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【A24】製作・配給のおすすめ映画14選!信頼と実績のハリウッド大注目の映画スタジオ!

ミッドサマー

出典元:https://a24films.com/

[A24]はアメリカ・ニューヨークを拠点にする映画制作を主にした、配給も行う会社です。
いわゆるインディペンデント系の作品を主に扱う、映画製作会社として知られています。
しかしこの[A24]が今、アメリカで最も注目を集めている会社なのです。
その理由がわかる、[A24]が製作・配給するおすすめ映画を紹介します。
どれも有名で面白いと話題になっている映画ばかりなので、このラインナップを見た瞬間、納得する事間違いなし!

[A24]とは?


出典元:https://a24films.com/jobs

2012年に設営されたニューヨークを拠点にする映画製作スタジオ、[A24]。
今、アメリカで最も注目を集めており、現在話題になる作品のほとんどの映画は、この[A24]が製作、もしくは配給されていると言っても良いほど。
[A24]は、ダニエル・カッツ、デヴィッド・フェンケル、ジョン・ホッジスの3人により、2012年に設立。
2013年より本格的に活動が始まり、映画の配給を主にしていました。
そして2013年にはAmazonプライムビデオと提携し、配信もスタート。
2015年にはTV部門も立ち上がるなど、業務は年々と拡大。
そして2015年は、[A24]にとっても大きな転機が訪れます。
それが映画『ルーム』の公開でした。
ブリー・ラーソンがアカデミー賞主演女優賞を獲るなどその年の主要映画賞で、総ナメするなど批評家から大絶賛されます。
そして翌年の2016年でも、『ムーンライト』で絶賛される評価を獲得し、その年のベストとまで言われる作品を製作。
それ以降も、製作を務める作品は軒並み高評価となり配給作品も大ヒットするなど、信頼と実績を兼ね備えている注目の映画スタジオとなる現在に至ります。
そして現在では、「Apple TV+」と提携し新たな作品を製作するなど、配給だけではなく製作面でも積極的に新しい企画に乗り出しています。

[A24]製作のおすすめ映画14選

ここからは、そんな[A24]がこれまでに配給・製作をした映画を紹介していきます。
この作品群を見れば”信頼と実績の映画スタジオ”というのが心底理解できることでしょう。
当初コンパクトにまとめる予定でしたが、厳選してたら、14作品になってしまいました。
それだけこの[A24]が素晴らしいスタジオというのが分かります。
それでは、とくとご覧あれ!

A24の歴史がスタート!

(1)スプリング・ブレイカーズ

スプリング・ブレイカーズ2
出典元:出典元:https://twitter.com/S_Breakers/status/381250771712348160?s=20

原題:Spring Breakers
監督:ハーモニー・コリン
脚本:ハーモニー・コリン
公開:2013年6月15日
時間:93分

2013年に公開されたギラギラの青春映画、『スプリングブレイカーズ』。
A24が配給会社として始動した、2013年に公開した作品です。
この映画は、それまでの『ハイスクール・ミュージカル』などで、正統派のアイドル的イメージだったバネッサ・ハジェンズの雰囲気とは異なる演技に注目が集まり、スマッシュヒットを記録しました。
多感な思春期を迎えている女子高生たちが、夏休みの火遊びがとんでもない方向に向かい、一気に転落するもウーマンパワーで乗り切る、思いきりが気持ちいいギラギラの青春映画です。

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(2)アンダー・ザ・スキン 種の捕食

原題:Under the Skin
監督:ジョナサン・グレイザー
脚本:ウォルター・キャンベル、ジョナサン・グレイザー
公開:2014年10月4日
時間:108分

スカーレット・ヨハンソンが謎のエイリアンを演じ、裸を披露するなど体当たりな演技を披露しているスリラー作品『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』。
タイトルから察するに、明らかなホラー映画と感じますが、内容はとても難解。
エイリアンに捕食されていく様を描いた、とても静を感じさせる作品です。
決して評価が高い作品ではありませんが、スカーレット・ヨハンソンがヌードになったとして話題になり、奇妙なSF映画として、一定の支持を得ています。
スカヨハの女優としての幅の広さを感じてみたい方には、必見のおすすめ作品。

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評価をあげた重要作は、2016年から!

