蒼井優さん主演のTBS金曜ドラマ『Tシャツが乾くまで』第1話が7月10日夜10時から放送されました。
放送前、ストーリーの事前情報がほぼなかった本作。ついにベールを脱いだ本編では、意外な展開や関係性が明かされて…。
本記事では、ドラマ『Tシャツが乾くまで』第1話の考察と感想を紹介します!
【Tシャツが乾くまで】1話考察と感想!
最大の驚きは不倫疑惑
1話の最大の驚きは、充(松山ケンイチ)と、あずさ(夏帆)が不倫関係だったこと。樹生が言ってるだけで、まだ確定ではないですが。
他に押さえておきたい点を整理すると、
- 充が行方不明。川に流された?!
- あずさが死亡。
- 樹生は、あずさの不倫を知っていた。しかも不倫相手と、不倫相手の妻のことも知っていた。
ラスト、ゾッとしましたね。中島歩さんの棒読みっぽい感じが逆に怖かったです。
喪失・愛・秘密とは?
<二組の夫婦の、喪失から始まる“愛”と“秘密”の物語>を整理すると、
- 喪失とは、バス事故で、充が行方不明になり、あずさが死亡したことでした。
- “愛”とは、咲子が生きてるかもしれない夫のことを信じ、愛し続けること?!
- “愛”とは、樹生が亡き妻を愛し続けること?!
- “愛”とは、配偶者との間にあったはずの愛を2組の男女が再確認、再定義していくということ?!
- “秘密”とは、充とあずさの不倫疑惑。
秘密を知った咲子は、あの愛は本物だったのか?嘘だったのか?苦悩していきそうですね。
とんでも予想
ここで、とんでもない予想をしてみると、“愛”と“秘密”は咲子と樹生が不倫関係(?)になっていくこと…かも。
- (事故で配偶者を失うという)喪失から始まった(咲子と樹生の)愛。
- 喪失から始まった(咲子と樹生の)秘密の関係。
なんだかピッタリくるんですよね。充は生きてるかもしれないですが、行方不明の期間は夫を失っている状態でもあります。でも、この展開はカオスで、面白そうですが、見たくないような、怖いもの見たさもあるような…。予想しておいて感情が混乱(笑)
いや、咲子は充に惚れてるので、樹生と恋仲になることはないか…。と見せかけて、夫の裏切りを知った咲子が仕返しに裏切る?!
今後の展開は予測不能。最終回までどう展開していくのか、楽しみです!
伏線まとめ
また、1話時点の伏線となりそうなポイントも整理しておきましょう↓
- なぜ充、あずさは各自の配偶者にコインランドリーを教えたのか?
- フィナンシェの好き嫌い。
- 咲子の「好きな人フィルター」と樹生のフィルター
- あずさが読んでいた本『愛の渇き』(著者:三島由紀夫)。
コインランドリーを教えた意図
なぜ充、あずさは各自の配偶者にコインランドリーを教えたのか。不思議です。
だって、不倫の密会場所を教えてしまうことになるのに!もしかしたら不倫ではない?
それとも各自の配偶者を出会わせたかったのでしょうか?でも、なぜ?
フィナンシェと妻の好み
樹生は、あずさがフィナンシェを嫌いだと言っていました。妻の好みを知らなかったのでしょうか。長年連れ添っていたとしても相手をよく知らないというのはありえますが…。
筆者個人的には、知ってたけど嘘をついたと解釈したいです。樹生は充の喫茶店で出すフィナンシェのことを知っていて、妻がそのフィナンシェが好きで…。それが樹生は嫌で…。
つまり、樹生は嫉妬から嘘をついたと予想します。
好きな人フィルターとパラダイムシフト
咲子は夫に対して「好きな人フィルター」がかかっていると言っていました。でも夫に不倫の疑いがかかります…。
フィルターというのはキーワードだと思います。脚本の生方氏は「人間関係と家電にはフィルターが多い。だから便利で、そして手間がかかるのだと思います。」と意味深なコメントをしています。
家電のフィルター。1話では洗濯乾燥機のフィルターが出てきました。
- 乾燥フィルター(乾燥時に出る衣類の糸くず・ホコリを捕らえるフィルター。詰まると乾燥効率が悪くなり、乾きが悪くなったり電気代が増えたり、故障の原因にもなる)
- 排水フィルター(洗濯時のゴミ捕集のためのフィルター。洗濯時に出る糸くず、髪の毛、砂埃などを排水前に捕らえる。排水ポンプの詰まり防止)
咲子は排水フィルターだけ掃除していて、乾燥フィルターの詰まりに気付かなかったのですね。
人間関係にもフィルターがあります。咲子は、これまでの好きな人フィルターから疑惑のフィルターを通して、見ていくことになるでしょう。でもそのフィルターも二転三転していきそう。
スティーブン・R・コヴィーの本『七つの習慣』ではフィルターと似た意味のパラダイム(物の見方、認識の枠組み)という言葉を使って、「私たちは物事をあるがままに見ているのではなく、自分の地図(パラダイム)を通して見ている」という趣旨を述べています。
コヴィー氏は「状況を変えられないなら、自分のパラダイム(見方)を変えよ」と呼び掛け、インサイド・アウト(内側から変える)の考え方を提唱しています。実際にパラダイムシフトを起こすには、「相手の立場になってみる」「自分の常識を疑ってみる」ことが大切です。
今後、ドラマの登場人物が相手の立場を考え、自分の常識を疑っていくでしょう。そして、パラダイムシフト(従来の常識や価値観が根本的に変わること)が描かれていくと予想されます。
「愛の渇き」は伏線?
あずさは、三島由紀夫の小説『愛の渇き』を読んでいました。
『愛の渇き』の簡単な「あらすじ」は…。主人公の悦子が夫の死後、舅(しゅうと)や若い雇用人との間で繰り広げる葛藤を中心にストーリーが展開。悦子は夫の死後、舅の欲望にさらされ体を許しながらも、雇用人の若者に惹かれていきます。やがて、その若者と恋人の間で子どもができます。最終的に、クワで悦子が若者を殺害して…。
あずさは夫と子がいて幸せな家庭を築いていたようにみえます。だからこそ『愛の渇き』の主人公が禁断の関係を結ぶ世界は別世界で、フィクションの世界に刺激を求めたのかな?日常と違うものを求めたい、みたいな…。
でも、 『愛の渇き』を読んでいたからって、不倫の証拠にはなりません。ただ、無意味にこの本をドラマスタッフがチョイスするとも思えないので、視聴者を惑わせる一冊ではあると思います。
信頼していたパートナーの隠された一面(不倫疑惑)を知った咲子や樹生は、喪失後の残された者として、真実にどう向き合っていくのでしょうか。2話以降も「愛とは何か」「夫婦とは何か」考えさせられそうですね。
【Tシャツが乾くまで】1話考察と感想:まとめ
以上、ドラマ【Tシャツが乾くまで】1話の考察と感想を紹介しました。
今後は、不倫疑惑の真相がストーリーのメインになりそうで、続きが気になりますね。
ドラマ【Tシャツが乾くまで】はTBS系で、毎週金曜日に放送!お楽しみに!

