると目立つのをよく思わず憎む人も出てくると言う。
つばめは昨夜怪しい男が井戸のそばにいたと言い、八五郎が描いた人相書きからその男は魚住であることがわかった。
南町奉行所の筆頭与力・笹野新三郎高橋克実 )によると、魚住の懐にあった図面は5日前に何者かに盗まれた江戸城の奥の院の絵図面で、奉行所でひそかに捜索していたのだと言う。
若年寄の大久保主膳鶴見辰吾)は絵図がもどったことを喜び、平次にこの一件はくれぐれも内密にと頼んだ。
だが平次は、これで一件落着ではなく絵描きである魚住が絵図の模写をしていた可能性を指摘する。
裏には幕府転覆の大きな陰謀があり、糸を引く者が盗んだ絵図を魚住に模写させてから物取りの仕業に見せかけて口を封じ、盗んだ絵図は彼の懐に入れてすべてが終わったかのように装ったのではないか、と。
笹野は平次の考えに同意し、彼にこの事件への協力を依頼した。

各地の大名の中に幕府への謀反を企てる者がいるという噂があり、笹野は万が一その者たちに絵図が渡れば江戸城の守りはひとたまりもないと懸念し、厚い信頼を寄せる平次に引き続き事件を調べるように依頼します。
また、大久保には関所での荷の調べを抜かりなくするよう通達してほしいと願い出ました。

つばめの周囲の不穏な出来事が、幕府転覆を企む大きな陰謀と結びついてきたね。

「花影社中」に何かあるのではと再び見に行く平次に、自分のほうが古参だとマウントとる八五郎。

「花影社中」の一番のご贔屓筋、呉服商・三谷屋真蔵尾美としのり)が桟敷席で見守る中、つばめとおりんが登場した。
しかしファンが熱狂して騒ぐ中、つばめは突然耳をふさいで逃げ出してしまう。
三谷屋はつばめに優しい言葉をかけるが、その後息子の真吾夏生大湖)には「これだからああいう育ちの悪い輩は信用ならん」と辛辣なことを言う。
一方江戸城中で、遠州では“絵図が無事届くか案じている”という会話をひそかに交わす者たちがいた。
平次は、絵図の模写はどこにあるのだろうと考え続ける。

「つばめ」コールが沸き上がる客席に背を向け、つばめは舞台を降りてしまいました。
恥をかかされたと怒るおりんは彼女を突き飛ばし、巴は理由を聞きますが、つばめはただ謝るばかり。
そこへ三谷屋の主人が来て優しくつばめを励まします。
しかし、内心では旅一座を下に見ているのですね。
「お前は父親の顔に泥を塗るようなまねはするなよ」と真吾に言い放ちます。

絵図の模写について考えてる平次にお静が甘いものを持って来てくれた場面、大きなお月様をバックにようやくロマンティックな雰囲気になるのかと思ったのに。
平次は野暮にも程がある!
そこが良いんだけどね!

ここの字幕、(痴話げんか)ってなってたよ!

ある日、“つばめが一座の男とねんごろ”というかわら版が出回る。
つばめの贔屓筋・久助吉岡睦男)は怒りと悲しみで感情が爆発した。
八五郎も落ち込んでしまうが、お静と話すうちにつばめへの自分の想いについて考えを巡らせる。
そこへ来た平次、かわら版を読むと「合点」と一言。
一方、巴はかわら版の内容についてつばめを問いただす。
つばめは否定するが、おりんは芸に身が入らないわけがわかったと告げ、今日の舞台からつばめを外すよう巴に頼むが、巴はいつも通りやると告げた。
つばめは心配する真吾の胸にすがる。
舞台に上がったつばめを待っていたのは、怒りに満ちた観客だった。
久助は「裏切り者」と叫ぶと「みんなこの女に騙されたんだよ」と皆を煽り、観客はつばめに物を投げ始める。
巴はつばめを静かな場所へ連れ出し、「あんたの人気がここまでになっているとは思わなかった。立派になったじゃないか」と温かい言葉をかけて抱きしめた。