(3)エクス・マキナ

原題:Ex Machina
監督:アレックス・ガーランド
脚本:アレックス・ガーランド
公開:2016年6月11日
時間:108分

[A24]が飛躍を遂げた2016年の注目作品のひとつで、この作品もとても高い評価を獲得した『エクス・マキナ』。
日系イギリス人であるソノヤ・ミズノがセリフはないものの、主要登場人物を演じていたことでも大きな話題になっていた作品。
ヒロインを務めたアンドロイド、アリシア・ヴィキャンデルは本作の出演で大きな注目を浴びて世界的にブレイクを果たしています。
その他、出演陣はとても少ないながらもSF作品にゆかりのあるオスカー・アイザックにドーナル・グリーソンと、スター・ウォーズの新三部作にも登場する面々が集っていました。
物語は、ネットベンチャー企業の社長宅に招かれた冴えない青年が、新たなプロジェクトの実験を手伝わされる。
そのプロジェクトが機械人間(アンドロイド)の構築。
アンドロイドのひとり、エヴァと交流していく様を描いたSF作品。
アカデミー賞視覚効果賞を受賞するなど、SF映画に新たな息吹を吹かせた唯一無二のスリラー作品。

(4)ルーム

原題:ROOM
監督:レニー・エイブラハムソン
脚本:エマ・ドナヒュー
公開:2016年4月8日
時間:118分

MCUの『キャプテン・マーベル』の主演で世界的に知られるブリー・ラーソンが、新生の如く無名時代に主演した映画『ROOM』で、いきなりアカデミー賞主演女優賞を獲得するなど、ブレイクスターに踊りでた作品。
『ショートターム』の主演で、一部で知られるようになり抜擢された作品で、オーストリアの監禁事件を描いた映画。
女性が監禁され、監禁中に子供まで産んでいるという衝撃の物語で、この映画が高評価なのは、その事件を中心に描いていないという点です。
こんな凄まじい内容にして、監禁から抜け出した後のことを描いているというヒューマンドラマがメインストーリーとなり、これまでにない視点で展開されている内容が注目を集めていました。

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A24といえばこれ!

(5)ムーンライト

原題:Moonlight
監督:バリー・ジェンキンス
脚本:バリー・ジェンキンス
公開:2017年3月31日
時間:111分

[A24]を世界の映画界に知らしめた作品と言えるのが、この『ムーンライト』。
さらには[プランB]も製作に乗り出し、ブラッド・ピットもプロデュースで名を連ねている超重要作。
3部構成になっている作品で、主人公のシャロンを3世代に渡って描いている作品。
シャロンの心の中を眩いほどに綺麗に映し出した物語で、彼を渦巻く環境、周りの人たちなど、限りなく繊細な人物描写がとても美しい作品です。
この評価は世界中で絶賛され、ひとりの男の人生を丁寧に描いたことで多くの共感を集めています。
3部構成の中身は、シャロンの幼少期、少年期、青年期で、性的マイノリティという悩みを抱えいじめに遭うなど、ひとりの男性の心の内を吐き出すまでの物語を切り取った作品です。
中でも、幼少期に登場したシャロンの人生に大きく影響を及ぼした人物フアンを演じたマハーシャラ・アリが高評価を獲得し、アカデミー賞を獲得するなど絶賛されています。

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(6)20センチュリー・ウーマン

原題:20th Century Women
監督: マイク・ミルズ
脚本: マイク・ミルズ
公開:2017年6月3日
時間:118分

”未冠の名優”と言われているアネット・ベニングのベストパフォーマンスと言われている、『20センチュリー・ウーマン』。
エル・ファニングや、グレタ・カーウィグなど実力派が集う作品で、21世紀にいく直前に亡くなった女性とその子供を中心に描いた物語。
舞台は1979年、アメリカは変動の時代に突入する直前で色々な文化があって、多感な時代に思春期を迎える15歳のジェイミーを子供に持つ母ドロシー。
母子家庭で、自分ひとりで乗り切ることは難しいと考えたドロシーは、同居人と頻繁に遊びに来るふたりの女性に協力を仰ぐことに。
ジュリーには、価値観を。
アビーには、生き方の指針を。
なんでも流行を純粋に流されて取り入れていくジェイミー、それがあまりにも危険だと感じた母親、そんなふたりを中心にした物語です。

(7)フリー・ファイヤー

原題:Free Fire
監督:ベン・ウィートリー
脚本:エイミー・ジャンプ 、ベン・ウィートリー
公開:2017年4月29日
時間:90分

製作総指揮にマーティン・スコセッシが参加している、ブリー・ラーソン出演のアクション映画『フリー・ファイヤー』。
キリアン・マーフィーなど実力派が集い、渋い演技の中に緊迫したアクションが見どころとなる作品。
言うなればクエンティン・タランティーノ監督の『レザボア・ドッグス』好きならば必見となるストーリーがとても見どころとなる、膠着した銃撃戦がとても緊張感ある物語です。
物語は、武器の裏取引をしに倉庫に訪れるところからスタートする。
しかし、適当な武器を渡してお金儲けしたい組織側と、その思惑に左右されたくない取引側の攻防戦から、いつしか一触即発状態に。
信頼が全くできない状況下で、皆が銃を構える中…
この状況に決着がつくのか…
とにかく、緊迫した戦況が見どころ抜群な作品です。

感動を呼ぶ名作!

