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【アントマン&ワスプ:クアントマニア】完全ネタバレ徹底ガイド!MCUフェイズ5・6は何が起きる!?

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© 2023 MARVEL

2023年2月17日に劇場公開したMCUのフェイズ5開幕を告げる作品『アントマン&ワスプ:クアントマニア』。
ポール・ラッドが引き続き主演を務め、アントマンことスコット・ラングを演じる。
その他、MCUの中でも随一を誇る名優が集う脇役たちも多くが続投。
マイケル・ダグラスやミシェル・ファイファーなど80年代から90年代の映画界を彩ったスターが集結する。
そして本作『アントマン&ワスプ:クアントマニア』の中でも1番の注目は、征服者カーンの登場です。
カーンの登場によって、今後何が起きるのか…『アントマン&ワスプ:クアントマニア』を含めたネタバレや今後の展開を解説していきます!

本記事は、『アントマン&ワスプ:クアントマニア』のネタバレが含まれています。

『アントマン&ワスプ:クアントマニア』征服者カーン登場!

サノスを超える巨悪、征服者カーンが遂に登場した『アントマン&ワスプ:クアントマニア』。
この映画は、MCUの新章となるマルチバース・サーガ、フェイズ5の1作目。
前章のインフィニティ・サーガでいうところのサノスに当たる人物で、最終的には征服者カーンとアベンジャーズが相対することが予測される。
征服者カーンを務めたのは、ジョナサン・メジャース。
MCUではフェイズ4の『ロキ』シーズン1で登場した、在り続ける者を演じています。
征服者カーンと『ロキ』に登場した在り続ける者は、人間としては同一人物ですが、キャラクターとしては同一人物では在りません。(詳しくは下記項目で解説しています)
そもそもお互いに目的も異なる人物でした。
在り続ける者は、争いをとめ、秩序を守っていました。
一方、カーンはその名のごとく、征服することが目的だったのです。
そんな征服者カーンと相対したアントマンたち。
アントマン側にいるメインキャストは、1人を除いて続投。
ワスプとなる、ホープ・ヴァン・ダインやハンク・ピム、ジャネットを演じたのは、エヴァンジェン・リリー(ホープ)、マイケル・ダグラス(ハンク)、ミシェル・ファイファー(ジャネット)、今回珍しくキャスト変更が行われていて、スコット・ラングの娘役のキャシーはキャスリン・ニュートンへと変わっています。
キャスリン・ニュートンは、ハリウッドでも若手有望株の女優として、注目度が非常に高い存在です。
そして、監督を務めたのはアントマンシリーズではお馴染み、ペイトン・リード監督。
MCUでも古参に入る映画監督です。
そんな本作、『アントマン&ワスプ:クアントマニア』を深く、紐解いていきましょう!

『アントマン&ワスプ:クアントマニア』キャスト

スコット・ラング / アントマン:ポール・ラッド
ホープ・ヴァン・ダイン / ワスプ:エヴァンジェン・リリー
征服者カーン:ジョナサン・メジャース
キャシー・ラング:キャスリン・ニュートン
ハンク・ピム:マイケル・ダグラス
ジャネット・ヴァン・ダイン:ミシェル・ファイファー
ジェームズ・“ジミー”・E・ウー:ランドール・パーク
カイラー卿:ビル・マーレイ
ダレン・クロス:コリー・ストール

『アントマン&ワスプ:クアントマニア』あらすじをネタバレ!

サノスとの戦いの後(アベンジャーズ/エンドゲーム)、アントマンたちは平穏な日々を送る。
スコットは本を執筆し、世間からもヒーローと認知されている。
スコットの最近の悩みの種は、娘のキャシーだ。
父親の知らぬところで、何かをやっている。
この日も、警察から呼び出され、留置場に入れられていたキャシー。
知らぬところでアントマンスーツを使っているらしいのだ…
その真意は…ピム博士と何やらやっているらしい。
そこで明かされた事実に、ジャネットは驚愕した。
キャシーはピム博士と共に、量子世界に信号を送っていたのだ。
ジャネットは、険しい顔になりすぐに辞めなさいといい装置を切ったのだった。
その束の間、突如として信号を送っていた装置から吸い込まれてしまう面々。
ピム博士、ジャネット、ホープの3人、ポールとキャシーの2組に量子世界で分かれてしまう。
量子世界では、ある危険人物が支配しているという。
それが征服者カーンだった。
征服者カーンは、ジャネットが30年この量子世界にいた中でやって来た、未来人だったのだ。
カーンと共にこの量子世界から帰るために奮闘する日々が続いたが、装置が完成したその時…
ジャネットは、カーンの正体を知る。
カーンは、いくつもの並行世界を征服していた凶悪な人物だったのだ。
そのカーンの正体を知ったジャネットは、完成した装置を巨大化させ使えない様にカーンを量子世界に閉じ込めたのだった。
そして終われる身になったジャネットは、逃走していた中でハンクと再開し、現世へと帰っていたのだった。
そして、征服者カーンとのバトルが始まる!
カーンに囚われたアントマンとキャシー。
助けに現れたピム一家と共に、この量子世界の人々に奮闘を促し、いよいよ決戦!
なんとかカーンを退けた面々は、カーンの装置を使って無事に元の世界へ戻るのだが…
まだ完全にはやられていなかったカーンが現れ、スコットが応戦する。
ピンチの最中に、ホープに助けられ、2人は量子世界に取り残されつつもカーンをやっつける。
その後、キャシーらが使っていた信号を使って2人を見つけ、無事にカーンとの一件は決着がついたのだった。

見どころは、エンドゲーム並のクライマックスバトル!