まさしく令和の今、SNSで“推し活”とは?、“アイドルとは?”、“ファンとは?”という論争が巻き起こっているこのタイミングで、江戸時代に生きる登場人物たちがそのテーマを私たちに問いかけてきました。
巡り合わせの“妙”ですね。
久助同様、八五郎もつばめの熱愛報道にショックを受けますが、お静に「つばめさんが幸せなら嬉しいんじゃないの?」と聞かれて考え込みます。
そんな八五郎が「平次さんにほかの女がいたら落ち込みませんか」と聞くとお静は激しく動揺。

「あんなやつを好いてくれる人がいるならどうぞどうぞ!」と言っておきながら、八五郎に「確かにかなり相当変わったお人ですもんね」と言われると「いや優しいところもあるにはあるんだけどね」と言い出すお静、可愛いなあ。

八五郎は、つばめと「いっしょになりたい」と思っているわけではなく「つばめはみんなのつばめ」であり、「おいらたちがつぎ込んだ金で男とうまい飯食ってよろしくやってるなんてそんなのはつらい」と言うのです。
江戸時代も令和の今もファン心理に変わりはないのでしょうか。
“アイドルはファンの心の支えなのだから失望させないでほしい”という想いも、“好きだからこそ幸せを祈りたい”という想いも、どちらもわかるような気がします。
お静から「お金をつぎ込んでいるのだから自分たちが望むつばめでいろよってこと?」と言われた八五郎は再び考え込みました。
一方、つばめの熱愛報道を知った平次は、つばめのこれまでを思い返して「合点」と言いましたね。
何かわかったのでしょうか。

平次は笹野に、魚住が「花影社中」の興行に来ていたことを伝える。
後ろめたい身で人が大勢いるところにわざわざ姿を現したのには理由があるのではないか、つまり一座と魚住が模写した絵図には何らかの関わりがあると平次は考えたのだ。
一方、一座の宿ではおりんが自分をまた看板に戻してくださいと巴に頭を下げるが、巴はつばめなしでは次の興行に呼んでもらえないとにべもない。
するとおりんはつばめに、贔屓されるのは三谷屋の主人とよろしくやってるからではと詰め寄る。
巴はおりんを平手打ちして頭を冷やすように告げた。
吉兵衛はつばめにそっと温かい言葉をかける。
巴は三谷屋に今日の興行が取りやめになったことを謝った。
すると三谷屋は“例の件”の首尾について巴に小声で尋ねるのだった。
翌朝、おりんが亡骸(なきがら)で見つかる。
平次は傍らにある三味線の黒い汚れや黒ずんだ煙管を見て「妙…」とつぶやく。
万七はつばめが犯人だと決めつけるがつばめは否定、だが番屋を出たつばめに町人たちが口々にののしった。
人気(ひとけ)のない裏道を選んで帰るつばめを久助たちが囲んで「人殺し」「鬼」と叫んで襲おうとするが、八五郎が止めに入り自分はつばめを信じると言う。
そこへ平次が登場、つばめを救い出して「めし處おしづ」へ連れてくる。
食事を出してくれたお静につばめが平次との関係を聞くと、お静は自分の父親が鳶の棟梁(とうりょう)でそこで平次が働いていたこと、身のこなしが達者で鳶に向いていたのに建物の造りのほうに興味があり全然仕事をしなかったこと、岡っ引きだった平次の父親が逆恨みで命を奪われ平次は自分で下手人を捜したこと、誰が何でやったのかどうしても知りたくて知ることで悲しみを乗り越えたこと、それから今の岡っ引きの仕事をするようになったことを話した。
つばめも自分の話をする。
6歳で親に捨てられ、飢え死にしそうな時に巴に拾われて生活の世話をしてもらい芸を仕込まれたこと、次第に自分を見に来てくれる人が出てきて最初は嬉しかったこと、でもだんだん苦しくなってきたことを話した。
お静は、「誰かのためになるのは嬉しいことだけど、本当に大事な人のためにならない限り心は満たされないんだよね」と言う。
その頃、二階で平次は薬品を調合し燭台に塗って何かを確かめていた。