(8)フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法

原題:The Florida Project
監督:ショーン・ベイカー
脚本:ショーン・ベイカー、クリス・バーゴッチ
公開:2018年5月12日
時間:115分

この『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』は、とにかく綺麗な作品です。
子供達が中心で、主人公はブルックリン・プリンス扮するムーニー。
子供らしくキラキラとしながらも、何も怖いものは無いというような年代で、やりたい放題な子供を中心に描かれていきます。
そんなムーニーの母親は、関係性でいえば実の母親では無いけど、今はムーニーを育てているヘイリー。
2人の親娘の絆を描いた作品ですが、ここ近年いくつも描かれている貧困層の物語で、アメリカらしい描写を含んだとても愛情深い作品です。
そして衝撃のラストは、とても綺麗で尊さも感じる物語で必見!

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(9)レディ・バード

原題:Lady Bird
監督:グレタ・ガーウィグ
脚本:グレタ・ガーウィグ
公開:2018年6月1日
時間:94分

女優のグレタ・カーウィグが監督を務め、絶賛を浴びた青春映画『レディ・バード』。
主演は、シアーシャ・ロナン。その他にもティモシー・シャラメなど今の注目俳優が集う、近年まれに見る名作のひとつとされている映画です。
ひとりの高校生が、窮屈な地方から飛び出していく様を描き多感な思春期をリアルに描いたストーリー。
この『レディ・バード』が面白い点は、いわゆるスクールカーストの中では、割と下の方で影に隠れているような女の子が年頃を迎えて、人の付き合いによってそれまでの生活が変わり様変わりしていく様が、とても眩しい作品です。
その中で、成長し、本当に大切なものを取り戻していくキラキラの青春物語です。
とても[A24]らしい映画のひとつです。

これから公開&公開中の映画

(10)Mid90s ミッドナインティーズ

原題:Mid90s
監督:ジョナ・ヒル
脚本:ジョナ・ヒル
公開:2020年9月4日
時間:84分

アメリカでは、2018年に公開している青春映画『Mid90s ミッドナインティーズ』。
日本では、2020年の9月に公開予定の作品で、特に注目されているのは俳優のジョナ・ヒルが監督をしていること。
さらには、近年1970年や1980年代を描いた作品は、トレンドのひとつで最近で主流になっています。
その中で、1990年代を描いたものはまだあまり存在しない中での、この映画『Mid90s ミッドナインティーズ』。
この映画が一定の評価をされたことで、今後は90年代ブームが映画界にも訪れる可能性が大いにあるのです。
物語は監督のジョナ・ヒルがリアルに経験したことから着想を得て作られた作品で、今のアラフォー世代にはド直球となる青春映画です。

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(11)ミッドサマー

原題:Midsommar
監督:アリ・アスター
脚本:アリ・アスター
公開:2020年2月21日
時間:148分

コロナ禍に沸く直前、映画界で最もバズっていた作品、『ミッドサマー』。
この映画は、いわゆる胸糞映画として覚悟してご覧ください。
と、試写などで先駆けて鑑賞した方などは、絶対に見ない方が良いとされ、怖いもの見たさで一気に広がりを見せた作品。
アメリカでもヒットし、日本でもそのままの勢いでヒットしています。
その煽りを受け、日本でも3時間ほどの長さになったディレクターズカット版が公開された中でのコロナ禍です。
物語は、スウェーデンの夏至祭を舞台にとんでもない事態になってしまうフェスティバル・ホラー。
とにかく、見た人が気分が悪くなる…なんて煽り文句が仕切りに飛び交った問題作!

