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映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』の結末をネタバレ解説!日本のライトノベル原作のSFアクション!

オール・ユー・ニード・イズ・キルメインビジュアル3

出展元:http://www.edgeoftomorrow-movie.com/film-gallery/

2014年に公開した日本のライトノベルが原作のハリウッド映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』。
監督はダグ・リーマン。主演はトム・クルーズとエミリー・ブラントで、タイムループを巧みに使ったSFアクション映画です。
ハリウッド的に改変されているものの、しっか理日本の作品らしい情緒が残されていて、公開からしばらくの時が経過した現在でも人気があるSFアクションです。
現在はこの作品の続編の企画が動き出そうとする中、1作目となる本作のわかりづらいとされている結末のネタバレをわかりやすく解説します!

映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』の概要

オール・ユー・ニード・イズ・キルメインビジュアル
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桜坂洋が集英社より刊行したライトノベル、『All You Need Is Kill』を原作とするハリウッド映画です。
監督は、『ボーン・アイデンティティー』や、『ジャンパー』などを手がけ、この手のSF作品が得意ジャンルとされているダグ・リーマン。
脚本には、多数のクレジットがされていますが、特筆すべき点で言えば、クリストファー・マッカリーが参加している点。
『ミッション:インポッシブル』シリーズで大きな役割を担う人物で、トム・クルーズと相性が抜群の脚本家出身の映画監督です。
そしてこの作品の屋台骨となる主演は、トム・クルーズとエミリー・ブラントが務めこのふたりなくして、この映画はあり得ないともいうべき重要なポジションを担っています。
そんな、日本の原作がハリウッド超大作として見事に昇華したのがこの映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』なのです。

映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』の作品情報

・原題:Edge of Tomorrow
・監督:ダグ・リーマン
・脚本:ダンテ・W・ハーパー、ジョビー・ハロルド、クリストファー・マッカリー、ティム・クリング、ジェズ・バターワース、アレックス・カーツマン、ロベルト・オーチー
・原作:桜坂洋『All You Need Is Kill』
・出演:トム・クルーズ、エミリー・ブラント
・公開:2014年7月4日
・時間:113分
・製作:アメリカ合衆国
・制作費:$178,000,000
・興収:$370,541,256

映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のあらすじ

オール・ユー・ニード・イズ・キル劇中画像5
出展元:http://www.edgeoftomorrow-movie.com/film-gallery/

ウィリアム・ケイジは連邦軍の広報。
この日も新たな任務を受けに軍本部へと訪れるが、将軍か螺旋地に赴くように命じられる。
しかしケイジは、ただの広報で兵士の経験も全くない。
それゆえ任務を拒否、あまつさえ将軍を脅してしまうのだった。
そして除隊にさせられ、ほぼ強制的に二等兵として新兵扱いになり、強引に戦場へと駆り出されてしまうのだった。
現在地球は、宇宙人ギタイから侵略を受けており、劣勢を強いられているのだった。
人類唯一の希望はリタ・ヴラタスキ。
「戦場の牝犬(ビッチ)」と兵士たちから親しみを込めて呼ばれており、圧倒的な戦力でギタイに一矢を報いる事ができてた。
しかし、そのすべてを上回るギタイとの戦いは常に劣勢となっている。
そんな戦場に、経験値ゼロの男ウィリアム・刑事が送り込まれるのだった。
初めての戦場、戸惑うばかり。当然ギタイに殺されてしまう…
だが目覚めた瞬間、前日の朝、戦地に向かう直前まで時間が遡っていたのだった。
夢かと思うも全く同じ経験をする。
記憶だけが引き継がれて、時間だけが前日に戻っているのだった。
それは戦場で死ぬたび、全く同じ場面に記憶だけが引き継がれて戻るのだ。