思い通りにならない腹立たしさをつばめにぶつけてきたおりん。
かつては自分が看板だったのにという想いを捨てられなかったのでしょう。
自分はどうせつばめの引き立て役だという気持ちでいたのか、舞台の上のおりんはいつも不機嫌な表情をしていました。

芸人としての誇りがあるなら、せめて舞台の上だけでも明るい笑顔を見せてほしかったな。そしたらつばめに負けないくらい人気が出たと思う。
こんな最期、悲し過ぎるよ、おりん。

おりんの命を奪った犯人扱いされ久助たちに罵倒されて傷ついたつばめを、お静の料理と優しい人柄が癒してくれました。
お静はつばめに平次が鳶から岡っ引きになった理由を話します。
つばめも自分の過去を話し、最初は自分を見に来てくれる人がいるようになって嬉しかったけれど、笑いたくもないのに笑わなければならない仕事が苦しくなってきたと正直に言いました。
そんなつばめにお静は寄り添います。

乃木坂46の元メンバーである生田絵梨花さんが、庶民の役として“アイドル”や“アイドルとファン”について語るのが素敵だったな。

つばめは、芸を極めたいとか観客を喜ばせたいとか心底思っていたわけじゃなかったのかもしれないわね。巴への恩義があるから、いや、ただ生きていくために舞台に立っていたのかもしれない。そこが彼女の苦しさだったのかな。

久助たちが一座の宿のお堂を襲撃し、つばめがいないことに腹を立てて手あたり次第に物を壊し始める。
久助が倒した行燈から炎が上がりあっという間に燃え広がっていく。
つばめに付き添ってやってきた平次は、炎が迫るお堂の中にいた巴を救出した。
万七や同心たちに引っ立てられながら久助は「全部お前のせいだ」とつばめに言い捨てる。
この火事で吉兵衛が亡くなってしまい、つばめは自分のせいだと泣き崩れた。
それを聞いた平次はこれまでのことを思い起こし、「合点」とつぶやく。
一座が次の興行場所の遠州へ出立する朝、平次は巴に会いに行った。
魚住とおりんを殺したのは巴であると告げると、巴は「私がどうしてあの絵描きとおりんを殺さなきゃいけないんですか」と開き直る。
そこで平次は、自分は魚住が絵描きとはひと言も言っていないと言い、魚住が金をもらって江戸城の絵図面を模写したこと、模写の目的に気づいて巴に会いに来たこと、分け前を半分よこさないえれば奉行所にたれこむと脅されて白上神社に呼び出して背後から刺し物取りの仕業に見せかけ絵図を懐に入れてすべてを終わらせようとしたことを巴に突きつけた。
さらに、火事の時に持ち出そうとして今も大切に持っている包みの中身が絵図面の模写であることを指摘する。
巴が包みを開けると帯が4本出てきた。
関所で荷をあらためられた時のため、絵図を帯に刺繍して持ち出そうとしていたのだ。
魚住が帯に下絵を模写しそれをもとに刺繍を施していたのは真吾。 
おりんはその裏稼業に気づいたために、口封じで巴に毒を飲まされたのだ。
その証拠は、巴の煙管の吸い口とおりんの三味線の銀の銅かけが黒くなっていること。
銀が毒に反応して黒くなることを、平次は燭台で実験して確かめたのだった。
一方、つばめと真吾は一座を抜け出して心中しようとしていた。
三谷屋に雇われた浪人たちが二人を引き離しつばめを切ろうとするが、そこへ平次が投げた銭が命中する。
八五郎は「幸せになってくれ」という願いをつばめに伝えた。
平次は浪人たちを倒し、つばめと真吾に「どんなに道を踏み外してもそれを悔いるならちゃんと生きな」と説いた。
真吾は奉行所に行って罪を償うと言い、つばめは「待ってます」と答える。
つばめがした「あんなこと」とは、自分でかわら版に載ったうわさを流したこと。
騒ぎになれば一座を抜けられると思ったからだった。
だが、そのために結果として吉兵衛を失ってしまったのだ。
笹野は平次の手柄を褒め、三谷屋が事件の首謀者は大久保であると告白したと言う。
大久保は遠州の榊原遠江守と結託して将軍暗殺をもくろんでいた。
笹野は平次を養子にして同心にさせたいという願いを伝えるが、平次は「上からでは見えるものも見えなくなるかもしれない」と断ってしまう。
その代わりに褒美として洋書を何冊ももらってホクホクの平次。