本作『アントマン&ワスプ:クアントマニア』の最大の見どころは、カーンと量子世界軍団とのクライマックスバトル
”アベンジャーズ/エンドゲーム”を彷彿とさせる、大人数バトルは懐かしさも感じます。
まさにこれが、MCU!これが見たかった!
そして、今後に繋がるエンドクレジットシーンも必見です!

驚愕のエンドクレジットシーン

エンドクレジットシーンでは、死んだはずのカーンが再び登場。
カーンは死んだ。それは間違いありません。
このカーンは、マルチバースのカーンなのです。
しかもカーンは複数います。
というよりも、カーン同士で繋がりを持ち、全員カーンのカーン軍団、もといカーン帝国を築いていたのでした。
まさしくそれは、カーン王朝…”カーン・ダイナスティ”へと繋がることへの示唆となっています。

まずは『ロキ』シーズン1最終話を見るべし!

MCUにおけるカーンは、実は今回が初登場ではありません。
2021年6月にディズニープラスで配信された『ロキ』のシーズン1の最終話に登場しています。
その時は、”在り続ける者”としてこれまでのMCUの時間軸(フェイズ1〜3)であった、神聖時間軸を管理していた人物でした。
『ロキ』におけるラスボス的な存在。
実はこの時にすでに、今回の『アントマン&ワスプ:クアントマニア』の展開を在り続ける者が危惧し、ロキもその話を信じて動き出そうとしていた場面で、シーズン1が終わっています。
要するに、ストーリー的には『ロキ』のシーズン1最終話と、今回の『アントマン&ワスプ:クアントマニア』の話が繋がっているのです。
『ロキ』に登場した”在り続ける者”は、31世紀に存在した科学者。
その科学者がマルチバース(並行世界)を解き明かし、別の並行世界の自分とコンタクトを取り、その知識を伝授していったのです。
世界の真理を解き明かそうと純粋に知識の共有をしましたが…
並行世界の”在り続ける者”は、全員同じ想いではなく…純粋ではない者もしたのでした。
その結果、並行世界同士のマルチバースの争いが起きてしまったのです。
その争いを止めた”在り続ける者”が、他の並行世界から干渉されないための神聖時間軸を作り管理していた。
というのが、『ロキ』シーズン1で語られた”在り続ける者”の背景です。
その後の展開は、『ロキ』シーズン2で語られるはずです。
『アントマン&ワスプ:クアントマニア』のエンドクレジットシーンでは、ロキもお披露目されたので、それは間違いないでしょう。

物語の鍵はマルチバースから、時間の動きへ!?

原作の征服者カーンの鍵は、タイムスリップを可能にした事でストーリーが展開していきました。
これによって、あらゆる時代に行って征服しようと目論んでいたカーン。
『アントマン&ワスプ:クアントマニア』のミッドクレジットシーンでは、ファラオ姿のカーンも登場していたことから、原作でいうラマ・タトで間違いないはずです。
ラマ・タトは、カーンがタイムマシンで古代エジプトに行き、支配していた時の名前です。
この事からもその戦いは、マルチバースから時間軸をベースにまた、過去と未来と現在が入り乱れる時空の戦いになる可能性もあるでしょう。
原作では、あらゆる並行世界のカーンの中にもヒーローは居て、アベンジャーズと共に戦ったアイアンラッドという存在も居ます。
今後はそのアイアンラッドの登場も、期待できるかもしれません。

MCUのストーリー本線は?

マルチバース・サーガは、マルチバースという概念をベースに展開していくかと思いきや、実は様々なストーリー線が今も多く存在しています。
それはまず、サンダーボルツに行き着くべく、地球上の戦いを描く路線。
そして今回の『アントマン&ワスプ:クアントマニア』の様に、マルチバースを絡めた征服者カーンへと行き着く路線です。
そしてこのふたつのストーリー線が最後の、『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ(原題)』に行き着くのです。
ちなみに余談ですが、原作のシークレット・ウォーズは、スーパーヒーローに魅了された人物が様々なヒーローとヴィランをマルチバースを超えて召喚させ、いきなり戦わせるというストーリー。
どんな形であれ、シークレット・ウォーズを原作に近い形で描くのであれば、様々なヒーローやヴィランの登場が鍵になります。
それ故、フェイズ4以降は、いろんなヒーローやヴィランが目まぐるしく登場していると考えるとかなり合点がいくのです。
果たして、この考察はあっているのか…
2023年のMCUから、目が離せなくなりそうです!

カーンの物語は『ロキ』シーズン2で動く!?

『アントマン&ワスプ:クアントマニア』の最後には、アントマンが帰ってくる…
ではなく、カーンは帰ってくるというメッセージが出ていました。
実際に登場するかどうかはわかりませんが、『アントマン&ワスプ:クアントマニア』の後の展開は、『ロキ』シーズン2がストーリーラインとなるでしょう。
今後のMCUの展開は、こちらの記事でより明確にしています
『ロキ』シーズン2は、2023年夏配信予定。
MCUの次回作は、もう間も無くニック・フューリーを主人公にした『シークレット・インベージョン』がディズニープラスで。
劇場公開では、5月のGWに『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3』が公開予定。
MCUは、2023年も熱い1年となりそうです!

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