(12)フェアウェル

原題: The Farewell
監督: ルル・ワン
脚本: ルル・ワン
公開:近日公開
時間:100分

ゴールデングローブ賞を獲得し、名実ともに第ブレイクとなっているオークワフィナ主演の中国を舞台としたアメリカ映画『フェアウェル』。
アメリカでは、2019little夏に公開を迎え、高い評価を獲得。
あのオバマ元大統領が2019年公開の印象的な映画にも挙げていた作品で、アメリカと中国のしにまつわる文化を切り取ったコメディベースのヒューマンドラマ。
祖母が余命宣告を受けて、その事実を隠して”嘘”をつき残りの人生をそのまま気にせずに過ごしてもらう中国の文化、余命いくバクもない事実を告げて、いわゆる終活をさせるべきとのアメリカ的考えの衝突を描きその中で主人公の女性がどう判断し行動するのか…
その様をコミカルかつ、リアルに描いた作品。

映画『フェアウェル』が傑作の予感!オークワフィナ主演の注目作品!
ゴールデングローブ賞で主演女優賞を獲得し、俄然注目度が増した映画『フェアウェル』。 あのオバマ米元大統領も2019年に印象深かったお気に入り作品に挙げているなど、アメリカでも注目度の高い作品です。 主演は、2018年に『オーシャンズ8』に出...

(13)WAVES/ウェイブス

原題:Waves
監督:トレイ・エドワード・シュルツ
脚本:トレイ・エドワード・シュルツ
公開:2020年
時間:135分

前半と後半で主人公や主眼となる物語が変わる2部構成となる作品、『WAVES/ウェイブス』。
アメリカでは、2019年11月15日に公開済みで、内容もさることながら、映像の綺麗な情景と合わせて映える音楽顔大きな話題となり、[A24]の実力を遺憾なく発揮した作品と高評価を獲得していました。
日本でも、この春に公開を迎えるはずでしたが延期となっています。
とある一家を中心とし、前半は兄が主人公でとても暴力的な側面が強く描かれている物語です。
2部となる後半部分は、妹が主人公に。
そして動の部分だった前半に相対して、後半は静となる静かな展開に。
しかしこのバランスがとても心地よく、兄が起こした事件の影に怯える妹の葛藤や成長を音楽と共に現したプレイリスト・ムービー。

映画【WAVES/ウェイブス】をネタバレ!?A24が贈る心をえぐる青春物語!
今世界で注目を集める、新鋭の映画制作会社A24が製作する新作映画『WAVES/ウェイブス』。アメリカでは2019年に公開し、大きな話題となっていた作品です。この映画は、一言でまとめれば青春映画ですが、あまりにも不条理で、身勝手で、切ない物語...

配信作品etc

(14)アンカット・ダイアモンド

原題:Uncut Gems
監督:ベニー・サフディ、ジョシュ・サフディ
脚本:ベニー・サフディ、ジョシュ・サフディ、ロナルド・ブロンステイン
公開:2020年1月31日
時間:130分

アダム・サンドラー主演のクライムドラマ映画、『アンカット・ダイアモンド』。
アダム・サンドラーは、コメディ映画ではない為一旦オファーを断ったのですが、結局代わりの俳優が降板したため再びアダム・サンドラーにオファーがきたことで、再キャスティングされ当初の計画通りに進んでいった作品。
この映画は、アメリカでは劇場公開していますが世界ではNETFLIX映画として、2020年1月に公開を迎えています。
ギャンブルで借金をしている宝石商の男が主人公で、口うまくお金を手に入れてもすぐに使ってしまうチャランポランなハワード。
嘘ばっかり適当に並べて、いい加減に目をつけられ…
嘘で塗り固めた男の末路は、案の定とんでもない結末を迎えるクライムドラマとしては、ありがちな展開です。
しかしこの作品の評価の対象は、主演。
コメディ以外の渋いアダム・サンドラーが見られるとても珍しい作品で、新たな一面を披露したと高い評価を獲得しています。
この作品の評価も相まり、今後は[A24]の配信専用作品も多く作られていくことが大いに予想できる良作です。

『A24』のおすすめ映画まとめ

mid90s ミッドナインティーズ、アイキャッチ

とても長くなってしまいましたが、ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
本当は5選位に留めておこうと思ったのですが…
[A24]の作品はどれも名作すぎて、これは外せない!
これを入れたら…これも!
となって、あれよあれよといううちに14選まで膨れてしまいました。
また今後もどんどん増えていくと思うので、また次回いつになるかわかりませんが、少しづつ作品を増やしていこうと思いますので、定期的にチェックしていただければ幸いです。
今までの作品もどれも面白いものばかりですが、これから公開予定の映画も興味深いものばかりです。
やはり、個人的に筆者が楽しみなのは、『mid90s/ミッドナインティーズ』です。
リアルに90年代に思春期を迎えていますので、とても楽しみにしています。
皆さんは、今回挙げた作品の中にお気に入りはありましたか?
少しでもこの中から、見てみたいと思う作品があれば幸いです。

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