逆上したファンの暴走が止まりません。
ついには、一座の宿を火事で焼き、吉兵衛の命まで奪ってしまいました。
つばめは自分のせいだ、あんなことしたからと泣き出します。
平次はその言葉をきっかけに今回の事件を読み解きました。
次の興行場所、遠州へと一座が旅立つ前に平次は巴と話をします。
こんなことになってもまだ興行を続けるのかと平次が聞くと、巴は「そうしなきゃ生きていけないからね」と答えました。
生きていくために魚住とおりんを殺した、と巴に静かに告げる平次。

自分は絵図面など持っていない、懐もまさぐりたきゃどうぞと言う巴に、「そんなとこにはねぇよ。あるのは」と帯が入っている包みに銭を投げる平次。
栗山千明さんと亀梨和也さんの大人の余裕と洗練された色気が滲む場面だったなあ。

巴は座長だからつばめを大事にしたという一面ももちろんあっただろうけど、彼女を拾って育てて芸を仕込んだ日々に愛情がなかったとは思えないよ。そこの機微を栗山千明さんが丁寧に演じていたね。

最後に八五郎が出した答えは「ただつばめちゃんの幸せを願うこと」。
つばめのこと信じるって言ったのは間違いだったというのです。
つまり、自分の都合のよい存在であることを信じたり、自分の理想の姿を押し付けるのはファンのエゴだということなのでしょうか。
相手に見返りを求めずただ幸せを願う、それで八五郎が日々健やかでいられるなら何よりですね。
「(つばめちゃんが)幸せになれるといいな」と言う八五郎に、「幸せってなんだろうね」と聞くお静。
「わかりやせん」ときっぱり言う八五郎。

「それを知るために生きてるのかもね」「この人(平次)は幸せそうだけど」というお静の言葉まで、ここの会話本当に良かったな。「アイドル」とか「ファン」の定義も「幸せ」の意味も、それぞれが生きていく中で見つけていけばいいのかもしれないな。

平次の最後の大立ち回りは舞うように美しくて身体の動きの見せ方がうまいなあと感動したよ。悪党たちをしっかり成敗して大団円でしめるのは時代劇の醍醐味だね。

平次と八五郎、平次とお静、八五郎とお静、万七と平次、笹野と平次。どの組み合わせも味わい深くて愛しかった。ゲストの皆さんも素晴らしかったわ。時代劇ファンを中心にシリーズ化を熱望する声がたくさん上がってるわね。

最後にひらりと羽織を翻して江戸の町を行く平次と後を追う八五郎。
これからのさらなる活躍を予感させるラストシーンでした。

【銭形平次】の注目ポイント

【銭形平次】の歴代主要キャスト一覧

銭形平次役お静役八五郎役ライバル(万七など)上映・放送年配給/放送キー局
関操山田あけみ若松秀雄(設定なし)1931年松竹
嵐寛寿郎尾上松緑(お品 役)頭山桂之助(設定なし)1933年〜1934年嵐寛寿郎プロダクション(寛プロ)
長谷川一夫長谷川裕見子
高杉早苗

山本富士子 ほか
佐々木小二郎
船越英二

花菱アチャコ ほか
光岡龍三郎
東良之助
1949年〜1961年大映
若山富三郎水戸光子(設定なし)(設定なし)1958年~1960年KRテレビ
安井昌二田代百合子(設定なし)(設定なし)1962年~1963年TBS
大川橋蔵八千草薫
香山美子
佐々十郎
林家珍平
藤尾純
遠藤太津朗
1966年〜1984年フジテレビ
風間杜夫宮崎美子木場勝己左とん平1987年日本テレビ
北大路欣也真野あずさ三波豊和伊東四朗1991年〜1998年フジテレビ
村上弘明東ちづる石井正則渡辺哲2004年〜2005年テレビ朝日
亀梨和也生田絵梨花奥智哉後藤剛範2026年NHK

令和版の平次は亀梨和也!

