見上愛さん・上坂樹里さんダブル主演の朝ドラ「風、薫る」第25週「風媒花(ふうばいか)」・第122話のあらすじネタバレと感想を紹介します。
りん(見上愛)と直美(上坂樹里)は、ツヤ(東野絢香)を看護婦として育てることを決意。ツヤは必死に学んで知識を身に着け、いよいよ実習の段階に入り…。
【風、薫る】122話あらすじネタバレ
ツヤ(東野絢香)を教育へ
りん(見上愛)と直美(上坂樹里)は、ツヤ(東野絢香)を看護婦として育てようと、看護の知識を教えることにする。派出先で実習もしてもらい、問題ないとなれば、正式採用することに。養成期間の費用は看護婦として働けるようになってから給金から引くことにし、当面の間は魚住セツ(村上穂乃佳)と同居することになった。
りんと直美が教材など教育方針を打ち合わせをする。しかし、りんは暗い顔をしていた。りんは過去にツヤやヒデ(池田朱那)を辞めさせてしまった経験から、「自分にうまく教えられるのだろうか」と不安がっていた。直美は、座学を直美・しのぶ(木越明)・ツルらが担当することにした。
直美は体の知識を教えながら、ツヤが文字を書けるようになっていることに感動する。小学校で習う漢字を覚えるのに半年かかったという。だが、「半年で」と驚くセツ。
ツヤは、虎太郎(小林虎之介)に薬について熱心に質問する。看病婦として病院にいたころには無かった薬などについて、必死な姿勢で知識を吸収していくツヤ。
りんは虎太郎にお礼を伝える。「努力する人には弱くてね」と笑う虎太郎。りんは「大人になったなあ」という。
ツヤが実習へ
ツヤが来て3カ月が経った。ツヤの成長を見た直美は実習へ進むことを告げる。直美は自分のもとで実習してもらおうとしてが、ツヤは「一ノ瀬さんの元でお願いできないでしょうか。一ノ瀬さんの看護から勉強したいことがたくさんあって」とりんに実習指導を頼む。直美もその背中を押した。
ツヤの実習先は、リウマチを患う佳枝(相田翔子)の看護だ。女中から食事の時間を尋ねられたりんは、佳枝の様子を観察した上で時間を少し遅らせるよう依頼。そして、りんは食事の前に佳枝の手を温め、窓を開けて風を通すケアを行う。
その後。一連の対応を見ていたツヤが理由を尋ねる。なぜ換気したのか。なぜ食事の時間を遅らせたのか。りんは「派出看護は患者さんの暮らしの中で看護するもの。病院のように決まった時間に食事をして診察をしてとこちらの都合に合わせてもらうのとは違います。どうすれば患者さんが自分でできるかを工夫し、その人らしい暮らしを支えるのが私たちの仕事です」と答える。
佳枝は風を受けると痛みが和らぐことが多い。今日は体調が優れなかったため、少しでも前向きに食事をとれるよう配慮していた。
ツヤは 「やっぱり一ノ瀬さんにお願いしてよかった」という。
りんはツヤを辞めさせることになった過去を謝罪する。
りんは「約束してください。ツヤさんのためにも、患者さんのためにも、辛いときは辛いと言うこと。必ず助けますから」と伝える。
ツヤは涙しながら力強く「はい」と返答した。
柳生(中村倫也)の表情が怪しい
ある日、寛太(藤原季節)が恵風看護婦会を訪れていた。
直美は「近いうちに看護婦を取り締まる規則が設けられる」と告げる。
寛太は、「騙されてないか。お上が今まで本当に困っている人たちを助けたことなんてないだろう?」という。
直美は「柳生さんはあんたとは違う」
一方、柳生(中村倫也)はが手元の資料に視線を落としながら、何か思案にくれていた。(つづく)
【風、薫る】122話の感想
ツヤの姿が感慨深い
122話は、ツヤさんが熱心に座学にのぞんだり、りんとの実習ではとても熱心に学んでいました。なぜりんがその行動をしたのか。りんは説明はしなかったけど、質問されるときちんと答えました。
ちなみに病院時代、看病婦をしながら勉強もしていたツヤは、仕事と勉強の疲れからか、投薬のミスをして病院を辞めさせられてしまいました。
マジメに頑張っていたがツヤさんですが、読み書きも満足にできず、医師からも授業についていくのが難しいと言われていましたね。
あのツヤさんがこうして看護婦の道に戻ってこれたのは感慨深いですね。しかも読み書きができるようになり、英語の本も辞書を引きながら理解して読み通すまでに。
本当にマジメすぎる感じが伝わってくるので、今度こそ、つらいときは言ってほしいですね。りんとの約束を守って。
ほんと、無理しちゃダメですよ!
土居ヒデの振り返り
ちなみに、りんにとって忘れられない学生はもう一人いて、りんの教え子ながら辞めてしまったのがヒデです。
回想シーンもなかったので少し振り返りましょう。
フルネームは土居ヒデ。帝都医大病院に新設された看護科の第1期生で、向上心が高く、西洋式の進んだ看護学習を求めています。
優秀な学生だったヒデですが、ツヤへの厳しい処分やりんの自己犠牲的な働き方を目の当たりにして、看護婦の仕事に失望。早々に見切りをつけて辞めてしまいました。
頭がいいからこそ決断も早かったのかな。その後、りんは患者の最期の願いをかなえるため、外出許可をとらずに家族のもとに行かせました。
りんをクビにしたら病院の非を認めることになってしまいます。そのため飼い殺しのような状態になったりんは、精神的ショックもあって、看護しようとすると手が震えることに。
そこから新潟の女学校の舎監になったのはご存知のとおり。
ツヤの頑張りは過去を変える
患者に必要以上に寄り添おうとする理想主義のりん。一方、りんよりも現実的・効率的な直美。
ツヤや学生にとっては、まずは、直美の仕事ぶりを学んだ方がいいと思うのですが…。りんの働き方は、応用編というか…。
でもツヤさんにとっても、りんのことを知りたい、学びたいという思いもあるのでしょう。恩義もあるのでしょう。
りんにとっても、元教え子のツヤが一人前の看護婦になることは、りんの悔しい過去を良いものに書き換えることができると思います。
頑張って欲しいですね。