オール・ユー・ニード・イズ・キル劇中画像1
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ケイジは、戦場で何回も死ぬ。
そこでこの戦いの鍵を握るのは、リタ・ヴラタスキだという事に気が付くケイジは、1回目の戦場で、飛行機の爆破に巻き込まれてリタが死ぬ光景を目の当たりにしていた。
そしてケイジは、リタ・ヴラタスキの窮地を救うために奔走する。
ケイジはリタの前で、新兵でありながらも巧みな銃さばきを披露し、リタのピンチを救うのだが…
ここでリタの口から。衝撃の一言を聞く。
「目覚めたら、私を探してー」と。
そして飛行機の爆破に巻き込まれ、ふたりは死んでしまうのだった。
当然ケイジは、前の日の朝に目覚める。
そしてリタの元に行く。リタもかつて、ケイジ同様にループの経験者だったのだ!

映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』の結末をネタバレ解説!

オール・ユー・ニード・イズ・キルメインビジュアル2
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とにかくトム・クルーズが何回も死ぬ。ひと作品の中でここまで主人公が…いや、トム・クルーズが死に続ける作品は、きっと後にも先にもこの映画だけであろう…
そんなある意味。前代未聞とも言える設定を見事に活かした作品である『オール・ユー・ニード・イズ・キル』。
上記のあらすじの後もてんやわんやと色々起きるのですがその詳細は、映画をご覧ください。
全てをネタバレしてしまうのは、野暮なので全貌が知りたい方は、是非視聴を!
ここでは、原作とは結末が異なり、人によっては難解なラストととなっているため、その難解な部分だけの解説をします。
結末を知りたくない方は、ここから先は読まないことをお勧めします。

ギタイと遂に決着!

オール・ユー・ニード・イズ・キル劇中画像2
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ウィリアム・ケイジは、リタの言葉を受けて、時間の使い方を大事にします。
そしてリタからギタイの事、戦い方の訓練を教えてもらうのでした。
ギタイは、普通のオレンジ色のものの他に、アルファという青く、ひとまわり体の大きい個体が存在します。
そのアルファの体液を浴びると、ループしてしまうのです。
そしてギタイには他に、オメガという本体が存在します。
そのオメガの場所を突き止めたリタとケイジ。
J部隊に協力を要請し、オメガがフランスのルーブル美術館の奥深くにいることを突き止め、いよいよ迎える最終決戦!
ほぼ全滅状態に陥りますが、捨て身の攻撃でケイジもしを迎えますが、なんとかオメガを倒すのです。
そして死んだかに思えた、次の瞬間。
今度は、戦地に配属される前のヘリコプターの中だったのです。
映画の時間軸の中では、冒頭部分にまで時間が遡るのでした。
そしてケイジがリタの前に現れ、幕を閉じるのです。

解説:戻ったのはケイジだけ?

オール・ユー・ニード・イズ・キル劇中画像7
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ここで多くの人が疑問に感じるのは、またループする様になりケイジが過去に戻ったのに何故ギタイが死んでいるのか。
オメガの血を浴びて、再び擬態の能力であるタイムループを取得したのであれば、時間そのものが戻り…
再びギタイもそのまま…
というわけではありません。
この時間のループにはある条件がいくつかあるのです。
記憶はそのまま。
ループ前にギタイを倒している時点で、過去に戻っても倒す前に戻る…というのではありません。
元々タイムループというのはギタイの能力です。
ギタイが死んだ、という事実が存在すればそれはケイジがループしたところで、死んだ事実は変わりません。
何故ならば、タイムループで時間軸が変わるのはケイジだけなのですから、ギタイを倒したという事実は変わらないのです。
そして、リタは初めて会うケイジに会うのですが、このループについて熟知しているので、全ての説明を理解するでしょう。
ということからもこの映画は、万々歳なラストを迎えているのです。

映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』はU-NEXTなどで視聴可能。
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※本ページの情報は2019年10月時点のものです。 最新の配信状況は U-NEXT サイトにてご確認ください。

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