亀梨和也さんは、テレビドラマ版では7代目の平次になります。
子供の頃見ていた作品に自分が出演すること、錚々たる大先輩方が演じてきた人物を演じることに嬉しさと大きなプレッシャーを感じたと語っていました。
しかし、演出を手がけた豊島圭介さんはこうコメントしています。

「銭形平次をリブートする。しかも亀梨和也さんで!」
プロデューサーからそう聞かされ、一気に気持ちが昂りました。
数々の名優が受け継いできた銭形平次というキャラクターを令和の時代に生まれ変わらせるという大胆なチャレンジに挑めるのは、亀梨さんのような色気と、ユーモアと、大きな存在感、という魅力を持つ人だけだと思ったからです。完成した作品を見てもその予想は完全に的を射ていて、今まで誰も見たことのない新しい平次像が生まれていました。監督の僕としても代表作と言えるような作品ができました。とにかく、頭から最後まで無茶かっこいい銭形平次ですので、ぜひご覧ください!

亀梨さんにとって【銭形平次】は『正義の天秤』シリーズに続くNHK作品であり、フジテレビ『大奥』以来の時代劇。
『大奥』で徳川家治役を演じた亀梨さんは、京都太秦の撮影所スタッフに「おかえり~殿」と温かく迎えてもらったそうです。
長く愛されてきた【銭形平次】という作品に関わることができて心から光栄に思い、支えてもらったスタッフの皆さんに感謝していると語る亀梨さん。
並外れた身体能力と頭脳を持つ令和版の平次の活躍が楽しみです。

「カッコ良すぎて時々笑えることすらある」と豊島監督に言われる亀梨さんの平次、楽しみだわ!

令和の平次は投げた銭を拾う?

銭形平次の大きな見どころの一つは銭投げのシーンです。
亀梨さんは野球経験者ということもあり、アクションの中での投球フォームについて豊島圭介監督やスタッフ陣と話し合いながらどこまでなら物理的に成立するかを探りながらギリギリを攻めていくのが面白いクリエイティブだったと語っています。
豊島監督は亀梨さんのアクションシーンについて、撮影当日の朝に殺陣師が見せる殺陣を数回でマスターしてしまうスピードに驚いたそうです。
また、令和の平次は投げた銭を拾うのが一番の特徴とのこと。
豊島監督は亀梨さんが銭を色っぽく拾うところをぜひ見てほしいと話しています。

亀梨版平次はスライダーで銭を投げたりしてね。

魅力的なキャスト陣

八五郎役の奥智哉さんやお静役の生田絵梨花さんと、平次役の亀梨さんとの並びが新鮮で心躍ります。
また一方で、『ストロベリーナイト・サーガ』の山田杏奈さん、『FINAL CUT』『大奥』の栗山千明さん、『バンクーバーの朝日』『FINAL CUT』の鶴見辰吾さん、『野ブタ。をプロデュース』『正義の天秤』の高橋克実さんと、亀梨さんと共演経験がある皆さんも多いですね。
豪華で魅力的なキャスト陣は、令和の時代にどんな銭形平次の世界を届けてくれるでしょうか。

シリーズ化の可能性は?

今回は、スペシャル時代劇【銭形平次】として1回のみの放送ですが、続編の可能性はあるでしょうか。
スタッフ陣からもキャスト陣からも出来栄えに大きな手ごたえと満足感が伝わってきますので、令和版のシリーズ化をぜひ期待したいですね。

スペシャルドラマや連続ドラマでまた同じメンバーに会えたら嬉しいな。

神田明神には平次の記念碑が!

銭形平次は架空の人物ですが、小説の設定そのままに神田明神境内には平次の碑が建立されています
資料館には銭形平次の展示もあるそうですよ。
まるで実在した歴史上の人物のようですね。

平次は本当に愛され続けているのね!

【銭形平次】のスタッフ

原作について

原作は、野村胡堂の「銭形平次捕物控」。
1931年、文芸春秋発行の「文芸春秋オール讀物号」創刊号に掲載された「金色の処女(こんじきのおとめ)」が銭形平次を主人公とした小説の1作目となりました。
1957年までの26年間で383編が発表されています。
長年国民から愛され続けている時代劇の代表作品であり、『半七捕物帳』と並ぶ捕物帳小説(犯罪事件を題材とした時代物の推理小説)の傑作と言えるでしょう。

脚本は山岡潤平

脚本を担当したのは山岡潤平さんです。
国民的人気作品の「銭形平次」を新たな切り口でリブートしました。
山岡さんは2008年に『世にも奇妙な物語 2008春の特別編』の「さっきよりもいい人」で脚本家デビュー。
刑事ドラマから恋愛ドラマ、アニメ、特撮、映画など様々なジャンルの作品を手がけています。
主な作品は、『マジすか学園』シリーズ、『GTO』シリーズ、『釣りバカ日誌』シリーズ、『家政夫のミタゾノ』シリーズ、『遺留捜査』シリーズ、『荒神』、『フォレスト』、『マイ・フィクション』など。

亀梨さんの先輩の松岡昌宏さん主演『家政夫のミタゾノ』や、イノッチこと井ノ原快彦さんの『特捜9』はどちらも人気シリーズだね!7月期ドラマ『マイ・フィクション』は後輩の玉森裕太さんのドラマだ。

音楽は井筒昭雄

音楽を手がけたのは井筒昭雄さんです。
井筒さんは、CMやドラマ、映画の劇伴、ニュース番組のテーマ曲など、多岐にわたる音楽活動で活躍しています。
主なドラマ作品は、『1ポンドの福音』、『妖怪シェアハウス』、『民王R』、『となりのナースエイド』、『ゼイチョー』、『今日からヒットマン』、連続テレビ小説『あんぱん』など。
豊島監督から直接依頼されたという音楽について井筒さんのお話をまとめてみました。

◆【銭形平次】音楽
豊島監督と「いつかこんな音楽を」と話していた曲想のイメージをもとに制作。
◎メインテーマ
・繰り返されるフレーズが重なり合うことで高揚感を生み出す構造。
・江戸の活気を感じさせる楽器として「和太鼓」や「チャンチキ」などの打楽器を取り入れた。
・徐々に浮かび上がってくる強い意志のような音像が平次のキャラクターにしっくりと重なる。
◎その他の楽曲
・亀梨和也が演じる平次の飄々とした佇まいの奥にある“鋭い眼光と真実を見極める姿”を、さまざまな角度からイメージして制作した。

演出は豊島圭介

演出は豊島圭介さん。
「このメンバーで銭形平次をリブートできたのは幸せでしかないです!」とSNSに投稿しています。
豊島さんは、東京大学在学中に製作した自主映画がぴあフィルムフェスティバルに入選。
2003年にオムニバス怪奇ドラマ『階段新耳袋』シリーズで監督デビューしました。
主な監督作品は、『紺野さんと遊ぼう』、『マジすか学園』シリーズ、映画『海のふた』、映画『三島由紀夫vs東大全共闘〜50年目の真実〜』、『妖怪シェアハウス』、『大追跡〜警視庁SSBC強行犯係〜』、映画『#真相をお話しします』など。

スタッフ一覧

原作野村胡堂『銭形平次捕物控』
脚本山岡潤平
音楽井筒昭雄
制作統括井元隆佑 真鍋斎 本木一博
プロデューサー北岡睦己
演出豊島圭介
制作NHKエンタープライズ
制作・著作NHK 東映
公式情報公式サイト

【銭形平次】の放送日

◆放送日:2026年8月21日(金)夜10時~11時29分(89分・全1回)
◆放送時間:(89分・全1回)
※NHK ONE(新NHKプラス)で同時・見逃し配信
◆放送局:NHK総合

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